登録日:2022/10/14 (金曜日) 18:14:40
更新日:2025/02/06 Thu 23:41:59
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ボクはリィフっていうの。君の名前も教えてほしーなっ
概要
ゲーム始まって序盤の序盤、
主人公のキャラメイク時に応答してくれた少女「アリス」が
目の前で血しぶきを上げてはじけ飛び、
主人公を助けてくれた女騎士「ジャンヌ」が
目の前で焼き殺され、
ようやく巡り合えた主人公にとっての相棒とも呼ぶべきキャラクターである。
主人公の拠点となる「聖森」に生息する妖精であり、そのリーダー各にあたる存在である。
本作における妖精は「いい意味でも悪い意味でも無邪気」「死んでもしばらくしたら蘇る」という種族的特徴があり、彼女もその例に漏れず多少乱暴に扱っても許される存在である。
性格
妖精にしては珍しく、人間に対して友好的であり、
不死者であり腐臭のする主人公に対しても分け隔てなく接してくれるどころか、なんと話しかけるだけで仲間になってくれる。
…いや、むしろ断ることも出来ないし、強引に彼女を殺して先に進もうとしても通せんぼされてしまう。
妖精らしく下述のような毒のある言葉を時折放つが、そもそも「BLACKSOULS」の世界が血と狂気に塗れた混沌の世界なので、この程度の毒はむしろ清涼剤にすら感じる。
キャラクター性能
バフ技と攻撃魔法を使いこなす魔法型オールラウンダー。
そのかわり通常攻撃は貧弱であり、また掌程度の体躯ゆえか防御力も脆い。
ネフェイスト系列のゲームのお約束「殺される前に殺す」「バフを集中させたキャラで殴り、残りは補助に徹する」が最もやりやすいキャラクターであり、
物理に弱い敵には主人公に、魔法に弱い敵にはドロシー姉貴兄貴にバフを集中させると、「BLACKSOULS」のボス攻略は非常に楽になる。
ただ、他の仲間キャラ同様、女性をレイプするための戦いには力を貸してくれない。
セリフ集
「本当に君の自由なんだよ。気に入らない奴は殺してもいい。
良い女がいれば無理やり犯してもいい
どうせこんな国、廃れて滅ぶ運命なんだからねー」
「BLACKSOULS」というゲームの世界を端的に指し示すアドバイス。
主人公は彼女の言う通り非道を働いても良いし、あくまでも真人間を貫いても良い。
「物理攻撃をカウンターする時はパリィ。
攻撃を避けたい時は回避。
どうしても避けきれない場合は防御
これが戦いの秘訣っ
後は仲間を召喚して肉壁を作るのもいいかもねっ!」
まだ戦いに不慣れであろう主人公に対する戦闘のアドバイス。
ただ、彼女自身は打たれ弱く壁には向かない点には注意。
彼女も多分分かったうえで言っている
「ボク、砂漠きらーいっ!
無駄に広いし、敵もめんどくさいしっ
砂漠なんて作った人、全身の水分を吸い取られて
ミイラになっちゃえばいいのに…」
「何で砂漠を抜けたらそこは雪原なのーっ!?
しぜんかんきょーを考えてよーっ!
雪原なんて考えた人は
三途の川で一生雪だるまを作ってればいいのに…」
ロストエンパイアの自然環境に関するセリフ。
森で育った妖精故に、寒暖差は弱いようだ。
「いくら妖精は死なないからって……。
これはあんまりじゃないかなー?」
五魔姫の一人「人魚姫」に「愛する者の命(レベルが99になったキャラクター)」を要求された際のセリフ。
他の仲間を捧げてしまうと本当に死んでしまうのだが、リィフは妖精であり不死身であるため、人魚姫と誓約を交わしたいのであれば実質リィフ一択である。
一応ペナルティとして、リィフの経験値は激減してしまう。
寿司勇者トロのファンクラブでは月額プランの単位が「スムージー」になっており、Ci-enでもすり潰されて液体になった彼女の絵が掲載されている。
追記、修正は、可愛げのある妖精とともに五魔姫を打ち倒し、世界に平和をもたらしてからお願いします
注意!
ここから先は「BLACKSOULS」における致命的なネタバレとなります!
本作を初見で楽しみたい方はここで折り返しください!
本当に良いの? 後悔しないね?
「ここまで来た君なら答えを導いているはず……。
さあ、メアリィ・スーの正体を暴いて!」
⇒「リィフ」
……………くすっ
きゃはははははあはあはあははっ!!
きゃひひひひひひひひっ!!!
きゃひひひっひひっひひひーひひひひっ
ひひひっひひっひーっひーっ……っ!!
ようやく……暴いてくれたぁっ……!」
主人公に付きっ切りで付き添ってくれた相棒。
その正体は、「BLACKSOULS」世界の創造主
メアリィ・スー、本人である。
本当のキャラクター概要
今作に登場する神格「バフォメット」と、次回作に登場する「メイベル」(ヨグ=ソトース)の娘であり神格。
現実改変能力らしき力を持っている。
「殺して、犯して、騙されて、裏切られて、救いようのない結末を迎えるお話が大好き」と語る異常者。
どこから手にしたのか人間による童話作品を「人間のくせにすごい面白い話を作る」と感銘を受け、
彼等の作品を「ボク好みの童話に改変」し、現実世界にねじ込んだのである。
+
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ボク好みの改変とは?(一例) |
- 女を抱くのに邪魔だった為、見えない鎧を着た暴君「裸の王様」
- 貧困からの報復心から、ネズミを従え裕福層住まう上層街に疫病をばら撒いた「ハーメルンの笛吹き男」
- 機関銃を持った大量殺戮兵器「鉄のハンス」
- 345人もの王子様を吸い殺し、主人公を346人目の王子様に仕立て上げる「カエルのお姫様」
- 祖父が赤ずきんをレイプし、祖母が行方不明になる「紅ずきんの森」
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そして、
主人公の正体はメアリィ・スーによって作られたグリム、ルイス・キャロル、アンデルセンといった童話作家たちの集合体であることが語られる。
主人公を想像した動機も
「自分が創造した物語を特等席で楽しんで欲しかったから」という、原作者に対するリスペクトが皆無で同人ゴロも真っ青な非常に歪んだものであった。
作者曰く「あんな後ろに90度近くねじ曲がった性格、死んでも直らないと思うよっ!」
本当のキャラクター性能
リィフの枝杖
ボクが創造した偉大で万能で神々が恋して已まない最強の杖っ!
全体必中強化解除攻撃/素早さ+100%/全状態異常無効化
世界の創造主とだけあって、真の戦闘能力は理不尽の一言に尽きる。
戦闘が始まったと同時に防御無視回避不能割合ダメージ攻撃をかまし、問答無用で敗北をたたきつけてくる
普通に考えて勝てるわけがない。
…だが、主人公は世界中の創造主たちの集合体であり真なる創造主。
自身の創作物のひとつである「アリス」より力を受け取った主人公は、死闘の果てに彼女を打ち倒す。
そして、彼女が最も好む「愛しのラブラブセックス、からの裏切り首絞めセックス」で彼女の心を折って勝利する。
しかし、気が付けば世界は何事もなかったかのように元に戻り、気が付けば主人公の肩には緑の妖精が座っていた。
彼女を下したところで、主人公はまだ創造主たるメアリィ・スーの掌の上に居るのであった…
あっ!
グリムっ!グリムだよねっ!?
ボクを助けに来てくれたんだねっ!
足元の血文字「ご自由にお使いください」
今作では創造の力を奪われた「メアリィ・アン」として、BLACKSOULSの世界以上にイカれ狂った不思議の国の某所に幽閉されている。創作の力どころか不死性までも失っており、一度死んだら蘇れないとも漏らしている。なお自己申告である。
前作の所業を知るプレイヤーはその場で殺すことを選ぶであろうが、BLACKSOULSIIの世界の深層に臨むには、彼女の力が必要不可欠であり…
なお、厳密には彼女が持っている指輪に特別な力があるため、指輪だけ貰ったら殺してしまっても構わない。
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BLACKSOULSの隠しエンディング、及びBLACKSOULSIIの後半にて語られる世界の真相について |
「BLACKSOULSII」の世界を作り上げたのは 「這い寄る者」という存在である。
「這い寄る者」は、最初はメアリィの創作を眺めていたものの、
メアリィの最高傑作である主人公にガチ惚れしてしまい、そのうえで外宇宙の神様らしきイカれ狂った恋愛観を爆発。
「愛というのは一度手にしてしまうと極端に価値が下がってしまうから、永遠に追いかけっこをしましょう」という発想から、主人公を不思議の国のアリスをモデルとした自身の箱庭にへと閉じ込めたのだ。
副題である「愛しき貴方へ贈る不思議の国」というのはこのことである。
オタク視点で言えば、「這い寄る者」もメアリィ・スーと負けず劣らずの厄介オタクである。
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また、サークル「イニミニマニモ? 」の処女作「紅ずきんの森」は、リィフが最初に創作した二次創作(処女作)であるという設定が語られる。
だが、紅ずきんは「紅ずきんの森」にて
バッドエンドを拒絶し、結末を捻じ曲げることに成功。
紅ずきんはリィフの世界干渉に影響を与えることが出来ない唯一の存在となる。
だが、「もともと20年ほどしか生きられない」というキャラ改変には紅ずきんも抗うことが出来ず…
自身や自身の息子たちを散々侮辱され怒りにかられた主人公の一枚絵付き顔面陥没パンチにより、口うるさい羽虫は今度こそ沈黙、絶命した。
余談
彼女の外見のモデルは、
RPGツクール2000およびRPGツクール2003のRTP素材の妖精。
多くのクリエイターによって、おそらくはヒロインにも主人公にも
モブにも
ラスボスにも黒幕にもなったであろう存在である。
リィフというキャラクターは、
メアリー・スー(創作)」の項目で触れられた「メアリー・スーパロディの敵キャラ」にある通り、
「性格は行き当たりばったりで自分勝手」「貰った力でイキり散らす」というメアリー・スーの悪い側面を凝縮したかのようなキャラクターである。
そんな彼女だが、意外にもゲームプレイヤーからのキャラクター人気は悪くなかったりする。
だが、「BLACKSOULS」というゲームがレイプや暴力表現に満ちたダークファンタジーであったのが運の尽き。
彼女は作者及びプレイヤー達から
歪んだ愛情を振るわれることとなるのであった。
「グリムっグリムっ
この項目を追記、修正して?」
⇒「腹を殴る」
「ぶぎぇっ!?」
- 仲間としての性能が絶対に腐らない速度とバフ特化タイプなのが真相を知った後だと色々納得する。この作品世界の戦闘システム知っている創造神からしたらそりゃこうする -- 名無しさん (2022-10-14 19:05:12)
- あれ?改変能力自体はメアリィの力(ジャバ婆が与えた童話をもとに開花させた)じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2022-10-14 19:14:09)
- ここまでされてもまだ主人公の中にはリィフへの好意があって「どうしてお前だったんだ」と嘆き続けているという実にリィフ好みの話 -- 名無しさん (2022-10-14 19:19:58)
- 何ならリィフ本人もちゃんとグリムに対する愛情はあるからな...ものすごく捻じ曲がってるけど -- 名無しさん (2022-10-14 19:37:40)
- しかしなんでメアリースーのほうが有名になってるのだろうか(本来はオリ主を皮肉ったものなのに) -- 名無しさん (2022-10-14 20:49:30)
- さて、一体誰に救出されて逃げられたのやら 3で完結だろうし楽しみ -- 名無しさん (2022-10-14 21:12:03)
- ついに記事になりやがったなグリーンスムージー 流石に紅さんヒットマンまでには出ないよな? -- 名無しさん (2022-10-15 01:05:08)
- ↑6 確かそうだった筈それを這いよるものが奪って別の形にしたのがDLC3で語られてる話だったと思う -- 名無しさん (2022-10-16 12:28:04)
- ↑の箇所とりあえず分かる限りで修正、続編の発売を待つ -- 名無しさん (2023-02-28 12:41:22)
- てかそもそもリィフって妖精じゃなくて普通にシュブニグラスとヨグ=ソトースの娘であり神格じゃなかった? -- 名無しさん (2024-07-23 15:20:50)
- ↑いや、「力を手に入れてイキっているだけの妖精」で間違いないはず…ただ、シャバ婆から渡されたグリム童話を読んで「偶然」力に目覚めただけ -- 名無しさん (2024-07-31 17:38:24)
- 上の通り1のバフォと2のメイベルの娘だから神格だよ。まず1とかの妖精は改変された存在だから妖精自体が居ないし。 -- 名無しさん (2024-08-29 08:01:25)
- 他ヒロインの個別エンドは軒並みバッドなのに自分だけはウルトラハッピーエンドにしてるのホンマ草生える -- 名無しさん (2024-11-23 21:55:11)
最終更新:2025年02月06日 23:41