覚せい剤

登録日:2010/10/27 Wed 11:32:46
更新日:2025/02/23 Sun 11:47:28
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/!\ DANGER /!\

覚醒剤(原料も含む)の所持・使用・譲渡・販売・製造・輸出入は法律で禁じられています!
未遂罪も有ります!!


覚醒剤(かくせいざい)とは、広義には中枢神経を興奮させ、覚醒作用をもたらす物質であるが、ここではいわゆる

白いクスリ

こと「メタンフェタミン」を主に扱う。

大麻・コカイン・ヘロイン・阿片・MDMA・LSDなど別のドラッグと混同されていることもあるが、作用機序や人体への影響などが異なる全くの別物である。
纏めて呼ぶ場合は「麻薬*1」「違法薬物」「乱用薬物」「ドラッグ」と呼ばれる。
当然ながら、これらの薬物も法律でも厳しく規制されているため手を出してはいけない。


概要

実は、覚醒剤の開発には日本人が大きく関わっている。
1885年に長井長義が麻黄(まおう)という植物からエフェドリンを抽出し、その後長井は三浦謹之助とともにエフェドリンからアンフェタミンを合成。
1919年には緒方章がメタンフェタミンの結晶化に成功したことによって、薬として用いることが可能となった。

ここを読んでいる諸君には説明するまでもないことであろうが非常に有名な違法ドラッグの一種であり、使用すると上記の通り中枢神経を刺激し、極めて高い高揚感や全能感を得られるとされる。
だが薬効が切れた瞬間、それまでのツケを払わされるがごとく心身共に強烈な禁断症状に襲われるという、まさに悪魔の薬ともいえる代物。
…しかし、実際には本来の用法・用量を守らずに使われた結果麻薬と化してしまっているだけで、医師が厳密に管理さえすれば本来は真っ当な医薬品である(後述)。
ちなみに麻薬と表現されることも多いが、厳密な意味の麻薬は基本的に気分を抑える薬物であり、気分を高揚させる覚醒剤とは効能が真逆。

さて、白いクスリ」「シャブ」等の名称で良く知られる覚醒剤であるが、実は材料さえ揃えばめっちゃ簡単に作れることはご存じだろうか。
小中学校の理科室程度の設備と、有機合成を少し学んだ人間がいれば自宅の部屋でも生産可能である
それゆえ英語圏では「キッチンドラッグ」などとも呼ばれている。
まあ、それぐらい簡単だから原材料の輸出入も厳しく制限されていたりするのだが。

勿論、原料を用意した時点で処罰されるので、くれぐれも試さないように。

太平洋戦争中の日本や、今の北朝鮮でも充分量産はできるのだからさほど難しいことではないのだろう。
戦時中の日本での主な使用目的は、夜間戦闘用のドーピングや工場をフル生産させる為といったものであったらしい。
なお、この頃はまだ危険性があるとは判明しておらず、純粋に“薬”という感覚であり、その中毒性・有害性は全く(強いて言えば、他の一般的な薬品の副作用と同程度にしか)認識されていなかった。

ヒロポンは覚醒剤の商品名のうちの一つ(大日本製薬)である。
その由来はギリシア語の「フィロポノス(φιλόπονος、労働を愛する)」からであり、「疲労がポンと飛ぶ」というのは俗説。
覚醒剤という呼称も、文字通り「覚醒」、つまり眠気覚まし・疲労回復剤という認識から生まれたものであった。

そして日本の覚醒剤汚染の歴史は終戦に始まる。
軍需工場に山積みになっていた覚醒剤が一気に流出したのである。しかも、敗戦直後の荒廃した日本でも在庫が山積みになる様に簡単に作れる代物。
かつては誰もが知る有名メーカーも(アンフェタミンを含め)覚醒剤を製造販売していたくらいである。
当時は医者の処方箋でも出せたのだが薬価が安くてあまり使われなくなり、結局闇市での横流しが横行することになる。
医師の制御を離れて社会に野放図にばら撒かれた結果、恐ろしい依存性が世に知られるようになったわけだ。

この頃どれくらい普及していたかというと、長谷川町子の「似たもの一家」で子どもがヒロポン打ってラリる話や、
はだしのゲンにも使用者やその未遂、更にはゲンの友達であるムスビが「栄養剤」と騙されて覚醒剤を打たれた結果中毒になり、皆が一生懸命稼いだ全財産をつぎ込んだ挙句殺されてしまう話が出てくるほど。
あの磯野波平も原作だと中毒の疑惑がある(ただし明言はされていない)。
また、作家や芸能人にもハマる人間が多く*2、唐沢俊一によれば戦後間もなくの雑誌に最近ハマってますと言い腕に注射器を打っている写真を載せた有名人がいたほど。
ビートたけしの話では、あるコメディアン(名誉のために名前は伏せる)は「俺の血液の半分は覚醒剤で出来ている。だから未だに元気がいい。あれはやっとくべきだぞ。」と言っていたとか。

なお、当然のことながら1951年には覚醒剤取締法が制定され、厳しく規制されるようになる。

因みに槇原敬之や岡村靖幸、江夏豊みたいに覚醒剤所持で捕まっても「才能がある」と認められていれば再び活躍のチャンスが与えられる場合もある。
裁判所も、1回目でかつ自分で使っているだけなら、基本的には執行猶予を付けてやり直しの機会を与えてくれる事が多い。

だが念の為に言うが、『1回だけならやっても大丈夫』という意味では、断じてない。
あくまで「実刑だけは免れる可能性がある」というだけで、前科がつくことには変わりなく、ある意味刑務所暮らしより厳しい社会的制裁が下される事となる。
人気の芸能人や著名人、裕福な人であれば手厚く保護され社会復帰の見込みがあるかもしれないが、一般人ではその時点で人生ハードモードまっしぐら。
周囲からは白い眼で見られるし、仕事も確実にクビになるし、学生であれば退学処分になる*3し、家族にも悪影響を及ぼすだろう。
再就職先を探そうにも、執行猶予中は公務員になること自体ができない*4し、民間でも堅い企業はまず無理だろう。
不自然なまでの空白期間を誤魔化そうにも少し調査されれば一瞬でバレるし、そもそも経歴に空白がある時点で厳しい面がある。
まともに社会復帰できるのは、それ一本だけで食っていけるくらいのスキルがあるか、あるいは手厚く支えてくれる存在に恵まれた幸運なごく一握りの人間に限られる。
大半はパートにすら就けず困窮の果てに再び犯罪を犯し刑務所に舞い戻るか、「履歴書あれば前科者だろうと採用だよん♪でも、労働条件に文句言うなよ?^^なヤクザ紛いが経営するような超絶ブラック企業くらいしか受からず、酷使された末に心身を病んで放り出され、困窮の果てに(ry

仮に社会に真っ当な受け入れ先があっても、覚醒剤の依存性はかなり厳しい。
実はドラッグの中では肉体的な依存性は余り高くない方だが、精神的な依存性が高く、数回打つだけで精神的にクスリ無しでは生きられなくなる例もあるほど。
依存が強くなると当然お金をシャブにどんどん注ぎ込むようになり取り繕おうと嘘つきになることで性格が悪くなるため、周囲との人間関係も悪化する。クスリ代を稼ぐため違法脱法の金稼ぎにも手を出すようになってしまう。
もちろん肉体にも影響が出ないわけはなく、不自然に無理やりシャキッとさせているので切れた後の虚脱感や疲労感が出て不安や焦燥にかられやすくなる。
さらに症状が進行すると、強迫観念に取り憑かれ同じ作業を延々やっていたりの奇行に走ったり、幻覚や幻聴にもとらわれ最悪廃人になったりしてしまう。

「人間、本気で薬止めたいって思って気合全開で我慢すれば、禁断症状だろうが乗り越えられるんだよ。それでヤクに手を出すのは本気で治そうと思ってないだけだろーがww」みたいな事を抜かすヤツも出てくるが、禁断症状は自力では絶対に耐え抜く事は出来ない。
比喩でも誇張でもなく、禁断症状というのはその我慢を司る脳神経がヤクをよこせと耐えがたい全身症状で信号全開にして訴えまくる。脳みそごと全身が焼き切れるような苦しみに文字通りのたうち回りながら1時間耐えてると思ったらほんの数分しか経過してない…などザラで、それを現実時間で何十時間も耐えなければならないのだ。
どんなに気合だの覚悟だの信念だのを固めていようが全く意味を成さない。
激しい禁断症状に襲われた時は、それこそ誰かに全身を拘束して放置させてもらうくらいしか方法が無いのである。

これらのことから、大麻など他のドラッグを肯定するような人物でさえも「覚醒剤だけはやめておけ」と強調する者は少なくない。*5
ヤクザ組長の息子*6に育ち中毒者の有様を見続け、自らも多数の薬物に手を染めたというラッパーの孫GONGでさえも「上手いこと付き合ってるとかいう奴おるけど何年もしたらめくれる」「(中毒者の行動は)きしょいで*7と断言するほどである。


まさに

覚醒剤やめますか? それとも…人間やめますか?

である(正しくは覚醒剤をやって、人間をやめることになる)。
刑務所に何年か服役してもう懲りているはずなのに、出てくると途端に覚醒剤…と言う例も後を絶たない。
これはどういうことかというと、成分が完全に体から消えて禁断症状を脱したとしても、には一生クスリの影響が焼き付けられるからであり、これを治療する事は不可能
ストレスや精神的不調をきっかけに、そうでなくとも定期的に禁断症状と同じ状態に陥る「フラッシュバック(再燃現象)」に死ぬまで苦しみ続けなければならないのだ。
また、薬物を販売している反社会的勢力が「過去にやっていた」人間を狙って売り込みをかけてくるケースも少なくない。

こんな事情もあり、政府としても、刑務所から釈放した後も覚醒剤の離脱に向けたカウンセリングなどを受けさせるような制度を準備している。

また、覚醒剤のは国内外の反社会的勢力の資金源でもあり、その意味でも自分だけの問題では済まされない。


昔の刑事ドラマによく覚醒剤の袋に指を突っ込んで舐めて、「ヤクだ」というシーンがあるが、どこぞの小さな名探偵キワミ(アニメ版のみ)のように舐めるのは危険です。*8
1回舐めるだけで依存性が出ることもあり得ます。
本当に大切な事なので2回書きました。量によっては中毒を起こして死ぬ可能性さえもある。
あんまりなためか、小さな名探偵はアニメ版では「匂いを嗅ぐ」描写に変更されている(ぶっちゃけこれも危ないが)。

ただし、万が一不本意に摂取してしまった・させられてしまった場合でも絶望する必要はない。
悪い兄ちゃんに「綜合ビタミンじゃ」などと騙されて知らずに飲まされた*9と思われる場合や、得体の知れない注射をされた場合はすぐに病院か警察に相談すること。
薬物を飲まされたかどうかは検査で簡単に判断してもらえるし、当然ながら使った回数が少ない内なら心身共に侵食が浅く、治療もしやすい。
無論、心まで依存していない状態で専門家の保護と治療を受けるというのが大前提。
ただしこういう代物の場合は、一度打たれた時点で肉体的にもジ・エンドだが…

ここで自力でなんとかしようとか、使ってしまったことに後ろめたさを感じて黙っていたりするとまずドツボにはまる。
覚せい剤濫用の罪が成立する要件として「故意で使用」が含まれるため、事情が立証されれば当然罪に問われることはない。また、最悪「自分で使った」と思われても(初回なら)執行猶予程度で済む可能性が高いので、ドツボにはまって刑務所と社会の往復で人生を終わらせるのとどちらがマシかは考えるべきだろう。
実際に新潟市で同じような事例があり、被害者が自己申告したことと、薬物をこっそり入れられるところがカラオケ店の防犯カメラに残されていたことから、被害者は罪には問われなかった。*10
また少々古い事件ではあるが、2002年にはホテルにて元暴力団員の夫から無理矢理覚せい剤を注射された妻が高裁で逆転無罪判決を受けている。*11。彼女の場合は過去覚醒剤を使用していたのを正直に証言した上での無罪判決である。まあ3回だけ使って後はやめていたのだが……。
勇気を出して、正直に打ち明ければちょっとはいいことがあるのだ。


芸能人だけでなく、一般人の摘発例も増えている。
これは快楽目的だけではなく、度重なるプレッシャーによるストレス解消や仕事の疲労回復を目的とした覚醒剤の使用が多い。

昭和の時代から「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」のような強い言葉でのコピーで戒められ、それ以降も覚醒剤撲滅の啓発CMがよく流されていた。
特にCMについては内容が内容だけにかなり怖く、
  • 政府広報のキッチンマザーや小嶺麗奈の女子校生売人
  • ACジャパンのCMによる草彅剛ナレーションの「DRUG KILLS TEEN」
  • 「効能: あなたの人生を粉々にします」
…などがあったが、こういう強い表現は普通の人間には効果があっても、人生に絶望して別に人間として終わってもどうでもいいと思ってる所謂無敵の人にはブレーキどころかアクセルになってしまい、「彼女に振られた! もうどうなってもいい!! そうだドラッグやろう!!!」という事例がどんどん増えたために、今は「一人で抱え込まないで」「まだ引き返せる」という方向に変わっている。


海外における扱い

なお、日本では製造・譲渡目的所持であっても懲役刑だが、より厳罰化されている海外では死刑や無期懲役にしている国がある。*12
  • シンガポール: 覚醒剤の製造は無条件で死刑
  • タイ: 覚醒剤の譲渡目的所持は死刑または無期刑
  • 中国・韓国: 覚醒剤の譲渡目的所持は死刑の可能性あり
    • 特に中国はアヘン戦争と言う苦い実例があるので、薬物には敏感。
中身が不明な荷物を運んでくれと頼まれたり、あるいは闇バイトなどで荷物を運ぶ仕事などで、海外に運んだ荷物の中に覚醒剤があった場合、このような危険性もあることに注意して欲しい。
空港内などで盗られたスーツケースが見つかったという場合も同様。
2009年には日本人がマレーシアで一度死刑が確定した例がある(こちらは2023年に死刑・終身刑廃止を受けて減刑された)
知り合いに頼まれて運ぶように言われただけで中身は知らなかったと主張しても、それが事実だったとしても当局がそれを汲み取ることはない。
ヤクを手にしていた時点で、密売人やらと同じく死刑台に連行されるのだ。
得体の知れない物の運搬を頼まれても断るように。

また、少し荷物から目を離した瞬間に薬物を仕込まれ、いきなり警察が飛んできて拘束され、警察の傍らにはこちらを指差し「コイツが覚醒剤を持っているのを見ました!」と叫ぶ男が…というケースもある。
薬物所持者の検挙に協力する事で報酬を支払う地域などもある為、報酬目当てにでっち上げにかかる輩が後を絶たないのだ。
盗難対策も兼ねて、自分の荷物からは目を離さないようにし、カバンなどを開けたままにしないようにしよう。

このように、異国で麻薬密輸の罪を着せられる恐怖を描いた『ブロークダウン・パレス』という映画がある他、
アニメ『ストリートファイターII V』でも、タイに赴いたリュウが、空港で荷物に麻薬を押し込まれるというエピソードがある。

一方で、ドラッグによる密売で一攫千金や、服用により痩せる事で理想を目指す人間模様を描いた『レクイエム・フォー・ドリーム』という映画も有名。
当たり前だが薬物を肯定するどころか否定する凄まじい内容であり、人によっては間違いなくトラウマになる

医薬品としての用途

…とまあ、このような有害性・危険性ばかり強調されているが、医薬品としての真っ当な使い方ももちろん存在する。
現在ではヒロポンとして大日本住友製薬(大日本製薬の後身)のみが製造販売している。添付文書も存在するが検索は自己責任で。
ナルコレプシー(過眠症)やADHDの症状改善、麻酔や睡眠薬の急性中毒からの回復などがこれに当たる。
とはいえ、乱用や横流しが発生すると危険であることには変わりはなく、
  • メーカー~病院の流通から患者への投与まで厳密に記録される
  • 取り扱いが許される人間もごく少数(無論彼らもデータベースで逐一管理される)
であるなど、他の薬品とは別格の厳しい管理体制が敷かれている。
当然ではあるがれっきとした製薬会社が作っているので、路地裏で売人が薄汚れた地面に乱雑に並べている粗悪品などより遥かに質が良く安全性も保証されている。

ちなみに、同じくナルコレプシーやADHDの治療薬であるメチルフェニデート*13は作用が似ているものの成分は別物。これらを病気の治療で服用している人がいても決して覚醒剤を飲んでいるわけではないので誤解のないように。
いわゆる徐放剤と呼ばれる特殊な構造なので製造が難しく、薬価も高い。なのでこちらが乱用の対象になることはまずありえないだろうが…。
とはいえ、こちらも医師の指示を守らずに服用すれば同じく依存性があるので、こちらも処方時に厳格に管理されているのは同様。


◆名称

「警察に摘発される→覚醒剤だとバレないように名前を変えて改めて売る」というイタチごっこが繰り返されてきたためか、様々な俗称・隠語が存在する。
名称が変わろうとも、違法であることには変わりないので絶対に手を出してはいけない。
  • 覚醒剤
  • ヒロポン
  • スピード - 覚醒状態を疾走感に喩えたもの。
  • エス - 上記の「スピード」の頭文字。
  • シャブ - アンプルを振った時の水音、骨までしゃぶる、shave(削ぎ落す)の意など、様々な説がある。
  • アイス - 打った時の清涼感からか。
  • 冷たいの - 上記の「アイス」の隠語。
  • P - 打つときの注射器(ポンプ)の頭文字。
  • 小麦粉
  • 白い粉
  • 白い薬/白いクスリ
  • クリスタル・メス
  • エンジェル・ダスト


また、「覚せい(丶丶)剤」という表記も多い(当項目のタイトルもそれ)が、これは「醒」の字がかつて常用漢字でなかったことによるもの。
2010年に常用漢字に編入されたが、法律での表記は2020年まで統一されていなかった(上述した覚醒剤取締法も、それまでは「覚せい剤取締法」表記)。


最後にもう一度書く。

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最終更新:2025年02月23日 11:47

*1 本来は鎮痛薬を指す言葉であるが、転じて法律で規制される薬物全般に使用される。

*2 坂口安吾などが有名

*3 義務教育であれば転校せざるを得ない状況になることも。

*4 法律で公務員として採用してはいけないことになっている

*5 当然ながら、これは他の薬物が安全という意味ではなく、他のドラッグも手を出せば処罰されたり、悪影響を及ぼす可能性がある

*6 父親である組長の末期の病に伴い解散したが、薬物の売買を手がけていた組だった。

*7 ソファを8時間も拭き続ける中毒者を見たことがあるらしい。

*8 この「違法薬物を舐めて確かめる」という描写は、元々、舐めると特有の苦味がある阿片(アヘン)を調べるための方法だったという説がある。そのためか、キワミが舐めて正体を突き止めたのは阿片であった。尚、原作では道場の侍医に鑑定依頼を出している。

*9 酒・タバコ・カフェインを摂っていないのに気分が異様に高揚する場合、大体薬物と見て良い

*10 ※↑おそらく2010年代後半の警察24時で紹介されたのを筆者が確認したのだが、記事は検索しても見つけられなかった。出典求む。

*11 判例データベースURL https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=3786

*12 日本も「10年以下の懲役」と決して軽い物ではないが。

*13 こちらは「コンサータ」「リタリン」などの名前で処方される