登録日:2022/09/24 Sat 22:58:08
更新日:2024/08/03 Sat 09:21:51
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牛頭鬼
効果モンスター
星4/
地属性/
アンデット族/攻1700/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
《牛頭鬼》とは、PREMIUM PACK 19に収録された
遊戯王のモンスターカードである。
概要
(1)はアンデット族専用の《
終末の騎士》効果。
アンデット族は「墓地から特殊召喚」を得意とする種族なので、必要なカードを墓地に供給できる効果の価値は当然高い。
《
馬頭鬼》や《
ゾンビ・マスター》の蘇生対象確保、或いは効果発動のための馬頭鬼墓地送り、
そして自己再生効果を持つ《
ゾンビキャリア》や《
死霊王 ドーハスーラ》の準備、いずれにしても無くてはならない効果になる。
同じアンデット族専用の墓地肥やし効果は《
ユニゾンビ》《堕ち武者》《イモータル・ドラゴン》など様々存在する。
ステータスや他の効果などの違いはあれど、墓地肥やしはアンデット族の骨子になるため、使い分けより併用が大切になる。
あえて差別点を考えるなら、元々のレベルが4であることになるか。
《蒼血鬼》の効果で
蘇生できるため、ランク4エクシーズを並べる際には特に重宝する組み合わせになる。
(2)は手札からアンデット族の展開効果。
なまじ蘇生ギミックが整っている分、墓地に置きたいカードが手札に来た時の処理手段として有効。
墓地のアンデット族を除外するという、決して安くないコストを要求しているので、墓地の調整には注意が必要になる。
この効果のコストを(1)で賄う手もあるが、その場合は《シノビネクロ》や
不知火など除外されることに意味があるカードを使いたい。
この効果はデッキ・手札・フィールド・エクシーズ素材と、どこから墓地へ送られても発動できる緩い条件になる。
それはつまり、相手の妨害を貰っても立て直しが簡単になることを意味する。
総じてアンデット族の展開を強力にアシストするカードになるので、【アンデット族】の大黒柱になる。
関連カード
馬頭鬼
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。
ご存知アンデット族を支える優秀な蘇生札。《牛頭鬼》と対になる。
勿論《牛頭鬼》との相性は抜群で、自身を落としても蘇生先を落としても良しである。
火車
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/アンデット族/攻?/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのアンデット族モンスターが2体以上の場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
元々の種族がアンデット族の表側表示モンスターがデッキに戻った場合、
このカードの攻撃力はそのモンスターの数×1000になる。
下記の漫画版では《馬頭鬼》と《牛頭鬼》を特殊召喚条件として指定していたモンスター。OCGでは単純にアンデット族2体以上で良くなった。
肝心の効果はというとどちらともアンチシナジー。
確かに全体デッキバウンスは強いのだが、墓地に送られないので《牛頭鬼》の(2)の効果は発動せず、同様に《馬頭鬼》の効果も発動しない。
漫画版の性能
漫画版
遊戯王GXにて、
三沢大地が使用した妖怪族モンスターの1体。
他の「妖怪族」と同様にアンデット族としてOCG化されている。
漫画版の性能では(2)に相当する効果を持っていなかったが、(1)の効果が同名ターン1制限になっている。総合的にはOCG化に際して強化と言えるだろう。
余談
カードの由来は
地獄の妖怪「牛頭」。
詳しい解説は馬頭鬼の項目に譲るが、馬頭鬼とはコンビで活動する鬼であった。
遊戯王でも《馬頭鬼》と抜群のコンビネーションを見せるのは前述の通り。
その割には、《馬頭鬼》の登場から牛頭鬼の登場までに9年も間が空いている。
寂しい期間が続いたともとれるが、そのおかげで漫画版よりも強化された状態で世に出ることができたとも捉えられる。
牛頭とは別に、牛の頭を持つ妖怪としては「牛鬼」がいる。
アニメ
5D'sの
氷室が、これをモチーフにしたモンスターを使用している。
追記修正お願いします。
- 馬頭鬼の記事はすでにありますから統合してもいいのでは。 -- 名無しさん (2022-09-25 20:29:53)
最終更新:2024年08月03日 09:21