アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)

登録日:2017/12/14 (木) 22:31:27
更新日:2025/01/14 Tue 04:25:31
所要時間:約 16 分で読めます






其は罪人なり。七つの縄の結び目なり。

異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり。


―――無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰?



Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント

1.5部『Epic of Remnant』4章『異端なるセイレム』実装発表直後からビジュアルは公開され、キーパーソンとなるサーヴァントと目されていたが、
実装直前生放送でもクラス名すら明かされず、ピックアップガチャ1にも追加されない等、徹底的にその素性は隠されていた。


ILLUST:黒星紅白
CV:大和田仁美

身長:152cm
体重:42kg
出典:???
地域:???
属性:???


【ステータス】
???

【スキル】
???



◆概要


『異端なるセイレム』にキーパーソンとして登場するキャラクター。
おそらくは新宿のアーチャー宮本武蔵のように、物語の鍵となる同行サーヴァントと思われていたが、
実装直後のピックアップガチャ1には登場せず、実装直前の生放送でも素性ははっきりと明かされなかったことで、様々な憶測を呼んだ。


ストーリーでは、『異端なるセイレム』において、特異点となったセイレム村に潜入した主人公たち一行が初めて出会う、占いをしていた少女たちの一人として登場。
魔物に襲われたところを主人公一行に救われた後、自分を探しに来た叔父のランドルフが現れ、一行をアビゲイル本人も暮らす彼の自宅に招待。
ランドルフの厚意もあり、一行は彼の家を拠点とすることを決め、アビゲイルも同居人として主人公たちと関わっていくことになる。


外見は綺麗なブロンドのロングヘアーと碧眼を持つ白人の美少女で、イラストを担当された黒星紅白先生の絵柄もあって非常に可愛らしい。
性格も明るく無邪気で、劇団員を名乗る主人公やマシュ、サーヴァントたちから聞く「村の外」の話を嬉々として聞く好奇心旺盛な性分も併せ持つ。
その年相応の振る舞いは一行に愛され、特に子供好きの哪吒からはまるで姉のような親愛を向けられる。
あだ名は「アビー」であり、主人公や村の人間たちにもその愛称で呼ばれている。


両親は先住民に殺されたとのことで、自分を引き取ってくれた叔父のカーター、そして屋敷の家事を担う奴隷のティテュバと三人で暮らしている。
両親がいないことについてはまだ悲しみを捨てきれていないようだが、同居する二人のことは純粋に慕っているため、関係は良好。
村でも同年代の少女たちと遊んだりしているが、村で白眼視されているウェイトリー家のラヴィニアとはとあるきっかけで仲違いしてしまっており、以前のように仲良くなりたいと願っている。



◆ストーリーでの活躍


前述の通り、『異端なるセイレム』にて最序盤から登場するキャラクターの一人。
主人公一行がアビーの住む家を拠点としたこともあり、彼ら全員の妹分のような存在となる。


しかし、舞台となる17世紀のセイレム(セイラム)村は史実において有名な『魔女裁判』が行われた地域として知られており、
加えて、彼女の叔父である「ランドルフ・カーター」は創作神話『クトゥルフ神話』の一部作品(セイラム魔女裁判を扱った作品を含む)に登場するキャラクターと同名であり、
極めつけに、彼女…「アビゲイル・ウィリアムズ」はセイラム魔女裁判のきっかけとなった魔女の告訴を最初に行った少女。
どう考えてもクトゥルフ神話が絡む魔女裁判フラグです。本当にありがとうございました。


そんな全国のぐだお・ぐだ子たちの悪い予感の通り、セイレム村は史実通りに陰鬱な空気に包まれていく。
そのきっかけとなったのは史実通りというべきかアビーたちで、ティテュバに教わった「おまじない」を行った彼女たちの中に、「悪魔憑き」の症状に見舞われた者が現れ、
異端者と見なされたティテュバは魔女の疑いを掛けられて投獄され、アビーたちの潔白の訴えも届かず、絞首刑に処せられてしまう。

しかも、その裁判を取り仕切ったのは史実において『魔女狩り将軍』を名乗ったマシュー・ホプキンス判事であり、事態がさらに悪い方向に転がるのは目に見えていた。



…と、シナリオの推移をみればアビーはサーヴァントとして召喚された「アビゲイル・ウィリアムズ」であると思われるのだが、
主人公一行のサーヴァントたちはセイレム村では魔力感知ができず、アビーの素性はシナリオ序盤では判明しない。


そもそも史実における「アビゲイル・ウィリアムズ」はセイラム魔女裁判の発端を作った少女として有名ではあったが、それ以外に何かしたわけではなく、
当の魔女裁判にも原告となった裁判以外には関わっておらず、その後いつの間にか村から姿を消し、以降の消息は不明…と、英霊になるほど知名度のある人物ではない。

また、(おそらく)無実であった奴隷のティテュバを含む村人を自分たちの告発で「魔女」にした史実と違い、
魔女の疑いを掛けられたティテュバを必死に庇い、魔女裁判そのものについても否定的な立場を取るなど、
アビーが史実の「アビゲイル・ウィリアムズ」のイメージとは似ても似つかない人物像をしていることも、本人なのかどうかを疑わしくする。



果たしてアビーは本当に「アビゲイル・ウィリアムズ」なのか。
その正体は、「異端なるセイレム」の後半にて明かされることとなった。






※注意※



この先には『異端なるセイレム』の重大なネタバレが含まれています。












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最終更新:2025年01月14日 04:25

*1 余談だが、FGOセイレム編の元ネタとなったこの「魔女裁判事件」があまりに凄惨な内容のため、セイレム編の公開後は「セイレムより本家の方が重い」との評が飛び交うことになった。

*2 アニメやゲームなどでいくつか台詞を聞いただけで声優名を当てる技能(知識?)を指し、本来の「絶対音感」に薬物使用の注意喚起文として有名な「ダメ、絶対」を組み合わせた造語。大和田氏は当時新人声優であり、そもそも声、あるいは名前を聞いたことがなかったという人も多かったと思われる。