ゾンビキャリア(遊戯王OCG)

登録日:2012/05/06 Sun 15:24:29
更新日:2025/03/19 Wed 17:50:12
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「あっ、マスターっ!何をそんなに悩んでいるのですかっ?」

「えっ?ちょうどいいチューナーがいない?なら私に任せてくださいなのですっ!」


「はいっ!私はゾンビキャリアと申しますっ!どうぞよろしくお願いしますなのですっ!」

「早速ですが、私の自慢を聞いてくださいっ!」

「私はチューナーですっ!」(キリッ

「……あれ?お、驚きませんか……そ、そうですか……。」

「あっ、でもでもこれを聞いたらマスター絶対驚きますよー?私はなんと、チューナーでありながら自力で蘇生できるのですっ!」
「だから2回もシンクロできちゃうのですっ!」

「考えてみてください、マスターの大好きなエリアルちゃんと私がチューニングしてバウンスさんになりますっ!そして私の効果で蘇生っ!もう一人のエリアルちゃんとこれまたマスターの大好きなウィンダちゃんと私でチューニングっ!すると星屑さんになれるんですっ!……まあ、私も星屑(除外)になっちゃうのですが……。でも、マスターの為なら私、泣きませんっ!」

「最近だと、エクシーズ素材としても少なからず活躍の場が増えてきました。ガチガチさん黒霧さんの素材として使われてます!……そもそもランク2のエクシーズモンスターが少ない現状だけど……でも、頑張ってますっ!」

「手札を1枚デッキに戻すコストも、使い方次第ではプラスになったりするのですっ!」

「例えば、『/バスター』をデッキに戻したり、ライトロードの狼さんをデッキトップに戻したり……。さりげなくどっちも私と相性いいのですよっ!?」

「他に相性がいいのは、『モンスターゲート』『DーHEROダイヤモンド・ガイ』などがあるのですっ!」

「しかも私専用のシンクロモンスターもいるのですっ!デスカイザードラゴンさんに蘇りし覇王ハ・デスさん、アンデット・スカルデーモンさんもそうですっ!」

「そういえば私には妹がいるのですっ!今は海外に留学中なのですっ!がんばってるのです!たぶん……今年の9月頃に帰って来そうな気がするのですっ!」

「えっ?私をデッキに入れてくれるのですかっ?あっ、ありがとうございますなのですっ!それじゃあ……」






「よろしくお願いしますね?」



【以下、真面目な解説】


《ゾンビキャリア》
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。

「CROSSROADS OF CHAOS」で登場したチューナー。
KONAMIがS召喚をプッシュするために生み出したカードの1つである。

手札を1枚デッキの上に置くだけで蘇生できる。
普通に手札から召喚してシンクロした後に、もう1度だけチューニングできる。

闇属性なので《終末の騎士》や《ダーク・グレファー》で墓地に送りやすいのもポイント。
使いきりではあるが、手軽にS召喚に繋げられる。


【シンクロアンデットでの活躍】

《ゾンビキャリア》は蘇生しやすいアンデット族なのが大きな利点。
他のカードを組み合わせる事で、膨大な数のS召喚を1ターンに行う事ができる。

普通に使うのでは自己蘇生した後除外されてしまうが、他のカードで蘇生すればデメリットは発生しない。
また、除外されても墓地に戻せばまた蘇生できる。


馬頭鬼
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

墓地に送るとアンデット族専用の蘇生カードになる下級アンデット。
こいつで墓地の《ゾンビキャリア》や《ゴブリンゾンビ》を蘇生してシンクロに繋げる。
基本的に使いきりだが、後述の方法で墓地に戻すことができる。


ゴブリンゾンビ
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える。

フィールドから墓地に送られるとアンデットをサーチできる下級アンデット。
こいつを豊富な蘇生カードで蘇生してS素材にし、墓地に送られたら《馬頭鬼》をサーチする。
手札に持ってきた《馬頭鬼》は《氷結界の龍 ブリューナク》のコストで墓地に落とす。
アンデット族は守備力の低いモンスターが多いため、ほぼすべてのモンスターをサーチできる。


ゾンビ・マスター
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0
(1):1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送り、
自分または相手の墓地のレベル4以下のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果はこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する場合に発動と処理ができる。

アンデットの展開を補助する下級アンデット。
手札コストはかかるが墓地肥やしに繋げる効果もある。
1体でもレベル4以下のアンデットが墓地にいれば発動条件を満たせるので、
手札のレベル4以下のアンデットをそのまま特殊召喚することもできる。


異次元からの埋葬
速攻魔法
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から
合計3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。

除外されたモンスターを3体まで墓地に戻せるカード。
効果を使った《馬頭鬼》や《ゾンビキャリア》を墓地に戻して再利用する。
また《闇の誘惑》で除外されたモンスターを戻すことで補助も出来る。
直接的なアドバンテージに結びつかない効果だが、このデッキならば最大3枚分の回復になる。


生還の宝札
永続魔法
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。

自分の墓地のモンスターが蘇生する度に1枚ドローできる永続魔法。このデッキが成立した時点で大暴れしていたため直後に準制限カードになる。
《馬頭鬼》や《ゾンビキャリア》の効果で墓地から何度も何度も特殊召喚するので効果を使う機会は多い。
特に《ゾンビキャリア》は事実上ノーコストで蘇生することができるようになる。
シンクロで2枚分消費するはずが、このカードであっさり手札を回復できる。
おまけにこの当時は《氷結界の龍 ブリューナク》が使えたので、引いたカードを手札で持て余すこともなかった。
原作効果から大幅に弱体化しているのだが、ターン1制限がついてなかったのが仇となり後に禁止カードなる。


《生還の宝札》のおかげで手札は減らない(むしろ増える)のにSモンスターがずらずら並ぶ。
《ゾンビキャリア》がレベル2であるため、レベル6シンクロがしやすいのも特徴。
……賢明な決闘者なら、どういう事が起こるかお解りいただけるだろう。

青きバウンス「ちっす」
赤き権力「おいっす」

増やした手札を《氷結界の龍 ブリューナク》で墓地に捨て、蘇生、シンクロ、ゴヨウ連打。相手は死ぬ。
さらに星6シンクロ+《ゾンビキャリア》で星8シンクロまで出てくるのだから手に負えない。
おまけにアンデット族は闇属性が多い上に墓地操作はお手の物。となれば当然あいつが入ってくるわけで…


これがS召喚が産んだ狂気【シンクロアンデット】である。


……しかしKONMAIも流石にヤバイと思ったのか、これらのキーカードはすぐに制限がかけられた。

制限
《ゾンビキャリア》(現在は無制限)
《馬頭鬼》(現在は無制限)
《生還の宝札》(以前は準制限、現在は禁止)

準制限
《ゴブリンゾンビ》(現在は無制限)

その他にも《増援》や《緊急テレポート》、《D-HERO ディアボリックガイ》や《闇の誘惑》などが「高速シンクロデッキ全般に使われた」ことで規制されている。もちろん《ゴヨウ・ガーディアン》や《氷結界の龍 ブリューナク》、《ダーク・アームド・ドラゴン》も規制された。

こうして【シンクロアンデット】は終焉を迎えた。
が、《ゾンビキャリア》自体は自身に蘇生能力があるため特に問題なく使用されている。
この後に【カオスライロ】が台頭したときには当然のように投入されていた。

しかしその後のシンクロデッキ失速のため、2014年2月に準制限へと緩和され、7月には無制限に戻った。
制限されている間にどこぞの《サイバー・ドラゴン》のように素材指定持ちシンクロ救済モンスターも出ているので、
やろうと思えば【ゾンビキャリア】なるデッキも作れるかもしれない。


【現在の活躍】

シンクロ環境が過ぎ去って久しいが、優秀な効果を持つことから相変わらず使われている。

《終末の騎士》と《おろかな埋葬》は制限になったが、相変わらず《ダーク・グレファー》は3枚積み可能。
《マスマティシャン》で落とすこともできる。
手札さえあれば墓地からいつでも出せるので《グローアップ・バルブ》と一緒に墓地肥やしが得意なデッキに入れるなど。

また、手札をデッキの上に戻すのは意外と珍しく、様々なコンボに繋げられる。
D-HEROでは《D-HERO ダイヤモンドガイ》とのコンボが可能。
不要な通常魔法をデッキトップに置けば確実に踏み倒しできる。
また、《D-HERO ダッシュガイ》の効果をサポートしたり、手札に来た2枚目の《D-HERO ディアボリックガイ》をデッキに戻せるなど、何かとシナジーが強い。

インフェルニティでは《インフェルニティ・デーモン》をデッキトップに置くことで蘇生、
《スターダスト・チャージ・ウォリアー》をシンクロすれば効果で1ドローしてそのまま《インフェルニティ・デーモン》を特殊召喚できる。

《瑚之龍》の登場後は赤タクシーこと《アルティマヤ・ツィオルキン》の召喚にも使われる。
《ダーク・グレファー》で手札の《D-HERO ディアボリックガイ》が《ゾンビキャリア》を捨て、残りを墓地に送る。
その後《ゾンビキャリア》と《ダーク・グレファー》で《瑚之龍》を出し、デッキから特殊召喚した《D-HERO ディアボリックガイ》とヘイタクシーすればよい。

闇属性チューナーなので《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》や《魔王龍 ベエルゼ》のシンクロにも便利。

とかなんとか言っていたら9期になって【シンクロダーク】が復権。当然こいつも投入された。
かつての輝きを取り戻すどころか「メタカードの《増殖するG》を打たれても、圧倒的な展開力で逆に相手をライブラリーアウトさせる」といった意味不明なことをしだす始末。
が、主軸たる《レベル・スティーラー》が一発禁止されデッキが崩壊してしまった。


ちなみに自己再生したコイツがX素材になった場合、なんと取り除かれても除外されない。
これは「X素材となったカードはフィールドのカードとして扱わない(=どこでもない場所から墓地へ行く)」ため。
これを利用して、似たような効果を持つ《ボルト・ヘッジホッグ》と組み合わせて半永久的にランク2のXモンスターを出し続けることができる。

【巻き添え被害者と代用カード達】

上述の通り、汎用性の高さから過去には規制され制限まで行ったことのあるこのカード。
当時の闇属性デッキやアンデットデッキは当然その規制でデッキを組み替えたり、最悪崩すハメになったのも多かったが、その中でも特に被害を受けたのは「《ゾンビキャリア》を名称指定したSモンスター」であった。

というのも、このモンスターと同時にいくつかアンデット族のSモンスターが登場したのだが、それらが軒並み素材に《ゾンビキャリア》を名指しで指定しており、《ゾンビキャリア》を用いないと出せない奴らばかりだったのである。
これらのモンスターは既存モンスターがゾンビやアンデット化したリメイクカードで、恐らくゾンビキャリア(保菌者)によってゾンビになってしまったというイメージでデザインされてた可能性が非常に高い。*1

+ 被害者一覧
《ヘルカイザー・ドラゴン》がゾンビ化した姿。個別項目があるので詳しい能力等は割愛。恐らく《ゾンビキャリア》指定の中で一番使いやすい一枚。
相手の墓地のアンデットをコントロール奪取する効果を持つ。《アンデットワールド》を使えば実質何でも奪い取れるようになる。
実は《妖刀-不知火》で無理矢理出すことが出来るため、不知火やアンデシンクロではその為に入れている人もいたりする。

  • アンデット・スカル・デーモン
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2500/守1200
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター2体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のアンデット族モンスターは、カードの効果では破壊されない。
デーモンの召喚》がゾンビ化した姿。体中が崩れ、特徴的だったむき出しの筋繊維はデロデロになって垂れ落ちている。
レベル6と少し低めのレベルかつ、《ゾンビキャリア》に加えてアンデット2体を別途要求する。なので出すにはレベル3とレベル1を並べるか、レベル2を2体を用意する必要があり結構面倒くさい。
後述の《ペインペインター》登場で出しやすくはなったが、効果破壊耐性くらいしか無いので今は厳しいだろうか。
《妖刀-不知火》ならば素材制限も枚数指定も踏み倒せるのでこちらを推奨。手軽に破壊耐性を付与できるのでお守りにどうぞ。

  • 蘇りし魔王 ハ・デス
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2450/守 0
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のアンデット族モンスターが
戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
《冥界の魔王 ハ・デス》がゾンビ化……って冥界の魔王がゾンビになるってどういう事だよ!まるで意味がわからんぞ!!
効果は適用される対象が悪魔族からアンデット族に変わった《冥界の魔王 ハ・デス》。以上。
……ぶっちゃけ、《ゾンビキャリア》使うにしても《妖刀-不知火》でインチキして出すにしても、上のデスカイザーのほうが良いかもしれない。

ちなみに見ての通り、全員レベル6シンクロである。
恐らく《アンデット・スカル・デーモン》以外は《ゾンビキャリア》とレベル4モンスターで出す事を前提としていたのだろう。

というわけで、少し遅れてこういうモンスターが出た。

  • ペインペインター
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
このカードのカード名は、
フィールド上に表側表示で存在する限り「ゾンビキャリア」として扱う。
また、1ターンに1度、このカード以外の
自分フィールド上のアンデット族モンスターを2体まで選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで2になる。
この効果が適用されたモンスターをシンクロ素材とする場合、
アンデット族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
場にいる間だけ《ゾンビキャリア》になれるチューナー。《アンデット・スカル・デーモン》を意識しているのか、最大2体をレベル2に変更可能。
出た時期が《ゾンビキャリア》絶賛規制中の時期だった為、こいつの登場で上記の《ゾンビキャリア》指定のシンクロを出しやすくなった。
……まあ、現在は《ゾンビキャリア》が無制限な為、《ゾンビキャリア》の代用という用途として扱うには厳しいものがある。
むしろコイツ自身がレベル2かつ、場のカードもレベル2に出来るという点を考慮して、X素材として用いる方が良いかもしれない。この場合ならアンデットしか使えない制約も無視できる。

さらに時が流れて2022年。「DIMENSION FORCE」に新たなモンスターも出た。

  • マッドマーダー
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
このカード名の(2)の効果1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ゾンビキャリア」として扱う。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル6以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを2つ下げ、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
アンデット族版の《レベル・スティーラー》とも言える様なチューナー。《ゾンビキャリア》を意識した自己再生と、《ペインペインター》を意識したレベルダウン、そして場と墓地で《ゾンビキャリア》になるという効果が特徴。
場のモンスターのレベルを下げて自身を墓地から蘇生出来るのがウリで、レベル調節をしつつシンクロを連続で行ったり出来る。
更にこの手の「何かをトリガーにして自己蘇生する」という効果を持つモンスターには珍しく、蘇生後のコイツが場を離れても、別に除外されるとかそういうデメリットが一切存在しないのが最大の強み。
その代わり出せるモンスターへの制限は《ペインペインター》より重めに設定されており、コイツが場にいる限りはアンデット族しか出せなくなる。《ゾンビキャリア》扱いは恐らくEXから出せるアンデット族Sモンスターの選択肢を増やす意味もあるのだろう。
もっとも、同パックにて《巨骸竜フェルグラント》、《イモータル・ドラゴン》、《真紅眼の不死竜皇》というかなり優秀なアンデット族Sモンスターが登場しているので、シンクロするならもっぱらそちらが優先されやすいという現実があるのだが。
リンクにも《アドヴェンデット・セイヴァー》や《ヴァンパイア・サッカー》、《垂氷の魔妖-雪女》の様な便利なアンデット達がいるので、アンデットデッキならこれらのデメリットはほとんど気にならない。





追記・修正は手札をデッキの一番上に戻してからお願いします。

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最終更新:2025年03月19日 17:50
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*1 事実、英語名はPlaguespreader Zombie/プレイグスプレッダー・ゾンビという名前で、意味合いとしては「疫病拡散ゾンビ」という感じ。文字通りゾンビ化ウイルスや菌を撒き散らす存在なのかもしれない。