マンモン(デジタルモンスター)

登録日:2022/12/04 Sun 01:38:57
更新日:2022/12/15 Thu 17:17:08
所要時間:約 8 分で読めます





氷の監獄より解き放たれた、千里眼の古代獣!


『マンモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 完全体
タイプ 古代獣型
属性 ワクチン種
必殺技 タスクストライクス
長く伸びた2本の牙で相手を突き刺す技。
ツンドラブレス
長い鼻から一気に冷たい息を吐き出し、どんな敵も一瞬で凍らせる。
得意技 ノーズスタンプ

【概要】

デジタルワールドの温暖化によって超圧縮されていたデータが解凍され、氷に閉ざされていた氷雪エリアから姿を現した古代デジモン。
ただし、数々の形跡から、遥か昔に存在していた事実は明らかになっていた。
生息地の関係からか、極端な熱さには弱い。

全身を濃い体毛で覆われ、長い鼻と巨大な牙を持ち、太古の強大なパワーを備えるデジモン。
耳も大きく、遠く離れた場所の音まで聞き分ける聴力を持つ。
なお、上述の解凍の際に数十%超のデータが破損されたため、この姿が必ずしも太古の生息していた姿と一致しているとは限らない。

また、その顔と鼻は金属製の仮面に覆われている。
そして、その仮面には、超古代の英知の結晶である巨大な単眼のような紋章が刻まれており、遥か彼方まで見通すことができる千里眼の力を持っている。

モチーフは、実在の古代生物の一種、ケナガマンモス
ただし、実在のマンモスは寒冷地に対応するため、耳は大きくなかった。
また、顔面の紋章は『古代ゾウの化石を発見した古代人が「この骨は単眼巨人のものだ」と誤認し、サイクロプスなどの伝説が誕生した』という説が由来の可能性もある

名前は一緒だが、悪魔の一種である「マンモン」は関係ない。
※あちらも綴りは“Mammon”なので、こちらの英語名は“Mammothmon(マンモスモン)”になっている。マンモスマンではない。
無理やりこじつければ、
悪魔のマンモンはエジプト神話の太陽神アメン・ラーと同一視される
→同じくエジプトの天空神にしてラーの息子ホルスは全てを見通す「ウジャトの眼」を持つ
→故にマンモンは千里眼を持つ
……は、さすがに苦しいか。

初登場は『デジタルモンスターver.S デジモンテイマーズ』。
ゴリモンから、当時は完全体に分類されていたサーベルレオモンとの分岐進化。
上記以外では、同じく古代哺乳類のバルキモンや、氷雪エリア+毛深いという特徴が被るモジャモンなどが進化系譜に組み込まれる事がある。
古代の哺乳類デジモン+氷雪エリア+毛深いという点でエンシェントメガテリウモンとの関係も気になるところ。
『バイタルブレス』のDimカード「Blizzard Fang」では、ルートが繋がった。


【派生種】

◆マンモン(X抗体)

超古代より甦りし仮面の豪獣!
世代 完全体
タイプ 古代獣型
属性 ワクチン種
必殺技 ジオメトリックスフリーザー
鼻腔から放つ冷気でウィルス種だけを凍結させる結界を張る。
“Geometric Freezer”は直訳すると「幾何学的冷凍」
タスクストライクス
通常種と同じ。
ツンドラブレス
通常種と同じ。
X抗体の影響で自己修復力が高まったことにより破損データが99.0%まで復元され、古代に生息していたマンモンのほぼ完璧な姿となった。
とはいえ、それほど大きくは変わらず、牙や耳が綺麗な形になった他、通常種では顔と鼻だけを覆っていた装甲が背部や腹部にまで及ぶようになった程度。
仮面に刻まれた紋章による遠隔視能力は完璧な状態で発揮されるようになり、ウィルス種を発見すると同時に本能的に追跡を開始することが判明した。
これらの事からマンモンの本来の生態は苛酷な氷雪エリアにおけるウィルスハンターであったと考えられている。

初登場はX抗体デジモン登場最初期の『デジタルモンスターカードゲーム ブースター21~X殲滅部隊の猛威~』。
同時に後述のスカルマンモンもX抗体を得ている。


◆スカルマンモン

執念のみが、その巨体を支えるアンデッドデジモン!
世代 究極体
タイプ アンデッド型
属性 ワクチン種
必殺技 スパイラルボーン
背びれの骨を高回転させて飛ばす技。
ジャイアントクラッシュボーン
(X抗体のみ)頭蓋骨の巨大な角を高速で回転させて突進し、敵を粉々に砕く技。
得意技 グランチャージ
突進
マンモンがウィルス種のデジモンと戦い続け、全身がウィルスによって蝕まれた結果、全身が骨だけになってしまったアンデットデジモン。
死してなお、ワクチンとしての生存本能が強く、ウィルスを殲滅すること意外の感情や知性を失っている。
スカルグレイモン等と同様、胸に輝くデジコアが無傷なうちは、全身が骨だけになっても生命活動を維持することができる。
だが、その剥き出しのデジコアを攻撃された時こそが、スカルマンモンの最期となるであろう。

X抗体を得ると、その骨格だけが成長を始めた。
後足で完全に立ち上がり二足歩行が可能になり、代わって前足は敵を引裂く爪状に変化した。
蓋骨も異常発達して巨大な角を形成し、これは突進時に敵に大打撃を与える強力な武器となった。

通常種の初登場は『デジモンペンデュラムVer.3 ナイトメアソルジャーズ』。
なお、マンモンとは異なり、2022年現在アニメ作品には未登場。
スカルバルキモンが『デジモンアドベンチャー:』に登場したことで、スカル〇〇モンの中でも唯一の未登場となった。
ただし、最初期から登場していることもあり、ゲーム等ではそれなりに登場している他、イラストで
  • (恐らく博物館と思われる施設で)スカルグレイモンと並べられて、見学のモチモンに「でけ~」等と言われて無言で汗をかく
  • ガルルモンに思わず、ガブッと噛み付かれ「パオーン!!」と悲鳴を上げる
などと、コミカルな姿を見せていた。

デジモンカード(2020年版)のイラストでは、設定に従いスカルグレイモンに襲いかかる姿も描かれた。


【関連作品でのマンモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー

第29話「マンモン光が丘大激突!」でアニメ初登場。
ヴァンデモン配下のデジモン中、現実世界での8人目の子供捜索の一番手。
…と書くと聞こえはいいが、実際はほぼ捜索もせずに暴れ回り、テイルモンも呆れて放置する始末。
てか、テイルモンはどうやってスカウトしたんだ?
一応、音に反応して子供たちを見つける場面もあって、知性がないわけではないらしいが……

以下、目撃者の声
「だれだ、ゾウなんて放し飼いにしたのはー!!」
「なんでこんな所にゾウが…?」
「映画の撮影かなんかよ…」
「よくできてる、本物の怪獣みたいだ…」

この暴走するマンモンに対して、バードラモンが挑戦。
しかしこの陸の巨獣と空の怪鳥の激闘……「ボレロをBGM」として、「光が丘を舞台に」、「電波障害」を起こし「火球」を放ちながら「電話ボックス」や「歩道橋」を破壊していく二匹の「怪獣」の姿が、子供たちにある記憶を呼び覚まさせる

最後は超進化したガルダモンによって空中から地面に落とされ、追い打ちの「シャドーウィング」によって撃破された。


アニメ『デジモンアドベンチャー02

第32話「謎の遺跡ホーリーストーン」にてアルケニモンマミーモンが勝手な行動をするブラックウォーグレイモンを止めるためダークタワーデジモンとして登場。
ブラックウォーグレイモン製造に使われた数の倍であるダークタワー200本を用いて20体も生み出された。
群れになって、Bウォーグレイモンに突撃するが・・・結果はお察しください。
第41話「恋とボルシチ大激戦!」では現実世界に多数のマンモンが出現しているが、最終的に倒され、デジタルワールドへ帰された。

アニメ『デジモンセイバーズ

第17話「奇跡を呼ぶ歌声 ライラモン進化」にて、無限氷壁近くまで接近した一向を迎撃するため、ゴツモンが呼び出す形で登場。
セリフは咆哮のみ。

雪崩を引き起こして、イクト諸共アニキ達を攻撃し、結果として淑乃とララモン、トーマが崖下に落とされてしまう。
トーマはガオモンと分断された上に淑乃を庇って負傷してしまった。
そんな彼らを更に攻撃するマンモンとゴツモン。
…なのだが、必死とはいえ成長期のララモンに「シング・ア・ソング」で眠らされるちょっと情けない姿を晒す。
その上、起きた直後に初進化を果たしたライラモンの「ビューティースラップ」と「マーブルショット」を連続で受けてマンモンは敗北してしまったのであった。


アニメ『デジモンクロスウォーズ ~悪のデスジェネラルと七つの王国~』(第2期)

モブデジモンとして何度か登場。
第1話から早速登場するが、タイキが見た夢の中、かつバグラ軍の兵隊としての立場であった。
その上、シャウトモンX4の「スリービクトライズ」で他のモブ*1諸共消し飛ばされてしまった。


アニメ『デジモンアドベンチャー:

第15話「ズドモン 稲妻の鉄槌」にて登場。
複数体のユキダルモンを従えて、雪山にて丈と空、ヤマトらを襲撃する。

ユキダルモンが空を負傷させたため、囮を買って出た丈とゴマモンを追撃。
なお、雪崩に乗って一気に高速移動したり、河を凍らせて橋をかけたり…といったパワー一辺倒でない姿も見せた。
最後は、イッカクモンから超進化したズドモンに河に落とされ、「ハンマースパーク」の一撃で倒された。


温暖化によって、超圧縮されていた追記・修正データが解凍されてから編集お願いします。

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最終更新:2022年12月15日 17:17

*1 タンクモン、ライノモン、ミサイモン、シールズドラモン、ミノタルモン、バルブモン、トループモンらが確認できる