ヨルムンガンド(続・ボクらの太陽)

登録日:2012/02/24(金) 06:33:37
更新日:2024/04/07 Sun 21:23:11
所要時間:約 6 分で読めます




注:この項目には続・ボクらの太陽のネタバレを含みます。

これが原種の欠片……、
ヨルムンガンド!!

ヨルムンガンドとは続・ボクらの太陽に登場するエターナル。本作のラスボスでもある。
「終末の獣」の名を持つ絶対存在(エターナル)。劇中では「終末の獣」あるいは「原種の欠片」と呼ばれていた。

【エターナル】
ここで少し原種の欠片(絶対存在)について説明したい。
原種とは全ての生命種の起源たる母なる存在であり、原種の欠片とはその名の通りその一部である。シリーズではヨルムンガンドとヴァナルガンドの二種が確認されているが、どちらも巨大な身体と強大な力を持ちながら理性などは持ち合わせておらず、貪欲な本能の赴くまま全てを呑み込もうとし、何者にも制御できない化物である。
生と死の輪廻を繰り返す生命種や輪廻を止め、永遠を生きる反生命種(アンデッド)と異なり、「生きている」わけではなく、ただそこに「ある」存在(アニヲタ的にはどっかのメダルの怪人どっかの死徒をイメージしてもらえば分かりやすいかもしれない)で、「生きて」いる訳ではないので「殺す」ことが出来ず(というか「」という概念があるかどうかすら怪しい)、これらを倒すには封印するしかない。
故に人は愚か、イモータルですら下手に手が出せず、その存在は恐れられている。

その絶対的な力と前述の殺すことが出来ないという理由からかつて太陽の一族と暗黒仔によって「太陽都市」に封印されたが、その代償として太陽都市は「変異域」として地上に落とさざるを得なくなってしまった。
現在は前述の通り変異域最下層に封じられており、螺旋の塔、(本来の名は「いましめの槍」)に貫かれ、ダーイン達を封じていた4つの楔と併せて厳重な封印がされていたが、ダーインの計画により復活。サン・ミゲルはおろか世紀末世界すら破滅へと導こうと動き出す。

【ボスとしてのヨルムンガンド】
変異域の最下層で登場。
戦闘ステージはとぐろを巻いたヨルムンガンドの上であり、如何にこいつが巨大な存在なのかがよく分かる。
こいつの最大の特徴として、太陽ゲージが0の時は絶対にダメージが与えられないというものがある。ゲージは1本でもいいので、最悪、テルテルボーズなどを使えば戦えない事もないが気持ち的な意味でもやはり太陽の下で戦いたい。
目覚めた直後で完全復活した訳ではないが、太陽ゲージ0だとダメージを与えられない、弱点属性なし、多彩な攻撃パターンとラスボスに恥じない能力を持つ。
ただ、幸いな事にLIFEはかなり控え目(ダーインと同じ)なので、攻撃パターンさえ読めてしまえば短期戦に持ち込むことも充分可能。

LIFE:5000
属性:なし
弱点:なし
場所:変異域

ヨルムンガンド本体には弱点属性がないため、地道にダメージを与えていくしかない。
胴体と顔に当たり判定があり、顔は左右に判定が分かれている。顔の片方にある程度ダメージを与えるとそちら側の目が潰れ、両方の眼を潰すとヨルムンガンドは一定時間ダウン。さらに唯一の弱点である舌を出すので、そこに消費エナジーの少ないエンチャント・ソルエンチャント・ダークをかけた武器(ソードがお勧め)でラッシュをかけるのが正しい攻略法だろう。
眼を狙う時は噛み付き直後の隙を狙うか、エナジーに余裕があれば銃を使うと楽。


【主な攻撃パターン】
  • 噛み付き
首をもたげ、3回連続でジャンゴに噛み付いてくる。噛み付きというより呑み込みと言う方が近い。
捕まったまま一定時間操作しないとそのまま呑み込まれ即死なので、食らったらさっさとボタン連打とレバガチャで逃れよう。予備動作としてジャンゴに縦軸を合わせようとしてくるので、左右に動いて避けよう。動いていればそうそう当たらない。
噛み付き直後は首が伸びきった状態で少し隙があるのでその時に頭を狙いたい。

  • 薙ぎ払い
ジャンゴが胴体近くにいると使用。胴体から生えた触手が左右に何度も薙ぎ払う。攻撃範囲はだいたいヨルムンガンドを中心にした半円なので触手が見えたら素直に離れよう。

  • ソード(アックス)投げ
ソード若しくはアックスを投げつけてくる。
ソードは直線、アックスは回転しながらホーミングしてくる。中ボスのソード(アックス)の軌道より避けやすいので、中ボスのコイツらの攻撃を避けられたなら簡単に避けられる。

  • 属性ビーム
目からの属性のビームを発射する。
ホーミング性能がそこそこ高い上、当たると属性に応じたを受けるので前後左右に大きく動いて避けたい。

  • 地震ハンマー
ハンマーで地面を叩き、ジャンゴを麻痺させる。その後噛み付きが待っているので、食らったら全力でレバガチャしよう。
バットに変身していれば麻痺は避けられるが、トランス→チェンジバットをハンマー予備動作中にこなさなければならないので実用性は……。

  • ダークブレス
一旦動きを止めた後、口から霧状のダークブレスを吐いてくる。
ドヴァリンの時同様、黒ジャンゴならダメージを受けずに済むので、素直にトランスしたい。

死闘の末、ヨルムンガンドの動きを封じる事に成功したジャンゴ。あとは再び封印するだけかと思われたその時、倒したと思われたヨルムンガンドが突如再起、ジャンゴを呑み込んでしまう。
もう駄目かと諦めかけたジャンゴ。しかし、彼の脳裏には街の人々の映像が流れ込んできた。レディ、シャイアン、キッド、スミス、そしてザジ……誰一人諦めてはいなかった。

ジャンゴ!!

みんなの想いを!

その力を!

今こそ受け取るんや!!

一瞬映る黒い影、そしてザジの魔法で直接ジャンゴに送られてくる太陽パワー
残された時間は10秒、その間にAボタンを押し続け、太陽をチャージしてヨルムンガンドのLIFEを0にすると、遂にエンディングとなる。


【余談】
最後のイベントでAボタンを押さなかったり、押す時間が短い、そもそも太陽ゲージが0だったりするとしっかりバッドエンドという名のゲームオーバーになってしまう。少なくとも5秒はチャージしないと間に合わないようだ。尤も最後の最後でわざわざゲームオーバーにするプレイヤーもそうそう居ないと思われるが。


【漫画版】
ダーインが画策する『人類さよ〜なら計画』を実現する為の切り札として登場。サバタの持つ闇の力を利用して卵の状態で産み落とされ、孵化までの時を刻んでいた。
物語のクライマックスで遂に孵化するがジャンゴに致命傷を与えられたダーインが生き延びるために強制的に融合されてダークダーインとなり即出番が終了した。


【ボクらの太陽DS】
サバタ専用の武器・暗黒武具(ダークマター)の1種である、暗黒槍(あんこくそう)ヨルムンガンドとして登場。
縦にリーチが長い突き攻撃で、チャージすると槍を構えて加速ダッシュで突き進む。武具を強化するとチャージ攻撃で最大2回まで再加速が可能になる。
ヨルムンガンドが隠されているダンジョンは狩猟の館・館内のライマーと戦闘した部屋の更に奥。クラウド属性の紋章ブロックが行く先を塞いでいるので、星霊獣のトーベを解放した後でなければ侵入不可能。

ちなみに、その先は館の雰囲気から一変してマグマと岩で包まれた溶岩ステージとなっており、BGMはGBA版「ボクらの太陽」の「火吹山」のアレンジとなっているが、サウンドテストでの曲名は「サン・ミゲル」とされている。
暗黒鎌ヘルが隠されているダンジョンは地下水路の奥の封鎖区域である滑る床と氷で包まれた極寒ステージで、こちらのBGMは「続・ボクらの太陽」の「変異域第3階層」のアレンジ、この曲名は「イストラカン」となっている。

宿の狐人の話によれば、狩猟の館の地下にはGBA版に登場した太陽都市「サン・ミゲル」が、地下水路の奥には同じくGBA版に登場した死の都「イストラカン」が、それぞれ眠っている噂があるらしい。

GBA版のヘル(闇の女王)やヨルムンガンド(終末の獣)の登場作品や舞台を考えれば、サン・ミゲルが眠る狩猟の館に暗黒槍と極寒ダンジョンを配置し変異域第3階層アレンジBGM名は「サン・ミゲル」に、イストラカンが眠る狩猟の館に暗黒鎌と溶岩ダンジョンを配置して火吹山アレンジBGM名は「イストラカン」に、となるのが自然なはずなのだが…。

その上、暗黒槍の説明は「大地の獣の名を持つ闇の武具」となっている。暗黒鎌は「闇の女王の名」、暗黒剣は「破壊の獣の名」とされているのに、なぜ暗黒槍は「終末の獣」ではないのだろうか。


wikiの管理人、アナル神である冥殿を倒すことはできない。
だがその肛門にダメージを与え、一時的にでも意識を奪うことが出来れば、その隙を突き、再び追記・修正をほどこすことも可能なはず……!!
すべてはこの項目にかかっている! 行くぞ、wiki籠り!!

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最終更新:2024年04月07日 21:23