毛の王国(ボボボーボ・ボーボボ)

登録日:2020/05/28(木) 11:57:09
更新日:2020/06/01 Mon 17:52:19
所要時間:約 20 分で読めます




毛の王国とは、漫画ボボボーボ・ボーボボに登場する架空の国。


【概要】

100年前の3世世代、現在の4世世代ともに「毛狩り」を行うマルハーゲ帝国の抵抗勢力であった。
しかし、本編の20年前、毛狩り隊が攻めてくる。
王国に残った5人の人間(ヒューマン)タイプを脱出ポットで外部に逃がした後滅亡したが、その後ビビビービ・ビービビにより「真・毛の王国」として再建された。
体毛のひとつを自在に操る五つの真拳、通称「5大毛真拳」を伝えている。

【人物】

【旧・毛の王国】

・TUYOSHI

ボーボボ達毛の5兄弟の実父。年齢は16歳らしい。種族は毛。
第一話では毛狩り隊の代わりの役を買って出てボーボボ(の代わりの役を任された毛狩り隊員)を逃がした。
最終盤でボーボボに「毛王の証し」を託していたことと実は死んでいなかったことが明らかになる。
振り回すと「鋼鉄毛根ハンマー」として使えて、頭頂部は「伝説の親父ソード」となる。

○バババーバ・バーババ

毛の5兄弟の長男。ウデ毛真拳の使い手だと思われる。本編には未登場。
かつて毛の王国を脱出するときボーボボに脱出ポッドを宇宙までぶっとばされてしまったまま、そのまま宇宙にいる。
破天荒はビービビと合わせ「二人の悪魔」と呼ぶほど恐れていたがベーベベ曰く「元々毛の争いに何の興味も持っていなかった」とのこと。
毛の王国編序盤ではビービビに指示を出しているらしきシーンがあるのでこの漫画らしいノリと勢いと設定変更の都合と思われる。

ちなみに本編のHブロック基地壊滅後*1の首領パッチの卒業式で、ボーボボが同名の技をクマ達に使用しているが、関連性は不明。

○ビビビービ・ビービビ

毛の五兄弟の次男。カミの毛真拳と毛狩り真拳の使い手。カミの毛真拳は五大毛真拳最強であり、毛狩り真拳は毛真拳を無力化する力をもつ。

どのくらい無力化するかというと、 ボーボボ+魚雷の最強融合戦士魚雷ガーボを一撃で倒すほど。

非常に優秀な頭脳を持ち毛の王国を千年先の文明をもつ超未来都市として再建させていた。
冷酷で凶悪な性格で、実の兄弟を傷つけ、殺めることにも何のためらいも覚えないほど。しかし二人の娘にはとても優しい良き父であった模様。
「毛狩り」を自分が始めたと主張している*2

20年前の毛の王国の滅亡は彼が毛狩り隊を指揮してのことであり、そのためボーボボからはとても恨まれている。

最初は「西のシャンプー塔」にて部下である極楽鳥の体を使い、カミの毛真拳でボーボボ・ベーベベ・首領パッチと戦う。
カミの毛真拳の圧倒的な力で三人を追い詰めるも、不純物である鼻毛とスネ毛をカミの毛に混ぜられるなどの弟二人の機転、そして極楽鳥の体が限界を迎えたことにより撤退した。

二戦目は毛の王国の中心モウコーン・キャッスルにて毛狩り真拳を使いボーボボ達と対決。
ブーブブやボーボボの毛玉を破壊して一度は二人を殺害してボーボボチームを半壊させた。
しかしビュティや怒んパッチの猛攻、そしてベーベベと破天荒のおかげで甦り、地雷ダンディの力を得たボーボボの鼻毛真拳超最終奥義「ボボボボボボボボボボボ・ボーボボ」でついに敗れた。
その後、天の助の説得もあってボーボボには命は奪われなかったがツルリーナ三世により毛玉を抜かれて死亡した。

「真説」最終盤でツルリーナ三世をボーボボたちが倒したことにより生き返る。
このときは爽やかな笑顔で「ボーボボにまた借りができた」と語るなど少し心持ちに変化があったと思われる。


○ブブブーブ・ブーブブ

毛の五兄弟の長女にして紅一点。出生順だと3番目。ワキ毛真拳の使い手。
ベーベベに対しては苦手意識を持っているらしい。

見た目は田ボちゃんと全く一緒*3。武器は三節棍とヌンチャクとこれまた一緒。そのため、田楽マンからは「パクリ」として非常に嫌われている。
ガンつけられたことがきっかけで首領パッチに惚れた。彼の活躍には鼻血を出したりいきなり抱きつくほどに。

極楽鳥の見立てでは実力は八区総隊長と同程度らしいが、彼女の最も恐ろしい点は あのボーボボから非常に恐れられるほどの何を考えているのかわからず、横暴で超残虐なその性格。
血を見ることが大好きであり、ルナーク大佐を拷問のように敗北させた後は血を求めさ迷っていた。

また、非常にアルコールに弱くなんと奈良漬で酔うほど。
酔っ払ったら横暴な性格に磨きがかかり
人質だったはずなのに敵側の切り札として再登場したベーベベを既に倒していたり、そのままステージボスになったりなど、漫画の都合を考えない。
大好きなはずの首領パッチをボコるなど意識も完全に消えてしまう。

ビービビ戦で毛玉を破壊され一度は死亡してしまうも、ボーボボたちが天国に迎えに来てくれたことにより復活。
自分自身の葬式に出て自分に一泣きかました。

「ブーブブ!なんで死んだのよ、ブーブブー!」byブーブブ

真説ではシゲキXや極楽鳥をつれビービビの墓参りに来ていた。


○ベベベーベ・ベーベベ

CV:???

毛の5兄弟の3男。スネ毛真拳の使い手。
ワカメのような髪型で、目元が隠れている。
常にタバコをふかせたダンディな男。
「弟のものは兄貴のもの」という信念を掲げる兄貴絶対主義者。
そのためボーボボに対しては横暴な面もあるが、本質的にはまともな常識人。

ボーボボがビービビに殺されるのを案じてあえて敵対しようとするなど弟想いではある。
ただ、「スネ毛は月からの贈り物」とか言ったり破天荒のモノローグを無視したりと少し天然。
実は隠れた目はまるで少女漫画のようにキラキラしておりその事がコンプレックス。

幼い頃はボーボボ、破天荒とよくつるんでともに3狩リアを組んでいた。
しかし、第二のガネメとなった首領パッチ(とそれをあらかじめ買収していたボーボボ)のせいで猫にされてしまっていた時期をもつ。
その後ボーボボを庇いハイドレートに拐われ、洗脳されて彼の左腕になっていた。

闇皇帝編でボーボボたちと対決。鼻毛より上位の力を持つスネ毛の力でボーボボを苦しめるも、理性が崩壊しガネメと化したボーボボの前に敗北。

敗北後は洗脳も解除され、今度は「兄貴絶対」の信念のもとビービビに協力しようと毛の王国に来たが、ボーボボたちが暴れたことによりビービビと戦うことになってしまう。
機転を利かせてビービビを撃退した後はボーボボをビービビに殺させないため発毛獅子三強のチームに入ってあえて敵対するが、ブーブブに倒されたことでボーボボ側に再加入。

ビービビ戦では破天荒と共に冥界に行きボーボボに毛力を与えて甦らせた。

真説ではビービビの墓参りに来ていた。
「兄貴絶対」の信念やビービビの絶対的な力を畏れていた故にビービビの仲間になろうとしたが、
その性格については「やなヤツだった」とこぼしているなど、単にビービビを恐怖していたところもあるようだ。

アニメにも登場したが、声優は不明。

スネ毛真拳は月をエネルギー源としていて、月に関連する技を持つ。
また、鼻毛にたいして絶対的に有利であり「スネ毛」の一言で聖鼻毛領域をもぶち壊すほど。


ボボボーボ・ボーボボ

ご存じ我らが主人公。毛の五兄弟の末弟にして鼻毛真拳の使い手。
詳しくはその項目で。

破天荒

カギ真拳の使い手でハジケ組の構成員。詳しくはその項目で。

○軍艦

毛の王国出身の人間ではないが、幼い頃はボーボボと共に毛の王国で暮らしていた。
ベーベベ、破天荒とも一緒に歩くなどそれなりに仲がよかった模様。
詳しくは四世世代の項目で。

○ビタ

ビービビの娘で、ミンの姉。ショートヘアーの方。つけものと入れ替わってつけもの王国にいっていたはずだが、ビービビ撃破後は普通に毛の王国にいた。

○ミン

ビービビの娘で、ビタの妹。ツインテールの方。ニンジンが嫌い。
天の助にところてんを渡されたため、人質にされたときも純粋な言葉で説得した。
ビタがつけものの変装だとわかったときはムンクの叫びのような表情になるほどに驚いていた。 

【発毛獅士16区】

新・毛の王国にてビービビに仕えている部隊。
数値が低いほど強く、特に1区~6区の総隊長は桁違いの強さを誇り、1区~3区の総隊長はその中でも元・帝国の支配者という強力さ。

シゲキX

発毛1区総隊長。首領パッチもどき。しかし、本気になると人間態になり超強くなる。
詳しくは個別項目で。

○ゴイスー

発毛2区総隊長。バズーカ真拳の使い手。軍艦の弟。いつもはストレートヘアーだが、真拳を使うときはリーゼントになる。
シゲキX・さすらいの豆腐と共にボーボボ達を北のボディソープ塔で迎え撃つが、バトル終盤では二人と比べ見せ場が少ないまま突っ込み役などをやりつつも撃破シーンすら描かれずに退場してしまった。


○さすらいの豆腐

発毛3区総隊長。プルプル真拳の使い手。嫌いなものはところてん。
忍者装束を身に着け、一人称も「拙者」。豆腐道場の師範として豆腐達をまとめていて、彼らからとても慕われている。 
かつてはテニスボールになりたいと思いテニス協会に豆腐をテニスボールにしようと申請するが、崩れる、弾まない、日光に弱いといった理由で却下され、署名活動でも二人しか集まらなかった過去を持つ。
天の助には一度は勝利するが二戦目では太陽光パネルに変身した天の助の直射日光により形が崩れ、昔顔に埋めたアサガオの種が成長した隙をつかれ「苦労クロウ」で敗北した。
真説ではビービビの墓参りに来ていた。


○極楽鳥

発毛四区総隊長。暗殺真拳の使い手。見た目はヘッポコ丸と同じくらいの少年。
ビービビの容器(いれもの)であり、カミの毛で繋がることでビービビの精神を体内に入れることが出来る。

田楽マンをさらい、西のシャンプー塔でボーボボ達を迎え撃つが、ビービビに体を提供して戦うも敗れてしまった。
その後顔に落書きやいたずらをされまくってどんなシリアスなことをしてもカッコ悪くされたが、そんなことは気にせずにビービビの役に立てなかったふがいなさとボーボボを殺せなかった責任から自害して一本の毛となった。

真説ではなぜか普通にビービビの墓参りに来ていた。


○ゆうこ

発毛5区総隊長。三つ編みで露出の高い服を着た、関西弁でしゃべるなかなかの美女。弱肉強食思想の持ち主。
ステージの都合か、ダンスに絡めた戦術を多く使用する。

その正体はソフトンと同じくバビロンの女戦士であるアイスン
バビロンモードでは顔がコーンつきのアイスクリームとなる。ちなみにバナナ味。

北のコンディショナー塔でボーボボ達と対決。
ソフトンを倒すことでソフトンのバビロンの力を吸収しようとしたが、鼻毛真拳究極奥義「体感☆パラダイスGAMEゾーンXサマーVer」の前に敗れた。


○じごくのイルカ

発毛6区総隊長。ペロペロ真拳の使い手。「ボーボボ四周年記念ハジケキャラ募集」のGPキャラ。
嘴や足が生えているなど、全体的にイルカっぽくない。本人いわく「イルカではなくじごくのイルカ」。
ゆうこのことを「姐さん」と呼んでいる。

ボーボボ世界の住人らしく自身のはがきを送ってくれた少年にプレゼントの副賞を勝手に追加したり、ブーブブを食べた後頭から出したり、産みの親の話を持ち出して感動させてから不意うちしたりと中々に卑劣でハジケたやつ。イルカだが魚は嫌いで、水の中を泳ぐときは浮き輪を着用。ハワイが故郷と言うシーンがある。
最終的には他の読者募集のキャラに連れ去られ現実世界へと戻った。

主な奥義
  • エコー・ザ・ドルフィン
イルカが他のイルカと会話するために放つ超音波を浴びせて、相手をイルカにする技。
だが、ボーボボ達はイルカの天敵サメさんになった。

○ファイン

発毛7区総隊長。微粒子真拳の使い手。仲間をムダ毛扱いし、殺すことすらする粗暴な男。

南のリンスー塔でボーボボと戦う。
あえて仲間を全員倒させてボーボボに「真拳チェンジ」をさせることで鼻毛真拳を封印した上で自身は得意な微粒子真拳で倒そうとしたが、ボーボボのワキ毛真拳に敗れた。

その後、ヤボウや12区、16区総隊長と共にツルリーナ3世と戦うが、返り討ちにされた。


○ヤボウ

発毛8区総隊長。笠を被った男。常に自身の昇格のことを考えているため、仲間が潰しあっても煽るようなことを言う。 
ゆうこ、じごくのイルカ、堕天使ジェルと共に戦ったが、特に活躍はなかった。

その後、ファインらと共にツルリーナ3世と戦うが、返り討ちにされた。

○ブルーD&レッドK

発毛9区、10区総隊長。モエモエ真拳の使い手。ファインたちと共に南のリンスー塔でボーボボたちと対決。
最初はブルーDは風邪で欠席していたが、いつのまにか普通にいた。

いつもは被り物をしているが、その正体は連載当時としてもベタすぎて少し古くさい萌え系メイド。ブルーDはショートヘアーでレッドKはツインテール。二人揃って「モエ」と「ニャン」が口癖。絵柄も台詞のフォントも他のキャラとは違う萌え仕様。

しかし、それは猫被りで本性は騙し討ちを得意とする狡猾な性格。
首領パッチを騙し討ちするもボクサーとして目覚めた彼に敗れた。


○堕天使シェル

発毛11区総隊長。エンジェル真拳の使い手。ゆうこ達と共に北のコンディショナー塔でボーボボと対決。

詩的な言い回しを好むイケメンだが、ナルシスト病を患っていて、じごくのイルカと共にボーボボのボケにノッてくることも。
ゆうこには二人揃って「実力はあるがアホ」と言われている。 


○12区総隊長

名前は不明。海の幸真拳の使い手。ナイトキャップを被った小さなお化けのような姿をしている。
下記の16区総隊長と共にツルリーナ3世を攻撃するも敗れてしまう。 

主な奥義
  • すじこの舞い 
詳細不明。

○ルナーク大佐

発毛13区総隊長。イエッサー真拳の使い手。「イエッサー!」が口癖の軍人風の男。
両目に眼帯をしているため、前が見えなイエッサー!
ブーブブの拷問を受け敗北するもマゾだったため気持ちよかった。
その後、ファインにより粛清として殺されるが次の回で幽霊として登場した。

「気持ちいイエッサー!! 悔いはなイエッサー!」


○とっても健康マン

発毛14区総隊長。束縛真拳の使い手。仮面をつけて、体を束縛している。その正体は連載初期に友情出演した「貧弱マン」で、作者のデビュー前のボツ原稿の主人公。元気が一番。
極楽鳥と共に西のシャンプー塔で戦うが、露骨な雑魚として処理された。

主な奥義
  • ソフト・インパクト
ビームを放ち、当たった相手は束縛される。

○ワサビーフ・カール

発毛15区総隊長。ブヒっとね真拳の使い手。太っていて、両目と口が3の形。
実は顔は本当の数字で、ブヒっとね真拳の奥義の効果で形が変わる。
貧弱マン共々完璧な使い捨てキャラとして処理された。 

主な奥義
  • 地獄のカウントダウン
顔の数字を減らしてカウントダウンをとる。結果は顔の数字が「GO」になって、鼻のなかに変な生物が入っているとバラされるだけ。

○発毛16区総隊長

名前は不明。十徳ナイフ拳の使い手。鎧を着た巨漢。
上記の12区総隊長と共にツルリーナ3世に敗れる。


【ビービビ・ドッ♥キュン決死隊】

新・毛の王国の門番を担当する5人組のビービビ直属の親衛隊。
毛の王国に来たものに焼き印を押してビービビに忠誠を尽くすよう洗脳している。
戦隊ヒーローをモチーフとしていて、使用するのも戦隊真拳。
ボーボボたちとの5vs5の戦いでは最初は優勢をとるもボーボボがビービビの弟と分かり心を乱したところを鼻毛真拳バッキュン超奥義「聖鼻毛☆怪人組織嘆(ボーボボモンスターハウス)」に敗れる。
メンバーの名前はシューティングゲームのタイトルが元ネタと思われるものがある。*5

○ディウス

決死隊リーダー。配色はレッド。角が生えた青年。敬語で話す。
怪人・翼王大帝ケルナボシファーに敗れる。
使用奥義は「レッド・ガンマスター」。

○ダライアソ

配色はブルー。牙が生えた、ワイルドな見た目の男。粗野な性格。
ダンゴ怪人との戦いに、体内から三色団子を撒き散らしながら敗北。
使用奥義は「ブルーソードダイナソー」。

○インビー

配色はピンク。アホ毛とへそだしルックのメンバーの紅一点。可愛い。
ボーボボが召喚した「怪人」ならぬ「外人」相手に英語が苦手だったため頭がショートして敗北。
使用奥義は「ピンクリボン・エナジー」。

○カモ崎ガル平

配色はグリーン。その名の通り鴨。ボーボボにも弱そうなやつと言われた。
卑劣な極悪怪人・ザンギャークに負けた。*6
使用奥義は「グリーンカモ鍋の蓋」。

○ピグムック

配色はブラック。毛むくじゃらの外見をしている。首領パッチが妄想したビービビの見た目そっくりだったため、彼からはビービビと勘違いされた。
一方、ピグムックも首領パッチが「ドドドード・ドードドんパッチ」と名札をつけていたので首領パッチをビービビの親戚とみていた。
落語好きだったため、怪人落語パッチに負けた。 
メンバーのなかで唯一奥義を出していない。



追記・修正は毛の鎮魂歌を歌える人がお願いします。


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