登録日:2022/04/01 Fri 09:59:27
更新日:2024/07/13 Sat 11:39:50
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オレ様は桜舞う旧マルハーゲ帝国Gブロック隊長 薔薇百合 菊之丞
概要
ツル・ツルリーナ3世率いる
マルハーゲ帝国において、毛狩り隊Gブロック隊長をつとめていた組織の最高幹部の一人。
オールバックの茶髪に透明サングラス、左脇腹に赤い花模様をあしらったシャツを着用したホスト風の男性で、3世世代編の最初のボスとして
ボーボボたちの前に立ちはだかった。
ボーボボが第1話で倒したハーゲンもGブロック隊長だったので、同じGブロック隊長の彼が先発に選ばれたものと思われる。
性格
名前の通り花が好きなのか「薔薇薔薇」「花花花(笑い声)」「種」と植物にかけた言葉を使う。
3世世代の隊長たちの中でも、特に残忍な性格の持ち主。本来の任務は
毛の王国の生き残りであるボーボボ(が持つ毛玉)の入手だが、彼とその仲間をおびき出すために街中で毛狩りを開始、一度敗北した隊員ニヒルを
「面汚しは死ね」と告げ無差別攻撃技を発動。
ボーボボ以外の面々の殺害を目論み、更にボーボボを捕獲するために彼の両手両足を折ろうとした。
無意味な…。
これに加えて短気なようで、まだボーボボ側のペースではなかったにもかかわらず、彼らのおふざけに苛立っている様子が見られる。
この性格は彼の弱点でもあり、実は
元万引きGメンという経歴の持ち主で、根が真面目なのか
ハジケへの耐性がまるでない。
いわゆる
打てば響くタイプの人間で、途中からボーボボの言動に対してキレッキレのツッコミorリアクションを連発してしまうようになる。
より具体的に説明すると、ボーボボの反撃が始まり、菊之丞の撃破回となった130話での
ビュティのツッコミは
わずか4回。ヘッポコ丸に至っては
2回。他のボケには全て菊之丞がツッコミもしくはリアクションを入れた。
通常、敵キャラが全面的にツッコミに回るのは
ビュティなどがツッコミを入れられない場合であることが多く、
本作の敵キャラ撃破回はボーボボ側が連続攻撃を決めて相手をボコボコにするため、敵の台詞は悲鳴もしくは悪態が大半を占めるということを思えば非常にまれなケースあり、それだけ菊之丞はツッコミ&リアクション担当として優れたキャラクターであると言える。
当人は全然嬉しくないだろうが。
なお、
天の助は機嫌取りの為に隊員ニヒルを通して彼にところてんギフトセットを贈ったが、
間違えて賞味期限が切れた物を贈ってしまい、菊之丞を怒らせて集中攻撃を浴びる事に……。
戦闘能力
残念ながら最高幹部では最下位……というのも下記の真拳の性質上、上位の隊長たちとは軒並み相性が悪かったりする。
唯一勝ち筋がありそうなのは
レムだが、彼女の項目を参照してもらえばわかる通り、爆睡真拳の仕様上、通常であれば眠ったらアウト=
ノーダメ撃破が絶対条件のため難しいと思われる。あの布団寝てると回避に特化するし…。
とは言え腐っても最高幹部の一人。
聖地エターナル
という名のショッピングモールでパワーアップしたはずのボーボボ組は、ボーボボがスーパーボーボボとして覚醒するまで手も足も出なかった。
ヘッポコ丸どころか
ソフトンまで冷や汗をかく程の威圧感を放ち、再生能力で窮地を強引に切り抜けることが多い天の助を完封、敗北後に1つ上の旧Fブロック隊長・
宇治金TOKIOが「ありえへん!」と驚くなど、実力者としての描写はしっかりされている。
百花繚乱真拳
花を操る能力。非常に多芸で攻撃の他にも捕獲、探知、手駒生成なども行える。
花を咲かせるためか、発動時に両手を地面につけることが多い。
地質によって強さが変わるかは不明。
桜の花吹雪を発生させて周囲を切り刻む。
巨大な薔薇を咲かせ、それが蛇のように動いて相手を捕獲する。薔薇からは人間を溶かす液が噴出され、10分もすれば骨になるという。
劇中では菊之丞によって5倍の本数に増えたが、
全部天の助を狙った。
ついでに言うと、上記の賞味期限切れのところてんの件で天の助がヘイトを稼いだためか、
ビュティ、
ヘッポコ丸、
ソフトンの三人は捕まっても無傷ですんだ。
「なぜじゃー!? 何が不服じゃー!?」
目付きの悪い百合の魔人を咲かせ、使役する。
ボーボボは
首領パッチのトゲを手駒に抵抗しようとしたが、トゲ軍団はあっさり返り討ちにされた。
「トゲ弱ぇー!」
イバラを巻き付けた腕で殴る。
動く者を全て探知できるチューリップ畑を発生させる。
一度隠れたボーボボと首領パッチは、探知される前に出てきた。
「お花畑よー♪ お花畑よー♪」
「(バカが一匹みずから出てきたー!)」
「環境破壊ー♪ 環境破壊ー♪」(ブルドーザー運転しながら)
「(だから何で自分からわざわざ出てくるの!?)」
鋼鉄製のコスモスを咲かせてぶつける。
万引きGメンやってたころ、この技で多くの常習犯を血に染めたとか…
なんどこの技の餌食になってなお繰り返すクレプトマニアの恐ろしさも凄いが
それより常習犯の返り血で商品が台無しになりかねないのも心配である。
相手の体に種を植え付け、咲いた花が相手を食らう。
ボーボボが食われた……と思ったら魚の骨だったので、身代わりだと判断した菊之丞だったが、彼が蹴っ飛ばした魚の骨が首領パッチの持つ水槽に入ると…。
「復活!!」
「マジかよテメー!!」
1万個の毒玉を放つ花を咲かせる。
「お茶無いとくどいよコレ」
「毒だぞそれ!?」
最終奥義。地面を多い尽くす程の大量の人食い花を咲かせる。
ボーボボが数字の3になって発光する鼻毛真拳奥義「SUN・フラッシュ」によって全て枯れてしまった。
「そっちのサンなの!? 無理でしょ!」
余談
最終的にボーボボの鼻毛にがんじがらめにされ、エジプトの砂漠に頭から突き立てられたことで敗北した菊之丞だったが、他の最高幹部とは違い再登場することはなかった。
もっとも、再登場した旧毛狩り隊は
ハンペンと
ブルースと
カンチョー君以外ろくな扱いをされなかったことを思うと、出てきても
かませ犬が関の山だっただろう。
菊之丞戦にて覚醒したボーボボが首領パッチを鼻毛ソードで
試し斬りするシーンがあるのだが、
アニメでは規制のためか
代わりに天の助が斬られた。
しかも原作では首領パッチが顔面を斬りつけられたのに対して、
天の助は胴体を両断されている。まあすぐにくっついたんだけど。
- 首領パッチはスーパーでマッジモが上昇しただけでパワーアップしてなかったはず -- 名無しさん (2022-04-01 13:50:21)
- マッジモ上昇がパワーアップに繋がってないとは劇中で一切言われてないがな -- 名無しさん (2022-04-01 16:10:29)
- 今思うとすごい下ネタチックな名前だなこいつ… -- 名無しさん (2022-04-02 10:36:49)
- 「元四世世代Aブロック隊長の天の助が毛狩り隊ブロック隊長としての遥かな先代に当たる三世世代Gブロック隊長に誤って“賞味期限切れ”のところてんを贈るとか意図せず最大級の皮肉と侮辱をかます大やらかしだったのでは?」というツッコミが忘れられない -- 名無しさん (2022-04-03 14:19:18)
- なんかソッチ系の作家のPNかなと思ったらボーボボで草 -- 名無しさん (2022-12-21 22:14:59)
最終更新:2024年07月13日 11:39