戦力/戦力/戦力の3ゲージマップ。
E-4に比べてマップ構造自体はシンプル。
ただし難所&ギミック解除のコンビネーションとなるE-5-2のゲージ破壊~E-5-3削り開始までの道のりが非常に長く険しい。
そこさえ超えてしまえば最終編成が「誰がやってもメンバー固定」故、ほぼイベント戦闘に近くなるものの、残時間次第で難易度を落とすことも視野には入れておきたい。
幸いにして本マップの甲/乙報酬はどちらも有用な用途が考えられるため、乙作戦で攻略することにも意義はきちんとある。
札は二水戦および第八艦隊がE-3、第二艦隊がE-4から合流。
本マップ固有の札は存在せず、集結させた戦力を以て敵艦隊へと挑むことになる。
ただし丙ではなく乙から札による出撃艦制限がなくなる。
基地航空隊は1隊のみ使用可能。
最終海域にも関わらず出撃部隊は制限されてしまうので、どこに飛ばすかは熟慮することとなる。
逆にいえば2部隊の空きでの防空が可能で、ロケット局戦があればE-4でもらった台南空を熟練度がついてない状態で混ぜても容易に制空権確保でき、熟練度が勝手に上がっていく。
もしくは1部隊防空でも防空優勢ぐらいなら取れるので、1部隊を陸攻部隊、1部隊を東海部隊にして適宜出撃⇔退避で配備し直しの消費を抑えつつ使い分けも可能。
E-5-1/戦力ゲージ1本目
編成は第八艦隊による遊撃部隊を使用。
当初は二水戦が使用されていたが、ルート的・戦力的なメリットがほとんどなかったため主流ではない。
編成例は鳥海+先制仕様の雷巡2+航戦2+航巡2など。
下4隻は増設補強なしでも噴進砲を装備しておけばほぼ空襲を無力化できるためおすすめ。
道中は対潜戦闘(A)、水雷戦隊(D・F)、空襲戦(G)、水雷戦隊(I)の5回。
すべて警戒陣で雑に突破可能。
敵の防空能力が高いため航戦には水上爆撃機は積まない方がいいくらい。
敵も警戒陣を使用してくることがあるが、警戒陣vs警戒陣は泥沼になるだけで大したことはない。
ボスは輸送ワ級Ⅱflagship。
耐久が
480
と輸送艦とはなんだったのかと思える耐久力に加え、装備している高角砲と対空電探はかの防空巡棲姫と同じ装備であり、とてつもない艦隊防空が加算されている。制空喪失した際には昼連撃も行ってくる。
しかし他のステータスの方は殆ど強化されておらず、対空以外は所詮固いだけのワ級である。
随伴艦も普通のフラワがメインと駆逐艦が混ざっているレベルなので、夜戦までいけば撃沈は容易。
ボスへの基地派遣に必要な距離は10。
距離10の二二型甲を4機揃えられれば本領発揮できるが、そこまで持っている層は珍しい。
他の陸攻の場合はカタリナなり二式大艇で延伸が必要。ん?他にも距離10以上があったろって?
深山たちは置いてきた。ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうにもない。
ただしヌ級のいる最終編成相手の場合は劣勢を取ってもフラワⅡとト級に容赦なく撃墜されるため、
二二型甲が4機ない場合はどうしても遠征枠を使いたくない場合を除いて、ボスマスは決戦支援に任せてもよい。
ちなみに通常形態では連合補正によりフラワⅡ以外がスロットごと撃墜してくることはないので
掘りやろ号の場合は全部ボスにつっこんでも何ら問題はない。
第一艦隊には輸送艦4隻も配置されているため、ろ号消化にはうってつけ。
確率が低いとはいえ宗谷のドロップもあるため、掘りがてら通う提督も珍しくない。
E-5-2/戦力ゲージ2本目
戦力ゲージ1本目の終了後はそのまま2本目に移る。
本ゲージの破壊は非常に高難易度であり、恐らく本イベントで一番の難所となる。
最終友軍の力を借りたとしても撃破は困難であり、道中もそれなり以上に損傷を与えてくるためかなり厳しい。
装甲解除などの搦め手も存在しないため、どうしても無理そうであれば乙難易度への転進の決断は早めに。
編成は陸奥+長門+戦艦2+自由枠1+秋津洲/軽巡1+特効持ち駆逐艦or重巡or雷巡を合計5枠がよく使用される。
いわゆる解法が非常に多い海域であるため決め打ちできる部分はほとんどない。
特効持ちの陸奥の特殊攻撃を発動させなければ勝ち目が薄くなる程度であり、どのような編成でもデメリット/メリット/上振れが存在しうる。
一応、削り段階であれば先制雷撃の本数を増やせるだけ増やす、Atlantaを第一に投入して防空を担当させるなどのセオリーはある。
ただし割り段階ではどちらも選択肢のひとつとなる。
道中は対潜戦闘(L)、空襲(M)、重巡部隊(U1)の3回。
いずれもそれなり以上の脅威であるにも関わらず、ボス編成が極めて堅牢であるために全てに対する対策はできず、また対策方法も多岐にわたる。
対潜戦闘は東海の派遣、対潜航空支援、そもそも対策せず秋津洲に修理を任せるの3択。それぞれ基地枠、支援枠、修理資材を使用する。
空襲は無策で祈る、Atlantaか摩耶に対空CIを任せるの2択。Atlantaは非常に突破が安定するもののあまり砲戦では頼れず、摩耶は対空CI発動率に不安を抱える代わりに砲火力が高い。
重巡部隊は無策、特殊攻撃を発動、支援を行うの3択。特殊攻撃は実質的に削りでしか使えないため無策か支援の2択。対潜航空支援は命中率がやや低めでボーキが結構減る。砲撃支援を使用する場合は支援艦隊が対潜マスに来ない。
どこを対策するにしても一長一短なので、ウェイトを置く場所を決めた上で望まなければならない。
ボスは戦艦新棲姫。
再生怪人の双璧の片割れであり、本イベントの実質的なラスボスを務める。
削り段階ではなぜか装甲186と非常に低いものの、問題は敵の随伴艦。
削り段階の時点でも重巡ネ級改3隻とかなりのものだが、この時点ではまだ特殊攻撃が発動しなくとも特効や友軍などで押し切れる。
しかしゲージ破壊段階では
敵前衛 |
敵主力 |
軽巡ト級flagship |
戦艦新棲姫-壊 |
軽巡ツ級elite |
戦艦棲姫改 |
駆逐ナ級Ⅱ後期型elite |
重巡ネ級改 |
駆逐ナ級Ⅱ後期型elite |
重巡ネ級改 |
駆逐ニ級後期型elite |
重巡ネ級改 |
駆逐ニ級後期型elite |
軽巡ツ級elite |
とパワーアップ。
制空値は0のままだが、ダイソン改によって第一艦隊随伴の耐久度が上がり、ナ級Ⅱの先制雷撃も飛んでくる。
前回イベントラスト……ほどではないが、昨年夏イベントの南方戦艦新棲姫戦を思い起こさせる堅牢な布陣となっており、ネ級の数をどうにかして減らすことができなければまず勝ち目はない。
陸奥の特殊攻撃であれば1発につき1殺は可能であるが、特殊攻撃の発動率は発射艦と随伴艦の運依存という仕様のためかなり安定しないのがネック。
また発動しても、2巡目までにネ級改の数を追加で1隻程度は減らせていなければ(主に第二に飛ぶ砲撃のせいで)不利な戦いを強いられる。
加えて、昼戦がすべてうまく行ったとしても勝てるとは限らない。
この段階では装甲破砕ギミックがなく、戦艦新棲姫-壊の装甲356を自力で削りきった上で撃沈する必要がある。
特効倍率が微妙であるため撃破には魚雷CIの複数発動&命中がだいたいにおいて必要になるため、ターゲット運に恵まれなければ撃破は叶わない。
ほぼ確実に戦艦棲姫改が生き残り、魚雷CIが吸い込まれやすいのもネック。友軍でネ級改の残りはある程度片付けられるようになったが…
この敵艦隊を打ち破るためにはすべての要素の突き詰めが求められる。
ただし上振れを狙う、安定指向で回数をこなすなどの差があるためこれといった解法はやはり存在しない。
また、以下の要素は全て陸奥の特殊砲撃が発動することが前提。
大前提。
ナ級の先制雷撃を止める、特殊砲撃を吸われるツ級を排除しておく、第一艦隊の砲撃2巡目が敵主力に向けやすくなる、などの面でリスクを抑えられるため、必須。
よほど運に自信がある場合を除いてキラキラも付けておいた方が無難。火力152を確保していれば同航戦でナ級も撃沈できるため、火力を達成できたら残りは電探で命中率を上げておきたい。
二式大艇で所持している65戦隊を送り込むのがメイン。
本隊航空戦でナ級の排除が不可能な以上、アクションを起こす前に排除できる要因を増やすのが重要になる。
敵の制空値は0であるため、余った枠には銀河や飛龍などの強力な陸攻を詰めておこう。
また初戦の潜水マスでの撤退による艦隊のコンディション低下の方が辛いのであれば、いっそボスマスの事は忘れて潜水マスに東海を飛ばそう。
陸奥以外の戦艦枠を誰にするかと、ルート固定用の泊地修理枠、残る自由枠1隻を誰にするかが選択肢になる。
+
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戦艦 |
陸奥を旗艦にして特殊砲撃を使用するのは確定として、2番艦を誰にするかが最初の選択肢。
陸奥の特殊砲撃をブーストして破壊力を上げられる。陸奥の2発分がダイソン改への有効打も期待できる反面、長門には特効はなく、3発目が微妙になる上に、特殊砲撃が終わった後の長門は(特に陸奥ブーストを最大にするため主主電偵装備の場合)敵第一艦隊に対してほぼ歯が立たない。
上振れを目指す場合。実に3年ぶりとなる最終海域でのまともな選択肢となった
陸奥の分の特殊砲撃の威力は長門で発動するより下がるが、高い特効倍率とキャップ解放による超火力の相乗効果で3発目は長門と同等かそれ以上の威力、かつ弾着観測射撃でもネ級改を一発撃破可能。2巡の砲撃で2体ネ級改を葬ることができればもはや勝利は目前。
その反面、射程超長で陸奥の特殊攻撃に割り込む。とにかく初手で数を減らすことが最重要であるため完全なギャンブルである。
陸奥の射程を超長にしておけば50%で先制する他、敵が初手に動くのは必要経費と割り切って味方の1・2番艦に当たらないことを祈るのもありだが、その初手が陸奥に直撃すると泣くしかない。
射程長で安定択を取る場合。火力はもう少し落ちるがワシントン、金剛、榛名でも可。
陸奥の特殊攻撃の発動は安定するが、大和ほどの火力は出ないので特殊砲撃の3発目、弾着観測射撃の威力が落ち、ネ級を落とせる確率が下がる。
3・4番艦は残りの特効戦艦から2隻。
ここでも大和を起用すると上記の射程問題が同様に発生。
射程超長を嫌う場合は射程長組から採用。
2番艦をワシントンとサウスダコタを入れてもう1枠足りない場合、金剛型には全員特効がついているものの、比叡と霧島は友軍の強力な編成に含まれているため、金剛・榛名に留めておいた方がいい。
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+
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秋津洲か明石 |
秋津洲か明石がいないと、リ級Ⅱの連合マスの後もう1戦増えてしまうのでほぼ必須。
水上戦闘マスでの制空用に水戦を1つ乗せられるのでこちらが主流。噴進弾幕で空襲を乗り切りやすいというのも利点。
残りの装備枠は自由。
修理施設なら泊地修理で第二艦隊を修理でき、道中で中破した夜戦フィニッシャーを小破に戻せる。ただし第一艦隊の修理は不可。
飛行艇と爆雷で対潜攻撃する、高角砲で艦隊防空を上げて被害を減らすというのもあるが、大局に影響しない範囲。
第一艦隊も第二艦隊も修理できるが、水戦が飛ばせないために、他の誰かに水戦枠が必要となる。また秋津洲以上に回避が低い。
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+
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第一艦隊自由枠 |
基本的には特効のある巡洋艦を起用する。
ボスマスでの第一艦隊相手には何もできないが、ボス前のリ級Ⅱを倒したり、ボス二巡目で第二艦隊を減らせる目が出てくる。
空襲を多少抑える対空カットインをしつつ昼連撃ができる。
アトランタと比べると発動率に不安が残るが、こちらは友軍に干渉しない。
対空カットイン発動率なら摩耶以上に頼りになるが、砲撃戦では単発砲撃しかできないのと、摩耶より装甲が落ちて道中大破率が上がる。
また友軍メンバーでもあるので本隊から外すケースが多かった。
摩耶を既に別海域で使用している場合に。
高角主砲と電探があれば対空カットイン自体は摩耶同様に打てるが、性能がさらに落ちるので焼け石に水となり空襲はほぼ回避頼みになる。
修理要員で明石を採用した場合は水戦を乗せられる航巡にするのもあり。
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正答はない。とにかく個人で採用艦も編成も並びも装備もすべてが変わり、これといった答えがまるで定まらない。
特効の乗った夜戦火力300以上の魚雷CIを2本以上ボスに命中させるという目標を達成させる上であまりにも択が多いからである。
一応、それぞれの択についてのメリット・デメリットは以下のようになる。
+
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軽巡洋艦 |
高めの運、水雷司令部+水雷見張員による大幅な雷装の補強によって魚雷CI要員及び先制雷撃要員としては随一の性能。ボス前が安定する。
特効を所持していないため、ボスに有効打を与えることはそのままでは不可能。昼での随伴の掃除がメインで、魚雷CIはクリティカルでないとほとんど装甲を抜けない。
削り・ギミック解除要員としては非常に優秀だが、ゲージ破壊で起用する場合はほぼ露払い。
運が低い以外役割自体は夕張と同様だが、こちらは夜偵が乗る。また修理要員が明石の場合には水戦で制空役になれる。幸いボス前も連合艦隊なので第二艦隊からでも飛ぶ。
ボス戦の夜戦で力不足なのは夕張と同じく。
特効持ちかつ、圧倒的な本体スペックに加えて夜偵を搭載可能。水雷司令部+水雷見張員で補強した特効乗せ夜戦連撃の威力も非常に高く、ネ級改なら撃沈の目もある。
その反面先制雷撃はできず、連撃装備の場合はカスダメかクリティカル狙いとなる。
また旗艦に配置して魚雷カットインを無理やり狙う戦法も可能。
戦艦棲姫に吸い込まれなければ大ダメージが見込めるが、デフォルトでは見張員補正込みでも45%程度の発動率なことには留意。
またE-5-3で起用する場合は使用不可となる。
ほぼ能代の下位互換となるが大型探照灯を装備可能。
夜偵・照明弾と合わせ、ターゲットを吸いまくるデコイとしての性能がとても高い。
他の2隻のような昼戦および夜戦での火力的な貢献はまったくできないため、友軍の攻撃前に敵がかなり残りやすくなる。
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+
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雷巡 |
非常に高威力な先制雷撃、夜戦キャップに到達した強力な魚雷カットインが売り。ボス前の安定、友軍前の安定した敵数削減に貢献する。
反面、夜戦キャップの魚雷カットインでもギリギリの装甲貫通になるためダメージは振れ幅がかなり大きい。
運改修が済んでいる場合を除いてほぼ削り要員。
済んでいるのであれば北上と合わせて大きく安定性を高めてくれるが、やはり同様に魚雷カットインが発動しても弾かれる可能性は高め。
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+
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重巡 |
おなじみのフィニッシャー重巡であり、特効及び夜戦キャップ解放でさらなる火力を手に入れた。
択とは言いつつも特効重巡枠を採用するなら初期運が高いので真っ先に候補となる。
ただ発動率でいえば水雷見張員装備の駆逐艦には及ばない。
運は低いが妙高と同じ倍率の特効持ち。
ボスの装甲を撃ち抜けない可能性の高い夜戦連撃装備にするよりは、
いっそ主砲3積み+偵察機で昼戦の弾着攻撃と夜戦砲撃カットインの両方を可能にする装備にした方がボス撃破の期待値は高い。
ただし主砲カットインは発動率が魚雷カットインよりもさらに低く、夜戦装備による補助込みでも発動率3割を確保するのがやっと。とにかく上振れの一撃を狙う形となる。
摩耶を第一艦隊に編成する場合の夜偵搭載を任せても良いだろう。
第一艦隊ではなく第二艦隊に採用するケース。
対空と夜戦攻撃の両立を目指すことになる。
最終友軍の来訪後はAtlantaが投入しづらくなったため、対空カットイン装備+夜偵で連撃削り役を任されることが多い。
運の改修が完了していれば魚雷カットインも使用可能だが、実用段階までおおよそまるゆ15を要するためハードルが非常に高い。
運用的には夕張とほぼ同じ。
特効を持たないためダメージが足りないのも同様で、上記の重巡を全員使ってたなんて編集者みたいな例がない限りゲージ破壊段階では外すことになるだろう。
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+
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駆逐艦 |
デフォルトの運が高く、水雷見張員を装備すればほぼ確実に魚雷カットインを発動する。
友軍来訪前はFletcherも投入されていたが、現時点では友軍を阻害するため非推奨。
デフォルトの運が低いが、水雷見張員を装備すればおおよそ雪風と並ぶ発動率で魚雷カットインを発動できる。
ただしどちらもE5-3での二水戦の主要メンバーほどではないが特効を持っており、二水戦が不足しているのであれば優先度が下がる。
多スロットによる先制対潜+夜戦装備キャリア。
ただしGotlandでも同じ役割をこなせるためほぼ夕張と組み合わせて削り時の起用になるか。
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高速戦艦 |
戦艦を追加で投入する場合に選択肢に挙がる。この場合、対潜戦闘が1回増える。
潜水艦の雷撃を耐える盾として扱るほか、第二艦隊の残りをほぼ確実に撃破でき、なおかつ夜偵も自然に投入できる。
基本的に第一艦隊に投入することになるので変則的な編成にはなる。
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上記のうちから自分にとってのベストを模索して突破することになるだろう。
とはいえ、同航戦以上で陸奥の特殊攻撃が発動すればよほど運が悪くなければ突破自体の目はある。
暁の水平線に…
は、まだ早いがここさえ突破すれば後の資源消費は軽い。
時間がかからないわけではない
E-5-3/戦力ゲージ3本目
まずは既に恒例となりつつあるスタート地点追加・ラストゲージ出現のボリュームたっぷりなギミック解除から。
とはいえ個々のギミック難易度はかなり低く、とにかく出撃数が多いことを除けば道のり自体はたやすい。
同じ艦隊を使いまわすことが多いため編成記録はフル活用しよう。
最初は二水戦の出撃場所となる最後のスタート地点を解放。
第八艦隊・第二艦隊で解除していく必要がある。
- Bマスで航空優勢2回(第八艦隊)
- UマスでA勝利2回(第二艦隊)
- 防空優勢2回
Bマスは空母入り通常艦隊での攻略。第一ゲージの編成に余った正規空母を入れて到達でき、艦戦・水戦をガン積みすれば達成可能。直後に同一ギミックがあるため記録推奨。
Uマスは第二ゲージの編成から秋津洲を正規空母に変更+第二艦隊の駆逐艦を3隻にすれば到達可能。制空が非常に厳しいため第一艦隊に水戦ガン積み航巡を入れておきたい。
Uマスはダブル空母棲姫が待ち構える。S勝利は極めて困難だがA勝利でいいため、二式大艇で延長した陸戦+陸攻を送り込んで長門+陸奥の特殊攻撃発動で条件達成は容易。
ただし道中で敵連合に複数回遭遇するため、道中支援を出しておくとより安定する。こちらも直後に同一ギミックがあるため記録推奨。
防空優勢は2部隊防空のため特に意識しなくともほぼ終わっているはず。
解除後はスタート地点が追加されるだけ。
実質的に二水戦の戦場はここから始まるものの、ボスマスを出現させるためにはさらなるギミックが待ち構える。
- Bマスで航空優勢2回(第八艦隊)
- UマスでA勝利2回(第二艦隊)
- 防空優勢2回
- SマスでS勝利2回(第二艦隊)
- 第二ゲージボスでA勝利2回(第二艦隊)
- YマスでA勝利2回(二水戦)
上三つの条件はスタート地点とまったく同じ。そのまま繰り返すだけでOK。
Sマスは第二艦隊を使用し、軽めの高速戦艦2+巡洋艦4/軽巡1+雷巡1+駆逐4で到達可能。敵編成自体はリ級Ⅱを中心にした軽量な連合艦隊なので特に苦戦することはない。
第二ゲージボスは第二艦隊をそのまま再使用してやり直し。削り編成に戻っているため先制雷撃マシマシで大きく安定する。さらなる安定を目指すなら道中支援を。
Yマスは軽巡1+駆逐6の遊撃部隊、要するに二水戦で到達可能。
深海日棲姫-壊+駆逐ナ級後期型IIelite×2(たまに警戒陣)というとんでもない編成が待ち構えているが、距離が6であるため65戦隊やHs293を送り込める。
また砲撃支援は警戒陣の回避補正を無視して命中するため、A勝利で良いことも相まって対策さえしていれば実際はあまり脅威ではない。
スタート地点・ボスマス出現だけで実に14回というとてつもない手間を要する。
個々の難易度はまったく脅威ではないが、物理的な出撃の経過時間をとにかく食われるため残時間にはくれぐれも注意。
上記の長く険しい道程を超えればついに第三ゲージが出現。
編成は特効の関係上二水戦の独擅場となる。
旗艦(神通or能代or矢矧)+2~3番艦に(Fletcher+駆逐艦)+4~7番艦に(江風・陽炎・黒潮・長波・高波)から4隻の軽巡1+駆逐6でほぼ弄る部分はない。彼女たちがいない場合は白露・時雨・風雲にも強めの特効がある。
Fletcherは特効艦だが火力では殆ど期待ができない…が、装備があれば強対空CIと対潜魚雷を両立できるので警戒陣の2~3番艦にはうってつけ。
ちなみに主主の強対空CIとGFCSor増設高射装置での対空CIが両立できる。増設高射装置なら対潜魚雷とも両立できる。
2~3番艦のもう1枠は警戒陣で火力が減衰するため、非特効艦を用いる余地がある。
4スロットのТашкентや、友軍コントロールの磯風・萩風・嵐・浜風などが選択肢。
もちろん特効艦を編成しても特に問題はない。
軽巡の最大特効持ちは神通だが、能代と矢矧は夜偵を飛ばせるのが利点。
能代は特効が乗るが道中のト級に瑞雲が叩き落とされる危険がある。
矢矧は水戦で夜偵を飛ばせるが、特効がない。乙なら甲標的を撃てるが、警戒陣で潜り抜けを狙う作戦とは今一つかみ合わない。
装備は4~7番艦にD砲・四連装酸素魚雷後期型・水上電探・見張員もほぼ固定。索敵の問題もあるので3番艦に陽炎型か夕雲型の特効艦をいれるならそれもこれで問題ない。
運が良い艦なら魚雷カットインや水雷見張員+魚雷のCIもあり。特に長波と時雨。というか、白露型特効艦3隻をフィニッシャーとして運用する場合この構成が基本になるだろう。幸い水雷見張員により江風でもカットインは出せる。
1~3番艦は警戒陣であるためほぼ火力的には何の貢献もできない。連撃装備や対空対潜装備にしておき、夜戦での削り役に徹した方がよい。
探照灯や照明弾もアリだが、道中夜戦を考えると旗艦以外に探照灯を持たせると大破しやすい。(旗艦はかばうがある)
加えて、索敵が例によってかなり厳しい。先の水雷見張員+魚雷では電探が載せられないのが響く。
また旗艦の軽巡には水雷戦隊司令部の装備を絶対に忘れてはならない。
対潜戦闘以降のマスであれば1戦闘ごとに退避を行っても逸れず、かなり低リスクで進撃を継続できるので必須といってもよい。
ちなみに駆逐艦旗艦で僚艦に軽巡を含むと水雷戦隊司令部が発動しない。
…しかし旗艦は警戒の都合火力の影響がほぼないので、霞や海風あたりに
遊撃
艦隊司令部を装備すれば普通に退避させられたりする。載らない駆逐艦嫁の提督たちは涙を飲んだ
道中は空襲戦(B)、対潜戦闘(C)、水雷戦隊(X)、夜戦(Z1)の4回。
端的に言えばすべてのマスで大破する可能性が高いというとんでもない道中。
しかし前述した通り、水雷戦隊以降はいくら退避しようが逸れることはないため実質的に対潜戦闘までに1隻の大破であれば進撃可能。
陣形は空襲戦で輪形陣を取る以外は全て警戒陣。削りからゲージ破壊まで、クリア後の掘りですらこれで問題ない。
警戒陣による回避はキラキラで増強されるため、ゲージ破壊時は攻撃が集中する4-7番艦にキラ付けを行うと無駄がない。
また道中支援は行う場合は対潜航空支援が有用。対潜マスと水雷マスでそこそこの活躍を見せる。
ただし、道中に制空値を持つ相手がいないにもかかわらず、ト級が馬鹿みたいな対空砲火を浴びせてくるのでボーキがそれなりに(500程)減る上、水雷マスがエリ駆ばかりなので命中率はまぁまぁ程度。
一応軽空母4隻にカ号など回転翼機のみを搭載しておけば、潜水マスにしか来ないので消費は抑えられるが、今回は水雷マスに来ることにも意味があるため微妙。ぶっちゃけボーキだだ余りするイベントだし
ちなみに警戒陣なら対潜マスは対策を何一つしなくても小破未満で突破できる事も多い。おそらくこれまでのイベントで最も扱いの悪い潜水新棲姫だろう。
潜水新棲姫「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」
砲撃支援は警戒陣なのでいつもほどは役に立たない。一応ある程度の火力があれば駆逐艦程度なら数を減らしたり、対潜航空支援と違い夜戦マスに来るので、本隊警戒艦の砲撃が巡洋艦以上に向きやすくはなる。
オマエラノタクラミ……アタシガゼェンブダッセンサセテ…ヤルヨ!
ボスは軽巡新棲姫。元となった艦が一発でわかる圧倒的ハワイ感を誇り、表情も相まってかなり明るめな印象を受ける。
装甲は通常時では256とそれなりに抑え目だし、敵編成そのものは随伴のネ級改が2隻のみとE-5-2よりも弱い。
ただしそれは連合艦隊で挑んでいたE-5-2編成と比べたらの話。こちらの艦隊が水雷戦隊の遊撃部隊固定+基地航空隊が1部隊、ということもあって削り段階ではかなり分が悪く、連合艦隊vs遊撃部隊による敵の命中悪化がかかるとはいえ、駆逐軽巡では当たれば無事では済まない。
当然こちらの昼戦火力は乏しく、ネ級改に昼戦ではろくなダメージを与えられず、敵第二の砲雷撃、敵第一の砲撃をくぐり抜けて夜戦にまで持ち込む必要があるし、
削り段階から駆逐ナ級Ⅱflagshipが1隻はいて、やはり支援までで止められないと、こちらが単縦陣ではほぼ必中の先制雷撃が飛んでくる。
……単縦陣では。
そこで考案された戦法が、ボス戦でも警戒陣を使うこと。
通常であれば、前半艦の火力や砲撃支援の威力が落ちる警戒陣を、ボス戦で使うことは忌避されるものだが、
まず第一にこちらが遊撃部隊でも敵連合艦隊相手なら砲撃支援の威力は落ちないことが判明。
こちらの昼戦火力は限られる以上、決戦支援は非常に有効なので毎度出しておくべし。敵艦隊の数を減らす上で重要な役割を果たす。
先制雷撃、砲撃共に脅威のナ級Ⅱを運よく無力化できると非常に楽になる。
こちらは遊撃部隊なので、火力そのままで戦える後半艦は警戒陣でも4隻いて、単縦陣でそれ以上に全員をボロボロにされるよりは、警戒陣の回避補正頼みで夜戦までの生存率を上げる方が良いとされた。
警戒陣でなら、あのナ級Ⅱの先制雷撃でさえ避けるのも珍しいことではない。
とはいえ当たってしまうこともよくあるので、支援砲撃艦はナ級Ⅱflagshipを反航戦でも大破まで追い込める火力171には到達させておきたい。
デメリットとして本隊の1~3番艦までと、友軍艦隊の1~2番艦までが、こちらが警戒陣の場合は夜戦含め火力が半減してしまう。
ただ友軍の方にも警戒陣の回避補正は有効で、昼に数を減らしにくく反撃を受けやすい友軍艦隊も、本隊と同じく回避して無事な後半艦のカットインを叩き込む戦法を取れるので、結果的にそこまでデメリットは大きくない。
また、なぜか本隊の警戒陣の仕様と違い、友軍艦隊なら6隻編成でも3番艦も火力減少を受けないようになっている。
このように夜戦までの被害は抑えやすいが、やはり敵の随伴艦を倒しきることは難しい。
決戦支援と65戦隊の派遣で砲撃戦前に敵数を減らしておくと削りははかどるものの、S勝利はかなり厳しいと思っておいた方がいいだろう。
装甲破壊の前提となる最終段階まではひたすら警戒陣で削りに徹することとなる。
削り段階では単縦陣で回避より頭数を優先する方法もあるが、敵のターゲット運が悪いとまんべんなくボコボコにされてまともに戦えない場合も多く、安定しない。
幸いにして現時点ではかなり強力な友軍が来訪するようになっているため、友軍来訪前の
虚無い削りは過去のものとなっている。
それでもたまに100程度の削りになったりすることはあるが。
HPを削り切ったあとは装甲破壊のギミック。
単純に解除しなければ勝負にならないので必須である。各1回で済むのでサクサク終わらせてしまおう。
- Bマスで航空優勢1回(第八艦隊)
- UマスでA勝利(第二艦隊)
- 防空優勢1回
- 第二ゲージボスでA勝利1回(第二艦隊)
- V1マスでS勝利1回(第二艦隊)
- Nマスで航空優勢(第二艦隊)
- 第一ゲージボスでA勝利1回(第八艦隊)
- HマスでS勝利1回(第八艦隊)
上4つはボスマス出現ギミックと同じ。編成もそのまま使いまわせる。
また、V1マスでS勝利は第二ゲージボスの編成から秋津洲を抜けば経由可能。道中支援さえ出していればほぼ被害無しで抜けられるはずなのでまとめてこなすのがよい。
NマスはSマスに向かう編成で到達可能。低速および空母を入れると逸れるので注意。
第一ゲージボスおよびHマスは第八艦隊の雷巡2隻を駆逐艦に変更すればどちらも到達しつつ同時達成可能。
第一ゲージボスはA勝利で良いため、こちらに陸攻隊を派遣しておけば撤退の可能性を減らせる。
以上のギミックを解除することでついに装甲解除が発動、ボス撃破の準備が整う。
特効にさらに大幅なダメージ補正が乗算され、大幅に戦闘経過が改善される。
神通・長波といった強特効補正持ちのダメージは実に2倍を遥かに超えるダメージとなり、警戒陣であっても昼戦で打撃を与えうる。
とはいえボス編成も黙ってはいない。
サスガニヤルナァ……デモネ…? コレカラガソロモンノ…ジゴクダヨ!
軽巡新棲姫-壊となり、やはり大幅強化を受けて装甲376と最終ボスらしい数値に。
さらに随伴艦にルンガ沖重巡棲姫-壊及びネ級改1隻が追加。
敵第一艦隊に戦艦や装甲空母でようやく互角な相手が5隻並び、しかもルンガ沖重巡棲姫が追加されたことで第一艦隊の砲撃が2巡し、計10回の当たると致命的な砲撃が飛んでくる。
さらに第二艦隊にナ級後期型Ⅱflagshipが3隻。
ここまでくると警戒陣でないとまともに太刀打ちできないし、昼戦を生き残ったとしても、削り段階と同じ状態では、敵耐久の爆上げでとても手数が足りない。
絶望的なルーレットを強いられる前回E-4ラストの再来…とは、ならなかった。
謎の大幅パワーアップを遂げた65戦隊によるナ級の漸減。
火力キャップ解放によりナ級確殺ラインを容易に達成する支援砲撃。
水雷戦隊 熟練見張員による魚雷カットインの発動率・火力の両面における大幅強化。
装甲破砕効果によって随伴・ボス共に大ダメージの夜戦カットインを叩き込む友軍艦隊と本隊艦。
これらの4要素が警戒陣の性質と強烈な特効倍率と組み合わさった結果、
昼戦時点での前衛艦隊殲滅を達成しつつ
フィニッシャーの温存が可能。
「やはり警戒陣……!!警戒陣は全てを解決する……!!」
また残存した敵艦に関しても最終友軍による削りが行われるため、魚雷カットインはボス・随伴を問わず必殺の一撃となる。
1隻程度の退避であれば問題にならないほどこちらに有利な状況に持ち込める、まさに
独擅場の戦闘となる。
しれっと4桁ダメージが出たなんて報告もある。
ここまで来れば恐れることは何もない。
華の二水戦たちとともに、暁の水平線に、勝利を刻め!
共通クリアボーナスはBrooklin級軽巡洋艦 Honolulu。
イラストレーターはUGUME氏、CVは八木侑紀氏。
アメリカ海軍が建造したBrooklin級軽巡洋艦の7番艦。
Brooklin級は前級のOmaha級から火力・防御力を大幅に強化し、当時は軽巡扱いだった最上型への対抗として建造された。つまり実質重巡に近い。
常識外の大型軽巡として完成した本級がその後のアメリカ巡洋艦に齎した影響は大きく、のちに建造されたものはAtlanta級(・Worcester級)を除いて基本設計に用いられた。
太平洋戦争においては真珠湾攻撃にて小破の損害を受け、修復後はソロモン諸島・ガダルカナル島沖で因縁深い二水戦・三水戦と三度にわたる激闘を繰り広げている。
いずれの海戦でも僚艦が撃沈される、艦首が吹っ飛ばされるなどの戦術的敗北を喫したものの、戦略的には常に勝利を収めた。
艦首の修復後はマリアナ沖海戦、レイテ島攻撃に参加。ただし雷撃を受けて再度損傷し、離脱後の修復中に終戦を迎えている。
ビジュアルでまず目を引くのは圧倒的な胸部装甲。アメリカは恐ろしいところだ…
ノーマルの状態では明るい色彩の金髪ツイン縦ロールに加えてガムを膨らませている。
性格は自分の名前由来かAloha!を連発する非常に明るく軽快な性格。ただし二水戦に対しては損傷を何度も負わされたこともあって苦手意識あり。
また、ありえないほどの超大酒飲みとなっており、ひたすらに飲みまくっている。
夜7時から休憩をはさみつつも飲みに飲み続けて書類仕事中にも飲みまくって最終的に寝る。
性能はほぼHelenaと同じで特筆すべき点はなし。
4スロットに加えて昼火力は折り紙つきなものの、阿賀野型改二という怪物が存在する以上活躍ポイントは限られるか。連合国側で貴重な対地要員なので『合同艦隊作戦任務【拡張作戦】』では心強い。
他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。
乙作戦でSO3C Seamew改と零式艦戦32型(台南空)★+2、甲でSeamew改に★+2がついてさらに零式艦戦32型(台南空)の代わりに零式艦戦22型(251空)★+2が獲得可能。
零式艦戦22型(251空)も距離7の陸戦であり、零式艦戦21型(台南空)の完全上位互換となる。
ついている★2込みで出撃時の制空値は対空16.9相当。半径6~7の戦闘機を3部隊配置したい場合に、E-4報酬の21型(台南空)と合わせてこれまでの54戦隊並びに隼III型甲から制空値を大きく更新できる。
非常に汎用性が高い強力な陸戦であることは間違いないのだが…
乙の報酬の零式艦戦32型(台南空)も、半径こそ5に狭まるものの、制空値でいえば★2で対空18.4相当で、64戦隊並みの制空戦闘機をもう1機入手できることになる。改めて比較すると制空値と半径の長さを両立している64戦隊のハイスペックさが際立つ
このマップをクリアした提督であれば実感できるだろうが、65戦隊に合わせられるこちらも今後のイベントで役立つであろうことがほぼ確定している。
まさに甲乙つけがたいため、このマップに限って言えば乙への転進は戦力的な面を除いても十分に有力な選択肢となりえる。
使う海域によって両者の向き不向きは異なるが、いずれにせよ高制空値の局地戦闘機として頼りになるのは間違いない。
また、レアドロップとして特務艦 宗谷がドロップする。
イラストレーターはしばふ氏、CVはタニベユミ氏。
宗谷はソビエト連邦からの注文を受け、砕氷商船として建造された。しかし建造中に日中戦争が激化したため、帝国海軍による買い上げを受けて特務艦として就役。
帝国海軍最後の生き残りであり、
奇跡の船であり、そして
不可能を可能にする船…そのあまりにも劇的な艦生により、あまたの二つ名を持つに至っている。
帝国海軍時代においては雑用運用艦としてまず就役したのち、砕氷艦・測量艦としての機能を強化する改装を受ける。
緒戦では前線での測量と輸送を行い続け、珊瑚海海戦、ミッドウェー作戦にも参加。複数回に渡る空襲を受けるものの被害を受けずに切り抜ける。
さらにその後も測量及び輸送に従事。潜水艦の雷撃、命中するも
不発、飛行艇や爆撃機からの空襲を受けるも軽微な損傷で生き残る。
多くの艦が大損害を受けたトラック島空襲にも居合わせており、
座礁中にEnterprizeから夜間空襲を受けるというとんでもない状態でもやはり
生還。
終戦間際でも
潜水艦の雷撃が船底のすぐ下を通り抜ける、
燃料タンクを投げ込まれて気化ガソリンが充満する、
任務部隊に接近されるなどの絶望的な状況から生き延び、終戦を迎えた。
その後は引き上げ船、灯台補給船として用いられたのち、南極観測船としての長い旅が始まるのであった…
実装直後は昨今の情勢の影響で休館していたものの、イベント中の6月から東京・船の科学館で再び見学可能になった。太平洋戦争に参加した日本艦で海上浮揚状態で船としての姿をとどめる唯一の船である。
実装に当たっては上記した通りリアル宗谷側にあたる船の科学館の公式Twitterアカウントからも「この機会に宗谷に会いに来てください」の告知がされた。
ビジュアルは栗色の髪に三つ編み。赤橙のたれ目が特徴的。
またコンバート改装によって特務艦→灯台補給船→南極観測船と変化するたびに服装が合わせて変化していく。
艦種が独特だが実は内部データとしては速吸や神威と同じく補給艦である。
史実における圧倒的な幸運を反映してか、南極観測船の幸運値が77/155と単独トップ。ただし後述の仕様もあり、戦闘においてはほぼフレーバー。
なお、艦娘は史実での記憶が一部欠落している事が結構あるが、宗谷は今も本物が海の上にいるので、記憶の欠落がない模様。
つまり、彼女は自分が今は東京・船の科学館にいる事を認識しているどころか、令和の海で余生を過ごしている記憶も保持している。
そしてシレっと艦これの時系列が令和以降になっている事を確定させた。
帝国海軍最後の生き残りという唯一無二の立ち位置のためか、「新しい艦が進水した/仲間になった」という発言になる建造完了ボイスの艦娘が多い中、彼女は建造が完了した艦娘を「おめでとう」と祝福する。
性能は戦闘用ではないと実装時に明言されただけあってあらゆる面で戦闘に向かない。
主砲及び魚雷が装備できず、水上機も搭載不能。機銃・電探・対潜装備・対地装備・大発・ヘリ・バルジ・補給装備・司令部施設・応急要員くらいしか装備できない。
なんなら初期状態の特務艦しか主砲・副砲が搭載出来ない上、特務艦形態以外は火力・雷装が初期値0のため夜戦にすら参加出来ない。
頑張れば対空カットインは出来なくはないが弱めのものしか発動できず、先制対潜もハードルが高い。特務艦で夜戦に参加したところで夜戦火力が低すぎるという有様である。
ルート分岐上では速吸などと同じく補給艦扱いされているものの、戦闘に出すメリットは現時点では皆無。また特務艦以外では爆雷や機銃が装備できなくなる。
装備の関係上対地攻撃の性能は高めだが、だからといって対地要員として前線に放り込める戦闘能力ではないのは上述の通りである。
しかし、下記の性能面から必要にならない保証はどこにもないので、やはりレベルは上げておいた方がよいだろう。
南極観測船時に補強増設込で大型バルジをガン積みすると補給艦扱いなのに装甲が100前後になるので一撃大破の可能性は大幅に減る。
史実で砕氷用バルジを搭載した経歴があるからか大・中型バルジを同時搭載可能な初の艦船であり、未婚時の中破維持ラインはHP7となっており、その全艦娘上位クラスかつ戦艦級の重装甲を抜かれなければカスダメが全て0(miss判定)となる数字であり、単純な堅牢度は全艦娘トップクラスに位置する。
また、元々の回避88という駆逐艦級の数値とその激烈な運の値に物を言わせた回避力も凄まじく、攻撃能力をかなぐり捨てた分を生存性に極振りした性能と言える。
そのため、実装及び性能が明らかになった後は南極観測船宗谷を使った5-5補給艦ルートが採用されるケースが多くなり、補給艦の中では圧倒的に燃費も安いため1-3での燃料回収(通称「三重クル」)にも活用されている。
なお、2024年10月現在一式陸攻(野中隊)の改修が出来るのは特務艦形態のみであるため、改修もしたいが生存性特化の南極観測船仕様も確保しておきたい場合はサブ艦必須である。
難易度甲であれば全ボスマスでドロップするが、基本的にクリア後であればSが安定するZ(第三ゲージボス)での掘りが主流。
Sさえ取れれば6%程度でドロップするため非常に掘りやすい。
ボスでの陣形は単縦陣と警戒陣のどちらかになる。本イベントの共通仕様となる撃破後の特効維持は健在。
単縦陣の場合は前衛艦隊の撃破が安定し、友軍艦隊も全力を発揮できる。警戒陣の場合はS勝利こそほんの少し不安定になるが、バケツの消費量を大きく抑えられる。
またクリア後は札が解除されているため、E5-2でFletcherを投入していた場合はこちらに回すと道中が安定させやすい。
副産物としてWashington、Helenaなどがドロップする。
第1ゲージボスマス(Jマス)で掘る場合、Zマスと比較するとかなり確率が抑えられているため、クリア後にろ号消化ついでにドロップすればラッキーといったところか。
余談だが、今回のボスを撃破する警戒陣戦法。
これのおかげで、名探偵コナンの作者である山本ハーロック五十六提督も、この戦法のおかげで甲突破出来たという報告が公式ブログでなされていた。
世界的有名な漫画家にも認められ称賛される戦法ということである、考案者は誇ってよいだろう。