高田馬場ジョージ

登録日:2017/06/26 Mon 20:15:00
更新日:2021/10/27 Wed 09:54:13
所要時間:約 4 分で読めます









ジョージ、がんばるジョイ!






高田馬場ジョージとは、KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(キンプラ)に登場するプリズムスタァである。


この先ネタバレ注意!先にキンプラを観て地球の色を確認してきてください。











【プロフィール】

CV:杉田智和、歌:小林竜之
出身地:岡山県岡山市
身長:175cm
誕生日:9月15日
学年:高校1年*1
血液型:O型
座右の銘:君を天国にイカせてあげる⤴
属性:ラブラブ系
応援上映の色:パインイエロー


【概要】

シュワルツローズ所属のプリズムスタァ。劇中で言及はないがまず間違いなく階級はプリミア。
我の強い性格で、誰にも負けたくないと思っている。


シュワルツローズ内のグループ「YMT29」から選抜された絶賛売り出し中のユニット「The シャッフル」ではリーダーを務めており、
トランプのジョーカーを模した衣装で最高の歌声とパフォーマンスを披露。
活動休止したOVER THE RAINBOWの仕事を、シュワルツローズの持つ権力を盾に続々と奪っている。


作中でもシュワルツローズ内で大和アレクサンダー如月ルヰに次ぐ実力の持ち主であると世間一般には認識されているようで
新聞記事にも前述の2人と共にプリズムキングカップの有力候補として名を挙げられていた。


そして遂に開幕したプリズムキングカップ サンダーストームセッションでは満を持してユニットではなくソロで出場を果たす。


【活躍】

キンプラの序盤、18:45頃のテレビ番組にThe シャッフルの他の4人と共に出演。
トランプを背景に華々しく登場し、更に次のシングルを元OVER THE RAINBOWの神浜コウジに作曲してもらうと宣言したことで
その放送を見ていた速水ヒロに深いショックを与えるのだった。


その後中盤にて再登場。
この時はキンプリの時にThe シャッフルの3人が受けていたのと同じような状況で法月仁から叱責されており、
5人まとめて仁のムチで激しくシバかれ、「少しはルヰを見習え」とまで吐き捨てられる。
ジョージはその瞬間こそ「クソがぁ……」と悪態をつくものの、すぐに表情と声色を切り替え



「そうですよねー法月総帥、ジョージ、がんばるジョイ!



とゴマすりを兼ねたキメポーズを取ることでその場を収める。


そして始まったプリズムキングカップ サンダーストームセッション。
会場一面のシュワルツローズ親衛隊が歓声を挙げる中、高田馬場ジョージは噛ませトップバッターとして登場。
満を持して持ち歌「LOVE MIX」をバックに最高のプリズムショーを繰り広げ、ノリにノッたパフォーマンスを見せ、
3連続プリズムジャンプのラストに「快感!ネバーエンディングラブシャワー」を成功させる。
すさまじい得点を叩き出したジョージは、その後アレクが会場をメチャクチャにしたことによって競技が中止となった結果、
その時点まで1位だったことで見事新しいプリズムキングの座に就いたのだった。





ジョージ「いやったああああああああああああああああ!」




追記・修正はキュッキュッと行うんだジョイ⤴



















【真実】

実は高田馬場ジョージの高得点はシュワルツローズによって捏造された、まがい物の得点であった。


合計20000カラットの得点のうち半分、10000カラットを審査する審査員は開幕時点でシュワルツローズによって買収されており、
また残りの半分を審査する会場の観客も、その大半がシュワルツ親衛隊という名のシンパであった。*2
他にも様々な手を使い、エーデルローズがプリズムキングカップで優勝するのを妨害しようとしていたのだった。*3


更に言えば高田馬場ジョージの歌声は本人のものではない。
彼のプリズムショーの舞台袖には本来存在しないはずのThe シャッフルの6人目「池袋エィス」が常に待機し、
ジョージの口パクに合わせて毎回歌っている。そのためプリズムショー中はジョージ本来の声はプリズムジャンプをキメた時にしか聴こえない。
このような方式になったのは高田馬場ジョージが致命的に歌が下手だったもののプリズムショーの才能自体はあったこと、仁へのゴマすりが上手かったこと、
池袋エィスが法月仁が言うところの「格が高い」存在であり無碍に扱うわけには行かなかったことなどによる折衷案らしい。


このような作られた人気であることを自認しているのかはわからないが、少なくとも表面的には全く意に介することなく無垢に喜んでいる。
その姿は衣装と相まって正に「道化」と言えるだろう。


【その後】

しかしその後カヅキの活躍によりプリズムキングカップは再開する。何が起こったのか知りたかったらキンプラを観てください
大会再開後には一条シンが客観的に見てジョージよりもレベルの高いプリズムショーを行ったものの、前述のように審査員が買収済だったため
観客が掌を返して高得点をつけたにもかかわらず高田馬場ジョージよりも低い点数で終わってしまう。
この時もエーデルローズ生の「きたねーぞ!」などのヤジを意に介することなくトップ堅持を喜びまくっていた。


だが直後に如月ルヰが男子プリズムショー界初の4連続プリズムジャンプを決めてトンでもない数字を叩き出し、2位に転落してしまう。
そして……全てが終わった後、そこには3位にまで転落してしまったジョージの姿があった。


しかしそこは流石の高田馬場ジョージ。
エンドロールでは4位となったシンや、それ以下の成績だったThe シャッフルの他のメンバーに対して「俺の方が上だジョイ」「俺より前に出るなジョイ」
と相変わらず偉そうに振る舞う、プリズムショーの奇跡を眼前で見ても全く変わることのない性根を見せるのだった。


【余談】

彼(の影武者である池袋エィス)の持ち曲であるLOVE MIXの原曲はプリティーリズム・ディアマイフューチャーで登場したもの。
DMFは作品評価こそADRLに比べて劣るものの、この曲とそれにまつわるユニット・エピソードの評価は高いので
興味が沸いたら見てみるのも良いかもしれない。
ちなみに池袋エィス役の小林氏は、舞台版にて3次元でもエィスを演じている。


作中のジョージが見せるダサい振り付けは菱田監督が直に行ったものが採用されている。
以前もOVER THE RAINBOWの何曲かに菱田監督の振り付けが採用されたものの、それらは予算難により本来の振り付け師に依頼できなかったという面が強かった。
しかし前作のヒットによって予算が増えたのにこの方式が採用されているのは、明らかにジョージのキャラに合わせた確信犯であろう。
ちなみに振り付けの元ネタは「グリコのポーズ」と「がきデカの『死刑!』」とのこと。




上記の通り作中では文字通り道化として持ち上げられるだけのキャラだったが、その屈託のない笑顔や人間臭くもどこか憎めない言動から意外と普通にファンになったプリズムエリートも多い。
実力的にも3連続ジャンプを決められるプリズムスタァな時点で間違いなく強者ではあり、シンが彼を真正面から越える展開を観たいという声や
ジョージの3DCGモデルでのプリズムショーを観たい(劇中では全部作画で済まされているため)という声も挙がっている。
そんなジョージの活躍をもっと見たかったら続編が制作されるようキンプラを観てください。





追記・修正はおまえらがやるジョイ!がんばれジョイ!



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最終更新:2021年10月27日 09:54

*1 ただし舞台挨拶によれば詐称疑惑あり

*2 シュワルツローズと十王院財閥の真田常務は手を結んでおり、十王院関連企業のチャンネー(カズオ談)が会場の観客の大半を占めていた。ただし会場審査は観客の感情を「正確に」計測するプリズムウォッチによって行われていた為、こちらの策謀は早々と崩れ去ることとなる

*3 舞台挨拶によれば試合を中止させる筋書きがあったため、仁自身は嫌っているはずのストリート系であるアレクを出場させたとのこと。またその策が失敗しても虎の子であるルヰにprideを歌わせてキングの座に就かせる予定であり、二重三重の策が張り巡らされていた。