登録日:2021/10/29 Fri 23:34:40
更新日:2025/07/06 Sun 12:12:29
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エクシーズ・効果モンスター
ランク1/
地属性/
戦士族/攻 100/守 100
レベル1モンスター×3
(1):攻撃表示のこのカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(3):このカードの戦闘で自分が戦闘ダメージを受けた場合に発動する。
受けたダメージの数値分だけ相手にダメージを与える。
筋骨隆々で立派な鬣を持つ
ライオンの闘士…ではあるが
「あのガタイでランク1・攻守100、ライオンなのに戦士族」というステータスになっている。
イラストとステータスの乖離具合は
遊戯王でもトップクラスかもしれないが、これで内劣りということはないので安心してほしい。
効果は大雑把にまとめると
- 戦闘では破壊されず
- X素材を使わないで戦闘したらお互いが戦闘ダメージを受け
- X素材を使って戦闘したら相手だけが戦闘ダメージを受ける
という効果になっている。
《
ユベル》《
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》に続く攻撃反射型のモンスターで、攻撃力は低いが相手モンスターの攻撃で倒されることはない。
本当に受けた攻撃を反射することしかできないユベル(第三形態除く)に対し、《No.54 反骨の闘士ライオンハート》はこちらから突撃していってもダメージを与えられる。
反面、何度でも攻撃を跳ね返せた《ユベル》に対し、こちらはX素材を使えるのは計3回までで、それを超えると自分も余波を喰らうリスクがある。
こちらからの攻撃でもダメージが発生する+回数制限なしの《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》には流石に劣るが、なにぶんあちらは場に出すのが困難なので、そこで差別化しよう。
遊戯王において、モンスターの攻撃力は下級アタッカーでも1800、ボスクラスなら3000はあるのが普通なので、たとえば攻撃力3000のモンスターと戦闘できれば、3000-100で2900もの大ダメージを与えられる。とりあえず強そうなモンスターに向けて特攻仕掛けるだけでもダイレクトアタックに等しい戦闘ダメージが発生させられるダメージソース。
ただし基本的にモンスターを戦闘破壊することはできないので、厄介な効果持ちのモンスターは別途手段で排除する必要はある。
もし相手の場に高い攻撃力のモンスターがいなくても、こちらから壊獣をプレゼントすれば無問題。
素材指定はやや重いが、ランク1におけるダメージソースとして大いに活躍してくれるだろう。
相性の良いカードは2回攻撃を可能にする装備魔法の《アサルト・アーマー》や《閃光の双剣-トライス》。
裏技に近い挙動をもって、戦闘ダメージ押しつけ効果全般と相性が良い《脆刃の剣》などが挙げられる。
「戦闘ダメージを相手に押し付ける」ユベル系列効果に共通した弱点として、自分の効果が無効にされてしまうと自分に大ダメージが及ぶ。
特に相手にダメージを相手に与える2つの効果は「発動を伴う」効果のため、「発動できない」「発動を無効にする」類の妨害をモロに受けてしまう。
《ユベル》《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》の場合は《No.54 反骨の闘士ライオンハート》と異なり発動を伴わない永続効果なのでうっかり間違えないように。
戦闘以外の、効果による除去にも無力なので、《アストラル・クリボー》などで耐性は持たせておきたい。
「ランク1のダメージソース」として同じ役割を持つカードは《
LL-アセンブリー・ナイチンゲール》が該当する。
あちらはX素材の数を増やせば爆発的にダメージ量を増やすことができ、更にダイレクトアタックを行うので相手の場に高攻撃力のモンスターがいなくてもダメージを与えるという点で安定している。
《No.54 反骨の闘士ライオンハート》の場合はナンバーズのサポートを受けられる点、素材3枚の段階であればこちらの方がダメージが上になりやすい点で優っている。
どちらも十分な性能は持っているので、無理して差別点を考えるより両方EXデッキに入れて使い分ける方がよい。
アニメにおいて
アニメ特有のナンバーズ耐性はもちろん備えていたが、これに加えてOCGのものと同じ戦闘破壊耐性も備えており、効果が完全にかぶっている。
また、「受けた戦闘ダメージを相手にも効果ダメージとして与える効果」のみ持ち、代わりに「プレイヤーのライフがなくなった場合、X素材を1つ使うことで100にする」というプレイヤーの復活効果を備えていた。
こっちの効果名は「レスキューショック」。
倒れたプレイヤーを電気ショックで強制的に覚醒させるという物騒な方法である。
スパルタンシティにある湖の底に沈んでいた遺跡に安置されており、
ドン・サウザンドの洗脳を受けた
アリトが発見。
遊馬へのリベンジを望む闘争心(と、恐らく本来の持ち主であるがゆえ)によって選ばれ、入手に成功した。
しかし、使用に伴うリスクの大きさから自身での使用を避け、
ゴーシュをバリアンの力で洗脳した上でこのカードを渡し、タッグデュエルで使用させた。
《
No.39 希望皇ホープ》や《ナイト・バタフライ・アサシン》を相手に殴り合いを繰り広げ、反射ダメージで0になったゴーシュのライフを強引に復活させては戦い続けたが、最後には遊馬が繰り出した《
H-Cエクスカリバー》と対峙。
アリトはX素材を増やして効果による敗北を目論んでいたが、度重なる激闘と、自身が渡した《H-Cエクスカリバー》を見たことでゴーシュの洗脳が解けかけており、アリトの指示を拒否。
装備魔法《ヒロイック・グロース》(《巨大化》と同じ効果)と《ストイック・チャレンジ》、永続トラップ《戦士の喊声》により攻撃力5200までパワーアップしたが、遊馬が《魂の一撃》のコストでゴーシュとライフを並べたことで《ヒロイック・グロース》の効果が消え、攻撃力が下回った上に《ストイック・チャレンジ》で効果が使えない状態で《H-Cエクスカリバー》の攻撃を受ける。
アリトがここに《BK チート・コミッショナー》の効果で割り込み、バトルを中断させたうえでゴーシュがドローした《RUM-バリアンズ・フォース》を使わせようとしたが、読んでいた遊馬が《オーバーレイ・マーカー》で妨害、双方の攻撃力合計7500のダメージがアリトに及びライフを消去。
結果ゴーシュの洗脳も解けたことでデュエルは終了、遊馬の手に渡された。
その後、バリアン世界へ向かう道中で遭遇したアリトとの対戦で遊馬が使用。
《
CNo.105 BK 彗星のカエストス》と《
No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》の効果で窮地に陥ったところでX召喚し、《CNo.105 BK 彗星のカエストス》との戦闘でダメージを与えつつ、遊馬へのダメージを「レスキューショック」で回避(ただしアリトの方も《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》のアニメ効果でダメージを抑えている)。
次のアリトの攻撃では《
CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》によって効果を封じられるが、《ディメンションUターン》で除外された上で《虹クリボー》の墓地効果につなぐコンボで難を逃れ、返しの遊馬のターンで装備魔法《王者の聖外套》を装備。
《CNo.105 BK 彗星のカエストス》と攻撃力を入れ替えて戦闘破壊に成功、勝利に貢献した。
さらにこの際、バリアン七皇の真の記憶をつかさどる「記憶のナンバーズ」であることが分かり、アリトの洗脳を解くことに貢献した。
ステータスも効果も完全に相打ち用のカードなのだが、どういうわけか登場したデュエルでは色々な方法で攻撃力を上げられアタッカーとして運用されている。
追記・修正はダメージを反射してからお願いします。
- 実はカオス体の存在が示唆されている -- 名無しさん (2021-10-30 11:21:46)
- アニメの内容を大幅に追加した内容に書き換えますがいいですか? -- 名無しさん (2021-10-30 12:47:09)
- いいんじゃないですか? -- 名無しさん (2021-10-30 13:07:58)
- エーカム+シニューニャも競合相手に入るかな -- 名無しさん (2021-10-30 16:10:04)
- 規約違反項目整理スレッド その4の256の意見より、アニメ関連のタグを一旦外し、アニメ関連の追加を求める文言を削除しました -- 名無しさん (2021-10-30 18:55:23)
- アニメにがっつり登場したカードなのにアニメの話題が全く記述されてないのは流石に違和感な気がする -- 名無しさん (2021-11-01 01:31:09)
- アニメだと、このカードに宿った魂はかつてのライバルの皇帝か? -- 名無しさん (2023-11-08 06:07:47)
- 発動する効果なんで相手がフィニッシャー級置いてても逆転の1手になりずらいのが玉に瑕 -- 名無しさん (2024-06-13 10:02:54)
最終更新:2025年07月06日 12:12