おいしい給食

登録日:2021/10/11 Mon 17:58:05
更新日:2025/01/15 Wed 20:16:11
所要時間:約 8 分で読めます




『おいしい給食』は、日本のテレビドラマシリーズである。

概要

昭和50年代末のとある中学校を舞台に、給食が好きな教師と生徒による給食バトルを描いたドラマ。

2000年代以降急増するようになった独立局主導の製作委員会方式によるテレビドラマのひとつで、地上波の大都市圏では独立局、それ以外では地方の系列局や衛星放送のBS12でも放送された。中でもテレビ神奈川は制作幹事を務めている関係で、テレビシリーズの再放送も頻繁に行われている。

2019年10月にテレビドラマ第1シリーズ「おいしい給食」(後に「おいしい給食 season1」と呼称される)が放送され、2020年3月には完結編となる「劇場版 おいしい給食 Final Battle」と題した劇場版が公開。
共に好評だったことから、2021年10月より続編となるテレビドラマ第2シリーズ「おいしい給食 season2」が全10話で放送され、2022年5月にはその完結編となる劇場版の第2弾「劇場版 おいしい給食 卒業」も公開。
さらなる続編を求める声に応えて、2023年10月より第3作となるテレビドラマ第3シリーズ「おいしい給食 season3」が全10話で放送され、2024年5月にその完結編となる劇場版の第3弾「劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ」が公開された。

中央公論新社からノベライズ版が計5巻(2024年5月現在)、月刊ビッグガンガンでseason1のコミカライズが連載され、コミックスも刊行(全2巻)された。

おいしい給食 season1

あらすじ

給食が食べたくて教師になったと言っても過言ではない常節(とこぶし)市立常節中学校(通称・常中<とこちゅう>)の教師である主人公・甘利田幸男。
学校に来ては授業や生徒のことそっちのけで給食の献立に気を取られるほど給食の時間が楽しみである。
その甘利田と同じく、誰よりも給食の時間が楽しみな生徒・神野ゴウ。甘利田は神野に苦手意識を持っている。
なぜなら、神野は独創的な給食の食べ方をしては、甘利田を完膚なきまでにノックアウトさせるのだ。

登場人物

  • 甘利田 幸男(あまりだ ゆきお)
    • 演:市原隼人
本作の主人公である教師。常節中学校1年1組担任。担当教科は数学。
性格は厳しく決まりにうるさく、たびたび生徒指導をする。吹奏楽部の顧問であるが、部活には全く顔を出さない。
幼少期、母親が作ってくれた料理がとても不味かったことから、給食が楽しみになった「給食絶対主義者」*1
そのため、給食を食べるためにわざわざ中学教師になった。授業や生徒のことよりも、その日の献立を気にしている。
教師故に大人としての自分を常に意識しており、おかわりもしない。が、内心羨ましいとは思っており余り物ジャンケンには参加する。
料理や雑学の知識も豊富でよく蘊蓄をたれる。給食が楽しみであることは、生徒や他の教師に知られたくないらしい*2
その割には校歌斉唱の時は椅子に座ったまま激しく歌い踊り、勢い余って歌い終わりに机に手や足をぶつける。
普段は大したものを食べていないのか、土曜日の昼はパンと牛乳を「慣例だから」と淡々と食べている。
居酒屋の食べ物のあまりの美味しさに驚愕し、それを何の躊躇いもなく食べている同僚達を異常者扱いしていた。
ちなみに母親が重度のアルコール依存症だったせいで酒に嫌悪感があり、焼き鳥も「酒のアテ」として食わず嫌いだった。
母と違い酒に弱くビール一杯で泥酔し、酔った勢いで本音をべらべら喋ってしまう上に翌日は重い二日酔いになる。
また、断トツで地震が苦手らしく激しく動揺しパニックになる。

  • 神野 ゴウ(かみの ゴウ)
    • 演:佐藤大志
1年1組生徒。
普段は物静かな生徒であるが、甘利田と同じく給食を楽しみにしている。
どのように給食をより美味しく食べるかを研究することに余念がない。
さらに美味しく食べる為なら手段は選ばない、ある意味過激派なタイプ。
「給食はそのままですでに完璧」という保守派の甘利田とは常に(甘利田が一方的に)対立している。

  • 御園 ひとみ(みその ひとみ)
    • 演:武田玲奈
産休となった教師の代わりに常節中学校に赴任した教師で、1年1組の副担任。担当教科は国語。
頑張りすぎる性分から、以前赴任していた中学校の生徒から煙たがられていたらしい。
趣味はあえて言うなら「料理」とのことで、それを聞いた甘利田は奇妙な反応を見せた。
しかし性格は極めて明るく朗らかで、甘利田以外には常に笑顔で人気がある。
そして、3ヶ月の予定のはずの任期が1年間延長されて、甘利田から吹奏楽部の顧問の後任となる*3

  • 牧野 文枝(まきの ふみえ)
    • 演:いとうまい子
常節中学校の給食配膳を担当。通称「給食のおばさん」。
おいしく食べることにこだわる神野にいつも振り回されている。
一方で配膳室の周囲を常にうろつく甘利田からも何かと絡まれたりする苦労人。
だが世話好きな性格で、神野ばかりか甘利田のことさえ「可愛い」と評している。


劇場版『おいしい給食 Final Battle』

あらすじ

夏の時期だったドラマ版から季節は移り、1984年秋。
給食が無い中間テスト期間を終え、神野とのバトルが再び幕を開ける。
だがそんな2人に、ある衝撃的な知らせを受ける…


おいしい給食 season2


あらすじ

とある事情(劇場版『Final Battle』の直後)から黍名子(きびなご)市立黍名子中学校(通称・黍中<きびちゅう>)に異動した甘利田。
相変わらず給食の為に学校に来ているようで、異動先でもやはり日々の給食を楽しむことに明け暮れていた。
異動してから2年が過ぎようとする1986年のある日、前任地での宿敵だった神野ゴウの事をふと思い出して張り合いのなさを覚えた頃、駄菓子屋で怪しい人影を見つける。
それはなんとあの神野であった。母親の仕事の都合で黍名子中学校へ転入して、偶然にも甘利田が担任する3年1組に配されたのだ。
相変わらずの神野の自由奔放な食スタイルに翻弄されつつ、新たな給食バトルの火蓋が切って落とされた。だがそこに甘利田を転勤に追い込んだ1人の男の影が…。

登場人物

  • 甘利田 幸男(あまりだ ゆきお)
    • 演:市原隼人
本作の主人公である教師。黍名子中学校では3年1組の担任で数学担当。
性格は相変わらず厳しく体罰も辞さない。神野が転校してくるまでは順風満帆に給食ライフを堪能していた。
米飯献立が本格導入されていることを受けて、輪島塗の高級My箸(名前入り)を机に常備している。
やはり校歌を歌い終わると机に手をぶつける。
ちなみに黍名子中学校では給食前に校歌を歌う慣習はなかったが、彼が提案し定着させた。
Season2では駄菓子の買い食いという新たな楽しみを見つけている。

  • 神野 ゴウ(かみの ゴウ)
    • 演:佐藤大志
常節中学校から母親の仕事の都合で転校してきた。図らずも3年1組の生徒になる。
甘利田にとって「どちらがおいしく給食を食べるか」を競い合った因縁のライバルかつ、ある意味で戦友。
前作から声変りをしており、身長もかなり伸びている。彼も米飯献立の為に名入りのMy箸を持ち歩く。
相変わらずのマイペースな給食魔改造の癖はより悪化しており、甘利田の心をかき乱している。

  • 宗方 早苗(むなかた さなえ)
    • 演:土村芳
黍名子中学校の第3学年主任であり、3年2組の担任。今シーズンのヒロインでもある。
責任感が強く、甘利田の自由奔放ぶりに振り回される。
甘利田を不審に思っていたため、鏑木から「甘利田を直接監視するように」とスパイする事に。
当初こそ真面目さ故に甘利田の変態行為給食風景を問題視していたが…?

  • 牧野 文枝(まきの ふみえ)
    • 演:いとうまい子
黍名子中学校の給食配膳を担当。
常節市の給食制度の変更*4のあおりを受けて黍名子市の給食センターに再就職して、配属先となった黍名子中学校で甘利田と神野に再会する。
甘利田と神野の秘密を知る数少ない人物。

  • お春 (おはる)
    • 演:木野花
黍名子中学校の近くで駄菓子店を営む老婆。
赴任してきた甘利田は、ここの駄菓子屋で買い食いするのを下校の楽しみにしている。
だがその楽しみ方がやはり常軌を逸している為、彼を変態と見做して怪しんでいる。
しかしなんだかんだで回を追うごとに甘利田を受け入れてくれていく。
駄菓子店などに出没する野良犬を「シンゲン」と名づけている。

  • 鏑木 優(かぶらぎ ゆう)
    • 演:直江喜一
給食を侮辱するという、甘利田にとって最大の仇敵。
『Final Battle』で常節市の学校給食を中学校のみ廃止に追い込み、甘利田を常節中学校から異動させただけでは飽き足らず、まだ彼を追い掛けている。給料泥棒じゃないか
公私を混同して常節市の教育委員会の委員長を退任するとすかさず黍名子市の教育委員会職員に転じて、甘利田を監視する名目で異動先となった黍名子中学校を度々訪問している。
その執拗さから、甘利田は校長の箕輪(演・酒井敏也)共々「海坊主」と陰で呼んでいる。
だが今度は学年主任の宗方をそそのかし、その立場を利用して甘利田への復讐(教職追放)を企てる。

ちなみに、演者はリアル昭和50年代に『3年B組金八先生』の第2シリーズ(1980~1981)でレギュラー生徒を演じていた。


劇場版『おいしい給食 卒業』

あらすじ

ドラマ版から再び時を経て1986年秋。黍名子中学校では受験シーズンに入っていた。
しかしそんなことにお構いなしに甘利田は相変わらずいつもと変わらずに給食表ばかり気にしていたのだ。
神野との戦いもまもなく終わろうとしている中、あの鏑木が再び甘利田や神野さらに、黍名子中学校の生徒たちも巻き込む計画をたてていた。

おいしい給食season3


あらすじ

1988年、秋。ライバル・神野ゴウと別れた甘利田は、北海道の地にいた。
広域転勤を甘んじて受け入れて、函館にある忍川中学校(通称・忍中<おしちゅう>)へ赴任してから1年が経ち、今は1年1組の担任になっていた。
そして言うまでもなく給食を楽しみにしていた。だが、前任地で話に聞いたあのメニュー*5が出ないことが唯一の気掛かりだった。
そんな甘利田は、一人の生徒が気になっていた。彼の名は粒来ケン 。最近の彼に妙な「違和感」を覚えていたのである。
そしてその違和感は二学期の半ばに行われた席替えをきっかけに粒来の給食アレンジに火がつき、給食バトルが復活してしまうのだった…。

登場人物

  • 甘利田 幸男(あまりだ ゆきお)
    • 演:市原隼人
本作の主人公であると同時に給食大好き変態教師。今シーズンの前年(1987年)に函館の忍川中学校に赴任し、1年1組担任を勤める。
神野がいなくなってからも給食愛は止まらず続行中だが、粒来の給食アレンジによって粒来を倒すべく給食バトルに挑む。
ここでも校歌を歌い終わると机に手をぶつける。
ちなみに忍川中学校でも給食前に校歌を歌う慣習はなかったが、またもや彼が提案し定着させた。*6
本作では、コートやマフラーを着ており、さらに極端に寒がりであることが明かされた。*7
言うまでもないが、函館に来た真の目的は、イカめしを食べるためである。
ここでも駄菓子の買い食いを密かな楽しみとしている。

  • 比留川 愛(ひるかわ あい)
    • 演:大原優乃
忍川中学校の新任の英語教師で帰国子女。今シーズンのヒロインでもある。
新人教師*8で言いたいことを上手く言えず、また強い言葉や生徒から笑われると涙してしまうが英語で怒鳴ることがある。
長い間アメリカにいたため給食を食べたことがない。父親はアメリカ人のトーマスで、父が苦手とする場面がある。
甘利田のことは「理想の教師」*9として尊敬しており、後に1年1組の副担任*10になり生徒たちと共に給食を食べるようになる。
演者の大原氏が左利き*11であるため、武器は左で持つ。

  • 粒来 ケン(つぶらい けん)
    • 演:田澤泰粋
1年1組生徒。
神野の事実上の後任となった甘利田の新しい食のライバル。
甘利田曰く、席替え以前は普通に食べていたそうだが、席替えでストーブの前の席に移ってから今までの給食妄想アレンジ欲が爆発し、給食アレンジを実践するようになる。*12
また、甘利田と友達になってほしい模様。用務員の竹本(後述)と仲が良く、彼から密かに調理物資をもらっている。
アレンジのアイディアが降りかかったときは、アレンジの雷に打たれる演出が入る。*13また神野より甘利田に協力することがある。
趣味は用務員である竹本から直々に伝授されもらった缶ポックリ。甘利田に「学校内ではやるな」と叱られた。
ちなみに甘利田も隠れて缶ポックリをやることがある。

  • 丸本 米子(まるもと よねこ)
    • 演:藤戸野絵
1年1組生徒。
黒いメガネをかけている女生徒で今シーズンの生徒版ヒロイン。通称「マルヨネ」。
今までの生徒版ヒロインとは違い誰にも恋していない。*14粒来に「給食は普通に食べたら?」と聞くが、粒来に「普通って何?」という答えが返ってきた。
本当につい最近まで普通に食べてたくせに… *15。文才があり、給食をテーマにした作文コンクールで金賞を獲得している。
ちなみに、今シーズンのDVD&Blu-rayの特典に「マルヨネの甘利田観察日記」というマルヨネの視点で甘利田の給食での行状をつぶさにウォッチングした日記(シナリオ)がついてくる。 *16

  • 木戸 四郎(きど しろう)
    • 演:栄信
忍川中学校の体育教師。
比留川の事を密かに好きで、指導役となった甘利田には強く嫉妬している。*17
給食の完食を熱心に説くため、PTA役員の白根澤とはかなりウマが合う。*18

  • 牧野 文枝(まきの ふみえ)
    • 演:いとうまい子
忍川中学校の給食配膳を担当。数少ない、甘利田のことをよく知る人物。
前シーズンで最後…かと思いきや、出身が函館だった*19ため函館の給食センターに再就職して、配属先となった忍川中学校で甘利田とまさかの再会を果たす。*20
粒来について本人は、「あの子*21に似てる」と甘利田に伝えた。
余談だが、演者のいとうまい子氏は本作も続投となったため、甘利田以外の人物では唯一となる、全シーズンに登場するキャラとなった。

  • 白根澤 仁(しらねさわ じん)
    • 演:六平直政
とある水産加工食品メーカーの社長と同時に忍川中学校のPTA役員を務める。通称「タコ社長」。
体育教師の木戸から、甘利田先生は給食好きであることを甘利田本人に問うが、否定され「話が違うじゃねぇか!」と激怒するも甘利田に論破され気絶する。
自身の食品を給食センターに納入しておりまたサプライズで調達するものもあり、これが原因で甘利田の給食バトルに影響を与える張本人でもある。

  • 竹本 豊(たけもと ゆたか)
    • 演:やす(ずん)
忍川中学校の用務員。
粒来と仲が良く、缶ポックリも彼が伝授した。
また粒来は給食アレンジ用の物資もこの男から調達するため、甘利田は「大人と仲良くするな」と粒来に伝えた。

  • サキ(さき)
    • 演:高畑淳子
忍川中学校の近くで駄菓子屋を営む店主。今シーズンの「駄菓子屋のババァ」。*22
いつも店の入口で太極拳を初め、ヌンチャクや射的などを行い、駄菓子屋に訪れる甘利田をよく困惑させている。
だが甘利田と仲よくなる場面もしばしば。粒来とは初対面で仲よくなった。基本は無口だが、相手が子供のときや一部ではよくしゃべる。
余談だが、演者の高畑氏はオファーを受けた際、事務所の人間からこの件について猛反対されたが、高畑氏本人が「オファーを快諾した」と知ると、めちゃくちゃ驚いたそうな。

  • 坂爪 勲(さかつめ いさお)
    • 演:小堺一機
忍川中学校の校長。
自校に勤務していた数学教師*23を黍名子中学校に異動させる事の補償として、同じ数学教師である甘利田を迎え入れる。
甘利田のことは、「うちの校訓(「無我夢中」)にぴったりな人」と評している。比留川の父で、ジュニアハイスクールの校長をしているトーマス(演:モーリー・ロバートソン)とは旧知の仲。
甘利田の、給食での姿を自身の目で見た数少ない人物でもある。ちなみに演者の小堺氏は実は本作の大ファンで、オファーを受けた時はすごく喜んだそうな。



備考

  • 本作の主題歌は一貫して「君の花」が使われている。作詞と作曲はこんどうたかふみ氏が行った。またseasonごとにアレンジや歌手が変わっているのも特徴。
season1&Final battle:松本大輝
season2&卒業:鶴 魁道feet.Ayaki
season3&Road to イカメシ:給食ボーイズ
また歌手は全員AMG総合学院の卒業生である。
なおドラマ本編ではサビ前後でフェードアウトするが、最終回では2番直前まで流れ、劇場版ではフルで流れる。
  • 本作で象徴的に流れる校歌は、一貫して作詞は吉津屋こまめ氏、作曲は澤田裕之介氏が行った。
基本的に1番のみが歌われているが、season3では2番が流されたり、season2では合唱コンクールの課題曲で使うなどイレギュラーなパターンがある。

追記・修正は、給食をこよなく愛す皆さんでお願いします。

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最終更新:2025年01月15日 20:16

*1 頑張っている母を傷つけないように、家族全員「おいしい おいしい」と食べていた反動のせいもある。たまに出前になった時には、父親は涙を流して喜んでいたらしい。

*2 教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら威厳が失墜するから、とのこと。

*3 そんな彼女だがFinal Battleでの飲み会をきっかけにお互い好意を持っている事に気付き距離が縮まっていった…。しかし甘利田は、鏑木の暴言によって逆鱗した為に学校を追放されてしまうのだった。

*4 人口増加の影響で、給食は小学校のみとした。

*5 season2の最終回で、教育委員の佐久本(演:森田順平)から「函館では給食にイカめしが出る」と聞かされた。転任のきっかけも今シーズンの劇場版のサブタイトルも全てはこれが起因している。

*6 season3の小説版では、常節中学校でも同様だった事が明らかとなっている。

*7 第8話OPでは雪の中の登校指導中に心の中で「早く校舎の中に戻りたい…」と思うほどだった

*8 着任して6ヶ月だと言う。

*9 言うまでもなく、給食以外の部分だが…。

*10 第4話で転入した峰岸マルコ(演:田口ハンター)のケアのため、校長の坂爪から直接指名された。

*11 ただし、文字を書くのみ右利き

*12 本人は先生みたいにおいしく食べるのが目標らしい

*13 ちなみに甘利田にもアレンジの雷が落ちたことがある。

*14 season1での藤井マコ(演:豊嶋花)、season2での皆川佐和子(演:山﨑玲奈)は共に神野に好意を寄せていた。

*15 第3話では、校歌歌唱中に甘利田のダンスをまねをしている。また、第7話でも校長参加給食デーの対象クラスとなった時には、校長の坂爪と共にダンスのまねをしている。

*16 当初は本編後のミニコーナーとして企画されたものの、諸般の事情でお流れとなったため、完成済だったシナリオで再現することとなった。

*17 給食前に校歌を歌う慣習を認めさせた事で対抗心が芽生えており、これに対抗して給食後の歯磨きを推進するための歌を同僚の音楽教師に作らせたほど。しかし、なぜか登校時の校門指導には甘利田と共に校門に立っている。

*18 余談だが、今シーズンの体育教師役の演者がBOYS AND MENのメンバーの一人ではないと言うのは史上初。まさかの栄信氏の起用に驚いた人も多いとか少ないとか…。あと、身長が歴代の体育教師役の中でもかなり高い。

*19 家庭の事情で函館に帰郷したことになっている。

*20 甘利田本人は、「もはやストーカー」と心の中で評した。

*21 言うまでもなく、前任者の神野ゴウのことである。

*22 なお甘利田は、サキのことを心の中で、season2のお春と同様に「ババァ」と呼んでいる。

*23 実はseason2でのヒロインである宗方の婚約者であった。