登録日:2020/06/05 Fri 00:52:01
更新日:2023/12/31 Sun 19:07:45
所要時間:約 4 分で読めます
いかにジャンボーグAと言えども、霊媒怪獣の手にかかっては一も二も無いわ!
出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第21話「怪奇!宇宙の怪獣墓場」/1973年6月6日放送
身長:51m
体重:4万t
出身地:怪獣墓場
別名:霊媒怪獣
【概要】
宇宙空間にある怪獣墓場からやって来た怪獣で、
マッドゴーネがその到着を待ち望むほどの実力者。
エメラルド星にグロース星人の前進基地があると
PATに誤認させて攻撃させ、それを止めに向かう
ジャンボーグAを「幻惑念力」で足止めして消耗させるという、作戦の重要な要を担う。
踊るような仕草を常に取っている。
最大の特徴は異名にもある霊媒能力「幻惑念力」で、宇宙の怪獣墓場に敗れ去った怪獣戦士たちの
幽霊を出現させる事ができる。
幽霊怪獣は一時的ではあるが実体を得ていてジャンボーグAを直接攻撃する事ができるが、少しのダメージですぐに
消滅してしまう。
作中では、キングジャイグラス、
ドクロスキング、アントロン、
デモンスターを出現させた。
両手の骨のような三本の指は
ミサイルになっており、発射して敵を攻撃する。
ミサイルは発射されるとすぐに奥から次弾が補充されるため弾切れになる事はない。
顔の両頬には「ウータンバルーン」という破壊エネルギーを蓄積する袋があり、ウータンバルーンに溜めたエネルギーを口の中の赤い「ウータンカプセル」に入れて
爆弾として発射する事ができ、一撃でファイティングスターを撃墜する力がある。
体を丸いボール状に変形させて空中を飛行し、体当たりを仕掛けるほか尻尾を鋭い
槍のようにしてジャンボーグAを突き刺そうとした。
地面に投げられた時にボールになる事で受け身を取ってダメージを軽減する事もできる。
弱点は、ウータンバルーンを膨らませている時に隙ができる事。
また、幻惑念力は怪獣墓場でしか使えないようだ。
【活躍】
マッドゴーネの策略で、PATがエメラルド星に発射したミサイルロケットを止めるために出発したジャンボーグAを怪獣墓場に誘い込み、「幻惑念力」で出現させた幽霊怪獣に足止めさせる。
ジャンボーグAを消耗させ、さらにエメラルド星に向かって行った所でジャンボーグA不在の隙を突いて
地球に出現して破壊活動を行う。
指のミサイルや口から発射するウータンカプセルでPATの戦闘機を撃墜して窮地に陥らせるが、そこにミサイルロケットを破壊したジャンボーグAが帰還して戦闘に突入。
しかし、地球とエメラルド星の往復でエネルギーを消耗した上にミサイルロケットを破壊した時に破片で負傷したジャンボーグAに猛攻撃を仕掛け、一時は圧倒してしまう。
だが、意を決したナオキによってジャンボーグAが底力を発揮すると形勢は逆転。
「ジェットナイフ」でウータンバルーンを爆破され、ジャンボーグAの猛攻に圧倒されると「必殺・風車」を受けて真っ二つに両断されて倒された。
【その他】
デザインモチーフはオランウータン。
ボディのヒダの部分は
ガラモンの造形のアレンジ。
ウータンのようなオカルト要素のある怪獣は『
ウルトラマン』に登場した
ウーや『ジャンボーグA』と同時期では『
ウルトラマンタロウ』の
バサラや
エンマーゴなどがいる。
これらが元々妖怪のような存在だったり、
封印されていた伝説の正体だったりするのに対して、ウータンは
宇宙人タイプでもないのに霊能力を使うというあまりない怪獣である。
登場した幽霊怪獣の内、キングジャイグラスとドクロスキングはナオキと健太に因縁のある存在。
予告編ではこのほかに
マッドサタンも登場していた。
健太少年は第11話に続いて登場し、再びジャンボーグAに搭乗。
両親や愛犬を失った悲しみからは立ち直っていたが、今度はせっかくできたガールフレンドが養女にもらわれて行ってしまうという切ない別れを経験していた。
追記・修正お願いします。
- よく見たらアゴヒゲ生やしてる。能力といいジェロニモンとちょっと似ている。 -- 名無しさん (2020-06-05 01:35:21)
- ↑能力はウルトラマンのジェロニモンだけじゃなくジャスティライザーのデボラスとも似てるよね。 -- 名無しさん (2020-06-05 07:52:07)
- キングジャイグラスの「グ」が抜けてますよ -- 名無しさん (2020-06-05 21:31:49)
最終更新:2023年12月31日 19:07