カメレキング(ウルトラ怪獣)

登録日:2018/10/05 Fri 23:11:10
更新日:2024/12/26 Thu 19:16:43
所要時間:約 2 分で読めます





カメレキングとは、『ウルトラマンA』に登場する超獣である。

別名:古代超獣
身長:60メートル
体重:4万5千トン



概要

異次元人ヤプールが古代カメレオンと宇宙翼竜を超獣製造機で合体させて生み出した超獣。

眼や緑色の皮膚などにカメレオンの特徴が見られ、背中には宇宙翼竜のものと思われる大きな翼がある。それを使い、飛行も可能。
鼻の上には湾曲したツノ、頭頂部と顔の側面には魚のようなヒレ、腹には鋭いカッターが生えている。鼻のツノはレーダーの役割を兼ねている。
その姿は西洋のドラゴンにも見える。

人間を主食としており、後述する卵の状態で人を捕食する。

主な武器は口から吐き出す白いガス鋭利な翼
また、翼を羽ばたかせることで風速70メートルの地獄風を引き起こす。
腹のカッターはノコギリのように回転させることができ、敵をズタズタにする。
カメレオンらしく、口から長さ30mの舌を伸ばすことも可能で武器として使用できるが、同時に弱点でもある

『A』の第2話に登場した超獣だが、第1話のベロクロン、第3話のバキシムといった人気超獣に挟まれて少々影が薄い。


活躍

『ウルトラマンA』第2話「大超獣を超えてゆけ!」に登場。

最初はヤプールの手によって、「古代カメレオンの銀の卵」「宇宙翼竜の金の卵」の二つに分割されて地球に送り込まれた。
銀の卵」は工事現場で発掘された後、人間を捕食しては地底に姿をくらましていた。
一方「金の卵」は空を飛んで東京に向かっており、TACに存在を知られTACアローによる攻撃を受けるが、その実体は攻撃されると消える特性を持つ「宇宙物体」であり、その特性を利用することでTACの目を欺くことに成功。
TACの接触防止作戦の失敗により、やがて東京で合流した二つの卵は合体し「」となり、その中から古代超獣カメレキングが誕生した。

エジプトの古書によると、太古の昔にカメレキングはアトランティス大陸を壊滅させたとの記録が残っており、ヤプールはその状況を現代に再現しようと狙っていたのだった。

ウルトラマンエースとの戦いでは、飛行能力を活かした戦法で襲い掛かった。だがエースに翼をもぎ取られ、弱った所にメタリウム光線を受けて倒された。

上述のエジプトの古書の通り、カメレキングがアトランティス大陸を滅ぼしたというのが事実であれば、
ヤプールは大昔の地球にも超獣を送り込んでいたことになるが、何故その時代に地球を支配できなかったのか不明である。
もしかしたら、この時代にもウルトラマン達の妨害を受け、結局地球侵略を阻止されていたのかもしれない。

その他の登場作品

ウルトラマン超闘士激伝

ヤプール軍団に所属する超獣の1体として登場。
軍団の幹部であるバラバからを賜り、ガマスやドラゴリーと共にサンド星で闘士怪獣軍団と戦っていた。
しかし、サンド星に駆け付けた闘士ゼットンに3体まとめて倒されてしまった。

『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』

ヤプールが敵対するペダン星人を殲滅するために送り込んだ超獣の1体。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

ベリュドラの右腕を構成する怪獣の1体。


追記・修正をお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • カメレキング
  • 超獣
  • ウルトラ怪獣
  • 怪獣
  • カメレオン
  • 宇宙翼竜
  • 金の卵
  • 銀の卵
  • ヤプール
  • 異次元
  • ウルトラマンA
  • ウルトラマンエース
  • 古代超獣
  • アトランティス
  • ドラゴン
  • 人喰い
  • 金銀まだらの卵
  • Aオリジナル怪獣
最終更新:2024年12月26日 19:16