登録日:2022/07/20 Wed 08:40:40
更新日:2025/01/04 Sat 18:52:45
所要時間:約 8 分で読めます
●概要
『
HALO3』をもって完結したはずの
HALOシリーズだったが、その衰えを知らない人気から継続が決定。
そして、『HALO3』の拡張パックとして企画が始動し、その後単独の
ゲームとして2009年に発売されたのが本作である。
最大の特徴は、なんといっても
主人公がスパルタンではないこと。
それまでは脇役であったODST(特殊軌道降下部隊)の面々が主役に据えられ、『
HALO2』の舞台裏で繰り広げられた、『HALO3』に繋がる物語がザッピング形式で描かれている。
購入者には特典として『HALO: REACH』のマルチプレイβテストの参加権が与えられた。
シリーズでは珍しく対戦は実装されておらず、代わりにコヴナントの波状攻撃を最大4人で迎え撃つ「ファイアファイト」モードが用意された。こちらはキャンペーンでのキャラクター達のスキンとボイスを使用可能で、指定の条件を満たすことでアンロックされていく。
オンライン協力プレイも可能だが、野良co-op不可という割と大きな難点もあったりする。
元々拡張パックとして企画されていたためかストーリーは短めで、慣れると結構すぐに終わってしまう。
ストーリーも過去作をプレイ済みであることを前提としているため、入門にはあまり向かないのも難点。
とはいえ、ゲームとしての作りこみは堅実であり、本作ならではのプレイ感覚を評価する意見も少なくない。
BGMは例によってマーティン・オドネル&マイケル・サルヴァトリが担当しているが、ジャズの要素が取り入れられた曲が多く、メインテーマもコーラスを廃して
オーケストラによるリミックスになっていたりと、いい意味で異質な趣となっている。
現在は『HALO MASTER CHIEF COLLECTION』に収録されており、こちらは『HALO: REACH』の仕様が逆輸入されてファイアファイトの野良cp-opが可能になった他、スキンとボイスもポイントでアンロックする方式になっている。
●ストーリー
西暦2552年。
地球の座標が遂にコヴナントに知られてしまい、悔恨の預言者率いる艦隊の侵攻が始まった。
UNSCの必死の迎撃によってほとんどの敵艦は撃退されたものの、悔恨の預言者が乗り込んだアサルトシップが防衛線をすり抜け、アフリカ大陸のニューモンバサに降下。街が受けた被害は甚大なものになっていた。
この事態を受け、UNSCはアサルトシップにODSTを直接降下させ、破壊する作戦を決定する。
重巡洋艦セイ・ユアネームがニューモンバサ上空に到着し、隊員たちは降下の時を待っていた。
そんな部隊の一つ、アルファ9の元に海軍情報局ONIのエージェントであるデア大尉が来訪し、作戦内容の変更を告げた。
一様に首をかしげながら降下ポッドに乗り込んだ隊員達だったが、突如アサルトシップがスリップスペースに突入しニューモンバサから撤退。降下中のポッドはジャンプの余波をまともに受け、バラバラの方向に吹き飛ばされてしまった。
そして、降下から約6時間後。
アルファ9部隊に加わったばかりの1人の補充隊員が、ビルの壁に突き刺さったポッドの中で目を覚ました。
既に日は暮れ、ニューモンバサの街はコヴナントの残存部隊に占拠されていた。その上チームの仲間とも連絡はつかない。
ポッドを飛び降りたルーキーは、他の隊員達と合流すべく、夜雨降りしきるニューモンバサで独り探索を開始する…
●ゲームシステム
オープンワールド
ルーキーを操作するメインパートはシリーズ初となるオープンワールド形式を採用しており、マップを見ながら指定された目的地を目指して探索していくこととなる。
目的地には調べられるオブジェクトが用意されており、これにアクセスすることで他の隊員達を操作して戦う回想編に移行する。
この仕様に伴い、敵は一定の時間と距離を経ると復活するようになったため、律儀に戦うばかりではなく、時には気づかれないよう通り過ぎた方がいいこともある。
VISR
視覚情報機能偵察(Visual Intelligence System Reconnaissance)。早い話がナイトビジョンで、フラッシュライトの代わりに実装された。
目的地までの距離と大まかな方向や、敵のシールドの状態なども表示されるため、戦闘においても役に立つ。
明るい場所では視界がホワイトアウトして何も見えなくなってしまうが、ルーキー編では暗い場所で戦うことの方が圧倒的に多いので、「暗くなったら付ける」というよりは「明るくなったら消す」という感覚で扱った方がいいだろう。
オーディオログ
ルーキー編で街中に配置されている端末から、たまにオーディオログをダウンロードすることが出来る。
内容はスーパーインテンデントが記録したコヴナント襲来時の記録であり、本編とは別の角度から物語を補完する。ストーリー自体の完成度も低くなく、息抜きにもちょうどいい。
オーディオなのでプレイを進めながら聴くことも出来る。敵と出くわしたら戦闘に集中できなくなるので、あまりお勧めは出来ないが
一定数集めることで弾薬やマングースが納められた「サプライキャッシュ」が段階的にアンロックされる他、全部集めるとストーリーの展開が少し変わる。数は30個と結構多いが、一度手に入れたオーディオログはクリア後も引き継がれるため、いちいち最初から探しなおす必要はない。
●登場人物
ルーキー
主人公。アルファ9に配属された補充隊員。階級は兵長。
初期装備はサブマシンガンとハンドガン。
ルーキーといってもあくまでアルファ9の新入りということであり、本編開始前は第26海兵遠征軍強襲部隊に所属し、シグナス(白鳥座)のニューエルサレムにおける過酷な戦いを生き延びた優秀な兵士である。
あのマスターチーフ以上に寡黙で、ゲーム中で一言も台詞を発さない。
降下直後にポッドごと吹っ飛ばされ、敵に占拠された街のど真ん中で取り残されるというかなり絶望的な状況に置かれてしまったが、スーパーインテンデントの支援を受けて探索を行う最中でデアからの通信を受け取り、地下のデータハイブに突入。デアやバックと共にエンジニアを確保し、ニューモンバサを脱出することに成功した。
なお小説にて、その後反乱軍との戦闘中に敵に捕まり、頭を撃ち抜かれて処刑され海に埋葬されたという衝撃的な末路が明らかになった。
外伝とは言え仮にも主人公を務めた人物を、それも本編外で死なせるという暴挙についてはやはり批判が多い。
バック
アルファ9を率いる一等軍曹。タヤリ・プラザとキコワニ・ステーションでのプレイヤーキャラ。
本名は媒体によってバック・エドワードだったりエドワード・バックだったりとはっきりしない。
初期装備はアサルトライフルとハンドガン。
外見は若々しいが、これは惑星間移動において何度か経験したコールドスリープによるものであり、惑星ハーヴェスト奪還や惑星リーチ陥落といった、コヴナント戦争でも特に過酷な戦いを生き延びてきた歴戦の勇士。
一方プライベートでは初対面のデアを口説くプレイボーイな一面もあった模様。
部下達と合流しながら退却を進め、ファントムとバンシー1機を強奪して一度はニューモンバサから脱出したが、デアがデータハイブにいることに気づいて引き返し、ルーキーやエンジニアと共に救出して今度こそ脱出に成功した。
コヴナント戦争終結後はスパルタンⅣに転身しており、『HALO5: Guardians』でファイアチーム・オシリスのメンバーとして再登場。装着しているミョルニルアーマーもODSTのアーマーによく似てたデザインとなっている。
また、『HALO: REACH』でもちょろっと出てくる。
ヴェロニカ・デア
ONI所属の大尉であり、特命を帯びてアルファ9と行動を共にする女性エージェント。
バックの元カノだが仕事の都合で既に分かれており、作中でも痴話喧嘩をよく繰り広げている。
一応本作のヒロインなのだが、秘密主義でキツい言動が多いためあまり人気がなく、やや強面なルックスも相まって一部のプレイヤーからはメスゴリラだのブルート族だのと言われている。
とはいえ、秘密主義に関してはONIという組織全体に共通することであり、彼女だけを責めるのは酷というものだろう。また、コヴナントに占拠されたデータハイブ内でハンドガン1丁のみで生き残っていた辺り戦闘能力も高いようで、口先だけの人物でないことは確か。
本編終了後にバックとよりを戻した模様。
ダッチ
アルファ9所属の伍長。アップリフト・リザーブとONIアルファサイトでのプレイヤーキャラ。
本名はテイラー・H・マイルズ。
初期装備はスパルタンレーザーとサブマシンガン。
かつては血の気の多い過激な性格だったが、所属部隊の90%が壊滅する悲惨な戦いを経験してからは仲間に気を配るようになった。
敬虔なクリスチャンらしく、任務中も神への祈りを欠かさない。
ロミオ
アルファ9所属の兵長。NMPD本部でのプレイヤーキャラ。
本名はコージョ・アグ。
初期装備はスナイパーライフルとハンドガン。
口の減らない皮肉屋であり、模範的な兵士とは言い難いが、狙撃の腕は部隊でもトップクラス。
バックと合流して戦っていたが、NMPD本部での戦闘中にグラビティハンマーを喰らい、重傷を負ってしまう。
咄嗟にスナイパーライフルを盾にしたことで致命傷こそ免れたものの、戦闘に参加できる状態ではなく、本人も口惜しさを感じていた模様。
ミッキー
アルファ9所属の一等兵。キジンゴ・ロードでのプレイヤーキャラ。
本名はマイケル・クレスポ。
初期装備はサブマシンガンとロケットランチャー。
部隊内で最低階級だが、爆発物のエキスパートにして優秀なパイロットであり、強奪したファントムも「操縦なんて無理」と言いつつ割とあっさり乗りこなして見せた。
コヴナントによる惑星のガラス化を見たことはまだないらしい。
セイディー・エンデシャ
オーディオログで主人公を務める少女。
父はONI職員にしてスーパーインテンデントの開発者。
声優はHALOシリーズの大ファンとしても知られる
植田佳奈が務めた。
ONIビルに取り残された父をなんとかして救い出そうと奮闘していたが、彼がすでにキンズラーに殺されたことを知り、最終的には他の市民と共に街を脱出した。
マイク・ブランレー
NMPDオフィサーで、キンズラー所長の運転手。
NMPDでは珍しい良識のある人物で、キンズラーに誘拐されかけたセイディーを救い出し、彼女と共に行動する。
キンズラー所長
NMPD所長だが、市民の安全にはまるで関心がなく、NMPDを利用して私腹を肥やし続ける悪徳警察官。
コヴナントの襲撃の際にもエンジニアを捕獲してUNSCに持ち帰り手柄にしようと企み、邪魔になるスーパーインテンデントをシャットダウンしてエンデシャ博士も殺害した挙句、ついでにセイディーへの誘拐と暴行にまで及ぼうとするなど、クズっぷりを遺憾なく発揮。
しかし、乗っていた専用列車をスーパーインテンデントにハッキングされ、車内に雪崩れ込んできた無数の市民にリンチ&圧殺される因果応報な最期を遂げた。
スーパーインテンデント
ニューモンバサ市街の全体を管理する第2世代AI。本体は地下のデータハイブに存在する。
言葉は話せず、定型文と数種類の顔アイコンで意思疎通を行うが、性能自体は非常に高く、感情を持っていると思しき様子も散見される。
エンデシャ博士からセイディーの子守役も任されており、彼女からは「ヴァージル」の愛称で呼ばれている。
キンズラーにシャットダウンされ、更にエンジニアにアクセスされた影響で機能不全に陥ったものの、最後まで市民とセイディーを守り抜くべく奮闘した。
夜の街で単独行動するルーキーにも街のマップデータを与えて援護している。
エイブリー・J・ジョンソン
エピローグでちょっとだけ登場。
エンジニアからの情報収集を担当した。
予約・早期購入特典として付属するコードを使用すると、ファイアファイトで使用することが可能になる。
MCCでは他のキャラと同じくポイントでアンロックする方式に変わったため、今から始めるプレイヤーも安心。
海兵隊の皆さん
本流シリーズでもお馴染みの海兵隊員達。回想編で登場する。
相変わらず口数が多い。
NMPDオフィサー
NMPDに務める警察官達。黒いキャップを被った者と青いヘルメットを被った者がいる。
NPCとしての性能は海兵隊と遜色ないが、最終的にはコヴナントに皆殺しにされた。
ルーキー編でもデータセンターで1名登場するものの、ドローンの大群に殺される。ある条件を満たすと生存するが…。
グラント
能力的には相変わらず一番の雑魚だが、先述通りルーキー編では敵が無限に沸くため、見かけるたびに相手をしていてはジリ貧になる。
たかがグラントと侮らず、交戦は最小限に留めよう。
ジャッカル
シールド持ちに関しては特段言うことはないが、本作ではスナイパージャッカルの配置が今まで以上に嫌らしく、プレイヤーが侵入できない=倒しても武器を奪えない位置から
ビームライフルで狙い撃ってくることも多い。
特にルーキー編では探索中に不意打ちを喰らいがちなので、小まめにマップを確認して見逃さないようにしよう。
グラントとは逆に、見つけたら極力倒すべき相手。
ブルート
能力的には『HALO3』とほぼ変わらないものの、単発火力低めの武器が多い本作では1体1体の脅威度が増している。
特に、グラビティハンマーを所持したブルートチーフ・テンはシールドを剥がした上でヘッドショットを何発も喰らわせヘルメットを剝がなければヘッドショットで倒すことが出来ず、グレネードもくっつけられない(ファイアグレネードで燃やすことは出来る)。
プレイヤーは使えないガジェット(バブル、フレア、パワードレイン)を使用する個体も。
ハンター
ブルート同様、本作ではこれまで以上に脅威度の高い存在。
最初の回想編では実質的なボスキャラとして立ち塞がってくる。
ルーキー編では避けて通ることも出来るので、他のルートを使うと大幅な回り道になる場合でもなければ交戦はしないのが賢明だろう。
ドローン
主にデータハイブで出現。
狭い空間で群れを成して現れるため非常に鬱陶しい。
たまにシールド持ちの個体もいる。
エンジニア
新登場の種族。正確な種族名は「ハラゴック」。
クラゲとタコを足して2で割ったような外見で、常に空中に浮かんでいる。
元々はフォアランナーに創造された人工生命体であり、コードネームの通り機械の扱いや情報処理に長ける。
地球に連れてこられたうちの1体がスーパーインテンデントへのアクセスに成功し、地球に関する多くの情報と高性能AIへのハッキング方法を手に入れたため、コヴナントから重要な情報源として狙われる羽目になってしまった。そのため、この個体を確保し、コヴナントに関する情報収集も兼ねてUNSCの勢力圏まで護送するのが終盤の目的となる。
コヴナントとはいっても強引に従わされているようなものであり、人類に対しても割と友好的。特に上述の個体は中々愛嬌がある。「本作の真のヒロイン」ともっぱらの評判。
本体の戦闘能力は皆無で、プラズマガン溜め撃ちなら一撃で倒せるが、周囲のコヴナント兵(同じエンジニアやシールド持ちのブルート含む)にシールドを付加する厄介な能力を持つ上、死ぬと爆発して上空からプラズマ属性持ちの爆発する破片を撒き散らす。
単体であれば無害だが、敵部隊内にいたら真っ先に倒すべき相手。
また、地下トンネルでは巣と思しき物体が大量に存在し、これも破壊すると盛大に爆発する。
エリート
シリーズを通して強敵として立ち塞がり、『HALO3』では人類と手を結んで真実の預言者と戦った上級戦闘員達だが、本作では序盤に死体として出てきて出番終了。
●用語
ONI
UNSC下部組織の一つで、正式名称は『海軍情報局(Office of Navel Intelligence)』。
情報の収集と分析や、対外的情報操作と印象操作、スパイ活動などを担当する他、独自の戦力部隊も保有している。
一応海軍の下部組織ではあるが、その性質上組織全体がかなりの秘密主義であり、更に表沙汰にできないような汚れ仕事も多く担当している。
そのため一般市民は勿論のことUNSC内部でもかなり嫌われており、部署内にONIの
スパイが紛れ込んでいないか調査が行われることもしばしばあるとか。
因みに、名前は原語版では「オニ」と読むが、日本語版での読みは基本的に「オー・エヌ・アイ」。「鬼」と誤認されるのを見越しての措置だろうか?
セイ・ユアネーム
UNSCが保有するマラソン級重巡洋艦。
アルファ9達ODSTをモンバサに投下した。
『HALO3』では残存艦艇の中にマラソン級の姿が見えないが、撃沈されてしまったのだろうか?
ニューモンバサ
『HALO2』でもちょろっと出てきた、ケニアのモンバサ島に存在する港湾都市。
元々は地球温暖化に伴う海面上昇によって水没の危機が迫っていたため寂れていたが、24世紀初頭から成長の兆しが見え、25世紀に宇宙エレベーターが建設されたことで本格的な発展を遂げた。
しかし、地下にアークポータルが埋まっていたため、悔恨の預言者の襲来によって地球における最前線になってしまい、市民全員が死ぬか脱出してたちまちゴーストタウンに変貌。その後コヴナント艦隊による本格的な爆撃によって完全に壊滅した。
NMPD
ニューモンバサ市警察(New Mombasa Pollice Department)。
UNSCの制式銃やペリカンなど充実した装備を保有していたが、作中時点ではほぼキンズラーの私兵と化しており、守るべき市民に銃を向けることすら躊躇わない。
市民からも全くあてにされておらず、セイディーもマイクに助けられた際には「警察官にしては頼りになる」と発言している。
●武器
M6Cソーコム
『HALO2』に登場したM6CハンドガンのODSTカスタム。
原型と同様の高い速射性とヘッドショット判定に加えて命中精度にも優れ、ズームも復活。おまけにサプレッサー装備なので銃声で居場所がバレるリスクも少ない。
単発火力自体はかなり低く、特にシールドやハンター相手には豆鉄砲だが、逆にこの点さえ他の銃で補えば大抵の敵とは渡り合える。
バトルライフルがリストラされた本作における主力武器。
MA5Cアサルトライフル
みんな大好きクソルトライフル。
本作でもその圧倒的な使えなさは健在で、その上バック以外は初期装備としてすら持っていないのでますます不遇。
M7無排莢サブマシンガン
サプレッサーとスコープが装備され、射撃精度も上がっているが、ヘッドショット判定は相変わらずないというよく分からない性能。
銃声が小さいので居場所はバレにくく、またシールドのない敵相手になら
バースト射撃でそれなりに使えないこともないが、ハンドガンが有能すぎるので結局プラズマ武器や重火器と入れ替わる形で捨てられることが多い。
M90Aショットガン
射程がちょっと伸び、シールドのない相手なら数歩分の間合いで撃っても一撃必殺を狙えるようになった。
特にドローンとは相性がよく、近づけばある程度適当に狙っても撃破可能。
M41ロケットランチャー
性能は前作に準拠。
レイスも2発撃ち込めば倒せるし、雑魚散らしにも便利。
コースト・ハイウェイでは意外と色んなところで手に入るので、バックに持たせるとだいぶ楽になる。
SRS99D-S2AMスナイパーライフル
過去作と比べて少々速射性は落ちたが、やはり圧倒的な威力と射撃精度が頼もしい武器。
NMPD本部では弾がかなり潤沢に手に入るため、無駄撃ちし過ぎなければステージの最後まで使っていける。
バックに1丁渡してやるのもいいだろう。
ルーキー編でもサプライキャッシュで入手可能で、ブルートへの先制攻撃やスナイパージャッカル対策に役に立つ。
スパルタンレーザー
前作と同じく、威力は高いが癖の強いレーザー砲。
やはりNPCが持てば火力支援で頼りになるので、アップリフト・リザーブではワートホグの同乗者に、ONIアルファサイトではミッキーに渡してやろう。
AIE-486重機関銃
前作同様、取り回しは悪いが威力は高い。
本作では基本的に回想編でのみ登場する。
UNSCミサイルポッド
NMPD本部の終盤で登場。
低難易度ならロックオンしてひたすら連射しているだけでバンシーもファントムもバカスカ落とせて非常に爽快だが、高難易度ではタレットに張り付いているとあっという間に蜂の巣にされる。
スタミナが切れたら離れて回復を待つのもいいが、予備が大量に転がっているので、外して持ち歩きながら使うのもアリ。
M7057火炎放射器
データハイブのある場所に1つだけ落ちている。
一瞬浴びせるだけでも確殺出来るし、持続的に放射すればドローンの群れも薙ぎ払えるので非常に頼もしい。
フラググレネード
過去作と同様、尖った性能はないが当てやすい
手榴弾。
所持数上限が前作から1発増えた(他のグレネードも同じ)他、割とそこら中で拾えるので補充も簡単。
プラズマガン
シールドを全損させる溜め撃ちが今まで以上に生命線。
乗り物も停止させることができ、キジンゴ・ロードのラストに登場するレイスの撃破に必須となる。
プラズマライフル
モノは『HALO2』に登場したブルートプラズマライフルだが、性能は前作のプラズマライフルに準拠。
ブルートの基本装備となっており、出現頻度は結構多い。
コヴナントカービン
前作でも活躍したコヴナント版バトルライフル。
ハンドガンに比べてレートは劣るが、威力と装弾数では上回る。
特にデータセンターではハンドガンがなかなか手に入らないので、必然的に主力装備になる。
ニードラー
2丁持ちが廃止されたので前2作と比べるとちょっと頼りないが、接近戦では十分活躍出来る。
ただ出現頻度はやっぱり少なめ。
スパイカー
前作同様、弾速が遅くて微妙な使い勝手。
本作ではブルートプラズマライフル復刻に伴って相対的に出現率が減ったため、繋ぎとしてもイマイチ。
モーラー
性能自体は前作とほぼ変わらないが、2丁持ちが出来ない本作ではショットガンとあまり違いがない。
出現頻度も低く、基本的に空気。
ブルートショット
前作と同じく跳弾しない上、爆風の威力が下げられて更に使えなくなった。
そしてやっぱり敵が使うと物量でそれなりの火力を出してくる。
粒子ビームライフル
ジャッカルスナイパーが侵入不可の場所に陣取ることが多くなったので回収がやや難しくなったが、手に入ってしまえばスナイパーライフルと同じく活躍が期待できる。
データハイブではよく置いてあるので、デアやバックに渡してやればかなり楽になる。
燃料ロッドガン
歩兵相手であれば抜群の威力を発揮できるが、レイス相手だとやや火力不足が目立ちがち。
コースト・ハイウェイのラストでも1丁手に入る。ロケットランチャーを撃ち尽くしてしまったら使おう。
グラビティハンマー
ブルートチーフ・テンが使用するハンマー。
性能は前作と変わらず、空中でドローンの集団に対して使えば1発で殲滅することも可能。
システム上は使えないが、後ろの刃で斬り付けることも出来る。ロミオに大けがをさせたのもこれ。
プラズマタレット
こちらも前作とほぼ変わらない。
敵に占拠されているNMPD本部では割と頻繁に手に入るので、スナイパーライフルの弾薬温存にも役に立つ。
プラズマグレネード
直接くっつけられればハンターにも有効で、特にタヤリ・プラザのハンター戦では生命線になる。
スパイクグレネード
やはり爆発範囲が狭いが、突き刺せるのでハンターに対してはプラズマグレネードの下位互換として通用する。
ファイアグレネード
スリップダメージでブルートチーフ・テンでも確殺できる強力な武器だが、やはり自分が喰らってもほぼ死が確定する。
●乗り物
ワートホグ
前作とほぼ同じ。
最終面のコースト・ハイウェイではこれに乗って
高速道路を走り抜けることになる。
代わりの車両も多数用意されているので、危なくなったら乗り替えよう。
ガウスワートホグ
ほとんど出番がないが、コースト・ハイウェイの途中でワートホグから乗り換える形で使用できる。
トランスポートワートホグ
コースト・ハイウェイに何台か置かれているが、この時に同行するNPCはバックのみ(デアはエレファントを運転しているので出てこない)なので、「同乗者達に重火器を持たせれば高い火力を発揮できる」という利点があまり活きない。
スコーピオン
やはり前作とほぼ同じだが、キジンゴ・ロードでは狭い市街地で戦うことになるため、小回りの利かなさと主砲での自爆のリスクという欠点が響きがち。
先手必勝を心掛けよう。
マングース
前作とほぼ同じ。
ルーキー編ではサプライキャッシュで入手でき、移動の大きな助けになる。というか無いとかなりめんどくさい。
ペリカン
お馴染みの降下艇。
本作では銀と紺に塗装され、パトランプが増設されたNMPD仕様の機体が主に登場する。
エレファント
UNSCの装甲車だが、民間向けにも製造されているらしく、コースト・ハイウェイでゴミ収集車タイプが登場。
まだ動ける車両をエンジニアが発見し、デアが運転した。
ゴースト
本作では主に回想編や最終面で登場するが、ルーキー編でもたまに出現する。
手に入ればマングースより便利な足になるので、上手いこと奪おう。
バンシー
やはり基本的には敵として登場するが、キコワニ・ステーションではこれに搭乗してミッキーが操縦するファントムを援護することになる。
大型敵と戦う機会が増えたため、燃料ロッドガンの使い方がカギになる。
最終面のワートホグ同様、代わりの機体はそこら中に用意されているので、やはり損傷してきたらさっさと乗り捨てるのがベスト。
レイス
本作では奪取できなくなった。
キジンゴ・ロードでは事実上のボスキャラになる。
プラズマガン溜め撃ちで停止させてからグレネードを仕掛けて撃破することになるが、ガンナーを先に仕留めておかないとプラズマタレットで蜂の巣にされてしまう。
対空レイス
キコワニ・ステーションで登場。
基本的にバンシーで相手取ることになるため、燃料ロッド対空砲での砲撃が結構な脅威になる。
落ち着いて1機ずつ撃破しよう。
ファントム
ファイアファイトでは無敵だが、キャンペーンでは前作と同じく破壊できる。
特にスコーピオンに乗り込むときは大体何機も現れるので、プラズマキャノンを撃ち始める前に返り討ちにしたいところ。
キコワニ・ステーションではバックの提案でアルファ9が1機奪い、ニューモンバサからの脱出に使用した。
ブルートチョッパー
前作から登場したブルート専用
バイク。
本作ではアップリフト・リザーブくらいでしか登場しないので、ちょっと影が薄い。
スカラベ
キコワニ・ステーションで1機登場。倒さずに
スルーすることも出来るが、出口付近に陣取っているので倒した方が無難。
性能自体は前作とほぼ同じだが、足場が小さく移動範囲が狭い上、プレイヤーは基本的にバンシーに乗って戦うことになるため、注意深く立ち回れば割と簡単に倒せる。
最終面でも何機か登場するが、こちらはほぼ背景演出。
余談
ムネタツのように…
ファイアファイトにおいて「ムネタツのように…」という実績が存在するが、この「ムネタツ」はファミ通Xbox360の編集長である松井ムネタツ氏のこと。
この実績は
敵を1体も倒さずに1ラウンド生き延びると解除されるもので、他の国のバージョンにおいても現地のHALO関係者の中から選ばれたゲームが下手な人物の名前が使われている。
ちなみに原語版では「Be Like Marty」となっているが、このMartyとは作曲担当のマーティン・オドネルである。
追記、修正はオーディオログを全部集めてからお願いします。
- ルーキーの本編後の扱いだけはマジで残念過ぎる。今後ブルーチームみたいなネームドたちと第三者視点で関わらせられる要素だったのにこんな雑に扱ったらダメだろ -- 名無しさん (2022-07-20 09:23:10)
- これやリーチやると「チーフって滅茶苦茶強いんだなあ…」と改めて実感できる -- 名無しさん (2022-07-20 21:37:13)
- ほぼ妄想だけど、ルーキーの死、5や5前後の外伝の展開とか鑑みるに、ドメインを舞台にした死後データ化された海兵たちが主人公のロックマンエグゼライクなサイバーパンク外伝やる前振りだったんじゃないかって気がしてる。ルーキーだけじゃなくてバンジー時代から343i初期までの外伝コミックの主要スパルタンもあの時期かなり死んでるのと、例のダイダクトの死因もコンポーザーデータ化なので… -- 名無しさん (2022-08-05 14:53:41)
最終更新:2025年01月04日 18:52