サラマングレイト(遊戯王OCG)

登録日:2019/01/15 Tue 12:40:21
更新日:2025/04/09 Wed 08:20:30
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俺がこの炎で焼き尽くしてやるよ!


転生炎獣(サラマングレイト)』とはカードゲーム「遊戯王OCG」におけるカードカテゴリの1つである。

アニメ『遊戯王VRAINS』において登場人物の1人、穂村尊/Soulburnerが使用するカテゴリでもある。


【概要】

属するモンスターは全て、炎属性サイバース族で統一されており、多くが炎を纏った動物のような姿をしている。
漢字表記に「転生」とある通り、同名カードを参照する効果や墓地に関する効果を持ったモンスターが多いのが特徴。
そして、儀式融合エクシーズLモンスターの多くが、自身の同名カードを素材とした場合の追加効果を持つのが最大の特徴。
アニメの中では自身1体を素材に同名モンスターをL召喚する行為を「転生リンク召喚」と呼んでいる。

名前の由来は「サラマンダー」+転生を意味する「トランスマイグレイト(transmigrate)」だと思われる。
いささか聞き慣れない言葉だが、これ以前にも《タキオン・トランスミグレイション》や《レッドアイズ・トランスマイグレーション》に使われている。同じ単語での表記揺れがやたら激しい。
だが英語版では「Salamangreat」と、ただのグレイトなサラマンダーみたいな名前になってしまっている。


【モンスター一覧】

下級モンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ウルヴィー
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1700/守1000
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを素材としてリンク召喚に成功したモンスターは、そのターン戦闘・効果では破壊されない。
(2):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(3):このカードが効果で自分の墓地から手札に加わった場合、このカードを相手に見せ、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

L素材にするとそのLモンスターに破壊耐性を与え、条件を満たせば炎属性モンスターをサルベージできる効果を持つ。
条件も緩く、サラマングレイトでなくても活躍できるため汎用性は高い。
ただし、耐性は召喚に成功しないと付与されないので、《神の宣告》などでL召喚自体を潰されるのは防げない。そこは適宜、こちらもカウンター罠で対応したいところ。
(3)のサルベージ効果は《真実の眼》などで手札を公開している場合は当然使えない。
モチーフは北国に生息する肉食哺乳類「クズリ」だと思われる。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ガゼル
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送る。

緩い条件で特殊召喚でき、墓地肥やしも行えるサラマングレイトのキーカード。自己蘇生できる《転生炎獣フォクシー》《転生炎獣ファルコ》《転生炎獣スピニー》などが候補か。
魔法・罠カードも墓地に送れるのもポイントで、転生リンク召喚した《転生炎獣サンライトウルフ》を使って擬似的なサーチが出来る為、こちらも有効である。

効果の起動は主に通常召喚したサラマングレイトで、リンク1の《転生炎獣ベイルリンクス》を特殊召喚するだけでも条件を満たせる。
「場合の任意効果」なのでタイミングを逃すことなく特殊召喚が可能。
更に特殊召喚効果をよく見ると、どこから墓地に送られたかは問われていないので、手札やデッキから落とされた場合でもOK。
ただしダメージステップ中には発動できないため、戦闘破壊や《サラマングレイト・オブ・ファイア》による破壊には対応しない。

手札を1枚捨ててサイバース族をサーチする《サイバネット・マイニング》(場合によっては《火霊媒師ヒータ》でも良い)とはコンボが成立する。
なんらかのサラマングレイトを捨ててこのカードをサーチした場合、発動時に《転生炎獣ガゼル》が手札になかったとしてもコストに対して《転生炎獣ガゼル》が反応、特殊召喚が可能。
手札に加わった時点で非公開領域のカードとなり、その後に先程のコストに対する「場合の任意効果」の判定が行われるため、問題なく発動できるのだ。

モチーフはガゼル。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)(ジャック)ジャガー
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「サラマングレイト」リンクモンスターが存在する場合、
「転生炎獣Jジャガー」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを自分の「サラマングレイト」リンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。

貫通効果と自己再生効果を持つ。サラマングレイトの下級では高めの攻撃力があり、一応アタッカーとしても機能する。
自己再生効果は墓地のサラマングレイトをデッキに戻す必要がある。下級達は墓地にいるほうが都合が良い場面も多いため、基本的にはEXの連中を戻したい。
逆に言えば展開しつつデッキリソースを回復できるという事でもあり、【サラマングレイト】デッキは転生リンク召喚の仕様上EXデッキの消費が激しいため、このカードによるデッキ戻しは長期戦における重要なリソース回復手段となる。
モチーフはミック・ジャガー。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)スピニー
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」カードが存在する場合、このカードを手札から捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
(2):自分フィールドに「転生炎獣スピニー」以外の「サラマングレイト」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

手札から捨てるパンプ効果と自己再生効果を持つ。ただコンバットトリックには使えないのが難点。むしろこの効果で墓地に送ることで自己再生に繋げられる方が重要。
自己再生効果は非常に条件が緩いが、《ボルト・ヘッジホッグ》同様除外デメリットがついてくる。対処法も同じで、《転生炎獣ミラージュスタリオ》辺りのX素材にしてしまうのがベスト。
そうでなくとも召喚権を使った状態で展開できるサラマングレイトはこいつか《転生炎獣ウィーゼル》くらいなので、いざというときにはL素材にするなど柔軟に動ける。
モチーフはヨロイトカゲだと思われる。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ファルコ
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1200/守1600
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、「転生炎獣ファルコ」以外の自分フィールドの「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを墓地から特殊召喚する。

サポートカードの再利用と自己再生効果を持つ。
通常・儀式・フィールド魔法なら即座に再利用できる上、どこから墓地に送られても良いのが嬉しいところ。
《転生炎獣の再起》なら即座に蘇生可能。
自己再生効果はサラマングレイトのバウンスが条件。アニメよろしく《転生炎獣ミーア》とのコンボで使いたい。
モチーフは隼。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)フォウル
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守 200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「転生炎獣フォウル」以外の「サラマングレイト」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送り、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
このターン、そのセットされた魔法・罠カードは発動できない。

手札からの特殊召喚効果と相手のセットカード封じ効果を持つ。
特殊召喚のトリガーは緩く、手札に握っていれば楽に出てくる。
一方セットカードの封印効果は微妙。サラマングレイトならば除去してしまった方が早いため、墓地にサラマングレイトを能動的に落とせる手段とみるべきか。
モチーフは恐らく孔雀(Peafowl)。ただし、名前はアヒルや七面鳥などの家禽を意味する「fowl」になっている。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)フォクサー
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが3体以上の場合、このカードを手札から墓地へ送り、自分の墓地の「サラマングレイト」リンクモンスター1体と相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
対象の墓地のモンスターをEXデッキに戻し、対象のフィールドのカードを破壊する。
(2):このカードが墓地に存在し、相手の魔法&罠ゾーンのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。

Lモンスターのサルベージ&相手の魔法・罠除去、自己再生効果を持つ。
①の効果は一連の処理であるため、除去と回収が両方できる状態でないと発動自体不可能。
自己再生効果は相手依存になるが、後述の《転生炎獣フォクシー》の効果で除去できれば連動して特殊召喚できる。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)フォクシー
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1200
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から「サラマングレイト」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードはデッキに戻す。
(2):このカードが墓地に存在し、フィールドに表側表示の魔法・罠カードが存在する場合、手札から「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

疑似サーチ効果と自己再生及び魔法・罠除去効果を持つ。
サーチ効果はいわばサラマングレイト版《強欲で謙虚な壺》。3枚の中にサラマングレイトカードがないとサーチできないがこれは固め方次第でどうとでもなる。
今後の「サラマングレイト」カードプールの変遷次第で評価も左右するだろう。
自己再生効果は蘇生ついでに表側表示の魔法・罠カードを割ることが可能で、《スキルドレイン》などの厄介な永続系カードなどへの対策となる。

前述の《転生炎獣フォクサー》とは色違いレベルで瓜二つで、効果も相互にシナジーを持つ。ちなみにステータスは正反対になっている。自己再生効果のコストで《転生炎獣フォクサー》を捨てれば一気に2体並べることができる。
《転生炎獣フォクサー》共々、正確なモチーフは陰陽師が使役する「管狐」であろう。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ミーア
効果モンスター
星2/炎属性/サイバース族/攻 800/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが通常のドロー以外の方法で手札に加わった場合、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札からこのカード以外の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。

2つの手札からの特殊召喚効果を持つ。効果で手札に加わればそのまま特殊召喚できる。《転生炎獣ウルヴィー》でサルベージする、《転生炎獣ファルコ》でバウンスするなど方法は色々。特に《転生炎獣ファルコ》とのコンボで両方を並べられるのは強力。アニメでもよく使われている。
もう一つの方はサラマングレイトがコストとして必要になるので、《転生炎獣フォクサー》辺りを捨てたいところ。
モチーフはミーアキャット。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)モル
効果モンスター
星1/炎属性/サイバース族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がリンクモンスターのリンク召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「サラマングレイト」カード5枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

Lモンスターに関係した特殊召喚効果と、サラマングレイト専用の《貪欲な壺》のような効果を持つ。
特殊召喚のタイミングはL召喚に成功したターン内ならいつでもいいので、コントロールは容易。
後半の効果は発動条件がやや厳しく、【サラマングレイト】において墓地にモンスターがいないのは敗勢を意味する。EXの連中を再利用するために使うのがベターか。
いずれにせよ追い詰められた時の保険と考えておくと良い。
モチーフはモグラ。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ラクーン
効果モンスター
星1/炎属性/サイバース族/攻 400/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「サラマングレイト」モンスターが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、このカードを手札から墓地へ送り、その戦闘を行うモンスター2体を対象として発動できる。
対象の相手モンスターの攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
このターン、対象の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分の「サラマングレイト」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードを手札に加える。

ライフ回復と戦闘破壊耐性を与える手札誘発効果と、自己サルベージ効果を持つ。
攻撃自体を止められるわけではないが、ダメージを抑えることは可能。自己サルベージについては戦闘の鬼たるサラマングレイトならばタイミングはいくらでもある。
自身が攻撃力400という低数値の為、《転生炎獣ヒートライオ》との相性は非常に良い。
モチーフはアライグマ


  • 転生炎獣(サラマングレイト)フェネック
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1600/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、EXデッキから特殊召喚された自分フィールドのサイバース族モンスターが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードがリンク2以上のサイバース族リンクモンスターのリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サラマングレイト」通常魔法カード1枚を手札に加える。

特定条件での特殊召喚効果と一定条件を満たすL召喚の素材になった時に「サラマングレイト」通常魔法をサーチする効果を持つ。
自身を展開する効果は相手頼みの効果なのでぶっちゃけおまけ程度に考えるのが良い。
このカードの強みは2つ目の通常魔法サーチ効果。リンク2以上のサイバース族Lモンスターという条件はさほど難しくないのでサーチも容易である。
現状サーチできるのは《フュージョン・オブ・ファイア》と《転生炎獣の再起》と《フューリー・オブ・ファイア》と《逆巻く炎の宝札》の4枚。特に専用融合魔法の《フュージョン・オブ・ファイア》を、《転生炎獣ガゼル》&《転生炎獣サンライトウルフ》の流れを経由せずにサーチできるのは大きな強みとなるだろう。それ以外の通常魔法はいずれも癖があるものの、大きなアドバンテージを稼げる。
また今後の「サラマングレイト」通常魔法の登場次第ではさらに化ける可能性も秘めている。

モチーフはフェネック


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ゼブロイドX
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、
自分の「サラマングレイト」リンクモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
自分の墓地からこのカードを含むレベル4の「サラマングレイト」モンスター2体を選んで効果を無効にして特殊召喚し、その2体のみを素材として「サラマングレイト」モンスター1体をX召喚する。
(2):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力はこのカードのX素材の数×300アップする。

サラマングレイトのLモンスターが相手の効果で場を離れた時に墓地から他の☆4サラマングレイトと一緒に蘇りながらサラマングレイトXを呼び出す効果とエクシーズ先にX素材の数だけ自己強化する効果を付与する効果を持つ。
上手くこのカード2枚でエクシーズ出来れば(2)の効果が重複して攻撃力1200アップと言う破格の強化を持ったサラマングレイトXを出せるが、目玉となる(1)の効果が受動的な上に現状では素早くX素材を減らしたい《転生炎獣ブレイズ・ドラゴン》しかエクシーズ先がいないので正直微妙。
モチーフはシマウマと他のウマ科動物との交雑種であるゼブロイド。
Xはエクシーズ(Xyz)召喚からか。ゼブロイドが交雑種である事から「交わる・交差する」のクロス(X)もあるか。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)コヨーテ
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク素材として墓地へ送られたターンのエンドフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「転生炎獣コヨーテ」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
●「転生炎獣コヨーテ」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

L素材になったターンのエンドフェイズに同名以外のサラマングレイトを守備表示で蘇生かサルベージのどちらかを行える。
《転生炎獣ガゼル》などの展開要員や手札誘発の《転生炎獣ラクーン》を回収したい。
モチーフはコヨーテ。

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ウィーゼル
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻 700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが2体以上の場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに「サラマングレイト」儀式・融合・S・X・Lモンスターが特殊召喚された場合、このカード以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、対象のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローする。

フィールドの状況を問わず、墓地のサラマングレイトをカウントして手札から特殊召喚可能。
数回L召喚すれば賄える数なので、着地狩りに弱かったこのデッキでは優秀な1枚として働ける。

(2)の効果は自分の墓地のサラマングレイトを相手に渡す代わりにドローできる。
《無限泡影》やクシャトリラなど、フィールドにカードがあると使えないカードに対するメタとして働く。
また、相手によっては御前試合で炎属性以外を展開できないようなロックもかけられる。

更にチューナーであるのも特徴。主にレベル6またはレベル7のシンクロモンスターを採用できる。

モチーフのウィーゼルとはイタチのこと。


  • サラマングレイト・オブ・ファイア
効果モンスター
星2/炎属性/サイバース族/攻 800/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「サラマングレイト・オブ・ファイア」を除く、レベル4以下の「サラマングレイト」モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分のサイバース族モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターを破壊する。

(1)の効果は端的に言うとサラマングレイト名称を持った《レディ・デバッガー》もしくは《アチチ@イグニスター》。
ただし使用したターンは炎属性以外を特殊召喚できない。つまり展開の定番である《スプラッシュ・メイジ》の特殊召喚が出来ず、複数属性のモンスターを召喚条件とする《デコード・トーカー・ヒートソウル》も出せない。
妨害されなければこのモンスターの通常召喚からデッキの《転生炎獣ガゼル》《転生炎獣ベイルリンクス》《転生炎獣スピニー》《転生炎獣の聖域》《転生炎獣Jジャガー》を駆使して《転生炎獣レイジング・フェニックス》の転生リンクと、任意のサラマングレイトカードのサーチが可能。

(2)の効果は自分モンスターを戦闘時に自爆させる、一見すると意味不明の効果。
《アチチ@イグニスター》はファイアフェニックスとのコンボが前提だったが、サラマングレイトにおいては主に《転生炎獣レイジング・フェニックス》の効果を起動させるために使用する。
また、タイミング的にダメージ計算や再攻撃を行わずに済むため、高打点モンスターでワンキルされる場合に使用すればライフを守れる。
《転生炎獣ベイルリンクス》との併用で、ダメージとモンスターを失うことの両方をカバーできる。
(《転生炎獣の聖域》とは発動タイミングの違いから併用は難しい。やってやれないことも一応ないが……)

モチーフは見た目やステータス、効果が一致する《アチチ@イグニスター》。


上級モンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)パロー
効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守1000
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力と同じになる。
(3):このカードをリリースして発動できる。
自分は2000LP回復する。

『サイバー・ドラゴン』等のような特定条件下で特殊召喚できる半上級モンスター。
しかし相手頼みの展開になってしまう為、安定性という側面では不安が残る。
他にも攻撃力コピー効果やライフ回復効果を持つ。
モチーフはオウム。

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ティガー
チューナー・効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのこのカードを炎属性SモンスターのS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げるか下げる。

《転生炎獣ミーア》の(2)と同様の条件で特殊召喚できる。
手札に墓地で発動するサラマングレイトがだぶついている場合には展開を伸ばせるが、そうでない場合には扱いづらいとピーキーなカード。
高レベルチューナーという点に加えて、(2)と(3)でシンクロ召喚の対象を操作しやすいのが特徴。


最上級モンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)(ビート)バイソン
効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サラマングレイト」モンスターが3体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):相手フィールドの表側表示のカードの数まで、自分の墓地の炎属性リンクモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、戻したカードの数まで相手フィールドの表側表示のカードを選んで、ターン終了時までその効果を無効にできる。

一定条件下で特殊召喚できる効果と、Lモンスターのサルベージ&相手の効果無効化効果を持つ。
守備表示での展開は高打点を直接使えない点ではマイナスだが、召喚のための条件はサラマングレイトの性質上最序盤でもない限り実質ないも同然なので、コストも特になく出せるのは魅力的。
2つ目の効果は転生リンク召喚で墓地に溜まった「サラマングレイト」Lモンスターを利用していくのが主な運用法になるが、この行為は「更なる転生リンク召喚への布石」とも取れる一方で「墓地のリソースを失う行為」でもある為、この両天秤でどちらを重視すべきかを考えながら使っていきたい。
ちなみに通常召喚できるサイバース族では《デュアル・アセンブルム》と並び、最も攻撃力が高い。
モチーフは恐らくアメリカバイソン。


融合モンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ヴァイオレットキマイラ

現れろ!一つの狂おしき魂の下、凶悪なる獣たちの武器を集めし肉体を誇る魔獣よ!
融合召喚! 転生炎獣(サラマングレイト)ヴァイオレットキマイラ!

融合・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
「サラマングレイト」モンスター+リンクモンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
(2):このカードが元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ倍になる。
(3):「転生炎獣ヴァイオレットキマイラ」を素材として融合召喚したこのカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ0になる。

融合素材は非常に緩く、《超融合》や後述の《フュージョン・オブ・ファイア》で相手モンスターを融合素材にすることも視野に入れられる。
他にも融合素材や一定条件下でのパンプ効果、転生リンクならぬ転生融合による相手モンスターの弱体化効果を持ち、3つの効果がかみ合えば最大攻撃力は11600に達し、1ターンキルも夢じゃない主力アタッカー。
(3)の効果を使うには融合体のこいつを更に融合素材にしないといけないので少々重いが、《転生炎獣ヒートライオ》の効果から繋いで融合素材にして出せば似たような事ができるのでそちらを狙うのも手。
ただ素材が緩いのは弱点でもあり、相手も《超融合》でサラマングレイトを除去できるようにもなる。結果、主力でありメタにもなるという悩ましい存在。
ついでに言えば耐性の類は一切ないので、除去には無防備。相手もコイツの攻撃を素直に通すほどアホではないので、バックの除去は念入りに。


儀式モンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)エメラルド・イーグル

儀式召喚!降臨せよレベル8、炎を纏いし翠玉の翼!
転生炎獣(サラマングレイト)エメラルド・イーグル!!

儀式・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
「転生炎獣の降臨」により降臨。
(1):このカードが自分フィールドの「転生炎獣エメラルド・イーグル」を使用して儀式召喚に成功した時に発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このターン、このカードは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
その相手モンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

同名カードを素材にした転生儀式召喚で相手の全体除去、サラマングレイトLモンスターをコストにした破壊・バーン効果を持つ。
転生効果を得るためには場にいる物をリリースしないといけない為かなり重い。
また破壊・バーン効果もLモンスターをコストに要求するため重め。
どちらの効果も重く使い難いため、上手く活用するにはスムーズにコストを調達する工夫が必要になる。


シンクロモンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)バーストグリフォン
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7以下の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターの元々のレベル分だけこのカードのレベルを下げる。
このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣バースト・グリフォン」を素材としてS召喚した場合に発動できる。
次のスタンバイフェイズに自分の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。

アニメには存在しなかった待望のサラマングレイトSモンスター。
レベルからほぼ《転生炎獣ティガー》でのS召喚を狙う形になる。
効果はどちらも蘇生。
(1)の効果は対象はなかなか広いのだが、蘇生した分だけレベルが下がるため、更なる高レベルS召喚には向かない。

(2)の効果は転生シンクロ召喚を要求してくるため、難易度が高い……と見せかけて(1)の効果でチューナーを蘇生させると即座に転生シンクロの準備が整う。
欠点はEXデッキの枠を消費してしまう点。
また、特殊召喚のタイミングもほぼ相手のスタンバイフェイズになるため、即効性がないのも難点。

全体的に出しづらく、サラマングレイトでも特に欲しい効果でも無いことを考えると、いっそ専用デッキを組んだ方が活躍できるだろう。
例えば《シューティング・ライザー・ドラゴン》で《業火の結界像》を墓地に送りこのカードをS召喚、蘇生して相手を悶絶させるなどの戦法も取れる。転生炎獣での活躍は今後の相手ターンにS召喚を行える炎属性シンクロチューナーなどの新規に期待したい。


エクシーズモンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ミラージュスタリオ
エクシーズ召喚!幻想を断ち切る灼熱の荒馬!
ランク3!転生炎獣(サラマングレイト)ミラージュスタリオ!!

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/サイバース族/攻2000/守 900
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):X召喚したこのカードが「サラマングレイト」リンクモンスターのリンク素材として墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

《転生炎獣フォクサー》&《転生炎獣フォクシー》や《転生炎獣ガゼル》&《転生炎獣スピニー》のコンボで容易に出せる他、縛りはないので汎用レベル3モンスターを使うのも手。
X素材を使う効果はデッキからのリクルートで、②の効果に繋げることもできる。
また、L素材となったときにモンスターをバウンスでき、敵味方は問わないので様々なコンボに応用できる。
X召喚の性質上同名を素材にして同名を出す事が困難なためか転生効果はない。
モチーフは


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ブレイズ・ドラゴン
空と海の狭間を焼き尽くす灼熱の超龍!希望の炎となり現世に姿を現せ!
エクシーズ召喚!
現れろランク4!転生炎獣(サラマングレイト)ブレイズ・ドラゴン!!

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/サイバース族/攻2300/守1200
レベル4モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードにX素材が無い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
「サラマングレイト」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
(3):このカードが「転生炎獣ブレイズ・ドラゴン」を素材としてX召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

条件は厳しいが「転生エクシーズ召喚」を提げて来たランク4。ミラージュスタリオ「」
《転生炎獣ゼブロイドX》の効果で相手ターンに召喚
→X素材を消費しての身代わり効果で耐えつつX素材を空にする
→転生X召喚し、転生効果で返り討ちにする
と言うデザインと思われる。ただし破壊以外の除去には弱く、発動に手間がかかる割には肝心の転生効果が対して強くないのでこの方法は積極的に狙って行く様な物ではないのが難点。
普通にX召喚した後でL素材にしてから蘇生させた方が楽にX素材を空に出来て狙いやすい。
また、《転生炎獣ミラージュスタリオ》へのランクダウンも出来るので相手ターンへ備えての展開にも繋げる事も可能。


リンクモンスター

  • 転生炎獣(サラマングレイト)アルミラージ
リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
◀   ▶
◣ ▼
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 0
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

一風変わった素材指定を持ち、フリーチェーンの効果破壊耐性を与える効果と自己再生効果を持つ。
どちらの効果も平凡だが重要なのは素材指定で、《クリッター》のような墓地に落としたい低ステータスモンスターを通常召喚からすぐに墓地へ送れることや、何でもいいから手っ取り早くLモンスターを出すために役立つ。
見ての通り、全てにおいて汎用重視の性能であり、効果の性質も含めてサラマングレイト同士でのシナジーは希薄。
サラマングレイトのリンク1には下記の《転生炎獣ベイルリンクス》も存在するため、サラマングレイトデッキでは特に必要ない。一応、手札誘発モンスターなどの非サラマングレイトモンスターを無理矢理サラマングレイトに変換できるという利点はあるが。
もっぱら、上記の役割によってシナジーのある様々なデッキで活躍する汎用Lモンスターである。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)ベイルリンクス
リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
◀   ▶
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 500
レベル4以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣の聖域」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「サラマングレイト」カードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

専用フィールド魔法サーチ効果と身代わり効果を持つ。
転生L召喚の要である《転生炎獣の聖域》を能動的にサーチ出来るのは非常に強力。
「サラマングレイト」カードを破壊から守る効果も1度に複数対象になった場合もこのカード1枚で守れるので便利である。
バウンスや除外には無力だが、相手の破壊効果への牽制として見るのも良い。
モチーフはヤマネコ。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)サンライトウルフ
リンク・効果モンスター
◀   ▶
リンク2/炎属性/サイバース族/攻1800
炎属性の効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性モンスター1体を選んで手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣サンライトウルフ」を素材としてリンク召喚されている場合に発動できる。
自分の墓地の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。

リンク先にモンスターが召喚された時に発動できるサーチ効果と、同名カードが素材になっている時に使える専用魔法・罠カードをサーチできる効果を持つ。
転生炎獣における主力リソース供給源となる重要な一枚。
モンスターをサルベージする効果はリンク先に召喚・特殊召喚するモンスターはなんでも良いので条件を満たしやすい。またサルベージ出来るモンスターも炎属性しか制約がないので「サラマングレイト」モンスターはもちろん、効果を使ってすでに墓地にある《灰流うらら》の回収などにも使える。
なお勘違いされがちだが、手札に加えたモンスター及びその同名モンスターにかかる「通常召喚・特殊召喚できない」制約は、手札に加わった後から適用される制約なので、同じターンの中で効果を使用する前に召喚したモンスターでもサルベージは可能である。また、場に出すことができないだけで効果の発動は可能なので、上述の《灰流うらら》や、《転生炎獣ラクーン》などの手札で発動する効果はそのターンのうちに使用できる。

また、転生炎獣以外の炎属性デッキでも(1)の効果を目的に採用されることがある。特に12期になって炎属性全体が超強化されて以降はスネークアイ炎王などの環境級デッキで採用される例も多く、活躍の場を広げている。

  • 転生炎獣(サラマングレイト)ヒートライオ

逆巻く炎よ、浄化の力でヒートライオに真の力を呼び覚ませ!
転生リンク召喚!
甦れ、炎の平原を駆け抜ける百獣の王!転生炎獣(サラマングレイト)ヒートライオ!!

リンク・効果モンスター
◀   ▶
リンク3/炎属性/サイバース族/攻2300
炎属性の効果モンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):このカードが「転生炎獣ヒートライオ」を素材としてリンク召喚されている場合、1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体と、
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのモンスターの攻撃力は、ターン終了時まで対象の墓地のモンスターの攻撃力と同じになる。

L召喚に成功した時に相手魔法・罠をバウンス、同名カードを素材にした時に使える攻撃力変動効果を持つ。
L召喚成功の魔法・罠カードのデッキバウンス効果は非常に強力で転生L召喚まで行くと2枚の魔法・罠カードを除去でき、転生L召喚後の攻撃力をコピーする効果と併用して戦闘を有利に運びやすく出来る。
昨今は破壊をトリガーにする永続魔法・罠が増えていることや、再利用を妨害できることからこのカードにしか出来ない仕事は多い。
なお、除去対象は魔法・罠ゾーンのカードに限るためフィールド魔法カードは対象外なことに注意。

転生L召喚後の効果は墓地のモンスターはなんでも良いので、打点の低いモンスターの数値を相手に押し付けるのが主な運用法。高打点モンスターを選んで自分の場のモンスターの攻撃力をパンプアップする事もできるが「サラマングレイト」モンスターでは最大が攻撃力2800なのであまり打点上昇は期待しづらい。
上述した通り墓地に《転生炎獣ラクーン》があれば相手モンスターの攻撃力を400まで下げて自身で倒し、《転生炎獣ラクーン》を回収すれば、攻撃対象にすれば《転生炎獣ラクーン》で守れる様になり、しかも次のターンに同じことを行われるので相手は戦闘で《転生炎獣ヒートライオ》を倒す事が非常に困難になる。え?その場合別の方法で除去されるって?

アニメにおいてはSoulburnerのエースモンスターとして扱われており、同名カードを素材にしたL召喚は「転生リンク召喚」と呼称されている。
元々はブースターパック「SOUL FUSION」で登場したカードだが、後に転生炎獣が大躍進を遂げる「ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-」でも再録。同ストラクチャーデッキにイラスト違いの同名カードが2枚収録されるという奇妙な経歴の持ち主だったりする。
ちなみに片方は転生リンク召喚前、もう片方は転生リンク召喚後の第二形態を描いたイラストとなっている。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)パイロ・フェニックス

不死鳥よ、逆巻く炎に身を投じ不滅の力を呼び覚ませ!
超転生リンク召喚!
生まれ変われリンク4 !転生炎獣(サラマングレイト)パイロ・フェニックス!!

リンク・効果モンスター
◀   ▶
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「転生炎獣パイロ・フェニックス」を素材としてリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):相手の墓地のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
(3):相手フィールドにリンクモンスターが特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

同名カードをリンク素材にした時に相手のカードを全て破壊する転生効果と、相手のLモンスターを蘇生する効果、相手の場にLモンスターが特殊召喚されたらその攻撃力分のバーンを与える効果を持つサラマングレイトの切り札。
ぶっぱからのダイレクト+メイン2で蘇生させてからのバーンで合計4000〜5000程のダメージが狙えるのでフィニッシャーとしては申し分ない。
ただし枠の圧迫と効果を無効にされるのには弱いので注意したい。

かつては1は《転生炎獣の聖域》を展開に使ってしまうと切り返しのタイミングでこのカードに回す暇がなく、2や3は相手がLモンスターを採用していなければ意味がないと使いづらい点が目立っていた。
現在は《転生炎獣ウィーゼル》による墓地からの送りつけや、《コード・オブ・ソウル》による転生リンクのやりやすさから使いやすくなっている。
特に《コード・オブ・ソウル》によって相手ターンにこのモンスターを転生L召喚して相手フィールドの全破壊を狙えるようになったことは大きい。


  • 転生炎獣(サラマングレイト)レイジング・フェニックス
リンク・効果モンスター
◀   ▶
◣ ▼ ◢
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「転生炎獣レイジング・フェニックス」を素材としてL召喚した場合に発動できる。
デッキから「サラマングレイト」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、
その内の1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、このカードの攻撃力を対象のモンスターの攻撃力分アップする。

デュエリストパックにて登場した新たなるリンク4。
リンク条件は《転生炎獣パイロ・フェニックス》と同じ。
(1)の効果で転生リンク召喚することでサラマングレイト全般の直接サーチが可能。
《転生炎獣の聖域》などのサポートは必須と言って良いが、これまで《転生炎獣ガゼル》で墓地に落とす→ウルフで手札に戻す、という工程を踏んでいた各種妨害カードのサーチを直接行えるようになるのは強力。

(2)の効果は他の炎属性モンスターが破壊されるたびに墓地から舞い戻り、打点を永続で上昇させる効果も相まって非常にしぶとく立ち回れる。
単純に転生リンク召喚した《転生炎獣レイジング・フェニックス》が破壊される→転生リンクに使用した墓地の《転生炎獣レイジング・フェニックス》が反応して蘇生すれば攻撃力は5600に達する。

他にも《転生炎獣ヒートライオ》以来となる斜め下へのリンクマーカーを持つため、EXモンスターゾーンに特殊召喚すれば《転生炎獣Jジャガー》などの蘇生効果を扱いやすくなるのも魅力。
これまで装備対象に困りがちだった烈爪を装備すれば攻撃力5600での連続攻撃が、《サラマングレイト・レイジ》で参照すれば4枚のカードの破壊が可能など、とにかく他のサラマングレイトカードとの併用で真価を発揮する。


【魔法カード】

  • 転生炎獣の再起(サラマングレイト・リキュアランス)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のカード名が異なる「サラマングレイト」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(2):セットされたこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣の再起」以外の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

サラマングレイトモンスター2体のサルベージ効果と、セットされた時に破壊されるとデッキからサラマングレイト魔法・罠カードをサーチできる。
1つ目の効果は1:2交換のできる非常に便利なカード。サラマングレイトモンスターは大雑把に分けると「墓地で効果を使うモンスター」と「手札にいた方が都合がいいモンスター」に分かれるので、使う場合後者の回収を積極的に狙いたい。
2つ目の効果については自身以外ならどんなサラマングレイト魔法・罠カードでもサーチできるのは魅力的だが相手頼みだと安定せず、かと言って能動的な魔法・罠の破壊はサラマングレイトだと難しいので少し使いにくい。
現状はおまけ程度に見るのがいいだろう。


  • フュージョン・オブ・ファイア
通常魔法
このカードはルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札及び自分・相手フィールドから「サラマングレイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

サラマングレイトカードとしても扱う専用の《超融合》とでも言うべきカード。
チェーン発動できない代わりにこちらは自分の手札も対象内となっている。
なお1ターンに1枚しか発動できないので《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》の③の効果を連続融合で運用する場合は1枚は別の融合カードを使用しなければならない。


  • 転生炎獣の炎陣(サラマングレイト・サークル)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を手札に加える。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのリンクモンスターは自身以外のモンスターの効果を受けない。

便利なサーチ効果と転生リンク召喚したモンスターに効果耐性を与えることができる。
ぶっちゃけこのカードに関しては説明する必要がないほどに強力。
主にサーチの方を使うことになるだろうが、サーチして即座に出せる《転生炎獣ミーア》、手札誘発効果を持つ《転生炎獣ラクーン》、緩い条件で手札から出せる《転生炎獣Bバイソン》《転生炎獣ガゼル》《転生炎獣フォウル》などが狙い目か。あるいは《転生炎獣フォクシー》をサーチして1枚のデッキ圧縮を経た上で自身を召喚して強謙効果に繋がるのも安定性は欠けるが面白いかもしれない。
また、使い切りの速攻魔法であることを活かして他のカードにチェーンして発動し、《禁じられた一滴》のコストを賄うなどのコンボも有用。

  • 転生炎獣の烈爪(サラマングレイト・クロー)
装備魔法
「サラマングレイト」モンスターにのみ装備可能。
(1):「転生炎獣の烈爪」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):装備モンスターは、戦闘・効果では破壊されず、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):装備モンスターが自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分の「サラマングレイト」リンクモンスターの場合、
装備モンスターは1度のバトルフェイズ中にそのリンクマーカーの数までモンスターに攻撃できる。

装備モンスターに貫通・破壊耐性を与え、更に転生リンク召喚したモンスターに連続攻撃能力を与える。
書いてあることは強いのだが、最も使用したい③の効果対象である転生リンク召喚した「サラマングレイト」Lモンスターは打点があまり高くないので、運用する為には一工夫必要になる。


  • 転生炎獣の意志(サラマングレイト・ハート)
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数まで、自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する。

サラマングレイトモンスターを特殊召喚できるこのカテゴリの軸となる効果と、
転生リンク召喚したモンスターがいる場合このカードを墓地に送ってサラマングレイトモンスターを大量展開できる効果を持つ。
ただし守備表示なのでLモンスターは対象に選べないので注意。(転生リンク召喚までこぎつけたのなら墓地や手札に対象が足りないことは少ないが)

  • 転生炎獣(サラマングレイト)の降臨
儀式魔法
「サラマングレイト」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「サラマングレイト」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
自分フィールドに炎属性リンクモンスターが存在する場合、自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターもリリースの代わりにデッキに戻す事ができる。
(2):このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札から「転生炎獣エメラルド・イーグル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

現時点では《転生炎獣エメラルド・イーグル》専用の儀式魔法。
炎属性モンスターが居れば墓地からでもリリースでき、このカードが破壊されれば召喚条件を無視して呼び出せる。
セットで破壊させてもカウンター罠で無効にされ破壊されても発動する。
ただし手札からの召喚なので肝心の《転生炎獣エメラルド・イーグル》が手札にいなければ意味がないのと相手頼みなので安定しないのでブラフとしては今ひとつ。
(手札云々の問題は《転生炎獣の炎陣》でサーチで解決できなくはないが、その場合尚更相手を警戒させることになってしまう。)
基本的には発動後に《転生炎獣エメラルド・イーグル》の展開を確実に行うための効果として使っていくことになる。
ちなみに儀式召喚用のモンスターの名前が明記されているので、《儀式の下準備》を使用できる。


  • 転生炎獣の聖域(サラマングレイト・サンクチュアリ)
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分が「サラマングレイト」リンクモンスターをリンク召喚する場合、自分フィールドの同名の「サラマングレイト」リンクモンスター1体のみを素材としてリンク召喚できる。
(2):自分のモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に、1000LPを払い、自分フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、そのモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。

サラマングレイトLモンスターの素材軽減効果を持ち、転生リンク召喚のサポートに欠かせないカード。
更にLモンスターの攻撃力を参照したライフ回復効果を持つ。
攻撃力0となったLモンスターを転生リンク召喚させられれば理想的。
リンクを多用する場合のこのデッキの生命線であり、《転生炎獣ベイルリンクス》の登場で非常に簡単に手札に呼び込めるようになった。


  • フューリー・オブ・ファイア
通常魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスターを2体まで選んで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

1度にサラマングレイトを2体も展開出来る通常魔法。
ただし、Lモンスターは蘇生出来ない上に発動後はEXから1回しかモンスターを出せなくなるので使用タイミングには気を付けたい。


  • ライジング・オブ・ファイア
装備魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
装備モンスターの攻撃力は500アップする。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで除外する。

炎属性モンスター専用の《早すぎた埋葬》。勿論、同名ターン1制限があるので悪用は不可。
相手によって破壊されたら場のモンスター1体を除外出来るが、わざわざ見えてるこのカードを狙い撃ちしてくる相手は居ないので除去への牽制や地雷の様にセットして除去を誘うのが無難。


  • 転生炎獣の炎虞(サラマングレイト・バーニングシェル)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札から「サラマングレイト」モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材として「サラマングレイト」リンクモンスター1体をリンク召喚する。
このターン、この効果でリンク召喚したモンスターは攻撃できず、効果を発動できない。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。

サラマングレイトを効果無効にしつつ手札から特殊召喚し、そのモンスター含めてL召喚する速攻魔法。
この効果で出したLモンスターは攻撃出来ず効果の発動も出来ないのでさっさと転生リンク召喚に繋げたい所。


  • 転生炎獣の超転生(サラマングレイト・トランセンド)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスター1体のみを素材として同名の「サラマングレイト」リンクモンスター1体をリンク召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。

《転生炎獣の聖域》がなくてもサラマングレイトLモンスターを転生リンク召喚させる速攻魔法。
こちらは1回限りだがバトルフェイズの追撃にも使えるのが利点。
使用する際は是非とも「超転生リンク召喚!」のかけ声とともに発動しよう。


  • 逆巻く炎の宝札(バーニング・ドロー)
通常魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は炎属性モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
(1):相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、相手フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数だけ、自分はデッキからドローする。

Soulburnerのスキルであるバーニング・ドローがまさかのOCG化。
ただし、本来のライフを支払ってのドローではなく相手のLモンスターのリンクマーカーの数だけドローと効果は全然別物。
相手のリンク2以上を選べば、「サラマングレイト」カードとして扱えるのでサーチが可能な分、《強欲な壺》以上のドローソースになる。
反面、相手があまり展開しない若しくはLモンスターを全く使わない相手では腐ってしまうので採用枚数には注意したい所。

  • 転生炎獣の炎軍(サラマングレイト・チャージ)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の炎属性モンスター3体を対象として発動できる。
その3体の内の2体をデッキに戻し、残りの1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、攻撃できない。
●元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ、炎属性の儀式・融合・S・X・Lモンスターが自分フィールドに存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

炎属性モンスターの回収・蘇生もしくは除去を行う速攻魔法。
カード名こそサラマングレイトカードだが、効果自体は炎属性モンスターであればなんでも対象になるのが特徴。
このデッキでは、前者は主に転生リンク召喚に使ったモンスターを回収しつつリンク2以上のモンスターや除外されたモンスターを帰還して再利用、
後者は十分に展開した後に《転生炎獣スピニー》やヒートソウルなどで打点を上げて行くと使いやすい。

【罠カード】

  • サラマングレイト・レイジ
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「サラマングレイト」モンスター1体を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。

2種類の除去効果を持つ罠カード。
前者は主に相手の除去に合わせたサクリファイス・エスケープとして使い、後者は転生リンク召喚したモンスターを使って複数除去できる。後者は対象を取らずアドバンテージも多く獲得できるので、可能な限り転生したモンスターを用意しておきたい。


  • サラマングレイト・ギフト
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札から「サラマングレイト」モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した「サラマングレイト」リンクモンスターが自分フィールドに存在する場合、手札から「サラマングレイト」モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

手札・デッキからサラマングレイトモンスターを捨ててドローができる。
また、転生リンク召喚したモンスターがいれば手札のサラマングレイトモンスターを捨てて2ドローできる。
永続罠なので即座には使えないが何度か効果を使えばアドバンテージは確実に取れるのが強みである。


  • サラマングレイト・ロアー
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」リンクモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自身と同名のモンスターを素材として「サラマングレイト」リンクモンスターが自分フィールドにリンク召喚された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

サラマングレイトにおける防御の要。
先攻では、まずこのカードをセットすることが一つの目標となるだろう。
サラマングレイトLモンスターがいれば全ての効果を無効にでき、転生リンク召喚すれば再セットできる。《転生炎獣サンライトウルフ》の効果で拾えば毎ターン妨害を構えることもできる。

  • サラマングレイト・リヴァイブ
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「サラマングレイト」モンスター1体と、自分の墓地の同名モンスター1体を対象として発動できる。
その墓地のモンスターをデッキに戻し、その自分フィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで自身の元々の攻撃力分アップする。

(1)は炎属性ならなんでも蘇生できるのだが、罠カードなのでイマイチ使いづらい。
(2)は転生召喚したり墓地にダブったカードを打点に変換できるため、トドメの一撃を刺す際には有効。

関連カード

  • コード・オブ・ソウル
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻 500/守 500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにLモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このターン、自分が「サラマングレイト」LモンスターをL召喚する場合に1度、自分フィールドの同名の「サラマングレイト」Lモンスター1体のみを素材としてL召喚できる。
(3):相手メインフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
リンク3以上のサイバース族Lモンスター1体のL召喚を行う。

「サラマングレイト」の名前を持たないがサラマングレイトに関する効果を持つモンスター。
この手のカードにしては珍しく「サラマングレイト」カードとして扱わない。
Lモンスターが場にいれば手札から特殊召喚可能で、《転生炎獣の聖域》と同じく転生リンク召喚をサポート可能。
本来なら1ターンに1度しか行えない転生リンク召喚を《転生炎獣の聖域》と合わせて2回行えると言うのは非常にありがたく、《転生炎獣の聖域》がなくても転生リンク召喚可能と言うのもありがたい。
更に墓地効果で相手ターンにリンク召喚する効果もあり、こちらは《転生炎獣の聖域》と併用して《転生炎獣パイロ・フェニックス》を相手ターンにリンク召喚して相手のモンスター全破壊と言う妨害に繋げられる。
惜しむらくは「サラマングレイト」として扱わないため、サーチ手段は汎用サイバース族または炎属性のサーチ・リクルートに頼らざるを得ないのが玉に瑕。

おそらくは「コード・トーカー」シリーズをデフォルメした「コード・○○」「○○・コーダー」シリーズの1体でモチーフは後述する《デコード・トーカー・ヒートソウル》と思われる。
「サラマングレイト」カードとして扱わないのもこの一環か。


【相性のいいカード】

サイバース族カード

  • フォーマッド・スキッパー
EXデッキのLモンスターを参照し、そのカード名をコピーする効果を持つ。
この点は自身の同名カードを素材にL召喚してようやく本領発揮となる転生炎獣Lモンスターにとって非常に重要な意味を持ち、
後半のサーチ効果と合わせてアドバンテージ消費を抑えながら迅速に転生リンク召喚へと繋ぐことが可能となる。
サラマングレイトのストラクチャーデッキにも再録されており、公式でもこのコンボは意識されているようだ。

  • レディ・デバッガー
召喚時にレベル3以下のサイバース族をサーチできる。
《転生炎獣ガゼル》や《転生炎獣スピニー》あたりが狙い目で、自身も《転生炎獣ベイルリンクス》の素材にできる。

  • デコード・トーカー・ヒートソウル
炎属性のリンク3モンスター。
我らが《転生炎獣ヒートライオ》と、Playmakerのエースであるデコード・トーカーが合体したようなモンスター。
ライフを1000支払うことで1ドローできる。しかもお互いのターンで発動可能。
リンク召喚の素材に異なる属性のモンスターを指定しているため、うち1体は《スプラッシュ・メイジ》などにする必要がある。
サイバース族の炎属性Lモンスターであるため各種制約の発生後でも問題なく使えるが、サラマングレイトモンスターではないため各種サポートを受けられない。
……というよりも、フィールドにサラマングレイトがいる間に起動できる各種効果のために参照出来ないという方が正しいか。
盤面に余裕がある場合はフィールドに残してターンを回し、相手ターンでドローを狙いたいが、余裕がない状況で《サラマングレイト・ロアー》や《サラマングレイト・レイジ》を構えたいならばこのモンスターを素材に《転生炎獣サンライトウルフ》や《転生炎獣レイジング・フェニックス》をL召喚することも考慮しておきたい。

  • サイバネット・マイニング
手札からカード1枚を捨てることでサイバース族をサーチする。
前述の《転生炎獣ガゼル》とのコンボはなるべく狙っていきたい。

炎属性カード

  • 火霊媒師ヒータ
自身と他の炎属性モンスターの2枚で、攻撃力の高い炎属性モンスターをサーチできる。
カードの損失は《サイバネット・マイニング》と同じだが、捨てられるのは炎属性限定かつ、攻撃力に縛りがある。
例えば《転生炎獣ガゼル》をサーチするためには攻撃力1500未満(《転生炎獣スピニー》《転生炎獣ウィーゼル》や《灰流うらら》など)を捨てる必要がある。
攻撃力が高く相手のカードに対応しやすい《怒炎壊獣ドゴラン》や、《焔征竜ブラスター》などもサーチ可能なあたりで差別化すると良い。

  • トロイメア・フェニックス
炎属性悪魔族のリンク2モンスター。
相手の魔法罠への対策として使える。特に《転生炎獣ヒートライオ》では対処できないフィールド魔法に有効。
リンクマーカーは上と横という配置のため、EXモンスターゾーンに出してしまうと続けてのL召喚に支障をきたすことには注意。

  • 灼熱の火霊使いヒータ
同じく炎属性サポートLモンスター。
相手の墓地に炎属性モンスターがいればすぐに《転生炎獣ヒートライオ》に繋げられる。
《灰流うらら》あたりは採用率も高いため有効。

  • 憑依覚醒-大稲荷火
  • 火霊術-「紅」
《転生炎獣ウィーゼル》の登場で《転生炎獣パイロ・フェニックス》のバーン効果を利用しやすくなったことを活かした先攻ワンキル*1用のコンボカード。
条件となる魔法使い族モンスターは前述の灼熱の火霊使いヒータが使える。

  • 炎星侯-ホウシン
炎星のレベル6シンクロモンスター。
炎属性チューナーである《転生炎獣ウィーゼル》の登場により3+3のS召喚が可能となったことで採用圏内となった。なお召喚権が余っているならば《灰流うらら》+レベル3モンスターでも出せる。
主力となるレベル3炎属性モンスターをリクルートでき、中でもサラマングレイト名称ではない《コード・オブ・ソウル》を特殊召喚できれば展開を一気に広げられる。もちろん必要に応じて《転生炎獣ガゼル》や《転生炎獣スピニー》をリクルートしても良い。
他にも、《灰流うらら》をリクルートして《転生炎獣ミラージュスタリオ》でバウンスすることで妨害を追加する動きも可能。この場合《コード・オブ・ソウル》はホウシンに頼らず手札に引き込む必要があるため手札の要求値は高いが、上振れ時に行う展開として覚えておくと損はない。
デメリットとしてS召喚したターンは他にレベル5以上のモンスターを特殊召喚できなくなるため、他の融合・Sモンスターを使用する場合は注意。

炎属性悪魔族のリンク3モンスター。
効果モンスター2体以上と非常に緩い素材指定と炎属性モンスターを蘇生する効果で高リンクへの足掛かりになれ、相手の場にモンスターが特殊召喚されたら自分の炎属性モンスターと相手のモンスターを破壊しつつ自己再生して来るため貴重な妨害手段にもなる。
更にサラマングレイトでは“このカードのリンク素材にした《転生炎獣パイロ・フェニックス》や《転生炎獣レイジング・フェニックス》を蘇生させて自身と合わせて同名リンク4を出す”と言う流れで《転生炎獣の聖域》の効果を使わずに擬似的な転生リンク召喚が出来るのが最大のメリット。
特に《転生炎獣レイジング・フェニックス》は《賜炎の咎姫》の後半の効果とも相性が良く、《転生炎獣レイジング・フェニックス》をコストに《賜炎の咎姫》を復活させる事で攻撃力を倍化した状態で《転生炎獣レイジング・フェニックス》が復活し、その転生効果であらかじめサーチしておいた炎軍のフリーチェーン破壊の使用条件も満たせる、と綺麗な噛み合いを見せる。
Lモンスター以外でも《転生炎獣ウィーゼル》とも相性が良く、相手の場に特殊召喚したのをトリガーに《賜炎の咎姫》が復活して押し付けたモンスターの処理を処理出来たりも可能。
場にいる間は炎属性しか特殊召喚出来なくなるものの、属するモンスター全てが炎属性で統一されてるサラマングレイトではほぼ無意味なものとなっている。

その他カード

  • おろかな副葬
《転生炎獣ファルコ》や《転生炎獣サンライトウルフ》のサルベージ効果の補助ができる。
《転生炎獣ガゼル》とどちらを優先するかは好みの問題になるだろう。

相手は自分のモンスターの数以上のモンスターを場に出せなくなる。
Lモンスター1体+複数の罠と手札誘発という盤面を構築することが多いこのデッキでは活用しやすい。
場合によっては《転生炎獣ウィーゼル》で適当なモンスターを送りつけてロックを行うこともできる。
またLモンスターと併用する場合、守備表示にできないため相手の自爆特攻(もしくは戦闘破壊)で解除されてしまうという弱点もあるのだが、
このデッキの場合は《サラマングレイト・オブ・ファイア》もしくは《転生炎獣の聖域》で自壊し、それに対して墓地の《転生炎獣レイジング・フェニックス》を蘇生することでバトルを無理やり終わらせつつモンスター数はそのままという芸当も可能。

  • SR(スピードロイド)ベイゴマックス
  • SRタケトンボーグ
即席でランク3を作成するスピードロイドのパーツ。
先攻1ターン目から召喚権を温存したまま手札一枚で《転生炎獣ミラージュスタリオ》に繋げるという芸当が出来るのは非常に強力。


【弱点】

墓地利用が多いためそれを《王家の眠る谷-ネクロバレー》や《マクロコスモス》等で封じられるのに弱い。
また、同名カードを複数採用するのでEXデッキの枠が埋まりやすく、サラマングレイトでは対処できない事にも弱い。
《浮幽さくら》でEXデッキを破壊されるのも致命的。《大欲な壺》でリカバリーしたいところ
更には《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》の存在からLモンスターを複数出した状態で《超融合》を使われると大きな被害となり、一気にやられる可能性もある。
相手の伏せカードには十分に注意しよう。
また展開系のデッキであるため宿命として《増殖するG》の直撃は非常に痛い。
デッキから墓地へ送ってからカードを回収する流れが多いためサーチメタをある程度くぐれるが、その代わり墓地メタの《D.D.クロウ》《屋敷わらし》などを踏んでしまいやすくなっている。
手札誘発は大体刺さると言っていい。
展開系デッキではあるが相手ターンは展開中に調達した罠で迎え撃つことが大半。
なのでバック除去を通して剥がされ切ってしまうと、ステータスが高くない基本的に相手ターンに何もしないモンスターのみが残り無防備な状態になりやすい。
またサラマングレイトの罠は場にサラマングレイトのLモンスターがいて強力に撃てるため、Lモンスターを除去されると罠のパフォーマンスが大幅に低下する。
前も後ろも除去には気を配る必要がある。

【環境において】

SOUL FUSIONで初登場したがその時は同パックの【サンダー・ドラゴン】に注目を奪われ、環境も先攻EXリンク上等な環境だったため特に目立たなかった。
『ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-』で大幅に強化され、その後EXリンクでソリティアするデッキが大幅に規制されて入れ替わる形で環境デッキとなる。
堅実に動け安定性が高い事から環境デッキの中でも使用者は多く、ストラク発売前は「サラマングレイト」自体が目立った存在でなかった故に言われてしまう事があった「《灰流うらら》のおまけ」という下馬評を見事に覆し大活躍している。

デュエルリンクス

「姿を見せなくなったプレイメーカーがデュエルリンクスなる新しいLINK VRAINSのエリアに現れたという噂を聞いて、ソウルバーナーが現れる」という導入からスタートするため、プレイヤーが最初に扱うことになるLモンスター主軸テーマとなる。
まあ、キャンペーンで事前召喚されてる《ハニーボット》や配布カードのコード・トーカーもあるけど。
また、転生リンク召喚は彼しか使い手がいないのだが、きっちり専用演出が用意されている。また、《転生炎獣ヒートライオ》のムービーも転生リンク召喚時。

【余談】

実はこのカテゴリ、ちょっとした珍記録を持っている。
2018年12月8日の『ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-』発売時点でこのカテゴリに属する魔法・罠カードは9枚存在したのだが、
何とその9枚で遊戯王OCGに存在する魔法・罠カードの9種類*2全部を網羅したのだ
(筆者の知る限り)魔法・罠9種類全てを有するカテゴリはこのサラマングレイトが初。それも一切の被り無し*3で達成したというのだから驚きである。
公式側が意識したのかは不明だが、ここまで綺麗に分散したのが偶然だとしたらちょっとした奇跡と言える。
(特に儀式魔法は、関連カテゴリに儀式モンスターが存在しないと登場しないので攻略難易度が高い。)




追記、修正は転生リンク召喚してからお願いします。


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最終更新:2025年04月09日 08:20

*1 厳密には相手ドローフェイズでの勝利を狙うため1ターンキルではない。

*2 通常魔法・永続魔法・速攻魔法・装備魔法・儀式魔法・フィールド魔法、通常罠・永続罠・カウンター罠

*3 年が明けて2つ目の通常魔法《転生炎獣の再起》が登場し、現在は被りがある