スコット・ラング/アントマン(MCU)

登録日:2021/02/25 (木) 13:46:46
更新日:2021/04/11 Sun 11:46:11
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行くぞ、アントニー!




スコット・ラング(Scott Lang)とは、マーベル・シネマティック・ユニバースの主要登場人物の一人。
本名はスコット・エドワード・ハリス・ラング(Scott Edward Harris Lang)。
元窃盗犯でバツイチの中年男性。そして、アベンジャーズの一人「アントマン」として活躍しているヒーローである。


ハンク・ピム博士が開発したピム粒子の力を利用して時に見えないくらい小さく、時に巨大にと、体の大きさを自在に変化でき、それに伴い怪力も身に着けた。


演:ポール・ラッド/日本語吹き替え:木内秀信




人物


人生のどん底からヒーローへの転身


理工大学の修士号を取得し、妻マギーと娘キャシーに囲まれ、警備会社のエンジニアとしてサンフランシスコにてごく普通の家庭を築いていた。
性格はひょうきんで不真面目ではあるが、曲がったことは許さず家族の幸せを何よりも願っている。
しかし、勤めていた会社の横領に気づいたために不当に解雇され、納得がいかなかった彼は、自分の工学知識を駆使し、会社のセキュリティに侵入。
そのまま横領された金を被害者に返し、会社の悪事を暴露することに成功する。
だが、それにより窃盗罪で逮捕され、懲役3年の実刑判決を得る。
そのためにマギーから離婚を言い渡され、キャシーの親権も彼女に奪われ、失意に立たされる。唯一の救いは、キャシーからは引き続き愛情を受け取っていたことだった。

その後、刑期を終えて出所した彼は、刑務所で知り合ったルイスの協力を得て社会復帰し、キャシーに相応しい立派な父親になるための就職活動を開始する。
だが、犯罪歴のある彼を雇う会社はどこにもなかった。そんな中、ルイスから彼に知人の紹介で「大きな金庫のある爺さんの家」についての情報を垂れ込まれ、再び盗みに誘われる。
当初は断ったスコットだが、キャシーに会うための許可を焦った彼はそれを承諾し、その老人の家に侵入し、金庫を破る。
しかし、金庫の中に入っていたのは謎のスーツだけだった。とりあえずそのスーツを持ち帰ったが、スーツの力で体を小さくなることが判明し、老人の声まで通信で聞こえるように。
慌ててスーツを家に返したものの、直後に何者かの通報で警察に逮捕される。
すると、弁護士と称する持ち主の老人が現れ、彼の手引きで再び小さくなって、アリの協力もあって脱獄し、老人―――ハンク・ピム博士の家に連れてこられる。

ハンクはかつて、戦略国土調停補強配備局(S.H.I.E.L.D.)の一員であり、そこで科学者兼エージェント「アントマン」として諜報活動を行っていたが、自身の発明したピム粒子の悪用を恐れて組織を離脱していた。
そして現在、ピム粒子のデータを盗用し、それを元助手のダレン・クロスが「クロス粒子」として闇の組織に売りつけようとしている。
それを阻止するべく、ハンクはスコットに目をつけ、わざとスーツを盗ませることで自分に協力させ、「アントマン」の名を継ぐよう仕向けたのだった。

娘のホープと関係が悪化しつつあったハンクは「私のようにはならず、これをチャンスにして娘の期待に応えろ」と囁き、彼に同調したスコットはハンクの計画に乗ることを決意。
そして、ホープとハンクの仲も取り持った彼はルイス達とも協力してピム・テクノロジーに侵入してクロス粒子の悪用を阻止し、ダレンの魔の手からキャシーも救い、名実ともにヒーロー「アントマン」として公認の存在となった。



アベンジャーズへのスカウト


計画に必要な装置を盗む際にアベンジャーズ基地に侵入し、その際にサム・ウィルソン/ファルコンと交戦したスコット。
それによりサムから目を付けられ、トニー・スターク/アイアンマンとの交戦の最中にあったスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカのチームにスカウトされる。
憧れのキャプテン・アメリカに呼ばれて有頂天になった彼は、ハンクに無断でドイツに向かってスティーブのチームに加入。
そのまま彼らのシベリア行きを阻止しようとするトニーのチームと交戦し、アントマンの名を彼らに知らしめた。

その後は自身の逮捕や自宅軟禁でアベンジャーズと合流はできなかったが、サノスの「指パッチン」と量子世界からの帰還で、彼らに協力することで正式に加わることとなる。






能力・武器


ピム粒子

ハンク・ピム博士が開発した、原子の距離を変化させる効果がある粒子。
この粒子の力によって、装着した「アントマンスーツ」で身体の大きさを小さくできる。
これを駆使して、狭いところ(データサーバーなど)に侵入しての隠密行動が可能。アイアンマンやファルコンの装備に侵入して内側から破壊する戦法も取ることができる。
密度が変化するが質量は変わらないため、体の力はより強くなり、パンチ一つで大人の男を気絶させられる。
また、小さくなるだけでなく巨大化も可能で、巨大な敵や複数の敵を相手にする際はこれを用いるが、反動で元に戻ったら昏睡してしまう副作用もある。


ディスク

ピム粒子を使った攻撃用の武器。
投げつけた先の物体を小さくしたり、大きくすることが可能。大きくして敵にぶつけたりする。


アリの操作

インカムから発する電磁波で、周囲のアリを自在に操作できる。
アリとは信頼関係を築いており、特に羽アリであるクロオオアリには乗り物として重宝している。




周囲の人物との関係


  • ヘンリー“ハンク”・ピム
自分をスカウトした科学者。
天才だが偏屈で横柄な態度を崩さないため、周囲に敵が多く、スコットも彼との関係には苦労していた。
スコットの才能を信頼し、彼にスーツを託して娘との仲も取り持ってくれたため感謝もしているが、無断でアベンジャーズに加入して逮捕された際は激怒して2年も断交していた。
だが、ジャネットを取り戻す段階で彼が量子もつれで交信した際に再び交流を持つ。


  • ホープ・ヴァン・ダインワスプ
ハンクの娘でスコットのパートナー。
当初は自分よりも父に信頼されているスコットが気に入らず、彼に冷たく当たっていたが、自分や父の心を理解し、仲を取り持ってくれて彼を信頼して惹かれ合っていく。
そして、父から母と同じタイプのワスプスーツを託され、スコットと一緒に戦場にて戦いを共にする。


  • ジャネット・ヴァン・ダイン
ハンクの妻。
量子世界に入って一瞬彼女と出会い、量子もつれで交信し、体を一時的に貸すこともあった。その件もあって、スコットを信頼している。


  • アントニー
最初の相棒であるクロオオアリ。イエロージャケット奪還作戦で共に戦ったが、ダレン・クロスに撃ち殺されてしまった。


  • キャシー・ラング
娘。別居している現在も互いに想い合っている仲良し親子である。
面白く頭のいい父を尊敬しており、父にいずれいいパートナーができることを望んでおり、できれば自分もパートナーになりたいと思っていた。
「指パッチン」で父と死別したと思った時は酷く悲しんだが、5年後再会した時には涙を流して喜んだ。


  • マギー・ラング
元妻。娘がいるにもかかわらず犯罪を犯したスコットに愛想を尽かし離婚。
その後もスコットには「父親らしく振舞って」と不満を抱いていたが、アントマンとして娘を守った彼を見直し、キャシーとの交流を公認した。


  • ジム・パクストン
マギーの現在の夫でサンフランシスコ市警の刑事。再婚相手のマギーと義理の娘キャシーに愛情を注いでいる。
当初は犯罪を犯して定職にも就かないスコットに冷たく接していたが、イエロージャケットからキャシーを身を挺して守ったスコットに感銘を受け、仲良くなった。


  • ルイス
刑務所で知り合った親友。
「人間ジュークボックス」と称されるほどのお喋りで彼の回りくどい話には頭を抱えている。
悩むスコットに親身になって接し、仕事を紹介したりアントマンの仕事を手伝ったりと人間ができている人物。


  • デイブ
  • カート
ルイスの仲間。心なしかスコットへの扱いは悪い。


  • ジミー・ウー
自宅謹慎中に監視していたFBI捜査官。
個人的にスコットを気に入っており、彼からマジックを教わった。


憧れのヒーロー。
個人の自由を守ることに賛同して、彼に味方する形でヒーローの内乱に参戦し、アベンジャーズに存在を知られた。
彼を「キャップ」と呼んで友達感覚で接し、それを周囲に自慢しているが、逆に周囲からは引かれている。


  • サム・ウィルソンファルコン
最初に出会ったアベンジャーズのメンバー。
小さくなって彼を翻弄した挙句に出し抜いて飛行装置を破壊して発信器を奪った。その実力を認め、スコットを自軍のチームに誘った。


当初は敵対チームのリーダー。
ハンクから散々父ハワードのものを含めて悪口を聞かされていたため、彼には悪い印象を抱き、彼に嫌味を言ったが「誰だ?」と一蹴される。
しかし、「指パッチン」での大敗や子供を授かった現状を見て同情し、親身になって接した。とはいえ、感覚が違いすぎるためかやはり互いに喧嘩腰になることもあった。


『シビル・ウォー』では彼の矢に乗るタッグ戦術を披露した。


  • バッキー・バーンズウィンターソルジャー
  • ワンダ・マキシモフスカーレット・ウィッチ
チーム・キャプテン・アメリカのチームメイト。


  • ピーター・パーカースパイダーマン
同じく虫の由来を持つヒーロー。
『シビル・ウォー』で巨大化した時は彼に「帝国の逆襲戦法」で倒され、『エンドゲーム』では協力してカル・オブシディアンを倒した。


彼女と手合わせをした時は縮小化で一度優位に立ったが、電撃で吹っ飛ばされた。『エンドゲーム』ではタイム泥棒作戦について賛同した。


彼の記念撮影で自分も名乗り出るが、子供達はアントマンの存在を知らず逆に落ち込んだ。
彼の実験によって子供化、老人化、赤ちゃん化されてしまう。


バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめとするタイムトラベル映画で盛り上がったが、有識者達にその理論を否定される。


  • ネビュラ
出会い頭にバカ呼ばわりされた。


  • ロケット・ラクーン
宇宙のことについていけてないと、赤ちゃん言葉で小馬鹿にしてきた。


彼によりホープとその家族を消され、取り戻すためにタイム泥棒作戦を提案した。








各作品の活躍


アントマン

刑務所から出所後、バスキン・ロビンス(サーティワンアイスクリーム)の店員になるが前科がバレて即クビに。
その後、焦るあまりルイスの計画に乗ってピム家に忍び込み、アントマンスーツを盗んで使用して返し、警察に逮捕される。
ハンクの手引きで脱走後は、ピム家に匿われてアントマンとしての特訓を開始する。
紆余曲折あってピム親子を仲直りさせ、ルイス達も仲間に引き入れてピム・テクノロジー侵入とイエロージャケット奪還作戦を開始する。
アリ達の協力もあって侵入に成功したが、ダレン・クロスにはとっくに目的を見破られ、窮地になった末に戦闘に。
ピム・テクノロジーごとクロス粒子を破壊することに成功したが、今度はダレンからの憎しみを受けて標的にされる。
さらに、キャシーの命を狙われてキャシーの部屋で攻防戦を繰り広げるが、キャシーを殺そうとしたダレンを倒すために制御器を外して亜原子サイズまで小さくなり、イエロージャケットスーツの内部に侵入して制御器を破壊し彼を倒した。
その代償として小さくなり続け、量子世界に閉じ込められてしまうが、キャシーの呼び声に正気を取り戻し、ディスクを使うことで元の世界に戻った。
その後、マギーやパクストンにも認められ、ホープとも恋人同士となり生活は順風満帆となる。……と思いきや、アベンジャーズ基地の戦いでサムにスカウトされることに。


シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

サムの紹介で憧れのキャプテン・アメリカに助力することになり、世界を転覆させようとするウィンター・ソルジャー軍団の阻止と国連会議場爆破の犯人の逮捕のための戦いに(ハンクには無断で)赴く。
そこで、小型化を駆使してチーム・アイアンマンを翻弄し、さらには巨大化することで周囲を圧倒する。
だが、知恵を利かせたピーター・パーカー/スパイダーマンの戦法で足を糸でぐるぐる巻きにされ倒されて敗北。
そのままソコヴィア協定違反によって逮捕され、ラフト刑務所に収監されたが、最終的には協定を受諾し、2年間の自宅謹慎の処置で合意し、アメリカに帰国した。
さらに、無断での出撃と敗北によってハンクとホープは指名手配されてしまい、以来絶縁状態となった。


アントマン&ワスプ

キャシーと遊んだりしながら自宅謹慎も終わりに近づいたところで、量子もつれによって量子世界のジャネットと交信する。
それを電話でハンクに話したところ、ホープに連れ出されて、ジャネット救出のための量子トンネルの完成作業に付き合うことに。
だが、その過程でジャネットから力を引き出し、自身の体を回復させようとするエイヴァ・スター/ゴーストや、量子テクノロジーを独占しようとするマフィアのソニー・バーチにラボを狙われ、彼らの魔の手から逃げる羽目になる。
彼らと戦うために再びアントマンとなるが、今度のスーツは制御器が故障しがちなため中途半端な大きさになることが多く、子供サイズになった時はそのまま学校の中を走らなければならない羞恥プレイをすることに。
そのため、戦闘ではワスプとなったホープに一任することが多かった。
途中、ジャネットが体を借りて家族を再会させたり、監視していたFBIに怪しまれないように急いで戻ったりとてんやわんや。
おまけに海で巨大化した直後に縮み、あわや溺死するところまで至った。
紆余曲折の結果、ジャネットはハンクによって救出され、エイヴァも一時的に回復し、バーチ達は逮捕されて一件落着。ホープともキャシー公認の仲になり、何もかも上手くいくように思えた。
だが、ルイスのバンに搭載した小型の量子トンネルを使って量子世界に潜り、エイヴァを治療する粒子を採取する仕事に取り掛かっている最中にサノスの「指パッチン」が発生し、操作していたホープ、ハンク、ジャネットが消滅。量子世界に閉じ込められてしまった。


アベンジャーズ/エンドゲーム

量子世界に閉じ込められて体感時間5時間、外側にてネズミが量子トンネルの装置を動かし、元の世界に戻れたが、世界はとっくに5年ものの月日が流れていた。
世界の異変に気付いてキャシーに会いに行き、そこで成長したキャシーと再会して安堵する。
そして、サンフランシスコからニューヨークのアベンジャーズ基地に向かい、スティーブとナターシャに自身の体験談を基に、「量子トンネルを使って過去へと遡り、インフィニティ・ストーンを拝借して消滅者を取り戻す」作戦を考案。
トニーをはじめとするアベンジャーズメンバーに協力を要請し、量子トンネルのタイムマシン発明に協力する。
バナーの実験では時間遡行で肉体が安定せず、老化や幼児化を繰り返して振り回された。
タイム泥棒作戦では、2012年のニューヨークに向かい、小さくなって過去のトニーに不整脈を起こさせて四次元キューブ(スペース・ストーン)を奪還しようとしたが、アクシデントでロキに奪われて失敗した。
その後は1970年に再び取りに行ったスティーブとトニーからセプター(マインド・ストーン)を託され2023年に戻った。
過去のサノスの攻撃を受けた際は生き埋めになったバナー、ローディ、ロケットを助けに向かい、巨大化して彼らを救出。巨大化状態でサノスの軍勢を圧倒した。
インフィニティ・ストーンをサノスの攻撃をかいくぐって元の時代に戻すために、ホープと一緒にバンの量子トンネルを起動させるが、サノスの一撃で破壊されてしまった。
戦いが終わると、ホープ、キャシーと共に平和を噛み締めた。












追記修正の話が本当に信用できるか確認したい。

オッケー、あのさ、俺、いとこのイグナシオとアニヲタWikiに籠ったんだ。
そしたらMCUの項目にハマっちゃってさ、もう「ヤッベー!」って感じで…

ルイス!

とにかく、俺は聞いたんだ。「そいつは女に聞いたのか?お前がアントマンに親しい俺に追記修正しろって伝えろって」!

……それで、どうだって?

……そうだってさ!

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最終更新:2021年04月11日 11:46