中村莉桜

登録日:2020/10/17 Sat 19:58:40
更新日:2024/05/25 Sat 21:14:24
所要時間:約 7 分で読めます




「お堅いねぇ 力抜こうぜ優等生!!」


中村(なかむら)莉桜(りお)は『暗殺教室』の登場人物の一人。

CV:沼倉愛美
演:竹富聖花


【プロフィール】

コードネーム:ギャル英語
座席:前から2列目、廊下側から4番目
出席番号:E-17
誕生日:8月24日
身長:162cm
体重:48kg
カップ:D
血液型:B型
得意科目:英語
苦手科目:公民
所属部活(過去):アマチュア無線
宝物:飽きっぽいので特に無い
趣味、特技:下ネタ、渚にセクハラ
好きな食べ物:ピザ
将来の目標:外交官
昔のあだ名:天才小学生
今のあだ名:オヤジ中学生
選挙ポスター:英語圏でもいじります!!

【概要】

椚ヶ丘中学校3年E組の女子生徒。
金髪ロングのよくある「オープンであっけらかんとしたギャル」とでも言えば大体想像が付くE組きってのギャル。固有スキルは「天才の無駄遣い」。

地頭が相当良いらしく、同じく頭がいいカルマとはカツアゲから世界経済の話に飛んだり、中学生離れしたイタズラを仕掛けている模様。彼女の「学力」の固有能力値は満点の5点で、なんと磯貝悠馬や片岡メグ、竹林孝太郎神崎有希子といった上位メンツを追い越している。

暗殺面においてはというと射撃は女子の中で4位と、かなりの腕前を誇るが、その日の気分によってどうもムラがあるのが難点。
だが、過去の経験もあって皆との繋がりを強く重視している彼女は、賞金やクラスのためという目的意識が嚙み合った時、
前衛で仲間と連携を取ることによるチームワークにおいてその真価を発揮する。
運動神経においてもトップである岡野の域には及ばないもののアクロバティックな動きを披露したり、片岡ほど体格には恵まれてないがスタミナもかなりのものだったり、身体能力の高い前衛組の動きに合わせて一緒に攻めたり、または必要に応じてサポートにも回れるなど、
頭脳労働が不得手な者の多い前衛組を自前の明晰な頭脳を持ってフォローする女子側におけるオールラウンダーとしての重要な役割を担っている。

【人物】

この手のギャルにありがちなムードメーカー。
初期の頃は授業中に発砲し殺せんせーを怒らせたこともあった。

趣味はいじり
E組に落ちる前もサエない男子をからかって遊んでいたらしいが、
今の対象は専ら、左隣の席であり、反応速度もツッコミも素晴らしく中性的な小動物男子・渚くんである。

渚くんの進路相談の用紙に勝手に「女子高・ナース・メイド」と書き込んだり、
学園祭編ではその場で渚のズボンを脱がせて自分のスカートを貸して女装させたりと、渚くんに対して女への道を熱心に説いていらっしゃる上*1
下ネタにも余裕どころか、時々男子が引くレベルの下ネタも繰り出す事があるらしく、
その中身から、「天才小学生」と呼ばれていた昔に比べ、今や女子なのに「オヤジ中学生」と呼ばれている。それで良いのかギャル。
アニメ1期最終話では海で調子に乗って全裸になった岡島大河に女子全員がドン引きする中、一人「フフ…小さっ」とほくそ笑んでいた…
ただし、野郎共がラジコンでスカートの中を覗かれる計画を立てていた事を知った時はかなり怪訝な顔をしている。

まあ、渚くんが鷹岡明に勝った(第1戦目)時は「見かけによらず肉食獣」と言ったり*2
上記の1学期末試験当日は、イマイチ自信のなさ気な渚に「男ならシャンとしな!」とゲキを入れてたりもするのだけども。

ちなみに渚への女の子扱いを好むのはカルマと共通しているが、
カルマには黙っているが、渚とカルマのじゃれあいを楽しんでいる節があるとか、
不破の呼んでいる少年漫画を横から読んですぐにキャラ同士をふしだらな方向に持って行こうとするとか、
実はギャルのくせしてそっちの気もあるような傾向が……
というよりも、まあどっちもイケるというタイプなのだろう。懐が広いぜギャル。

こうした、サバサバとした性格から男子にも女子にも屈託なくんでいける彼女は、気まずくなりがちな思春期の男子と女子のグループの間を自然と取り持つような立ち位置にいる。
しかし、普段は達観している姿勢で本音を隠しているが、彼女の本質はある意味において片岡以上の生真面目な性分を持っており、茅野カエデほどではないが思い込んだら目標を目指して一直線に物事に取り込むことにある。
その本質が稀に災いして、自分や周囲の状況を省みることや相手の心中を察することを時折怠って上記したような結果的に両親の信頼や渚の心を傷つけてしまったことのような無神経な行いをしてしまうこともあるが、後述のように汚れ役を買って出るなどその気質は欠点であると同時に美点でもあると言えよう。

【作中での活躍】

小学生時代は1年生の時に6年生のテストで全教科満点を取れる程の天才児だったが、その才覚が災いして周囲の同年代の子供たちから敬遠され孤立してしまっていた。
その為、「普通になりたかった」「解けた問題の話よりも、解けなかった問題の話で友達と一緒に盛り上がりたかった」という願いから、
敢えて不良達と遊び、「バカばっかやった」所、念願の友達を手に入れるが引き換えに勉強の仕方・点の取り方を忘れ成績が急落し、失望しきった親の涙を見て、失ったモノの価値の大切さに気付く頃にはE組に…。
自分の過ちで冷え込ませてしまった両親との関係を修復するべくまた成績を上げたいと思うも、
馬鹿になってまでようやく築いたクラスメイトたちとの絆も既に掛け替えのない大切なものと化していたことから、椚ヶ丘中学のシステム上かつての成績を取り戻せばその絆を断ち切ることを余儀なくされるため、絆を断ち切りたくなかった彼女はこのまま皆と一緒にバカをやり続けたいという気持ちも大きかった。
そのため成績を上げて両親との絆を修復することを選ぶか、それともこのまま遊んでクラスメイトとの絆を維持していくことを選ぶかという葛藤を抱えていた。

そんな矢先に殺せんせーがE組を訪れたことで彼女の人生は転機を迎えことになる。
元々の素地はあった為、殺せんせーの授業により再び勉学は開花。
特に英語は洋書や洋楽といった元々の趣味から身についた臨機応変な語学力から大の得意であり、1学期の中間テストでは理事長の妨害があったにもかかわらず11位、期末では100点を取って学年1位を浅野より奪取した程。
しかもその一学期末では最低点が90点(社会)で5教科計471点。すげえぜギャル。
殺せんせーの御蔭でこうして皆との絆を保ちつつ、再び成績を上げることができたので深く感謝している。

冬休み明け、殺せんせーを助けようとする渚の提案に真っ向から反対。
「暗殺者と標的」という形で築いてきた殺せんせーとの絆はかけがえのないものであり、だからこそ殺さなければいけないと言い放つ。
普段のおちゃらけた様子は微塵も見受けられず、表情は今までにない程真剣だった。

暗殺サバイバルでは殺す派の副官として行動し、寺坂村松・吉田の3バカを使役するが、烏間先生の背後に隠れていた渚には気づかず一撃で倒された。
なお、この時寺坂から本気でバカになろうとしたり、絆を守る義務感から先頭切って殺す派になったりした点から「クラスで一番クソ真面目」と評された。

椚ヶ丘中学校卒業から7年後は、フリーの通訳を務め外務省中途採用を狙っている模様。
欧米の進んだ下ネタにも超反応で返せるほどコミュニケーション能力は向上している。

【余談】

実写版では英語が得意である為か、帰国子女という設定が追加されている。

コードネームは「ギャル英語」。考案者は磯貝。
特徴をくっつけただけのように見えるが、理由は「英語ですらギャルのように砕けた口調で喋れる」から、との事。

クラス1のエロボディ・矢田桃花の影に隠れがちだが、胸はDカップの巨乳を誇り、E組の中で彼女に次ぐ優れたプロポーションの持ち主でもある。
実際アニメ版1期のプール回と離島編で披露された中学生離れした彼女の水着姿は視聴者たちから絶賛されるほど非常に素晴らしく、巨乳アンチな茅野からも嫉妬対象の一人にされているくらいだが、持ち前の性格を持ってあっさりとやり込めてみせた。
こういう女子として充分に高い魅力を持つにも拘らず、男子生徒から気になる女子ランキングに選ばれないのは上述した「オヤジ中学生」と呼ばれるような普段の素行が原因だろう。ホントにもったいないぜギャル。

実は渚のことが好きだった模様。
茅野が、殺せんせー暗殺決行中に渚にキスされた事で、周囲にバレバレなほど彼に惚れてしまった際のこと。
莉桜は最初、カルマとともにバレンタインで面白半分で2人をくっつけようとしたが、
茅野の渚への一途な想いを見てふと「あんな健気じゃ私が横取りできないじゃん」と呟く。渚への想いはそのまま彼女の胸の内に留める事になった。
いつ頃から好意を抱いていたかは不明だが、上述の渚いじりは好きな子をついからかってしまう心理もあったのかもしれない。
なお、中の人は磯貝の中の人と結婚した。




「また頭良くなりたかった。けど皆と同じ目線で追記・修正もしたかった。」


「このE組で両方できた。ありがとうね 殺せんせー」


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最終更新:2024年05月25日 21:14

*1 しかし、後に渚の隠された背景を知った際には流石の彼女もいくら事情を知らなかったとはいえ己の無神経さを深く反省し、素直にこれまでの行いを謝罪した。以後は学園祭のようなやむを得ない場合を覗いて性別ネタで渚を弄ることはしなくなった

*2 実際にその見込みが正しかったことが後に証明されることになった