バランダーV

登録日:2020/01/21 Tue 00:00:38
更新日:2021/10/23 Sat 23:24:02
所要時間:約 ? 分で読めます





ついに動き始めた、恐怖の巨大ロボットバランダーV!


ファイヤーマン』の第10話「鉄の怪獣が東京を襲った!-恐怖のバランダーV登場-」に登場したロボット怪獣。

出典:ファイヤーマン/円谷プロ/第23話「鉄の怪獣が東京を襲った!-恐怖のバランダーV登場-」/1973年3月11日放送

身長:50m
体重:4万t
出身地:超エネルギー研究センター
別名:ロボット怪獣


【概要】

地球侵略を企み、その邪魔になるSAFを壊滅させようとするバランダ星人が操る侵略ロボット。
母星である惑星バランダから無人ロケットで密かに送られた部品を、占拠した超エネルギー研究センター内で組み立てて建造された。
頭部にコックピットがあり、バランダ星人が乗り込んで操縦する。
動きは鈍重で機動性には欠けるが、数多くの武装を持つ。

最大の武器は胸にある「バランダ速射6連砲」で、ファイヤーマンを圧倒するほどのミサイルを連続で発射する。
両手からはレーザーを発射でき、両手を分離して「バランダ・ジェットパンチ」として遠隔操作して本体と同時に攻撃できる。

両手を飛ばした後の腕の先からは強力な磁力線「マグネチックサンダー」を発生させて金属を引き寄せる。
さらに、全身を覆うようにバリアを発生させてファイヤーマンの攻撃を防ぎ、足の「バランダブースター」を使ってマッハ5のスピードで空を飛ぶ。

宇宙人の操るロボット怪獣は数多く登場するが、宇宙人が自ら乗り込んで操縦し、コックピットの内部まで描写されるのは珍しい。


【活躍】

超エネルギー研究センター内で密かに建造されていたが、良夫少年に拾われていた最後の主要部品「物体X」を取り戻したために遂に完成。ビルを破壊してその姿を現す。

胸の「バランダ速射6連砲」で街や戦闘機を破壊し、登場したファイヤーマンに対しても「バランダ速射6連砲」や「バランダ・ジェットパンチ」で圧倒。
ファイヤーマンの放った「ファイヤークロス」もバリアで防いで追い詰める。

しかし、倒れたファイヤーマンにとどめを刺そうと近づいた所に「ファイヤースター」を頭に受けて機能に異常を起こしてしまい形勢逆転。
勝ち目が無いと見て空を飛んで逃げようとした所に「ファイヤーフラッシュ」を撃ち込まれて爆発した。


破壊者宇宙人バランダ星人
身長:180㎝(個体差あり)
体重:95㎏(個体差あり)
出身地:惑星バランダ

地球侵略を企む宇宙人
姿は地球人と変わらないが瞬間移動をする事ができ、死ぬとになって消滅する。
で武装しており、忍者のように身軽な動きで相手に襲いかかる。
超エネルギー研究センターを占拠して密かにバランダーVを建造しており、重要な部品である「物体X」を拾った良夫少年を狙って暗躍した。
超エネルギー研究センター内で白衣を着ている男がリーダーで、バランダーVの操縦を行う。
後述のグレンファイヤーの話からすると、ファイヤーマンに敗れた後も未だに侵略活動を行っている模様。


【その他】

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』に登場したレギオノイドは両腕の大砲やVの身体の類似からモデルと噂されたが、公式から無関係との声明が出されている。

ウルトラマン列伝』104話に登場したグレンファイヤーによると、「ベランダだかバランダだか」という名前のロボット怪獣を倒す任務を行っていたらしい。

SSSS.GRIDMAN』の第9話にバランダーVのフィギュアが登場している。
ウルトラシリーズが放送されている世界観*1だが、「ファイヤーマン」も放送されていたのだろうか…?

頭部のコックピット、胸の必殺武器、ロケットパンチ、四文字長音符の後のアルファベットの名前と、同じ時期に放送されていた某ロボットアニメ主役ロボットによく似た特徴を持っているが、関連は不明。


追記・修正は超エネルギー研究センターでお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • バランダーV
  • ファイヤーマン
  • ロボット怪獣
  • ロボット
  • バランダ星人
  • 円谷怪獣
  • 鉄の怪獣が東京を襲った!

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年10月23日 23:24

*1 正確に言うと新条アカネが知らないものは出せないので、『電光超人グリッドマン』の世界においても放送されていたということなのだろう