簿記検定試験

登録日:2020/06/27 Sat 16:35:43
更新日:2025/01/15 Wed 22:55:33
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簿記検定試験(ぼきけんていしけん)とは、受験者の簿記および会計に関する知識、技能を認定するために行われる資格試験の総称である。


目次


簿記とは何か

簿記(ぼき)とは、一定期間内における企業(株式会社など)や商店、公共機関(役所、公益法人など)などのお金やモノの流れを記録、集計することである。

記録形式によって、単式簿記複式簿記に分かれる。
単式簿記は収入と支出だけを記録するものであり、家計簿や小規模サークルといった、資産状況が単純なケースで使われる。シンプルでわかりやすい反面、取引の詳細を把握できない*1ため、「現金はあるのに借金まみれ」というヤバい事態を招きかねない。
一方、複式簿記では1つの取り引きにおける2つの項目(原因と結果)について記録=仕訳する。例えば、「企業が商品を売ったら現金が増えた」「電気代を支払ったら現金が減った」「銀行からお金を借りたら借金が増えた」「モノを作るために原材料を仕入れたらお金が減った」などといったケースがある。仕訳をするので記録は複雑になるが、事業の状態を正確に把握することができる。
一般的に簿記といった場合、複式簿記を指すことが多い。企業や公共機関などではこちらが使われることがほとんどであり、簿記検定で出題されるのもこの複式簿記である。

複式簿記は14~15世紀のヨーロッパで考案されたと考えられている。当時のイタリア人数学者ルカ・パチョーリが著書の中で複式簿記を紹介したことでメジャーになった。ちなみに日本へ広めたのは、慶應義塾大学の創設者として有名な福澤(福沢)諭吉先生である。

英語ではbookkeepingと言う。bookは記入するための帳簿を、keepingはそれに記録することを指す。福澤諭吉はこれに「帳合(ちょうあい)」という訳語を当てたがあまり広まらず、明治20年(1887年)頃には「簿記」でほぼ定着したという。
簿記という和訳の由来は「帳簿記入」の略であるとも、あるいは「ックーピング」が訛ったものとも言われる。

簿記の主な目的は企業などの財務状態(どのくらいお金が残っているのか)と経営成績(売り上げが好調かどうか)を把握することであり、最終的には財務諸表または決算書と呼ばれる書類を作成して財務状態や経営成績を明らかにする。

組織の種類によって商業簿記工業簿記などがある。
商業簿記は既に完成している商品を仕入れて販売しているような会社のための簿記。会計に関することも商業簿記に含むこともある。
工業簿記は原材料を仕入れてモノを作り、それを売って儲けを得ている会社のための簿記。原材料の費用や従業員の賃金、設備の維持費などが複雑に絡んでくるため、原価計算の知識も必要となる。
他にも工業簿記同様に原価計算が必要な農業簿記、とにかく規模が大きい建設業簿記、社会福祉法人のための社会福祉会計簿記などがある。
商業高校では嫌というほど勉強させられる。

ちなみに、大学入試センター試験(及び後継の大学入学共通テスト)には「簿記・会計」という科目がある。
大学進学を目指す商業高校生が、普通科進学校の生徒が受験する数学2Bの代わりに選択できるもの。基本的に普通科の生徒は受験できず、問題冊子も別途申請する必要がある。
後述の日商簿記で言えば、3級以上2級未満の難易度*2らしい。
※似たような立ち位置の科目に「情報関係基礎」があり、こちらは工業高校生が受験する。国家資格の基本情報技術者試験よりは易しく、ITパスポート試験よりは難しいらしい。

現代日本において簿記は英語やITと並ぶ、重要なビジネススキルの一つであると考えられている。
それゆえ検定試験もいくつか実施されているが、中でも日本商工会議所(日商)が主催する日商簿記検定が最も有名である。というかむしろ日商以外空気…


日商簿記検定


免責事項

項目内に記載された難易度評価・社会的評価は、あくまで執筆者ないしは該当箇所追記者の個人的見解によるものです。言われた通り資格取ったのに選考落ちたーなんて言われても責任は取らないよ!

また、実際に資格を取得したいと思った場合、当Wikiを参考にしようとは思わずにネットを切って参考書を買うなり講座を受けるなりすることを激しくおススメするよ!


最も有名な簿記検定。
日本商工会議所(日商)という日本経済を支える偉い団体が実施している。
国家試験(国家資格)ではないが、主催団体が有名な組織であることから、認知度および社会的評価は高い。
受験者もとても多く、商業高校生や専門学校生だけでなく、大学生や社会人も受験する。
自動車運転免許やITの情報処理技術者試験、英語のTOEICと並ぶ人気の資格試験である。

1級、2級、3級、初級(4級)の4つのランクがある。
履歴書に書けるのは3級以上である。何故4級は書けないのかって?理由は下に記す。
経理部門や事務職への就職、転職を狙うなら2級以上がほしいところだが、他の多くの検定試験と異なり3級でもそこそこ評価される。

1級は税理士や公認会計士などと言った超難関国家資格*3に挑戦する人のための登竜門であり、かなり難易度が高い。
また、中小企業診断士国家試験でも簿記・会計の知識が必要となる。

初級は経理担当者向けではなく、社会人全員を対象としている。

試験はペーパー方式(初級以外)とネット方式(1級以外)がある。ネット方式は毎月実施であり、ペーパー方式は年3回(6月、11月、2月)実施される(ただし1級は6月と11月の年2回のみの実施である)。
ネット試験は2級以下のみ実施され、各商工会議所が指定した会場で受験することができる(自宅では受験できない。だってカンニングできちゃうじゃん)。初級のみパソコン教室でも受験できる。

最近ではアイドルマスター シンデレラガールズ新田美波ちゃんがイメージキャラクターを務めたことでも有名(これについては後述)。

ちなみに商工会議所では簿記検定の他、パソコンの操作スキルを認定するPC検定や、管理職としてのスキルを認定するビジネスマネジャー検定、環境問題の知識を測るeco検定など、様々な検定試験が実施されている。

1級

※実際に受験する際には、ちゃんと公式の受験票を確認すること!
 ここに書かれている内容との差異で間違いが発生しても責任は取らないよ!

最難関の簿記の試験である。高校生のみならず、大学で経済学を専攻している人でも難しい試験であると言われている。

1級では商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目出題される。試験時間は180分(3時間)。
総合得点が100点満点中70点以上で合格となる。ただし、足切り制度があり、各科目(25点満点)の得点が最低でも4割(10点)以上でなければいけない。
例えば仮に総合得点が84点で、商業簿記、会計学、工業簿記が満点であった場合、原価計算は9点しか取れていないため、足切りで不合格になってしまう。

合格率は例年たったの10%程度しかなく、さらに受験者のほとんどは既に2級合格レベルの実力を持っており、将来的に税理士や公認会計士を目指す人も多いことから、かなりの難関試験であるといえる。
日商簿記1級に合格するためには、既に日商簿記2級に合格できるくらいの実力を持っている人でも最低500時間以上の勉強が必要である(人によっては800時間かかるという意見もある)。

高校生で1級に合格できれば、スーパースター間違いなし。地方なら地元の新聞に名前が載るほどの大偉業である。学校でもちょっとした武勇伝として名を残せるかもしれない。
また、国公立大学や有名私立大学の推薦(AO)入試で有利になることもある。
文系の最難関国立大学として知られる一橋大学商学部の推薦入試の出願条件にも、日商簿記1級が含まれている。*4

1級に合格すると、税理士試験に挑戦する権利が貰えるが、商学部や経済学部で所定の単位を取っていれば同様に受験資格が得られるため、
これ単独で価値がある資格というより、大学に行かなかった人、別の学部だった人が、キャリアチェンジで税理士を目指すための取っ掛かりとしての意義が強い。

ちなみにプロサッカー選手の中田英寿氏も日商簿記1級に合格している。

2級

※実際に受験する際には、ちゃんと公式の受験票を確認すること!
 ここに書かれている内容との差異で間違いが発生しても責任は取らないよ!

日商簿記で最もメジャーな級。就職や転職で有利になるのは2級以上である。
試験時間は90分(1時間30分)*5で、商業簿記(60点満点)と工業簿記(40点満点)の2科目が課される。100点満点中70点以上で合格となる。
1級と違って科目ごとの足切り制度はない。ただし、商業簿記で満点(60点)を獲得した場合でも工業簿記で25%以上の得点率(10点以上)が必要であり、逆に工業簿記が満点(40点)だった場合でも商業簿記で半分(30点)以上の得点が必要となる。
比較的簡単な回と難しい回の差がとても大きい。やさしい回の合格率は30%を超えるが、逆に鬼のような回だと合格率が15%未満になってしまうこともある。

最近はかつて1級で出題されていたような内容(連結会計など)が追加されて、商業簿記は昔と比べて難易度がかなり上がっているらしい。そのため準1級と揶揄されることも。
正直、簿記初心者がいきなり2級に挑戦するのはあまりオススメしない。また、初心者が全くのゼロ知識から日商簿記2級に合格するためには最低でも300時間以上の勉強が必要である(人によっては500時間かかるという意見すらある)。素直に3級から受けましょう。
ただし、工業簿記の問題難易度は昔とほとんど変わっていないため、「工業簿記を制する者が日商簿記2級を制する」と言われることもある。

これに合格すると就職や転職で有利に働く他、公務員採用試験で加点対象となることもあるなどメリットが大きい。
事務所のパートなどならこれだけで面接前から採用候補にして貰える可能性さえあり、大手の経理や総合職、工場の事務所の正社員を(特に中途で)狙うなら必須と思っていい。実際応募にあたって「簿記2級以上必須」「必須条件は3級だが2級以上で優遇」としてる企業も多い。前述のとおり、1級は税理士試験の足掛かり扱いであるため、企業の経理がやりたいのであれば2級で十分。
勿論、1級合格と履歴書に書いて面接に臨めば面接官からの注目度も大きくアップするだろう。

商業高校では在学中に日商簿記2級に合格できればそこそこ優秀な部類である。クラスでも一目置かれるかもしれない。
というかむしろ名門商業高校(偏差値50以上)はともかく、一般的な商業科(偏差値40クラス)だと卒業までに日商簿記2級に合格できる人はほぼいない…という厳しい現実がある。

他の資格試験(国家試験)だと、不動産の宅地建物取引士(宅建)や、ITエンジニア向けの基本情報技術者が日商簿記2級と同じくらいの難易度と言われることが多い。

3級

※実際に受験する際には、ちゃんと公式の受験票を確認すること!
 ここに書かれている内容との差異で間違いが発生しても責任は取らないよ!

試験時間は60分(1時間)*6。商業簿記のみが出題され、工業簿記はない。100点満点中70点以上で合格である。
合格率は例年40%前後。簿記初心者にオススメの級である。数ヶ月(時間に換算するなら100時間程度)真面目に勉強すれば合格できるはず。
情報処理の資格で例えるならITパスポート試験と同じくらいの難易度だろう。職業訓練校でも簿記3級を目標に頑張りましょう、な科もある。

履歴書に応募資格として書いても通用するギリギリのライン。書いておけばなるほど、と頷いてもらうくらいはできるだろう。また、税理士事務所など高度な事務処理を行う事務員として働く場合はパートであっても3級以上が求められる所も少なくない。
ただ3級はあくまで「業務に必要最低限の簿記知識がある事の証明」なので、とりたてて有利になる程の影響は期待できない。特に商業高校卒業でこれを書けないと実力を疑われてしまうレベルである。日商簿記3級の取得を卒業条件として課している学校もある。
専属的な経理事務に携わる・他の応募者にリードをとりたいならもう少し上を目指す必要がある。

しかし、経理職を目指すのでなくとも、社会人であれば誰もが(資格の有無は別として)日商簿記3級に合格できるくらいのビジネスの知識は持っておくべきといわれることが多い。

初級

昔は4級と呼ばれていた。紙媒体の筆記試験ではなく、CBT方式(Computer Based Testing)の試験である。
CBTとは試験会場などに設置されたパソコン上で受験する試験のことである。現在では日商簿記初級の他、ITパスポートや漢字検定、英検などでも利用されている。
3級以上が経理担当者などを対象としたプロ向けの試験であるのに対し、初級は職種を問わずすべての社会人を対象としたアマチュア向けの試験である。

尚、これに受かったからといって履歴書に書こうなどと思わない方がいい。はっきり言って英検3級と同じくらい恥ずかしい。いわば一般常識に毛が何本か生えたレベルの試験で、実務に耐えうる専門的な知識とは言えないからだ。
仮に履歴書の資格欄に書いて応募しても良くてスルー、裏で物笑いの種にされたり最悪「(こいつこんなのしか書くこと無いの?)」「(こいつこんな資格でウチの仕事こなせると思ってんのか...ばかにされたものだな)」といった具合で 逆にマイナスイメージを抱かれ不利になる可能性さえある。


その他の簿記検定

簿記能力検定

全国経理教育協会(全経)という団体が実施している簿記検定で、全経簿記ともいう。
英検や秘書検定などと同じ、文部科学省後援の検定試験。主にビジネス系の専門学校生が受験する(ただし受験制限は特に無いため、大学生や社会人でも全経簿記を受験すること自体は可能である)。
ちなみに全経は内閣総理大臣を務めた森喜朗氏や麻生太郎氏が会長を務めたこともある団体である。

日商簿記が社会人向けであるのに対し、全経は専門学校生が授業で学んだことを確認するために受ける試験であるため、その性質上、日商簿記よりはやや難易度が低めに設定されている(とはいえ、全経上級は別格に難しいが。)。

上級、1級、2級、3級、基礎簿記会計の5つのランクがある。
全経1級が日商2級と同じくらい、全経2級が日商3級と同じくらいの難易度と思ってもらえると良い。

全経上級に合格すると、日商1級同様、税理士試験の受験資格を得ることができる。
日商1級より合格難易度がやや低いため、手っ取り早く税理士を目指すのであれば全経上級のほうがオススメである。

ちなみに、ざっくりと難易度が高い順番に並べると、
日商1級>全経上級>日商2級≒全経1級>日商3級≒全経2級≒全商1級
(左のほうが難易度が高い)
といった感じである。

簿記実務検定

通称、全商簿記。商業高校生のための簿記検定であり、必修となっていることも多い。
主に高校生が受験する試験であることから、一般的には日商簿記や全経ほど難易度は高くないと言われる。というかむしろ、一部の名門校以外の商業高校だと日商簿記を取れる人はほとんどいない(日商簿記なら3級でも取れればマシな方)ので、全商簿記が主流となっている。
一応大学生や社会人でも受けられるのだが、周りはほぼ高校生しかいないので、居心地はあまり良くないかもしれない…。
ちなみに全商の1級が日商簿記3級と同じくらいと言われることが多い。

農業簿記検定

農業に特化した簿記検定。工業簿記のような原価計算を伴う。

建設業経理検定

建設業に特化した簿記検定。規模が非常に大きい業界であるため特殊である。
難易度としては日商簿記の2級と3級の間ぐらいとされる。
建設業界以外ではほぼ評価されないが、建設業経理士の資格保有者がいると公共工事の入札の際に有利にはたらくと言われている。

社会福祉会計簿記認定試験

会計手法が特殊な社会福祉法人のための簿記検定。

ビジネス会計検定

大阪商工会議所が主催する検定試験。
日商簿記が財務諸表を作る能力を評価するのに対して、こちらは作られた財務諸表を読み解く能力が要求される。

BATIC

バティックと読む。東京商工会議所主催の検定試験。
国際会計検定とも呼ばれる、英語による簿記検定。
簿記自体の難易度は日商簿記2級に毛が生えた程度と言われるが、問題文がすべて英語で書かれているため、簿記のスキルだけでなく英語力も要求される。受験の際には少なくとも英検2級に余裕で合格できるくらいの、あるいはTOEICで700点以上取れるくらいの英語力が必要である。
TOEIC同様、合格・不合格の概念は無く、1000点満点のスコアで採点される。700点以上であればアカウンティングマネージャーレベル、880点以上であれば最高ランクのコントローラーレベルと認定される。
ちなみにBATICとはBookkeeping and Accounting Test for International Communicationの略。


簿記に関する国家資格

公認会計士

単に会計士と言うことも多い。

簿記・会計に関する最高峰の国家資格であり、文系の資格としては弁護士と並ぶ最上位クラスの存在である。英語ではCertified Public Accountantと言う。略称はCPA
業務独占資格(士業)の一つであり、企業が作成した財務諸表が本当に正しいかどうかを監査(チェック)することが職業として認められている。別名、資本市場の番人

後述の税理士と混同されがちだが、厳密には業務内容が異なる全く別の資格である。
ただし、公認会計士の資格を持っていれば試験を受けずとも税理士名簿に登録することが可能であるため、事実上の税理士の上位互換と言われることも多い。
ちなみに、公認会計士の資格を持っていれば、行政書士名簿にも無試験で登録することが可能である。

税理士

簿記・会計に関する国家資格No.2。財務省の下位組織である国税庁の認定資格である。
こちらは企業や法人、個人が国に納める税金に関するコンサルタントの資格。税務のスペシャリスト(専門家)。公認会計士の下位互換と思われがちだが、厳密には業務内容が異なる全く別の資格。

弁護士や公認会計士、不動産鑑定士と比べるとややランクが下がるものの、それでも司法書士や弁理士、土地家屋調査士、社会保険労務士(社労士)などと並ぶ、十分上位クラスの士業のひとつ。

意外にもこの資格が独立して存在する国は少なく、日本、中国、韓国、オーストラリア、ドイツくらいである。欧米では公認会計士が税理士の業務領域を包含するという認識が強く、ドイツが数少ない例外となっている。

税理士試験は誰でも受験できるわけではなく(この点が公認会計士試験とは異なる)、学歴要件*7を満たすか、そうでない場合(最終学歴が高卒や専門学校卒などの場合)は日商簿記1級または全経上級に合格していなければ受験資格が与えられない。
ただし、令和5年(2023年)から受験資格が緩和され、簿記論と財務諸表論の2科目に関しては誰でも受けられるようになった。だがその他の科目(税法系)については引き続き、学歴要件または特定の検定試験の合格が必要になる。


その他

コラボレーション

2016年3月24日に、アイドルマスター シンデレラガールズ新田美波が日商簿記区分改定ナビゲーターとして就任。同日に日本商工会議所のホームページにもバナーが設置された。主に2016年から日商簿記検定2級の出題範囲が改訂されるので、その説明役を担っている。
2017年からは外国為替も出題範囲に加わった事や入門者向けのガイドが必要とあって、本人名義ではなくLOVE LAIKA名義として活動を継続。外国人枠であるアナスタシアをナビゲートするという自然な流れで説明を可能とした。
2018年をもって任期終了となり、現在では一部のWikiで魚拓を閲覧できるにとどまっている。

発足当初、突然の異色コラボに多くのプロデューサーが動揺を隠せなかったが、元々新田美波の趣味が資格取得なのが今回のコラボ理由になったとの事。
元となるゲームでは、肌色率の高いイラストや赤面をしていたり、台詞がやけに艶めかしい事などからエロ方面に人気があったので、実は勃起検定のごろ遊びで選ばれたのではないかと言われていた。

フィクションでの扱い

日商簿記1級の資格を持っているという設定のキャラクターは、以下の人たちがいる。



追記、修正は日商簿記検定の1級または2級に合格してからお願いします。



最終更新:2025年01月15日 22:55

*1 例えば、「10万円で絵画を買う」のも「10万円で旅行する」のも、単式簿記では同じ「10万円の支出」として扱われる

*2 商業簿記のみが問われ、工業簿記は出題されない

*3 ちなみに税理士と公認会計士は厳密には全く別の資格である。税理士は企業や法人、個人が国に納める税金に関するコンサルタント資格。一方、公認会計士は企業が作成した財務諸表が本当に正しいかどうかを監査(チェック)するための資格。ただし、公認会計士の資格を持っていれば無条件で税理士名簿にも登録できるため、公認会計士は事実上の税理士の上位互換であると言える(逆に税理士に登録している人が公認会計士になるためには公認会計士試験を受験する必要がある。)。

*4 ただし経済学部、法学部、社会学部は対象外である。

*5 かつては120分(2時間)だったが、短縮された。

*6 かつては2級同様120分(2時間)だったが、短縮された。

*7 4年制大学や短期大学(短大)、高等専門学校(高専)などで法律学または経済学に関する単位を1科目以上取得して卒業すること。