副話術士クララ&ルーシカ(遊戯王OCG)

登録日:2020/06/11 (木曜日) 22:21:09
更新日:2025/03/27 Thu 21:22:21
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一見親友の2人、だけど本当は…?


《副話術士クララ&ルーシカ》とは「遊戯王OCG」に登場するカードである。
収録パックは「EXTREME FORCE」


リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/魔法使い族/攻 0
【リンクマーカー:上】
通常召喚されたモンスター1体
このカードのリンク召喚はメインフェイズ2でしか行えない。


【概要】


「EXTREME FORCE」で登場したリンクモンスター。
黒髪で黒のドレスを着た少女と、金髪でピンクのドレスを着た少女の2人組のモンスター。
だがよく見ると金髪の少女の方は腕の関節が球体になっており、どうやら人形であるようだ。

マスターガイド6によると、引っ込み思案な少女クララ(黒髪の少女)が人と仲良くするためには、
人形のルーシカ(金髪の少女)の力を借りなければいけないという。

つまりルーシカはクララの腹話術人形だということだが、クララに特別な力があり、ルーシカが自立して行動できるのかは不明。



【効果】


さて、そんな可愛らしい彼女達だが、肝心の効果はというと…


このカードのリンク召喚はメインフェイズ2でしか行えない。


え?


このカードのリンク召喚はメインフェイズ2でしか行えない。


そう、このカードにメリットとなる効果はなく、それどころかL召喚のタイミングが限定されているというデメリットを持ちわせているのである。
その上リンクマーカーは上1つのみ、EXモンスターゾーンに出すと相手に利用されてしまう。

L素材自体には大きな制約はなく、通常召喚したモンスターなら何でも素材にできる。
だがメインフェイズ2はバトルフェイズ後に行われ、通常召喚したモンスターはその前に何らかの素材になる場合が多く、活かせる場面は少ない。
例えば《クリッター》《黒き森のウィッチ》の効果を能動的に発動できるという利点があるが、
そこは同じL素材を持ち、他にもメリット効果がある《転生炎獣アルミラージ》《聖魔の乙女アルテミス》が優先される。
こちらは攻撃力1000以上でも素材にできる、地属性・魔法使い族であることを活かしていきたい。


【相性のいいカード】



前者は魔法使い専用の装備魔法で装備したモンスターと一緒に墓地に送って2ドロー。
後者は魔法使いを墓地に送って2ドローできる魔法カード。
どちらも適当なモンスターを《副話術士クララ&ルーシカ》にすることで2ドローできる。


  • 邪神機-獄炎
  • ミストデーモン

リリース無しで召喚できるが、エンドフェイズ時にデメリットが発生する上級モンスター。
攻撃後にこのカードに変換することでデメリットを回避できる。



相手ターンに魔法使い族をリリースすることでサルベージできるモンスター。
このカードを素材に《副話術士クララ&ルーシカ》をL召喚して、相手ターンに《副話術士クララ&ルーシカ》をリリースすることでサルベージできる。



ご存じ元祖特殊勝利モンスター。
魔法使いサポートを共有でき、上述の《クリッター》や《黒き森のウィッチ》を素材にしてパーツをサーチできる。
更に《ルドラの魔導書》や《ワンダー・ワンド》を駆使してドロー加速もできる。



ご存知汎用リンク2 モンスター。
EXデッキのモンスターをL素材にすると場か墓地のカードを除外する効果があり、《副話術士クララ&ルーシカ》は素材指定の緩いリンク1モンスターなので経由点としては非常に使いやすい。
この効果を使うと自分のモンスターは直接攻撃できなくなるが、《副話術士クララ&ルーシカ》を出せるのはメインフェイズ2なのでデメリットを無視できるのもありがたい。
上述した様に《転生炎獣アルミラージ》や《聖魔の乙女アルテミス》などメインフェイズ1でもリンク1モンスターの選択肢はあるため、他のリンク1モンスターを経由点として利用できないデッキでの採用になる。
ただし、メインフェイズ2でしか出せないため妨害を受けて展開が止まった時の妥協展開としては使えない点には注意。



【余談】


カード名は「副話術士」となっている。
恐らく腹話術師の捩りだと思われる。



追記、修正は人形と一緒にお願いします。

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最終更新:2025年03月27日 21:22