ORT(オルト)

登録日:2011/01/29(土) 02:45:57
更新日:2020/08/01 Sat 16:34:49
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TYPE-MOONの作品「鋼の大地」に登場するかもしれないキャラクター。

*1
死徒二十七祖』の第五位。
コンセプトは「どうしようもない絶望」

【概要】

地球で戦うかぎり弱点はない、とされる。

RPGでいうならラスボスより強い。
まさに未確認飛行物体。まさに最強の攻性生物。まさに別次元の素敵デザイン。
つーかこんなのアルクでも勝てないよ! だ、誰かウルトラ◯ン連れてきてー!

ちなみに直死の魔眼ではコイツは殺せません。
(出典:『Character material』、2006年、70-71ページ)

西暦以前に地球外から南米に落ちてきた全長40mほどの謎の生物。
攻性生物として次元違いの性能を誇り、捕獲にやって来た先代死徒二十七祖第五位を瞬殺、捕食した。
その後、吸血種としての能力があると判明し、空席となった第五位を引き継ぐことになった。


正体はアルテミット・ワン、アリストテレスとも呼ばれる水星最強の生命体、タイプ・マアキュリー。
つまり宇宙生物である。ぶっちゃけ死徒でも何でもない。

コンセプトの「どうしようもない絶望」に恥じず、能力の相性など複雑な要素を無くした単純な実力で判断するなら月姫アルクェイドFateギルガメッシュと言った各作品最強クラスのキャラを押さえてTYPE-MOON公式最強キャラクターになるだろうと認定されている。
尤もそれはあくまで月姫やFateの時代における最強であり、死亡中の朱い月やthe・dark・six、鋼の大地のキャラなどは考慮されていない可能性がある。

また、後に奈須きのこが語ったところによると「月姫・Fate・空の境界・DDDの作品の中で(サーヴァントを除いた)トップ3は1位:アルクェイド、2位:「両儀式」、3位:原初の悪魔」ということになっており、アルクはORTには勝てないと明言していたにも関わらずなぜか入っていない。
単純に忘れられたか、鋼の大地の登場キャラという事で除外されたものと思われる。


「鋼の大地」はFate月姫空の境界といったTYPE-MOON作品をひっくるめた世界観における最後の時系列の話であり、ORTはそこに登場するアリストテレスという怪物の1体だった。

この「鋼の大地」は登場人物の戦闘力がそれまでのものより急上昇しており、1人で核兵器並の攻撃力を持つキャラクターが人類側に大勢居て、そんな核兵器並の攻撃でもビクともしない化け物が複数人類に敵対しているというトンデモ世界観になっている。
Fateに登場するサーヴァント1体の戦闘力がおおよそ戦闘機ひとつ分と考えれば、どれほどのインフレを起こしているかわかるだろう。
ていうか新人類強くなりすぎである。


【能力】

ORTの体は地球上のあらゆる材質より硬く、柔らかで、どんな温度差にも耐え、おまけに鋭いという謎物質で覆われている。
いわば、あらゆる攻撃が無効な『闘将ダイモス』の敵の超弾性金属から、ファイヤーブリザードで柔軟さが失われる温度差の弱点を除いたようなもの。

そのように基本性能が桁違いであることに加えて、固有結界を数段上回る侵食固有結界・水晶渓谷を有する。
この能力の詳細は不明だが、どうやらORT周辺の環境を故郷(ようするに水星)と同じ物に改変して地球のルールが通用しない空間に作り替えるものらしい。
これは星の頭脳体の「元素を生成し、配合し、支配し合う戦い」に近しいものと思われる。
また、ネコアルクが「ORTに会いにいったら水晶になり掛けて死ぬかと思った」と言っていたことから、水晶渓谷には近くの物を水晶にする効果もあるようだ。
尤も、ギャグ描写の多いタイコロでの話なのでどこまで当てになるかは不明だが。

さらに上記の引用の通り、ORTには「死」の概念がないため遠野志貴両儀式が持つ直死の魔眼も効果がない。

最強と謳われているだけに別格扱いを受ける描写も多い。
死徒二十七祖サーヴァントとの強さの比較においては比べるまでもなくORTの圧勝とのこと。

姿形を変えることもでき、より蜘蛛らしい姿に変化するビーストモード、まんまUFOの姿に変化するUFOモードという物もある。
また、擬態生物としての特性があり捕食対象の習性を一部真似るようになる。
これにより地球上の生物との会話能力を得る可能性もあるが、仮にそうなったしても捕食対象を擬態能力で再現したに過ぎずORTが理解しているわけではないという。どこぞのJAMのようである。
そのためどこぞのお仲間の用にヒロインになってくれたりはしないようである。後述するようにそれなりの萌え要素も持ち合わせてはいるのだが……残念。
ちなみに現在の所、ORTが捕食したもので一番味が濃かったのは死徒二十七祖の先代第五位らしい(吸血種というのが擬態行動かどうかは不明)。


なお、このORT。
地球環境が滅びた後も生き残っている人類に恐怖した地球が他天体に向かって発信したSOS信号に従ってやってきたという設定があるのだが、本来やってくるべき「約束の時」より5000年も早く地球へ落ちてきてしまったドジっ子である。

ORTがその気になれば殺人に特化した能力を持つアンリマユ以上の速さで人類を滅ぼすことができるらしい。
それにも関わらず本格的な活動を行っていないのは単に動くのをめんどくさがっているから。支配行動とかお仕事とか割とどうでもいいようだ。

現在は「約束の時」までまだまだ時間があるということで、着地点のクレーターの真ん中に水晶渓谷を張って仲間たちが来るまで眠っている。
ちなみにこのクレーターにはこれまで様々な機関がちょっかいを出しては返り討ちにあっているらしい。
実に人とお金の無駄使いである。


「鋼の大地」に登場するとされているキャラなのだが、現在公開されている情報では彼らしいキャラは登場していない。
またキャラマテには地球の発したSOS信号を受け取る最強種ではないとも書かれている。
これには複数の説があり、5000年の間に水星にORTを上回る生物が生まれてそいつがタイプ・マアキュリーになったいう説や「鋼の大地」の前に誰かがORTを倒したのでは? とする説がある。
あるいは公式の説明文に書いてある「水星(?)の」という表記から、そもそもタイプ・マアキュリーでも何でもなく「水星以外の天体からやってきた謎の存在」だったという捉え方も出来る。そのため一部で水星ではなく「オールトの雲」と呼ばれる彗星(厳密には彗星の起源となる天体群の事)出身なのではないか、という説が挙げられている。水星と彗星、雲と蜘蛛、そして言うまでもないオールトというネーミングなど確かに共通点も多く気になるところである。説明される時は来るのだろうか?


さて、先述の通りORTは型月公認最強キャラクターということになっているのだが、その設定が語られたのも随分と昔。
現在は強大なニューフェイスと新しい設定によってその地位が危ぶまれている。

対抗馬として挙げられるのは立川の天パの大元自称良妻な大化生愛欲至上主義のエロエロ尼あたりだろうか。Fate/EXTRA自重しろ。

立川の天パの大元は見た瞬間「あ、これあかん」となったプレイヤーが続出したともっぱらの評判。一部では最強の出落ちラスボスと言われているとか何とか。
その他の2人も最高神級の分霊的存在知性があるならば外宇宙の存在でも一瞬で殺す能力持ちという盛りまくった設定を持つ。
特にこっちは「ORTに勝てるキャラがいるならば?」という話題ではかなりの頻度で名前を出される存在である。

また、ORTを消去し得る方法としてFate/EXTRA CCCのラスボスが示唆した「天文学的なレベルで遠い空間へ強制転移させて、その空間のみを消去する」などがあるが、これはムーンセル内、霊子世界での話である。
だがムーンセルが地球はおろか太陽系の範疇であればその物理法則を捻じ曲げることが可能だと描写されたため、ORTの故郷である水星も神代の権能の支配下に置かれている可能性が高くなっている。

Fate/Grand Orderでは、同じように死の概念が無い存在にすら死を付与して可殺状態に追い込むことができるという最強のアサシンが現れた。この最強のアサシンと直死の魔眼を併用すれば倒せる可能性がある。

そういうわけで、現在のORTは「正面からの殴り合いに関しては最強のキャラクター」という微妙にニュアンスを変えたポジションに落ち着いている。

ただ、そもそも空想具現化をフルに用いたところで街一つを形成する程度の権限しか無い通常のアルクェイドでも「正面からでは勝ち目は無い」と言われており、裏を返せば「対抗手段自体は一応存在する」とされていたため昔からそのポジションではあったとする意見もある。
また、ORTを上回る可能性があるキャラクターはどれも顕現すれば地球がどうにかなってしまうレベルで強大なため、物理法則が決まっていなかった神代やそういった縛りのない霊子空間ならともかく、現実世界にそうホイホイ出てこられる存在ではない。
そのため実質的な意味での「最強」はいまだ崩れていないのも事実である。

「fake」では登場こそは叶っていないが、ジェスターという死徒が退屈しのぎに聖杯の力でORTを眠りから覚まさせて世界を滅ぼそうとしている。
これを知ったゼルレッチは100年後ならば対抗出来るかもしれないが、今は無理と言っている。
現代でこそやはり最強という地位は変わりないようだが未来においては対抗策が存在するようだ。


【メディア露出】

このように長らく設定のみで語られる存在だったORTだが、


2014年 ついに公式メディアで初登場を果たした。










そう、ギャグ空間である。

ORTが出てくることになった顛末は
「いつものコハエースのノリで型月一武道会を開くことになり、参加者紹介始めたら1組目がORT&キアラだった」というもの。
色々と酷い。でもいつものコハエースだからね仕方ないね!
きのこアルクによると「対知的生命ならばキアラ」「物理部門ならばORT」がそれぞれ最強との事。
様々な登場キャラが増えた今でも最強の一つという事に変わりないようなのは流石というべきか。
ちなみに対戦相手は両儀式聖☆おにいさんである。




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最終更新:2020年08月01日 16:34
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