ゲーム機大戦

登録日:2020/03/10 Tue 22:41:43
更新日:2025/01/20 Mon 00:30:10
所要時間:約 4 分で読めます




今もなお続くゲーム機戦争ですが、
その発端はなんだったのか?

この記事ではゲーム機大戦の歴史を
分かりやすくWiki形式にして解説します。

★概念


ゲーム機大戦とは、ゲーム機の歴史をアニメを通してゆっくりが解説する動画。
様々なゲーム機が戦車や戦闘機になって戦う動画。
バトル系BGMに合わせて、ゆっくりの解説とともにテンポよくゲーム機が戦うのが特徴。
これを見ればとりあえず大雑把にゲーム機の歴史が分かる。
派生動画として競馬版の種牡馬大戦などがある。
誰もが知っているメジャーハードはもちろん、意外とマイナーなハードまで網羅している。

実はこの作品、何度か作者が変わっている。
そのため、作風が多少異なる。
基本的に後に出た動画の方が解説が多い可能性が高い。

第6次まではWindows777やヘビクエストを制作していたMIDORIKAWA氏が制作していた。
手短な解説、そしてテンポ良い戦闘が特徴。
一時期はシミュレーションゲーム版ゲーム機大戦も制作予定だったらしい。
しかし諸事情により、ゲーム機大戦から撤退。
その代替として、後継者を公募、本人もプロットや動画素材を制作した。
その結果、イラストを自作し、オリジナリティを取り入れ、
なぜなにゲーム機大戦などの名物コーナーを生み出したkoke氏が10次まで制作。完結をさせた。
そして第11次が急遽投稿。さまざまな作者が現れる中7次~10次を制作して完結させたkoke氏は公認はしないが黙認はすると表面を出している。

他に343rt4gr氏も8次まで原作のプロット通りに制作した後、
世界版と題したシリーズ(実質北米版)を制作した。
こちらはエフェクトが多めであり、米国のゲーム事情が分からなくても楽しめる出来になっている。

★動画一覧


【MIDORIKAWA時代】

ゲーム機戦争
記念すべき第一作目。ファミコンが登場。タイトルに第x次と付かない。またこれだけ大戦ではなく戦争となっている。
日本初のゲーム機発売からファミコンが絶対王者になるまでの話。

第2次ゲーム機大戦
ファミコンが相変わらず無双する回。終盤にセガ・マークⅢが登場。
このパートは特にヘンテコなゲーム機達が参戦してくる。
ファミコン無双からファミコン無双崩壊の前兆まで描かれる。

第3次ゲーム機大戦
ゲーム機三国志時代到来。
PCエンジンメガドライブといった相次ぐ次世代機の襲来によりファミコンは窮地に陥る。
携帯機ゲームボーイも初登場。

第4次ゲーム機大戦
ファミコンがどんどん次世代機の力によって敗北を続ける。
しかし、ネオジオが参戦し、ファミコンどころか次世代機も窮地に立たされる。
そんな中スーパーファミコンが満を持して登場。他社も新型を開発し始める。
そしてあの会社の影が…

第5次ゲーム機大戦
前後編分割となった回。
前半はメガドラ対PCエンジン、後半は、新世代機戦争激化の二部構成。
空中戦がついに勃発する。さらなる新世代機の登場。
前半はメガドライブPCエンジンが対決。終盤に3DOが参戦してくるが、スーパーファミコンにボロ負け。
後半は32bit機が次々参戦するが、スーパーファミコンにボロ負け。しかし、時代はCD-ROMの時代はすぐそこまで来ており、スーパーファミコンは窮地に立たされる。
終盤にセガサターン、プレイステーションが参戦し、スーパーファミコンは瀕死状態に。

第6次ゲーム機大戦
新世代機戦争、前半戦終結編。
勝つのはサターンか、プレステか、それともスーファミか……
ここまで三大ハードの一つだったNECもついに撤退。
終盤にはスーパーファミコンとプレイステーションによる因縁の対決が繰り広げられる。
なお、この回でMIDORIKAWA氏はゲーム機大戦制作から撤退する。(なお、第8次ゲーム機大戦まではプロットは描いている。)

【koke時代】

第7次ゲーム機大戦
koke氏が新たに書き下ろしたオリジナルプロット。
前半は空中戦パート、後半は地上パートの二部構成。
前半ではNintendo64が参戦するがプレステに返り討ちにされる。
携帯機にはポケモンが登場。他社ハードとの空中戦が繰り広げられる。
後半戦は64、プレステ、サターンによる値下げ競争などの泥沼戦が繰り広げられる。
しかし64、サターンを大きく突き放し、プレステが全て勝利する。
終盤にはドリキャスも参戦。

第8次ゲーム機大戦
前半はセガ対プレステ、後半は、ゲームキューブ対PS2に分かれる二部構成。
前半はセガ最後の戦い。ドリームキャストとプレイステーションの死闘が繰り広げられる。任天堂はセガの護衛に回る。PS2も参戦。
後半ではゲームボーイが佳境を迎える。空中戦やゲームキューブとPS2の戦いが描かれる。任天堂とスクウェア、ナムコが和解する。一方、海の向こうから黒船が参戦。
ゲーム離れが重要な問題として取り上げられる。

第9次ゲーム機大戦
第9次からはMIDORIKAWA氏がプロットがなくなったため、koke氏による完全オリジナルプロットとなる。
前半は空中戦パートと後半は地上パートに分かれる二部構成。
前半はDS対PSPの史上最大の空中戦。
ポケモンとモンハンがピックアップされる。3DSが参戦する直前まで描かれる。
後半はPS2対ゲームキューブの続き。しかしゲームキューブが敗北する。
そんな中、黒船が再来し、Xbox360が参戦。そして異色ハードWiiにPS3が挑む。

第10次ゲーム機大戦
PS3がコケながらなんとか新型で望みをつなぐ。
SCEの債務超過と王座奪還までの道やWiiの衰退が描かれる。
そんな中、Xbox360は空気化してしまう。
黒船が急遽現れ、Xbox360の新型も参戦するが即自爆する。
iPhoneが日本に上陸してきたことで、スマホも参戦。
3DSとPSVitaもちょこっと参戦。
終盤ではWiiU、PS4、XboxOneを紹介し、総括に入る。

【新後継者時代】

第11次ゲーム機大戦
WiiUが登場するもPS3、PS4にボロ負け。
黒船がまたまた再来し、XboxOneが参戦してくるがほとんど空気。
空中では3DSとPSVitaの決戦が繰り広げられる。
そんな中、クラウドサービスを導入したゲーム機も参戦するが、蚊帳の外へおいやられる。
後半にはSCEがまたまた債務超過し、社名がSIEへと変わる。
そんなSIEがPS4の新型を着々と開発している中、任天堂の次世代機NintendoSwitchが登場。
PSVitaが敗北し、SIEはSCEから続く十数年にも渡る空中戦が終結し、携帯機もライバルがいなくなったことにより衰退していくことになった。

第12次ゲーム機大戦
任天堂の次世代機NintendoSwitchが活躍。
PS4はSwitchに苦戦中。
3DSと世代交代する形でNintendoSwitch Liteが登場。
終盤ではSwitchが次々とライバルを潰して覇者となる。
Googleも参戦したが、ゲーム事業は振るわずひっそり撤退。
PS5や黒船からXboxSeriesX/Sも少しだけ参戦。

【世界版】

世界版ゲーム機戦争
343rt4gr氏が制作。
あのATARIのPONGやマグナボックスのオデッセイなどが登場。
マグナボックスとATARIの戦い、ATARIがアメリカで覇権を取るまでが描かれる。

世界版第2次ゲーム機大戦
ATARI2600が大躍進、しかしそれは罠だった…
前編後編とあり、前編はATARIの完全勝利だったが、後編になるとコレコのコレコビジョンが勢いを見せる。そしてとうとうあのアタリショックが起きてしまう。

世界版第3次ゲーム機大戦
アタリショック後の話である。
北米にも任天堂とセガが進出。任天堂は海の向こうでも相変わらず無双。
VHSテープを採用したハードなどのヘンテコハードも参戦。
前世代勝者ATARIも次世代機ATARI7800で巻き上げを計るが……

世界版第4次ゲーム機大戦
国内版の第3次~第4次に内容が似ている。
あの携帯機ゲームボーイも活躍。
NECがここでもPCエンジン改め、TurboGraphics16として参戦する。
ジェネシスとSNES、ついに二大ハードが出そろう。

世界版第5次ゲーム機大戦
ついにジェネシスとSNESの決戦。
勝つのはジェネシスか…それともSNESか…?
NECはアメリカでは全く振るわず、いち早く撤退する。
最後に次世代機3DOが参戦するもボロ負け。

世界版第6次ゲーム機大戦
次々と現れる次世代機。初代王者ATARIも参戦。
その頃SNESはドンキーコングを用意し、王座奪還を狙う。
プレイステーションとセガサターンもここで参戦。
参戦したばかりのATARIだったが、売り上げが振るわずゲーム事業から一時撤退する。

【リメイク版】

新生ゲーム機大戦
テレビテニス以前も詳しく描かれている。
新参のエポックのテレビテニスと古くから居座っている学研の電子ブロックとの勝負。
結果は電子ブロックの圧勝に終わってしまう。
なお、この作品は途中まで原作の絵を借りずにほぼオリジナルで制作している。

新生ゲーム機大戦2
学研の電子ブロックに負けたエポックは任天堂、トミー、バンダイを仲間にする。
そして原作で活躍したカセットビジョンが参戦。
ついに電子ブロックに勝利するが、エポックが調子に乗ってしまった。
ちなみにカセットビジョンは戦車だけ原作の絵である。

新生ゲーム機大戦3
調子に乗ったエポックは任天堂から登場したファミコンにボコボコにされる。
ファミコン無双であるが、三つ巴戦のため、カセットビジョンjrやSG-1000は攻撃を受けながらも生き残る。
原作には登場しない三菱のML-8000やMSXなども参戦するがファミコンにボコボコにされる。
そんな中、エポックやセガはファミコン対策をしているようだが…
ちなみに前回、前々回と異なり、多くのゲーム機が登場し始めたため、戦闘シーンが中心になっている。
さらに、この回から全て原作絵になる。

【その他主な派生動画】

種牡馬戦争
競馬版ゲーム機大戦。
舞台を種牡馬とし、競馬を知らない人でも楽しめる内容になっている。
完結はしているが、現在も1年ごとに新作があげられており、その年の種牡馬の動きが全てまとめられている。

ゲーム機太平
日常系(?)ゲーム機大戦。
作者曰く、MIDORIKAWA氏のテトリス漫才のような動画が作りたかったらしい。
そのため、セリフはかなり少ない。
基本的に平和的だが、戦闘シーンもたまにある。

OS戦争
MS-DOSやAppleシリーズからiOS、AndroidなどのOSなどの戦いが描かれる。
MicrosoftのWindowsやAppleのMacintoshが覇権争いをする動画。
後半になってくるとiOSやAndroidも参戦。

テレビ大戦
テレビ版ゲーム機大戦。ゲーム大戦とは違い、コロコロと王者が変わる。
モノクロテレビから8Kテレビまでの戦いが描かれる。
空中ではミニテレビなどが戦いを繰り広げる。

追記・修正は後継者になってからお願いします。

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最終更新:2025年01月20日 00:30