海馬瀬人

登録日:2011/03/01(火) 13:29:09
更新日:2021/05/03 Mon 16:36:40
所要時間:約 24 分で読めます


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×カードの貴公子○カードの奇行子 ある意味ユベリズムの元凶 ふぅん ふつくしい エネコン オカルト嫌い オベリスクの巨神兵 カリスマ カード手裏剣 キサラ キャベツ セト チェス チート頭脳 トラブルメーカー ネタキャラ ブラコン ブルーアイズ ライバル レアカードに傷がついたわ! ロード 下衆野郎 下衆野郎←序盤では 伝説の200話 兄サマ 全速前進DA! 加害者にして被害者 名勝負製造機 名言 名言製造機 声優の本気 嫁>神 愛妻家 欲望に忠実 毒親育ち 津田健次郎 海馬 海馬コーポレーション 海馬モクバ 海馬瀬人 演者の怪演 漢←王国編以降では 濃すぎるキャラクター性 父殺し 狂人 発明家 碧眼 社長 神官セト 精神崩壊 緑川光 苦労人 茶髪 親殺し 迷言 遊戯王 遊戯王DM 遊戯王登場人物項目 闇遊戯 青眼の白龍 高笑い



漫画『遊☆戯☆王』ならびにアニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』における主人公・武藤遊戯の永遠のライバル(最終的に「友」へ昇格した)。

闇遊戯曰く、「友とライバル……その境界がどこにある!!」


プロフィール
誕生日 10月25日
星座 さそり座
身長 186cm
体重 65kg
血液型 A型
好きな食べ物 牛フィレ肉フォアグラソース
嫌いな食べ物 おでん

CV:
緑川光/佐藤智恵(幼少期)(東映版アニメ
津田健次郎/矢澤喜代美(幼少期)(『遊戯王デュエルモンスターズ』以降の作品)


ファンからの愛称は東映版アニメではキャベツ。DM以降のは社長。
これは東映版とDMではキャラデザがかなり異なっているため(ついでにいえば性格も)。

DMでは原作通り茶髪に青目をしており、度々社長節を見せてくれる。
一方、東映版では、瞳の色が金色な事に加え、髪の色がなぜかキャベツを思わせる鮮やかな黄緑色をしている。
バクラとのTRPG戦で放映が終了した事もあり、王国編以降に見せ始めた破天荒ぶりがそれほど出ていない。
この時はまだ奇行子ではなく、貴公子だったのだが……。
ちなみに初期のキャラは原作者高橋和希の友人がショップで出会った人物がモデル。
「せめてカードを1万枚集めてから話しかけろ」と言われたことに激昂しながらもネタに使えると思い生まれた。

海馬コーポレーションの社長であり、遊戯王を語る上で欠かせない、ソリッドビジョン決闘盤の開発者。
嫁である青眼の白龍に関してはそちらを参照。

遊戯たちと同じ高校のクラスメイトであることはあまり覚えられてない(一作目では制服も違った)。
一応、バトル・シティ編でラーの怒りを食らって倒れた城之内の夢で描写はされている。

ちなみに初期の遊戯王は「遊戯の敵になるキャラは名前のどこかに生き物が入る」という共通点があり、彼の場合は「馬」。


【性格】

非常にプライドが高く、破天荒且つ大胆な性格。
頭脳も高く、権力と財力を駆使してやりたい放題しまくる行動力もあるため、社員達も周りの人もよく振り回されている。
常識に囚われない性格もあり、「俺は常識を超越する」「馬鹿め、それが常識に囚われているのだ」としょっちゅう口にしている。自他共に認める色んな意味でかなり常識はずれな人物である。

リアルファイトも強く、いつも持っているカード満載のアタッシェケースで顔面を殴ったり、
ブルーアイズのカードを手裏剣のように投げたり、撃たれそうになったときにカードで銃の劇鉄を止めたり
と、最強候補の一角。

一方で、(最初期はともかく)嘘をついて他人を騙すことはないに等しく、いわゆる「海馬社長」のキャラが確立してからは皆無。また、相手の主張が荒唐無稽に過ぎると会話を打ち切り無視を決め込む。

後述の関係で兄弟絡みの因縁にはシンパシーを覚えるのか、この手の話題には結構敏感に反応する。


【モクバとの関係】

海馬を語る上で欠かせない物の一つは、弟モクバに対する愛である。
要するに極度のブラコンなのである。

瀬人は幼くして両親を失い、モクバと共に財産を喰い荒らされた上に施設に預けられた為、モクバ以外の人間に対して決して心を開かない。
小さい頃からモクバに「他人に対し弱みを見せるな。必ず自分が楽な生活をさせてやるから」と言い聞かせ、兄としての責任や役割を十二分に果たしてきた。

しかし、後の義父となる海馬剛三郎との出会いにより、瀬人の精神は更に歪んでいってしまう。


【剛三郎との出会い、そしてKC社長へ】

海馬剛三郎は当時軍事企業だった海馬コーポレーションの社長であり、
後継者とすべく養子を探しに瀬人とモクバのいた施設に訪れたのだが、
瀬人は剛三郎に「チェスで勝負をし、自分が勝ったら弟と自分を養子にしろ」と持ちかける。

剛三郎は当時のチェスの世界チャンピオンだったが、
瀬人はイカサマを用いてこれに勝利(剛三郎はイカサマには気付いたが、その度胸と発想を認めて養子にしたらしい)。


瀬人は「金持ちの養子になればモクバを楽にしてやれる」と考えていたが、自分はどうなるかの認識が甘かった。
剛三朗は瀬人に後継者に相応しい力を持たせるべく虐待と呼んでも差し支えないレベルの英才教育を施し、
経済学、帝王学、ゲーム戦術等を片っ端から叩き込んだ。
それは父親の息子に対する態度などではなく、奴隷を扱うかのような行いであった。

結果、瀬人は類稀な頭脳を持つ、優秀な人物へと育つ。
その程は14歳にしてバーチャルリアリティ具現化システムを開発する程である。

しかし、剛三郎はこれを軍事シミュレーターとして売りさばき、海馬コーポレーションにさらなる利益をもたらす。
これに対し、瀬人は「自らの魂を軍事産業に売り渡した」と評し、剛三郎への恨みがさらに募っていく。

余談だが王様も後述のオリジナルエピソードにて「海馬が憎むのも尤もな男だ」とコメントしている。
もっともそのアニメオリジナルエピソードオリジナルの設定での出来事に対してのコメントであって生前や原作の剛三郎に対してではないが。

やがて海馬はそれも乗り越え会社を完全に掌握する。
だが、じっくり復讐する筈が剛三郎本人は「敗者には死あるのみ」という自らのルールに従い海馬の目の前で飛び降り自殺をする。
こうして憎しみをぶつける相手を失った海馬は精神が完全に壊れてしまい、遊戯に強く執着する事になる。
高橋氏によれば「海馬は敵がいないとまともに生きられない人間」であるらしい。

また剛三郎の事は嫌っているものの「海馬」という苗字は使い続けている。
それどころか自ら父から勝ち取ったその名前に誇りを持っているためか、それとも弟モクバと共通する苗字で共に戦うことの現れか、自分の作り上げたものにはその名前を積極的に使用している。
例:海馬ランド 海馬スペシャルルール 正義の味方 カイバーマン
この関係で旧姓を名乗らないため、元のフルネームは不明。


  • アニメ版では
さすがに自殺に追い込んだというのはアニメ的にマズかったか、剛三郎の死因が「失脚した後、失意の中で病死」というものになっている。
これに伴い瀬人自身の精神状態も原作よりはいくらかマトモになっており、劇中設定的にはDEATH-Tがなかったのはこれも一因であろう。

原作の瀬人は「剛三郎を完膚なきまでに叩き潰す」と言う目標が当人の自殺で空振りになったことで壊れていったが、こちらでは失脚させるという形で完全勝利したためかそこまで拘ってはいない。
その代わり「ゲームのための発明を軍需産業に転用する」という自身の夢を否定した行為を根に持っていることが強調されており、アニメではそれがデュエル・タワーの建造や決闘王の称号を目指す動機になっている。

これは、高橋氏いわく、原作の瀬人は自分が親殺しであるという自責の念を常に背負っているとのことだが、アニメではそれがないのが一番大きいと思われる(乃亜編で本人と再会した際には「勝手に死んだのをオレのせいというか」と呆れ気味に述べている)。

【遊戯との出会いと罰ゲーム】

原作では第9話「牙を持つカード(前編)」及び第10話「牙を持つカード(後編)」にて初登場。

社長・生徒の二足わらじに加えて、近所のゲーセンのほぼ全ての筐体でランキング上位を全て制圧しているという、
この時点でその道の達人やら暇人もびっくりの所業である。
なお当時は諸々の事情から、ACのランキングは電源リセットによりメンテか1日置きに消えて当然だったので不思議で仕方ない。
遊戯王世界ではリセットされないのだろう。

ふとした事から、双六のゲームショップに入りそこで遊戯と、展示されていた青眼の白龍に運命の出会いを遂げる。
当時の遊戯王におけるM&Wは『手札に入れば簡単に出せる上、これさえ場に出せばほぼ勝利確定』という環境だったため、
トランク一杯のカードと引き換えにしてでも欲しいと交渉した。
(発売中止による超絶激レアカード化もこれが原因。なお、メタ的にM&Wが登場したばかりという禁止カードなどの区分などあるわけもない時代なので公式カードであれば何でも公式試合でも使用可能だった模様。遊戯や海馬すらも知らない謎のカードだったエクゾディアも平然と使われているしね。)

しかし友人から貰った大切なカードと断られてしまい、その場は撤退。
その後何だかんだでじいちゃんの青眼をコピーとすり替えて盗み出した挙げ句、青眼を賭けて闇遊戯と決闘。

その上、ズボンのポケットに潜ませておいた(※カードが折れます)青眼をイカサマ召喚したりした結果、
青眼は自然消滅し死者蘇生で取り返されて敗北(デーモンの召喚に勝るカード自体は何枚か入っていたが確率の問題からイカサマしてしまった)。
罰ゲーム「死の体感」を食らって人生二度目の精神崩壊をする。

このエピソードからも分かるように、
初登場時から青眼を特別視しているがまだ最強のカードとしか思っていないことも特徴。
この段階ではまだ前世・エジプト関連のネタは闇遊戯くらいで(シャーディーや他の千年アイテムの登場はこの後)、
海馬はカズキングの友人をモデルにしたゲストみたいな立場だったのもあるとは思うが。


DEATH-T編

ところがどっこいこれで改心せず、むしろ死の体感を受けたことに激怒した…が、自業自得だが闇遊戯の方も過剰防衛なのでここらは何とも言えない。

そして自身の体験を参考に、執念でかつて自分が作ったシステムを改良した3D映像システム
「立体幻像(ソリッドビジョン)」と、それを利用したカードバトルシミュレーターを開発する。
遊戯王という作品の根幹になる二大発明を成し遂げた。

完成したシステムを用いてじいちゃんと決闘を開始する。
じいちゃんは切り札の青眼を召喚し、勝負あったかと思われたが、
これに対し海馬はなんと青眼を三体も召喚する。

なんでも世界中のコレクターからかなり強引な方法でぶんどった(海馬曰く「一人は自殺に追い込んだ」)らしい。
こうして決闘に勝利した海馬はじいちゃんの魂のカードである青眼を破り捨てる。

そしてじいちゃんを立体映像による擬似罰ゲームで心肺停止寸前まで追い込み、
助けるための交換条件として遊戯一行を100億もの費用を投じて竣工した、
死のアトラクション「DEATH-T」に参加させる。

……もうなんかこの時点でツッコミ所満載だが、
ある意味シリーズお約束の超展開はここから始まったと言えるかもしれない。

なお、青眼を破り捨てたのはこの時点ではまだM&Wは前述の環境であり、
3枚までしか出せないので奪っても使えず、余計なカードは存在するだけで脅威になるという事情もある。
この理由に関してはテレ東アニメ版では明言されている。

そして刺客たちを文字通り抹殺し本田の尊い犠牲*1でアトラクションを突破してきた遊戯と決闘。
最終局面でエクゾディアを揃えられ敗北し、かの有名なマインドクラッシュを食らって人生三度目の精神崩壊をする。


ちなみにテレ東版アニメ第1話は上述した海馬初登場回とこのDEATH-T編を1話に超圧縮していたため意☆味☆不☆明な超展開に仕上がっている。
なお、原作と異なりマインドクラッシュを食らったものの、廃人化はしていない。

原作ではこの時期は「社長」ではなく、部下やファンから「海馬サマ」と呼ばれていた。


【王国編】

  • 原作
最初はマインドクラッシュの後遺症で寝てたものの、物語の途中で目を覚ます。
意識不明中に会社を乗っ取られかけており、
そして連れ去られたモクバを助けるためにペガサスの元へと向かうが、道中ヘリコプター内で部下の裏切りにあい、銃殺されかける。

が、拳銃の激鉄にカードを挟み込むことで難を切り抜ける。
この際「貴様のおかげで…レアカードに傷がついたわ!」と猛烈な逆ギレをし、そのままリアルファイトで操縦士もろとも部下を海に突き落とす。
この辺りから海馬ははっちゃけ始めたと言えるだろう。

そして王国に辿りつき、デュエルディスクをお披露目。
元々は決闘盤(デュエルディスク)は海馬がペガサスのマインドスキャンを封じるために持ち込んだ物なのである。
……がプロトタイプ故にデザインが少々ダサく、闘うカップ焼きソバ(城之内談)と形容された。
ペガサスには使用拒否されたりと、凄いアイテムだがこの時点ではネタアイテム同然の扱いで、後にあそこまで重要になるとは誰も思っていなかった。

なお凡骨はこれで多少混乱させたものの、遊戯との対決では実質心理フェイズで勝利。
この一件、ある意味卑怯ではあるが(本人的には本気で死を覚悟していたと思われる)、遊戯と同じく海馬も何としてでもペガサスに勝利しなければならず必死だった。

ペガサスの能力のことはよく知らなかったので(堂々と使っているが条件などは秘密にしている)多少認識のズレはあったものの、
「相手の視線を防ぐ」というアイデア自体はマインドスキャン対策として確かに有効で、意外と頭が回っている*2

ペガサス城に突入しペガサスと対峙するが、残念ながら敗れてしまう。
ちなみに千年眼対策に、手札を全部捨てて、その後ドローしたカードのみで戦うといった謎の行動もしているが、
これは元々予定していた対策のデュエルディスクを封じられた上にマインドスキャンが手札のみならず戦術やデッキ構成まで把握するなど、
彼の想定よりも遥かに超える反則技であったため、事前に想定していた戦術を全て捨て去り、引きによる運のみに頼らざるを得なくなったためである。
手札を捨てる必要まではなさそうだが、マインドスキャンの全容を把握しているわけではないので念のために捨てたのだろう。

それでもデッキバランスというか引きが良かったために善戦はしていたが、
そんな状態なので、ペガサスのトゥーンモンスターの前には完全に為す術が無かった。

結果、罰ゲームとして非科学的なオカルトパワーによりカードに封印され、人生四度目の精神崩壊をする。
が、王様がペガサスに勝ったことにより解放され、遂に崩壊しまくった海馬の精神は正しく組み直される。
これにより破天荒な社長が誕生した。
すなわち、モクバLOVE青眼LOVE凡骨決闘者!ワハハハハ!!なお馴染み「海馬社長」の爆誕である。

  • アニメ版
決闘者の王国開始前、遊戯に負けたことによりモクバを置いて自分探しの旅に出かけており、旅先でデュエルディスクを完成させていた。

だが、旅先でペガサスとBIG5の刺客が襲い掛かった事で、ペガサスとBIG5が結託している事を知り、海に飛び込んだ後一度占拠された海馬邸に潜入。

この時自身のデッキを持ち出し損ねた為、刺客達によって奪われてしまい、
海馬に扮装し「海馬の亡霊」と名乗る中身はどう考えても衣装着こなさせそうなデブの死の物真似師*3*4がプレイヤーキラーとして遊戯と対決することになった。

この時本物の海馬は決闘中のデュエルリングのシステムにハッキングしており、死の物真似師が出した二枚目の青眼の白龍を原作と同じく自身の心と共に消滅させることに成功し、勝利に貢献している*5*6

その後は自ら単独でヘリコプターを操縦し、王国に着陸。それ以降はほぼ原作通りであるが、
遊戯戦の前に元部下である猿渡*7の案内で地下牢に囚われていたモクバと一度牢屋越しで再会。
だが、ペガサスによって目の前でモクバの魂を封印される場面を目撃してしまい、原作通り遊戯と対峙することに。

また、BIG5は王国編完結後の動機が異なり原作ではその後の消息は不明だったが、
アニメでは再起をかけたBIG5が海馬にデュエルモンスターズクエストを仕掛けている。


【バトルシティ編】

イシズに呼び出されて童美野美術館に赴き、そこで記憶の石版とそれにまつわる因縁、さらにグールズの暗躍と三幻神の存在を聞かされる。
三幻神の奪還とグールズ壊滅のためとしてオベリスクの巨神兵を渡され、盛大極まる囮としてバトルシティの開幕を宣言した。
この時、バトルシティ参加者に完成した決闘盤を配布。
後に決闘者の生活必需品になる決闘盤を通じて、KCはデュエル界を長いこと牛耳っていくことになる。

この辺から、ダイヤモンド・ドラゴンを36枚持ってたり、カード手裏剣で敵を倒したり、「デッキからカードの剣を抜け!」とか言い出しちゃう我々のよく知る「海馬社長」が完成した。


【乃亜編】

アニメDMでは弟や青眼との関係、そして剛三朗との因縁がオリジナルエピソードであるこの存在によって大分変わっている。
剛三郎の事故死した実子である、乃亜が生き永らえていたことが明かされ、
そして、乃亜編のラストにて剛三郎との真の決着を着ける事となる。

また、海馬自身に関しては青眼に執着する様になった理由の一つとして、
「幼少期の頃にモクバのくれたちっぽけなクズカード数枚とモクバの手書きの青眼の絵に心を打たれたから」と明かされる。



ドーマ編

バトルシティ編の後、全世界で決闘盤を売り出しようやく真面目に会社経営に乗り出すが、
世界各地でソリッド・ビジョンが消えないという事件が発生し、対応に追われることになる。
やがて世界の裏に潜む秘密結社ドーマとの戦いに巻き込まれ、軍事産業で儲けていた剛三朗の負の遺産、そしてそれが生んだ復讐者・アメルダと対立する事となる。

そのアメルダとの初戦では追い込まれ絶対絶命になるが、伝説の戦士の一枚であるクリティウスの牙をデステニードローし
最初ビビってたくせに急にハイテンションになって「俺のデュエルは常識を超越する!」と調子に乗り出すのはなんというか海馬らしいというか。

海馬コーポレーションが両方に兵器を横流ししていた紛争で弟を失った事から海馬に復讐心を燃やすアメルダに対して、
(自分ならば)「絶対に弟は死なせなかった」と一喝したシーンに「DEATH-Tの時に自分で弟殺そうとしたじゃん」というツッコミが入るが上記の通り、
「剛三郎の死により人格が崩壊→罰ゲームで心がバラバラに→再構築」
という過程を経ている為、この時点における社長の発言としてはさしたる矛盾は無い、というかアニメ版にDEATH-Tはない。

最終決戦では最大のライバルである闇遊戯と共にダーツに立ち向かうが……。


KCグランプリ編

ドーマ編における世界中でモンスターが実体化するオカルト現象のとばっちりや、
I2社による株の敵対的買収やらで信用が失墜した海馬コーポレーションの再起をかけて決闘大会・KCグランプリを開催する。
帰りの資金が無い為、遊戯一行は帰りの飛行機を手配する代わりとしてなし崩し的に参加させられた。

あくまで今回は主催者(かつ仕事で非常に忙しかったため)なので参加しないはずだったが、
某没落貴族ことジークの所業にキレた結果自らの手で直接引導を渡すことを決断。

数多のチートカードを使うジークに公式チートカードで対抗し、デュエルに勝利する。
これがアニメDMにおける(中断を除いて)彼のラストデュエルとなった。


【王の記憶編】

前世である神官セトが登場。
青眼の白龍との関係はここから始まった。

なお、原作では海馬本人は記憶編に登場しないがアニメDMでは本人も登場する。
基本的に傍観しているだけだったが、最後の最後にゾークに究極竜で挑んだり、遊戯達への攻撃を「防御輪」でガードして王の名を知る時間を稼ぐなど、地味ながら重要な役回りを担った。
また、記憶の世界の住人であるはずのキサラが海馬の存在を認識し「セト様に似ている」と評するなど、セトとの関連が強調されている。

あと本格的に記憶編が始まる前に原作に無かった海馬vsバクラ戦が存在するのだが、作画崩壊のせいで台詞と映像のギャップが大変なことになっている。
ちなみにコラ画像によく使われる豆みたいな顔して左手が前に出てる海馬はここが元ネタである(あれ自体は中割りだと思われるが)。


【闘いの儀】

  • 原作
未参加であり、最後の最後にエジプトに到着。アテムの冥界行きも見届けられなかった。
エジプトに来ていたのは遊戯が不自然にエジプトに行ったためだろうか?

  • アニメ版
記憶編からそのままついていく形で参加。
当初は自分がアテムとの闘いの儀をすると進言したものの、表遊戯の覚悟を認め最後のデュエルを(若干含むものはあるが)譲る*8

そして三幻神を難なく操るアテムのタクティクス、それを越えた遊戯のデュエル。
そのすべてを(途中離脱しかけたが)最後まで見届け、冥界へ帰還するアテムを見送った。

アニメ版と原作では社長の過去はかなり異なっているが、原作者の高橋先生の言葉から推察すれば、間違いなくここが一番のターニングポイントである。


光のピラミッド

三幻神を超える為には、新しいカードが必要という事からペガサスの元に行き、究極の青眼「青眼の光龍」を手に入れた。
が、それと同時にペガサスが把握していないもう一枚のカードを手に入れてしまった事により全てが始まった。

ちなみに二回目のシミュレーションで海馬は唯一と言っても良い勝利を収めている。
そしてその勝利理由は『デッキ破壊』

海馬社長らしいというか、なんというか。
ちなみに映画本編では遊戯のデッキが41枚だったためにデッキ破壊には失敗している。




以上のように、アニメでは社長ぶりが大幅に強化されているのだが、乃亜編で直接剛三朗本人を下した事は議論を呼んだ。

すなわち、後の遊戯との最終決戦の意味合いが瀬人にとって変わってしまうのではないか、という事である。
原作では「遊戯を倒し、デュエル王の称号を得た時こそ、忌まわしい過去を捨て去り、剛三朗を真に越える事ができる」と、
瀬人自身が発言しているため、剛三郎本人を倒した時点で瀬人は過去をぬぐいさる事が出来たのではないか、と言うのが主な趣旨である。

バーチャルで海馬が満足できるはずもなかったのではあるが……。


遊戯王R

物語開始時はアメリカでデュエルの大会を観戦していたが、海馬コーポレーションの危機(何度目だよ…)に戦闘機に乗って現れる。
が、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンが立ちはだかったのを見て激高、キャノピーの上に直立不動で立ったまま青眼を召喚した。
…あんた十傑集かガンダムファイターか?

屋上で対峙したカードプロフェッサー、ウィラー・メットに「青眼なんて実戦では使えない単なる観賞用のカード」とまで言われてしまうが、そこは社長。
ちゃんと青眼を使いこなして勝利する。
『遊戯王R』連載当時の青眼は確かに使いにくい部分はあったが、現在は多数のサポートカードによりむしろ一線級へと押し上げられ、専用のストラクチャーデッキまで出るほどになっている。
今となってはホワイトホーンズとどっちが観賞用だかわかったものではない。

その後夜行と戦い圧倒するも、オーバーキル狙いで青眼の究極竜を召喚したばっかりにダブル邪神の返り討ちにあってしまった。*9*10

なお、アメリカでの一場面ではGXのデュエルアカデミア創立に繋がると思しき発言があった。


遊戯王デュエルモンスターズGX

デュエルアカデミア経営者として度々登場した。

またペガサスが上げる才能の5本の指のデュエリストが、

デュエルキング武藤遊戯デース☆
その生涯のライバル。海馬瀬人デース☆
その生涯の友。城之内克也デース☆
それからエド・フェニックスデース☆。
そしてヨハン・アンデルセンデース☆

との事。一人デュエリストじゃなくてギャンブラーが混じっているが、気のせいだ。
え?カイバーマン?やだなぁ、アレはカードの精霊ですよ?


オカルト全開のドーマ編で闇遊戯に「デュエルモンスターズは実在する。だが、それを証明できるほど人の科学は及んでいない… そう考えれば不思議でもないさ」と言われ、実際に伝説の竜やオレイカルコスの結界の力、ダーツとの激突やオレイカルコスの神との戦いでそれを実感したのに加え、ドーマ編以上にオカルト全開な記憶編への介入、さらに冥界に還るアテムを見送った=冥界の存在を認識したこともあって、かつての現実主義の反動なのか一気にオカルトに順応。
DM終了後からGX直前辺りの時に、

「新たなカードを生み出す為に子供達の常識に囚われない自由な発想によって考えられたカードを募集し、
 それをカードにして宇宙におくり、宇宙の波動を受けさせる」

と言う想像の斜め上を行く計画を童美野町中に生放送した上に、最後は高笑いで締めるなど、相変わらずやりたい放題な社長。
ちなみにこれで選ばれたのが十代の後の切り札であるE・HERO ネオスとネオスペーシアン達である。

また十代たちが童美野町に修学旅行に来た際、斎王がKCに訪れて海馬ランドの貸し切りの許可を申し出た際に、
万丈目グループの一件のときと違って普通に映って登場。

光の結社については既に耳にしており、斎王について「なんとも胡乱な男よ」と評しているものの放置している(斎王は自分に敵対する者かと危惧していた)。

余談だが、かつてDMとGXでコラボした劇場版を企画していたことがあり、斎王はその劇場版に出てくる敵としてデザインされていた。
結局、その企画はお蔵入りになったが、修学旅行で童美野町を訪れてDMのキャラと交流する点ではこの企画のオマージュとも言える*11

第4期では直接の登場こそしなかったが、ダークネスの企みで世界中の人間が消失する中、海馬コーポレーション内の名簿に名前だけ登場。
名簿の名前が次々と消失するも、彼の名前だけは消滅していなかったミスターTとデュエルを行ったのかは不明であるが。
そしてその騒動の中、本社ビルを爆破されるという憂き目に遭っている。

遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

こちらは原作1年後の海馬社長。
他キャラと比べるとデザイン面の変更はほとんどないが、目の中心から白いハイライトが消えており、黒く染まっているという相違点がある。
ちなみに『TRANSCEND GAME 遊戯王』の時点ではまだこの白いハイライトは残っていた。
また『遊戯王デュエルリンクス』の解説では本作における海馬を「倒すべき相手を失ったその執念はデュエルリンクスを創り上げ、デュエリスト達を新たな闘いの場へと駆り立てる」と表現している。



神官セト

前世に当たる人物。
千年の記憶は千年ロッドに封印されており、海馬本人が接触する機会がなかったため、
バトル・シティでの共鳴現象を除きその記憶を垣間見たことはない(アニメ版では記憶編の彼を目撃はしている)。
闇遊戯=アテムに仕える七神官の一人で、千年ロッドを持つ。神官アクナディンの息子であり、アテムは従弟に当たる。

見た目は色黒な以外瓜二つで、敵対者に容赦ないなど根っ子の性格も同じ。
ただ育った環境の違いか、海馬と異なり大義を重んじる人物で、「王の治世のため、時に非道に訴えることも必要」と考えている。
記憶編の彼はプレイヤーの環境もあり、生真面目さが特に描写されている。

魂に宿す精霊は、剣を持ったヒトガタの「デュオス」。
後にこの精霊は闇の大神官と化したアクナディンによって粉砕され、キサラの魂と同化していた「白き龍の神」を宿すことになった。

記憶編では最終的に、キサラを失った心の隙をアクナディンに乗っ取られてアテムと対峙するも、
白き龍の力によりアクナディンの邪念が消滅したことで正気に戻り、アテムから千年パズルを受け継ぎ新たな王となった。


一方、恐らくは史実と思われる初期プロットでは、アクナディンに拉致されたキサラを奪還すべく、
アテムの意志に背いてまで単独で王宮へ向かったものの、奪還は叶わずキサラは死亡。
心を支配した憎しみをアテムと闇の大神官の双方に向け、白き龍を従えてただ一人で第三勢力となり戦争に介入した。

バトル・シティ編で闇遊戯と海馬が見たのはこの後の場面で、王宮東の修練場にて対峙していた。
この時、アテムを自分と白き龍の永遠の敵であると認定しつつも「貴様に手を貸すつもりも、奴らに服従する気もない」と発言している。

なお、この時のアテムは「裸の王同然」と形容されていたことから、
恐らくは王宮が闇の大神官に制圧され、神官団も全滅したか動きが取れない状況だったと思われる。
※闇の大神官の回想シーンを考慮すると、アテム&オベリスクの巨神兵と神官団対闇の大神官の闘いがこれ以前にあった様子。

ちなみにこの後、セトとの決着をつけたアテムは単独でアクナディンに挑むも敗北、
最終手段として千年パズルに自らとアクナディンの魂を封印して砕くことで騒乱を収めている。

戦争の後、セトはバトル・シティの発端となった「死者への祈り」をしたためて後世に残したが、同時に大邪神復活の危険を考慮してか、王墓を含むすべての資料からアテムの名を抹消した。

ちなみに現代海馬が素質がありながらも過去の記憶を求めず千年アイテムに興味すら示さなかったのは、
「未来とは(過ぎ去った過去に頼らず)己の手で掴み取ること!」、闇遊戯の魂が亡きファラオであることも含めて「非ィ↑科学的なオカルトなど、俺は断じて認めんぞ!」とのこと。

【主な発言(原作、アニメ問わず)】














【デュエリストとして】

決闘王終生のライバルだけあり、実力は折り紙つき。

メインキャラクターの使用デッキの中では凶悪な罠や魔法を駆使した一番実戦的なデッキ。
というかガジェット・ソルジャーなど一部を除いてかなりガチデッキ構成である。死のデッキ破壊ウィルスとか、破壊輪とか。
この相手モンスターを破壊する罠カードと攻撃力の高いモンスターで徹底的にバトルを有利に進めようとする戦略・構成は遊戯王Rでパワー&クラックデッキと評されていた。

劇中でも重たいオベリスクや青眼の白龍を難なく召喚しているあたり、そのデッキ構成の凄さがわかるだろう。
有り余る資産でパワーカードをかき集めた札束デッキ……と言ってしまえばそれまでだが、それらを十全に操れる海馬の腕もまた本物である。
デッキ破壊カードを比較的多用するが、あくまでビートダウンの補助であり主戦術ではない。

ただし、青眼を重視するあまり究極竜の融合召喚をめざし、結果それが裏目に出て敗北する、という負け方を二度も披露している。
また、双六曰く「魔法カードの使い方に難がある」とのこと。すぐに手札を使い切って「ドラゴンを呼ぶ笛が墓地に置かれたのでカードをドロー」しちゃうのは玉に瑕。
一方で罠カードの扱いはリシド並の凶悪な腕を持ち、数々の罠カードと大型モンスターで相手を封殺しつつ殴り倒す。

ちなみにピーピングやハンデスを異常なほど嫌っているのも特徴で、王国編では王様に「真実の目」を使われた際に「最大の屈辱」と内心で呟いていた。
バトル・シティ編ではさらに悪化しており、イシズにハンデスの魔法カードを使われた際は2ページにまたがって怒りを表していた。

よく乃亜編で言った「強力なモンスターのみに頼った愚かなデュエルが、いかに脆いか教えてやる!」という台詞をもとに、
「お前が言うな」とも言われるが、少なくともその発言が行われたアニメ版においては見当違いの指摘である*17
実際の海馬の戦術は主に、
  1. 低打点の効果モンスターで戦線を維持
  2. 高打点の通常モンスターで敵の戦線を崩す
  3. 可能ならウイルスカードで敵の戦力を削る
  4. 上級モンスターでペースを握る
  5. 最終的に青眼で大型を潰して削り切る
という構造。
自己再生能力のあるドル・ドラや増殖しつつウイルスの生贄になるジャイアントウイルス、貫通効果持ちのスピア・ドラゴンなどの効果モンスターを先陣に、ブラッド・ヴォルスやミノタウルス、ブレイドナイトなどの下級アタッカーで攻撃、隙あらば魔法・罠を駆使して青眼の召喚を狙っていく。
なお乃亜編=バトルシティ準決勝前の段階での下級モンスターの登場枚数は、原作ではわずか3種類*18しかないため、色々OCGのカードを使ってアッパーしているともいえるが。


【技術家・発明家として】

キャラクター性や実力がピックアップされがちだが、開発者や技術者としても非常に高い才能の持ち主。
開発された主なシステムは以下。

  • バーチャル・シミュレーター・システム
中学時代に完成させた3Dシミュレーター。瀬人本人はゲームのために考案したが、剛三郎の独断で軍事転用され、現在でも多大な利益を生んでいる。
瀬人が剛三郎を超えることに拘るのはこの一件が大きな理由。

デュエルの歴史を変えた発明その1。
バーチャル・シミュレーターをベースに改良を重ね、デュエルモンスターズ(マジック&ウィザーズ)のカードを立体映像として投影するシステムとして完成させた。
原作では闇遊戯から「闇のM&W」と「死の体感」を受けた経験があるためか、システムが通常のテーブルサイズで、周囲のクリアウォールと天井を投影機とした「デュエルテーブル」として完成しているが、DMではそれがないためか大型化した「デュエルリング」として完成した。
ちなみにこのシステムの母機は、KC本社に設置された「デュエル・リング・サーバ」。全てのカードに対応したソリッド・ビジョンが登録されているが、明らかに現時点で存在しないカードであっても問題なく対応する。
やたら高性能なことで知られ、人間型のモンスターの場合感情があるとしか思えない挙動を見せたり、プレイヤーを心配したりと非常にリアル。

  • 決闘盤
デュエルの歴史を変えた発明その2。ソリッド・ビジョンシステムを内蔵した持ち運びできるデュエルシステムで、初代機は何と手製
ヨーヨーと同じ要領で投げたり戻したりする必要があったが、バトル・シティに備えて改良し、腕にセットしてプレートを展開するという現在の形が出来上がった。
ソリッド・ビジョンと合わせて非常に空気が読めるシステム。

  • パワー・ビジョン・システム
『DSOD』で新型決闘盤と共に開発した技術。ソリッド・ビジョンの発展型で、実体としてのカードは必要とされない。
全てのカードデータはクリスタル・クラウド・ネットワークによってディスクに転送され、その量子情報が大脳の記憶領域と連動することで、あらゆるデュエルデータを脳内映像として投影、それを空間に可視化する。これにより、モンスターのみならず兵器や人間、その感情的な挙動すらも再現した、限りなく実体に近い映像を投影する。
劇場版冒頭のAI遊戯はこれによって瀬人の記憶から投影されたもの。

  • デュエル・ディメンション・システム
藍神の量子キューブのデータを入れ込んで作り上げた最新のデュエルシステム。
現時点では試作段階であり、軌道エレベーターが必要なほど巨大。
使用者がシステム中央のコクピットに乗り込み、衛星軌道から地球に向けて超加速で射出されることで起動し、搭乗者の意識を別次元に送り込む。
瀬人がこれほどのシステムを作り上げたのは、ひとえに冥界に座するアテムとの決着をつけるため。脳内イメージをソリッドビジョンとして投影する=実物のカードがなくてもデュエルが出来る新型決闘盤を作り上げたのもこのためである。


【人間関係】

実力に比例したプライドの高さ、そして事あることに「絆を否定」していることから、彼の人間関係は最悪……と思いきや意外とそうでもなく、割とかかわりのある人間が多い。

闇遊戯
永遠のライバル。
道を誤り、守るべき存在の弟の死ですら淡々と話す状態から正しい道に矯正してくれたのが彼である。
その入れ込みようは尋常ではなく、原作軸では彼に再び会うためだけに宇宙ステーションを作ったり、科学力で無理矢理冥界に旅立とうとする程。
一方アニメ軸の世界では戦いの儀の決着を見届けたことで彼との因縁にもケジメをつけられたのか、過去の存在として受け入れている。

武藤遊戯
あくまで「闇遊戯の器」としか見ていなかったが、彼の精神力については認めている節がある。
しかし「DSOD」で直接対峙した際には彼の多彩な戦術の前に追い詰められてしまう。
そのデュエル自体は水入りとなったものの「お前も誇り高きデュエリスト」と認めるに至った。
ちなみに闇遊戯と異なり、彼との会話は至って普通に応対する。

海馬モクバ
弟モクバとの関係は前述の通り。
しかし映画においては彼は「守るべき存在」から「頼れる右腕」に成長していた。
その手腕を認めているのか彼に対し直接指示したりすることは余り無く、一見すると会話が余り多くないものの、「DSOD」で冥界に旅立つ直前に彼にかけた言葉はまさしく「最愛の弟」にかけるそれだった。
外で行動している時はほぼ必ず隣におり、瀬人がシーンから退場する際の「行くぞモクバ!」はもはや恒例行事。

城之内克也
本来なら瀬人の眼中にも入らない存在……のはずだが妙に意識している
明らかに時間の無駄だというのに彼のデュエルの申込みをすんなり受け入れる、王国準優勝なのに低レベル扱いをした上にアニメではわざわざ「馬の骨」と追加する、凡骨などと言った呼び方でおちょくる、「出会ったら即刻失格にしてくれるわ!」といちいち挑発する*19、ドーマ編での無茶な申込みに対しては一考する*20等…。
また口では馬鹿にしているもののいざ対峙したら「挑発しすぎると何をしでかすかわからん」「ヤツの思考は海馬コーポレーションのコンピューターを駆使しても予測不可能だからな」と皮肉を言いながらも認めている。
他にも原作にて「友を助ける際に海に飛び込む時、わざわざ水に濡らして粗末にしない為にデッキとデュエルディスクを置いていった」事に感服を受けて命を助けている。
もしかしたら本人に妹だけでなく弟のモクバに優しい事や、明らかに絶望的な実力差なのにしつこく食い下がってくるところ等が、かつての無力な自分と被らせてつい構ってしまうのかもしれない。
デュエルリンクスでも相変わらずだが、DSODステージでは瀬人は「城之内」と名前で呼ぶ。
城之内が瀬人に勝利すると「お前も誇り高きデュエリストだったか」と公に認めてくれるなど、やはり互いに意識している。

一方城之内側からはDEATH-Tで殺されかけた事や初対面で不遜な態度を取られたことで根に持たれており、彼の夢に3度も登場した。「城之内!これが欲しいか!!」
とはいえアニメ版ではそんな海馬に頭を下げたり、指示された際に凡骨と呼ばれた事には異論を言うが命令自体は遂行したりと、いけ好かないとは思っているが実力自体は認めているようだ。


・磯野
貴重な忠実な部下。
どのような状況においても「瀬人様についていきます!」と断言するなど忠誠心は非常に高い。
彼本人も瀬人やモクバに振り回されがちながらも職務を忠実にこなしている。
バトルシティ決勝戦では審判も勤め、遊戯がカードを確認せずにセットした場合咎める等冷静なジャッジをしていた。
アニメでは同僚に「河豚田」も登場している(河豚田は一応原作でも登場しているが、モブ扱い)。
…というかコイツラ以外の黒服が酷い。
原作登場時の瀬人は会社内にも敵が多く、特に黒服はDEATH-Tでの失敗でほとんどがペガサスに寝返る奴らばかりという体たらく。
そんな中残ってくれた彼に対して表には出さないが認めていた節がある。
ちなみに元ネタは「サザエさん」。



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最終更新:2021年05月03日 16:36

*1 アトラクション内に閉じ込められて進行不能になったため。その後、遊戯に助けられたモクバの助力で本田は救出された

*2 DMの王様には「闇の力がこんなもので破れるとは思えない」と言われている。もっともテーブルデュエルである原作とデュエルリングを使うアニメ版ではマインドスキャンの事情も異なっているとは思われるし、そもそも相手を視認することが必要条件っぽいのだが。

*3 原作では海馬を模した操り人形で腹話術を行う死者の腹話術師。

*4 海馬に扮していた時は第1話と同じく童実野高校の学生服を着ており、声は本物の海馬と同じく津田健次郎氏が担当。但し、目の辺りにあざのような隈ができていた。

*5 ハッキングすることで青眼の白龍の攻撃力を弱体化させている。だが、途中でペガサス側の妨害に遭い中断した。原作では海馬の意識が戻った同時期に消滅。

*6 二枚目の青眼の白龍消滅後、遊戯は海馬の亡霊の正体を見抜いたことで、正体を明かしている。

*7 ちなみにこの時猿渡に銃を向けられるも、拳銃の激鉄にカードを挟み込み、片手で背負い投げして返り討ちにしている。

*8 なお、この際、自身のカードコレクションを遊戯に渡してデッキを強化するように進言したが、遊戯には断られている

*9 この時の夜行のライフは1200+伏せカードは融合モンスターの素材を呼び戻す「ジャンク・ディーラー」と召喚モンスターのレベルに合わせてリクルートする「カンパラブル・レベル」だったので、青眼1体で殴ればやっぱり勝っていた。

*10 よく言われるのは「融合せずに三体で攻撃すれば勝っていた」というものだが、この時フィールドには海馬が発動したフィールド魔法「α波の放散」があり、装備魔法「ワクチンの接種」の効果を受けた青眼1体しか攻撃できない状態だった。

*11 原作文庫本8巻の高橋和希氏のあとがきより

*12 海馬が負け続けただけなのに「勝ち逃げ」ってどうなの?という意見もあるが、海馬はバトルシティ編で「決闘王の称号とプライドはしばらく貴様に預けておく!」と闇遊戯に面と向かって宣言しており、その状態で連絡もせずに勝手に冥界に帰られたらさすがの海馬も歪まざるを得ないととることもできる。

*13 M&Wの仲間が増えたと言った城之内に対して、彼のカードを投げ捨てた後のセリフ。このときの城之内のカードは買ったパックをそのまま開けただけのものだったため、海馬から見て弱小カードばかりだった様子。

*14 城之内とデュエルをしていた遊戯へのセリフ。マインドクラッシュ後の海馬がとても披露するとは思えない笑顔で言っているが、内心は全国大会の小学生の方が百倍強いと述べるほど二人のデュエルを馬鹿にしており、このセリフもカラーコピーしてきた青眼の白龍を遊戯が持参してきた本物とすり替えるための前段階に過ぎない。

*15 闇遊戯とのデュエルでモンスターが実体化するのを目の当たりにして。なお、このデュエルで海馬が最初に召喚したモンスターは《ガーゴイル》だった。

*16 ラーの翼神竜の第三の能力「ゴッドフェニックス」を目の当たりにして。アニメ版ではデュエルロボ戦で召喚された青眼の究極竜に対しての台詞であり、その独特の演技の表現として「ふつくしい…」と表記されたりしている。社長的に自身のソリッドビジョンの出来には満足の様子。

*17 DEATH-T編の「青眼を出せば勝利確定」という風潮が原因だが、DEATH-T編のころと乃亜編のあたりのデュエルではルールが根本から違っている。

*18 ブラッド・ヴォルス、デスグレムリン、ガジェット・ソルジャー

*19 なお、アニメでは言っていない。原作では実際に出会った時にはデスマッチの最中だったこともあり、終了時には遊戯が「答え」を見せたこともあってか特に何もしなかった

*20 ただし遊戯の態度に腹を立てて電話を切ってしまう