妖花(ゲゲゲの鬼太郎)

登録日:2020/08/12 (水曜日) 20:35:17
更新日:2020/08/14 Fri 19:48:51
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妖花とは「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する花である。


【概要】

ある日突然家の軒先や庭中に生えてきて家を覆いつくして咲き乱れる妖気を放つ花。
日本には存在しない植物で、南の島に生息し種を飛ばす。

多くは南の島で死んだ人間の霊が遺族などへのメッセージとして咲かせていたというのが真相になっている。

攻撃性はないものの、刈ろうとする者に蔦を巻き付けて締め上げることもある。

【原作及びアニメ1期】

アニメは32話「妖花」に登場。
1人暮らしの女性、花田花子の部屋に突然妖花が咲く。
相談を受けた鬼太郎は彼女と共に種が飛んできたという南の島へ向かう。
その島は戦争で多くの日本人が亡くなった島であった。

現地の妖怪の襲撃を受けつつも奥へ向かうと、そこには妖花を咲かせた大樹があった。
その地下には戦死した大量の遺骨があり、その中には花子の両親の骨もあった。
妖花は両親が樹を通じて花子へ想いを伝えるべく種を飛ばしていたのだ。

両親を埋葬した花子は、これからも強く生きていくことを誓うのだった。


【3期】

71話「妖花の森のがしゃどくろ」に登場。
大まかな流れは1期とほぼ同じだが、今回は花子という女性のおじが妖花を咲かせていた。
花子は鬼太郎達とかわうその巨大ハマグリの船で共に南の島へ向かい、途中墓荒らしと勘違いした墓守の妖怪がしゃどくろに襲われるも、
おじの遺骨を発見し、がしゃどくろにこれからも墓を守って欲しいと頼むのだった。


【4期】

30話「妖花!夏の日の記憶」に登場。
今回も花子という女性の部屋に妖花が咲いた。
花子は両親を早くに亡くし、ずっと祖母に育てられてきた。
だが、その祖母は夏の暑い日に行方不明になってしまう。
それから夏になると、妖花が咲くようになる。
相談を受けた鬼太郎は情報収集に走り、とある骨董品屋で祖母の品を発見する。
そこには祖父の写真があり、彼は南の島で戦死していた。
祖母が祖父に会いたがっていたと思った鬼太郎と花子は、その島を訪れる。

その島には妖花の樹があり、根元には新しい遺体と古い遺体があり、2人は同じ指輪をしていた。
やはり祖母は祖父に会いに来たと感じた花子は、2人の分も幸せになることを誓うのだった。


【5期】

96話「怪奇ロマン!妖花の誘い」に登場。
幼いころに船乗りだった父を亡くした少女、マユミの部屋に妖花が咲いた。
まゆみは毎晩悪夢にうなされており、事情を知った鬼太郎達と共に島へ向かうが…
鬼太郎が現地の妖怪に吹き矢で刺されまくったり、まゆみが巨大な花に取り込まれそうになる等、過去作とは一線を画すハードな内容となっている。
また、妖花のエピソードで唯一戦争が絡まない。


【6期】

やっと分かったかも

本当に、ここでたくさん人が戦って

死んでいったんだって。


20話「妖花の記憶」に登場。
今期のヒロイン、犬山まなの大叔母、沢田淑子の家に妖花が咲いた。
毎年お盆には咲いているとのことで、彼女には戦地に行ったっきり帰ってこなかった恋人がいた。
まなは鬼太郎に相談し、事の真相を確かめるため(と、宿題の自由研究のために)にその恋人の言った島に行く。

道中、目玉おやじねずみ男から戦争について教えられ、日本が攻められたのではなく、日本が自分の国を大きくしようとして他国に戦いを挑んだ結果敗戦したことを聞かされる。


ホント、嫌な時代だったぜ、南無南無…



そして、その島で伐採をしていた業者から怪しい木があると聞き、そこへ向かう。(その業者は無断で木を切っていたので、ねずみ男に説教された)
そこには妖花の樹があり、根元には叔母の恋人や戦死者の遺体が眠っており、恋人は彼女への想いを綴った手紙を握っていた。
それを見たまなは、この出来事を決して忘れてはいけないと思うのだった。

戦争…私たちが産まれるずっと昔…

遠い場所でたくさんの人が命を奪い、奪われていた時代があった


それは、私達が知らなくてはいけない


決して忘れてはいけないことなんだ。




追記、修正は遠くの地へ想いを伝えてからお願いします。

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最終更新:2020年08月14日 19:48