登録日：2022/05/01 Sun 00:35:18
更新日：2024/03/18 Mon 17:29:22
所要時間：約 20 分で読めるのです……
駅メモ！ -ステーションメモリーズ！-に登場する、鉄道車両を擬人化したオリジナルキャラクター「でんこ」。
ここで紹介する3名はJR各社の保有する超高級クルーズトレイン(豪華寝台列車)がモチーフという共通点があり、ストーリー上でもよく一緒に登場している。
岩国みづほ
プロフィール(みづほ)
| でんこNo. |
57 |
| 属性 |
eco |
| タイプ |
サポーター |
| でんこカラー |
緑 |
| モチーフ |
岩国駅(山陽本線/山口県) |
JR西日本87系気動車
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 |
| 実装日 |
2017/07/01 |
| 誕生日 |
06/17 |
いつもぼんやりしている、ちょっぴり不思議なでんこ。
口数は少ないものの、感情表現は意外と豊か。
表情を見れば、なんとなく考えていることがわかるのだとか…。
概要(みづほ)
緑の風車を手に持った、おっとりした雰囲気が特徴のでんこ。
腰下まで伸びるグレーの髪は「伸びるがままにしている」といった節が強く、ボサボサでこそないものの無造作な印象を受ける。頭頂部には大きな
アホ毛がひと房生えており、
お約束通り感情に応じて動く。
服装はグリーンのドレスで、腰や襟元には金色のレリーフで彩られている。両腕にはシースルーの長手袋を付け、全体的に煌びやかなお嬢様、といった印象を持たせる。
独特な空気を纏った不思議ちゃん。
口数が少ない代わりに考え事が多く、タイムライン上で聞けるセリフも（）で囲まれたものがほとんどを占めるが、ラッピングを着せると途端に饒舌になる。一人称は「わたし」、語尾は「なのです」。
それもあって付き合いの浅いうちは何を考えているのかイマイチ掴めず近寄りがたいと思わせてしまうこともあるが、実のところは物凄くマイペースなだけで、その笑顔が示す通りとても穏やかなでんこである。
何かと考え事にふけっているため「難しいことを考えている」と思われがちだが、実は大抵わりとどうでもいい事ばかり気にしていたりする。
いろはのように「起こりもしないことを気にしている」というよりは「今見ている物事のそれぞれに興味津々」といったところで、感受性が強いことがうかがえる。
時には（そもそも"でんこ"とは何か……考え出したらキリがないのです）と哲学の領域に行きかけていたりもする。
ちとせとは気心の知れた親友同士といった関係で、いつも一緒にいる。
自ら何かを主張することは滅多にないが他人を拒むこともなく、行雲流水の言葉がピッタリ似合うでんこ。
また物静かな雰囲気とは裏腹に体力もかなりあるようで、少なくともちとせの並外れた行動力にも平気でついていけるレベルのものは持っているようだ。
「みづほな話」は、そんな彼女とマスターとの交流が描かれる。
マスターの元へ来てから一週間経つが、未だに一言も喋ってくれないみづほ。
なんとか心を開いてほしいと悩むマスターは、色々な場所へとみづほをおでかけに誘う。
スキル：「風のように水のように」
……
（同じフィルムを着ているでんこさんは、
きっとお仲間だと思うのです……）
スキルボタンを押して発動。
一定時間、自身の着用しているフィルムと同シリーズのフィルムを着用中のでんこ全てのATK・DEFが上昇する(最大45分/20%)。
条件付きではあるが、一人でATK・DEF双方にそこそこのバフをかけることのできる便利なスキル。
同様に編成内のフィルムを参照するでんこに
ひまりがいるが、あちらとは
「いつもの(フィルム未適用状態)」でも可、自分自身にも有効という点で大きな違いがある。
そのため、みづほとお揃いのフィルムを持っていなくても、何なら
みづほのフィルムを一切持っていなくてもとりあえずデフォルトに戻せば恩恵を受けられるのはあちらにはない強み。その性質上、原則フィルムが追加されない(されてもオリジナルにはない独立シリーズになる)スペシャルでんこ・
IKS.gearや追加機会に乏しい
エクストラでんこにとっても心強い味方となってくれる。
効果量も確定発動の混合スキルとしてはかなり高い数値と言え、効果時間も最大45分と長持ちする部類のため、その実なかなかに汎用性の高いスキルといえよう。
とはいえ、フィルムを参照する特性はやはり気難しいものがある。
詳細はひまりの項に詳しいためここでは割愛するが、実戦投入できるだけのフィルムを揃えるにはそれなりの継続的な課金が必要になる。
ひまりとは異なり数を揃える必要はないのだが、「使いたいでんこの分+みづほの分」だけとしても常に狙って引けるわけでもないため結局お金はかかるのだ。
割り切って「いつもの」しか使わないという手段も取れるが、今度はフィルム分の追加効果が一切受けられないという問題が立ち塞がってくる。
強力なフィルムだとスペックに+10%以上のブーストがかかるのもザラなため、みづほを優先してフィルム効果を捨てざるを得ないケースもままある。
そのままでも強力ではあるが、やはり真価を発揮するのは「効果の強力なフィルム+みづほ」という組み合わせのため、結局のところ最大限に有効活用しようとすると結構な課金額が必要になってくるのはひまりと同様。
マスターの財力と相談して、どこまでラッピングガチャにかけるかを考えたい。
攻防いずれも高い恩恵をもたらしてくれるため、上述の通り汎用性はかなり高い部類。
効果時間の長さを加味しても、「攻めつつ守る」運用に適しているか。
同様に効果時間の長めなスキルを用意して重点的にサポートしていきたい。
また同じフィルム参照スキルであるひまりとも親和性が高い……かはハッキリ言ってマスターの財力次第な面が大きい。
同時起用する場合、同じフィルムをできる限り揃える必要があること、ひまり側の条件により「いつもの」はカウントされないことには注意が必要。
バージョンアップ(みづほ)
もっとたくさん……
マスターの笑顔が見たいのです……
2023年7月21日にバージョンアップ実装。
メモリーズフォームではドレスの構造が変わり脚を露出するように。
また風車も羽根が多いタイプに。そして腰と靴には従来の風車を模した飾りが付いている。
スキルの追加効果は｢みづほと同シリーズのフィルムを着用するでんこがみづほ以外に二人以上いれば効果量アップ｣。
これによりある程度同シリーズのフィルムを確保する必要が出てきたが、二人だけでいいので条件は比較的満たしやすい。
ひまりと併用したりフィルムシリーズ効果のあるシリーズを使ったりすれば更なる強化が期待出来る。
モチーフ解説〜87系 TWILIGHT EXPRESS 瑞風〜
2017年6月17日よりJR西日本が運行しているクルーズトレイン。
その名の示す通り、惜しまれながらも前年に引退した寝台列車「トワイライトエクスプレス」の名前を引き継いで誕生した車両である。
なお大阪から日本海側を通り札幌へと向かっていた先代とは異なり、近畿・中国エリアを中心とした運用を主軸としている。
車両は「ノスタルジックモダン」をテーマとしており、深緑をベースに金の装飾を交えた、流麗で近代的でありながらもどこか懐かしさを感じさせるもの。
また近年では珍しい、バルコニー式の解放デッキを備えた展望車を先頭・後尾に備えているのも特徴的である。
車両型式の「87系寝台気動車」が指す通り気動車だが、厳密に言えばディーゼルエンジンをモーターでアシストするハイブリッド方式。ただし電力は蓄電池によって賄っているため、パンタグラフは付いていない。
豪華な設備を搭載していることから｢キイテ｣｢キラ｣｢キサイネ｣といった他の形式には見られない独特の形式記号を持つ。
内装も元より高級志向だった先代を引き継いで更に進化させたものとなっており、最大のトピックはやはり一両丸々一室に使った贅沢の極みともいえる7号車「ザ・スイート」。
その他の客室も地元の木材や伝統工芸品をふんだんに用いた設えとなっている。
気になるお値段だが、山陽・山陰いずれかのコースを1泊2日かけて片道乗車する片道プランと、両コースを2泊3日かけて巡る周遊プランの2種から選んで旅行商品として購入する形式となる。
当然片道プランの方が安いのだが、それでも筆者が調べた時点で41万円〜。
先述のザ・スイートに至ってはお二人様で84〜87万円と、100万の大台に達する勢いである。軽自動車くらいなら買えそう
下記の2人ともども、現役車両としては最も乗車難易度の高いモチーフ車両のひとつだろう。非旅客用であったり既に廃車解体されていたりするが故にどう足掻いても乗れない車両もあるので、お金さえ積めば乗れるだけまだ希望はある、とも
が、これでもまだまだ序の口なのがクルーズトレインの恐ろしいところである…。
深遊ちとせ
プロフィール(ちとせ)
| でんこNo. |
61 |
| 属性 |
eco |
| タイプ |
トリックスター |
| でんこカラー |
黄 |
| モチーフ |
JR東日本E001形
「TRAIN SUITE 四季島」 |
| 実装日 |
2017/11/01 |
| 誕生日 |
05/01 |
好奇心旺盛なお嬢様。
見かけによらずタフで、どんな道でも好奇心のままにズンズン進んでいってしまう。
優しく強く、そして高貴だが、道を覚えるのは苦手らしい……？
概要(ちとせ)
高貴さと無邪気さが入り交じったような、活発なお嬢様でんこ。
髪色は落ち着いた色合いのゴールドで、一見ボブヘアのようにも見えるが後ろをかなり長く伸ばしている。前髪はインテークを作って肩まで伸びている。瞳は緑で、外側に向かって黄緑色へとグラデーションがかかっている。
「いつもの」服装は大きなベージュのケープ(クローク)が印象的。ケープは緑のロープ状の紐で留めている。
インナーはへそ出しの黒くピッタリしたものでかなり露出度高めな格好だが、ケープの裾から覗く袖口まわりは比較的ゆったりしている。胸元はシースルー素材となっており立派な谷間が覗く。
腰には金色の大きなベルト状の装飾を巻いており、その下には黒のミニスカート。
履物はサイハイブーツか、あるいは黒のシューズ+カーキのニーハイ。ニーハイには台形と三角を組み合わせたような黒い模様が左右非対称に走る。
総じて華やかでありながら動きやすそうな装いで、お嬢様でありながらアクティブなちとせの性格がよく出ている。
一人称は
「わたくし」。
所作のひとつひとつに上品さを感じさせる、正真正銘のお嬢様。
しかしながらとてつもなく活発な性格の持ち主であり、とても明るいお転婆なでんこである。
また体力も人並み外れており、初登場時には
到着座標を間違えて富士山頂に設定してしまったものの、彼女はなんと
徒歩でマスターの自宅までやってきた。
マスター宅の所在地が不明なので具体的な距離こそ定かでないが、人間ですら片道3〜4時間の山道を下った上で息ひとつ乱していないのだから驚きである。
その疲れ知らずの健脚と尽きることのない好奇心により、どんな道でも、どこまでも進んでいくことができる。
……ただし、
とんでもない方向音痴ということにさえ目を瞑れば。
ひたすら好奇心のままにあちらこちらと飛び回るため彼女を放っておくと本当にどこまで行くかわからず、また
既に迷っている事にも気づかずさらにどこかへ行こうとするため、ちとせを追うので精一杯で一行揃って迷子になってしまうこともしばしば。
よく富士山頂から一人でマスターの元へ来れたな……
更にのぞみさんによると
チョモランマに辿り着いたり
いつの間にか時空間トンネルを通って未来に帰ってきたりしたなんてことがあったとのこと。
公式LINEスタンプのうち、彼女が描かれた＼チョモランマにおります／は「どこで使うかわからない」ことも含めマスター間で話題になった。
しかし彼女のそんな性質は、「見たことのないものを見るのが大好き」という思いが原動力になっているためで、それゆえ思わぬ発見も多い。
また今の彼女の姿からは信じ難いが生まれたばかりの頃は出力が安定しないが故に病弱だったらしく、「協会にいたころは、あまり外へは出してもらえなかった」とも語っており、そんな過去の反動でもあるのかもしれない。
ちとせ自身「探検」という言葉が好きで、事あるごとに探検隊を結成したがる。
彼女の行く先にはトラブルも多いが、それ以上のサプライズにも満ちているだろう。
「ちとせな話」では、そんなお転婆な彼女にひたすら振り回される初おでかけとなった一行。
同行していたみづほは満足げだったが、当のマスターは疲れ果てて感想どころではなかった。
そんな様子を見たみづほは、
「おでかけプラン……ちとせさんに……お願い、するのです」
「それで……ちとせさんと、マスター」「ふたりでおでかけ、するのです……！」
と告げたのだった……。
2023年の水着で新規立ち絵フィルムが実装。みかん型の浮き輪に乗っている。相変わらずデカい
やられると三つ編みがほどけ、リンク失敗時にはリボンを口に咥えて結び直す。そしてデレ顔は横からのアングルなので、パンタグラフが背中と接続されずに浮遊しているのがよく分かるように。
スキル：「うつろうひととせ」
わたくし、どんな道も歩けるのが
ちょっぴり自慢なのです。
サポーターのスキルも何のその、ですよ♪
スキルボタンを押して発動。
発動時間中、一定確率で自身と相手の編成内全てのサポーターのスキルを無効化する。
効果が簡潔なスキルは強いの法則通り、無効化スキルの代表格といえるのが彼女。
攻撃・防御問わず効果時間中なら常に適用されるため、敵の防御を崩すだけでなく火力バフを無効化して編成を守る運用も可能。
発動率も最大まで育てれば100%に到達するうえ、ラッピングも発動率をサポートするものが多いためひいるを入れずとも確定発動化できるのも大きな強み。
効果対象がサポーターという点も含めて、無効化系の中でも屈指の汎用性を誇るスキルといえる。
一方で味方のサポーターも問答無用で沈黙させてしまうという欠点は無視できない。
同様に敵味方区別なくサポーターを無効化するハルとは異なり防衛時にも発動してしまうため、ちとせがスキルを発動している間は一切サポーターに頼ることができなくなってしまう点は留意する必要がある。
こうした側面から、どちらかといえば攻撃的な運用に向くか。
なお、冒頭にて「編成内全ての」サポーターと述べたが、正確には何人か例外がいる。
というのもスキルの発動するタイミングが「アクセス時」あるいは「アクセスを受けた時」であるため、それ以外のタイミングで発動するスキル…例えばもえや
うららなどはちとせがスキルを発動していても恩恵を受けられる。
相性のいいでんこは上に挙げた通り「サポーターに頼らずとも高い実力を発揮できるでんこ」。
例えば単体で高い打点が期待できるさややレーノ、対応時間中なら高い軽減量を誇るルナやららなど、一芸に秀でた特性を持つでんことは合わせやすい。
またコヨイやマコ、
あけひなど「サポーターではないが他のでんこを支援できるでんこ」と組むことで相手のサポート手段を封じつつ一方的に有利な状況が作り出せる。
他には、スキルの性質上
元々サポーターの支援が受けられないひびきに適用させることで30分限定とはいえデメリット効果を「相手にも共有させる」という形で緩和でき、(バッテリー使用不可という縛りは相変わらずながら)ノーリスクでその高いHPを活かせるため、ひびきを使う際には一考を。
なお、相棒であるみづほとの相性だが……肝心のみづほがサポーターであるため、真っ向から効果が干渉してしまう関係でスキル面の相性は最悪と言うほかない。
無効化という特性上回避手段もないため、正直言って同時起用するメリットは皆無。残念ながら、一度に使用するのはどちらか片方とするしかない。
一応、どちらかがクールタイムに突入した際にフォローすることならできるか。やや無理矢理だがレベルが上がり切っておらず確実にスキルが発動出来ないちとせのスキルが外れた時の保険にみづほを使うという方法もあるにはある。
モチーフ解説〜E001形 TRAIN SUITE 四季島〜
2017年5月1日よりJR東日本が運行しているクルーズトレイン。
同社のフラッグシップに位置付けられており、管轄内各駅のポスターなどにその姿を見ることができる。
他社のそれとは異なり「ツアーの発駅・着駅が同一で、鉄道を『移動手段』ではなく『旅の目的そのもの』に位置づける」という周遊ツアーを前提として開発・運用されているのが大きな特徴。
また基本的に自社管轄内で運行ルートが完結している他2列車とは異なり
JR北海道エリアに跨る運用にも就いており、
どんな道でも進んでゆけるというちとせの長所はこれと後述する機構面の特徴に由来するものと思われる。
瑞風と同じく電気・ディーゼル併用のハイブリッド方式を取るが、こちらはパンタグラフを備えている上交直流対応のため架線のある直流区間では直流電車として・交流区間では交流電車として・非電化区間ではディーゼルエンジンで発電してモーター駆動、と使い分けできる構造になっており、機構上は似て非なるもの。
まさしく電車と気動車のハイブリッドといえるものになっており、こうすることで沿線設備の恩恵を受けつつも電化・非電化に囚われずレールの規格さえ合致していればどんな路線にも乗り入れが可能になるため、文字通り「どこへだって行ける」のだ。
また形式名はJR車両としては珍しく用途記号が付かず、E001-(号車番号)で形式及び号車を示す。
内外装デザインは奥山清行氏のプロデュースによるもので、未来感を全面に出しつつも日本の伝統工芸も多数取り入れたもの。また各車両ごとに四季にちなんだテーマが設定されている。
客室も同様に温かみのある和洋折衷の装いとなっているほか、最高級グレードの「四季島スイート」では本物の檜風呂がつく。
この列車は運行ルートが特定エリアに定まっておらず、JR東日本の路線を中心としてはいるが関東から伊豆・甲信越、東北に北海道まで非常に多岐にわたるツアーを季節毎に切り替えながら実施している。
また前述の通り発着駅となる上野駅には元々荷物や郵便物などの積み下ろし専用ホームだった場所を改修した四季島専用の「13.5番線ホーム」が設けられ、エントランスに仕切られる形で平時は立ち入りできないようになっている。また、隣接する13番線にも専用ラウンジが併設されている。
気になるお値段だが、22年4月末時点では「冬の1泊2日コース」の555,000円が最安値。
2泊3日コースではとうとう100万の大台に達し、2番目に高い「デラックススイート」でも105万円とまさに桁違い。
七耀みつる
私、優秀でしょう？
可愛げがなくて申し訳ないけど、
そこは自負してるの
プロフィール(みつる)
| でんこNo. |
68 |
| 属性 |
heat |
| タイプ |
アタッカー |
| でんこカラー |
赤 |
| モチーフ |
JR九州DF200形・77系
「ななつ星 in 九州」 |
| 実装日 |
2018/06/01 |
| 誕生日 |
10/15 |
自信家でプライドも高めなエリートでんこ。
ツンツンして見えるけれど、「でんことしてマスターを敬う」のがモットーなのだとか。
とっても努力家で、優秀なでんこでいるためにいつも頑張っているらしい。
ただし、秘密や弱点もそれなりにあるという噂……。
概要(みつる)
不敵な笑みが印象的な、勝気なでんこ。
髪は腰まで届く黒のストレートロングで、背中から覗く赤のインナーカラーと星型の髪飾りがチャームポイント。
衣装はえんじ色を地に金色の装飾が入った軍服を思わせるもの。
同様にえんじ色に金のラインが走ったサイハイブーツ。よく見るとつま先が平たくなっているほか、大きな星型のパーツで太ももに留めているようで、絶対領域を彩るアクセントになっている。
一人称は「私」。
エリートを自負し、常に余裕を持った振る舞いを欠かさないでんこ。
その自信に違わぬ優秀さは弛まぬ努力の結晶であり、事前に現地の気象データまで把握した上でプランニングを行う、目当てのお店は並ばず入れる穴場のタイミングを調べておく、果てはマスターの趣味嗜好を全て把握した上でプランに組み込むなど、おでかけ前には徹底した下準備を欠かさない。
そして、そんな優秀な自分への賞賛には「ええ、すごいわよ？私だもの。」「は？当然でしょ？」と事もなげに言い放ち、不敵に笑う。
そんな「優秀である」という事実こそが自分の誇りであり原動力でもある、まさしくエリート気質な性格の持ち主で、そんな彼女が常に堂々と先陣を切る姿はとても頼もしく安心感を与えてくれる。
またエリート意識が強い一方で他人を見下すことも決してなく、マスターに対してはもちろん、他のでんこに対しても思いやりを忘れない。
「忠義」や「仁義」を重んじる主義のようで、筋の通った物事を好む性格。
そのような性格からかコヨイからは密かに憧れの目を向けられている。
その一方でやや堅物な面があり、常に先々を見据えて行動する分突発的な事態には弱く、想定外のアクシデントに見舞われると途端に動揺や焦りを見せてしまう。
またさしものみつるとて完璧ではなく、苦手なことは案外多い。例えば「人にものを教える」ことに関しては自らも認める苦手分野。
また実は涙もろい一面もあったりと「みつるが普段見せたがらない面」はとても人間臭く、不器用なところがある。
総じて優秀だがやや生真面目すぎるきらいのある委員長タイプと言え、学園モノなら生徒会長とか似合いそう……とか言ってたら、案の定というか制服ラッピング「でんこスクールライフ」では生徒会の腕章を身につけていた。ただし副会長だったが。
3人の中では最も常識人寄りであることや生来の気質などから、自然と纏め役のポジションになりがち。
しかし、みつる本人としては特にちとせに少し思うところがあるようで……？
ちなみに、好物は豚骨ラーメン。
しかし本人としてはあまり表に出したくないようで、こっそりさりげなくプランに組み込む程度。でも普通にバレる程度には行きたがる
しかしマスターの側から提案されると「いいの？本当にいいの？」と目を輝かせるみつるの姿が見られる。かわいい
なお、同じくラーメン好きな泰姉妹には「ラーメンの気配がする」とガッツリバレている模様。
「みつるな話」は、そんな彼女とマスター、そしてちとせ・みづほとの4人旅。
みつるの立てたプランは完璧と言うほかなく、とても楽しい時間を過ごした一行。
しかし、前夜遅くまでちとせとレポートを仕上げていたのが響いてか、帰路でうっかり寝過ごしをしてしまい……？
なおレベル1時のステータスはAP・HP共に77である。
スキル：「ノヴァストライク」
相手が元気なほど燃えるって言うと、
なんか熱血っぽくて嫌なんだけど……
ま、本気にはなるかもね。
スキルボタンを押して発動。
30分間、自身のATKが上昇する。さらにアクセス相手のHPが全快だった場合、追加でATKが上昇する。
彼女の性質を一言で言うなら
防御編成ブレイカー。
防衛時は特段の理由がない限りHPを満タンに保つのが基本であるため、そこを突いた奇襲で一気呵成に落としにかかる運用こそがみつるの真骨頂。
追加効果も加えた増加量は最大で
+77%にも達し、まさしく段違いのパワーを見せつけてくれる。
中でもスキルの性質上出来る限りHPを高く保っておきたいメイやみつる同様「HP全快時」がスキルのトリガーとなるるるやギンカ、回復するほど有利になる
あきらに支援されているでんこにとっては天敵。
一方で、追加効果が発動しなかった場合の火力はハッキリ言ってショボい。
というのも効果の内訳が「基本効果+22%/追加効果+55%(Lv.80時)」と追加分に大きく偏っており、条件を満たせない場合は常時発動型のスキルにも劣る性能に成り下がってしまう。
また追加上昇の発動条件が「体力全快時」であるため、満タンより1少ないだけでも条件を満たせない。
そのため、ボチャレ中など常時ダメージに晒され続けている相手やHPが少ない程有利になるレオニーなどに対しては真価を発揮しづらい。
またみつる自身の傾向は「平凡なステータスを高いスキル効果で補う」タイプのため、無効化にもめっぽう弱い。
特にheat無効のすすぐを用意されるとheat陣営の潤沢な火力択が軒並み潰されてしまうため厄介。幸いスキルの優先度は攻撃側の方が高いため、使われたならこちらもcool無効のてすとを連れてきて対抗したい。
対無効化を抜きにしてもcoolには防御に優れたスキルが多いため、お守り代わりにてすとを入れるのもいいだろう。
みつる自身が対防衛に特化しているため、同様に「敵のガードを切り崩すスキル」とは相性が良い。
具体的には単純火力に優れるレイカやたまき、超短期決戦のウシオ、防衛に便利なスキルを使う相手ほど刺さる特性をもつシズやアヤなど。
ここで挙げたでんこは全員heat属性なため、heatで固めて一点突破を図る通称「赤染め」編成の主役としても活躍が期待できるだろう。
また纏め役らしくちとせ・みづほの双方とも相性がよく、サポーター無効化で敵の防御力を下げてくれるちとせはもちろん、みづほの攻防バフもみつるは素のステータスがバランス寄りなためどちらも有効に活かせる。
ただし同時起用するとちとせの効果でみづほを潰してしまうため、同時に使えるのはいずれか一人になってしまうネックは相変わらずなのだが……。
モチーフ解説〜DF200形・77系 ななつ星 in 九州〜
2013年10月15日よりJR九州が運行しているクルーズトレイン。車体・内装デザインは同社のデザイン顧問であり、またJR九州以外にも多数の列車のデザインや魔改修を手がけてきたことでお馴染みの水戸岡鋭治氏で、企画自体が氏の構想によるものとのこと。
「ななつ星」の列車名は、九州を形作る7県を表したもの。
使用車両はDF200型電気式ディーゼル機関車(7000番台)と77系客車を連結させて運用しており、いずれも「ななつ星」専用車両ということで「7」にちなんだ型式番号が付けられた。
車両は濃いワインレッドをベースにゴールドの細帯とマーキングを施したデザインで統一された、古き良き日本を感じさせるノスタルジックかつモダンなもの。
内装も木製家具や障子などを多数配置し、どこか明治・大正を想起させつつも現代らしさも感じさせる和洋・新旧織り交ぜたデザインとなっている。
また最後尾に配された最高級客室「DXスイート」は動力集中方式ゆえ客室の後方に何も無いことを活かし、巨大な展望窓を用意。遮るものが何もない、視界いっぱいに広がる沿線風景を楽しめる。まさにリアルタイムで景色が移り変わる風景画である。
こちらも特定のルートが定められておらず、九州各地を舞台に半年毎にコースが切り替わる。
お値段も例によってコース毎に変動するため参考程度だが、記事執筆時点で案内されている「第21期 秋〜冬コース」ではお一人様90〜270万円。軽どころかそこそこの乗用車が買えそうな額が4日で吹き飛ぶ。恐怖。
日本で乗れる鉄道の中でも最高クラスの超豪華列車なのは間違いないだろう。
余談・小ネタ
- 深遊・七耀はいずれも駅名としては該当例がなく、また苗字としても現実には存在しない姓。駅名を由来に取らないのはいずれも所属路線が決まっていないクルーズ列車であるためか。
- 深遊はTRAIN SUITE 四季島のキャッチフレーズ「深遊探訪」から引用したものと思われる。
- 七耀は「ななつ星」という列車名からか。太陽系の七星と五行を差し、曜日としてもよく知られる「七曜」とよく似ているが、関連があるかは不明。
- 過去に開催されたでんこの苗字の由来駅を巡るイベントでは、ちとせは四季島の発着駅である上野駅、みつるも同様にななつ星の発着する博多駅がそれぞれの対象駅に設定されていた。
なるほど、みつるのラーメン好きはそういう……
ちとせ、項目のこことここ、誤字してるわよ。
それからここのリンクも繋がってないわ。
まあ、本当！修正しなければなりませんね！
それから、ここの情報も追記できそうですね…
……
（インターネットを作ったのは、
どんな人なのです……？）
最終更新：2024年03月18日 17:29
