登録日:2016/12/19 Mon 10:27:00
更新日:2025/04/08 Tue 12:18:04
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ミステリ趣味の
探偵に憧れる女子高生であり、メイド喫茶シーサイドでアルバイトしている。自称女子高生メイド探偵(自称)。
よく笑いよく泣く感情豊かで元気な性格をしており商店街の人達からも愛されている看板娘。
だが、アホな為よく怒られる。何か起これば歩鳥が犯人というオチも珍しくない(だいたい本人に自覚が無いか忘れている)。
しかし間違ってはいけないのが、アホではあるが
馬鹿では無い。面倒見が良かったり他人想いな優しい一面もあるのだ。
迷惑を掛けながらも嫌われずに愛されているのは彼女の人柄によるものだろう。
ちなみにアホだアホだと言われているが意外にも学校の成績は数学以外はそれなりにいいようだ。数学以外は。
外見に関しては、初期は普通の美少女っぽく描かれていたが途中から段々と
ドラえ……
狸っぽくなる。だがこっちの方が歩鳥らしい。
「可愛いにも二種類……私が言われていたのは恐らく……後者……!!」
そして、歩鳥のもう1つの特徴と言えば、髪型がよく変わること。
作品が時系列シャッフルになっている為、歩鳥の髪型で大まかな推測ならできる。
- 髪を結んでいる←1年4月~2年12月
- 髪を結んでいる状態で髪が長い←2年1月~2年2月
- ショート←2年3月月~3年4月
- 紺先輩っぽい髪型←3年5月~3年10月
- 髪を結んでいない状態で1年~2年頃と同じくらいの長さ←3年後半(最終回後)
【人物関係】
シーサイドのマスターの婆ちゃんであり、幼い頃からカレーを頻繁に食べさせてもらっていた。
「流行っているから」という理由だけで自分の店をメイド喫茶に改造した。
クラスメイトであり、シーサイドで一緒に働くバイト仲間。途中からあからさまに歩鳥から影響を受けている。
ツッコミ眼鏡。
歩鳥の
幼なじみの魚屋の息子。真田は歩鳥が大好きなのだが、当の本人はそれに気付いちゃいない。
何度かあったチャンスもことごとく失敗してしまう…いいやつなのに。
歩鳥の親友であり1つ上の先輩。
過去に
トラウマを抱えており人間不信気味になっていたが歩鳥と出会った事で少しずつだが成長する。
初期と途中から性格違うとか言わない。
なお、中の人は
声優業を引退してご結婚されている。
歩鳥をミステリ好きにした張本人である骨董屋のお姉さん。歩鳥にかくしている秘密がある。
歩鳥の弟。小学生だが頭が良く姉より賢く見える。
歩鳥の妹。姉に似て天真爛漫な性格。
クラスメイトであり友人。
明石家さんまに似た顔をしているが、性格は作中で一番良い人である。
最終回前のエピソードである「嵐と共に去りぬ」。
歩鳥達の住む街に巨大台風が迫っており、それが到達すれば確実に街は壊滅する……しかし
宇宙人のようなものが現れ、
「台風を消す代わりに自分の存在をなかった事にするスイッチ」を押すかどうかの選択を迫られる回である。
ここでは、歩鳥がどれだけ人に愛されて育ち歩鳥も周りの人を大切に思っているのがわかる泣けるエピソード。
そして、最後に歩鳥はスイッチを押し……、
「つづく」の文字と共に終わり。
「僕達は何か大事なものを忘れていないか?」
鈴木は言う。
そして他のクラスメイトも「何かを忘れている気がする」と……。
そして真田と辰野は廊下で見つける。
それは歩鳥の姿であった。
「嵐山!!」「歩鳥!!」
……なんと
読者は歩鳥が消えたと思っていたら実は学園祭の演劇の練習をしていただけだったのである。
そして歩鳥はオチが思い付かず姿を眩ませていた……というオチ。
単行本をよく読み返す読者ならお気づきだろうが、恐らく意味がわからなかった読者も多かったであろう。
「じゃあ前回の話はなんだったんだ?」と。
そう、実はこれは「時系列シャッフル」を利用したトリックであり、前回の話とはまた別の話なのである。
前回の「嵐と共に去りぬ」の続きは14巻の「夢幻小説」に収録されています。
要は最後の最後に作者からの壮大なトリック騙しが来たのだ(もちろん
賛否両論ではある)。
余談だが、14巻収録の「続・夢現小説」での静さんとの会話から「オチまで完成した」事と、
「
ドッペルゲンガー」でのミュージカル同好会との会話から、「演劇が成功」した事がうかがえる。
追記・修正はめいど!!が出来るようになってからお願いします。
最終更新:2025年04月08日 12:18