絶望

登録日:2011/10/28(金) 20:18:32
更新日:2021/03/29 Mon 17:01:46
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絶望とは、希望など前向きな状態や可能性が断たれた際に起こる状態や感情である。


リアルでは高年齢であるほど絶望的な状況=打開する事が難しい状況や全く希望がない場合が多いが、世代における重要性に違いがあってもその世代だととても重要な事だったりするので一概に「こんなの[[絶望][でもなんでもねぇだろ」とは言えない。



また、今までの積み重ねや身から出た錆という言葉もあるように今までの自分の行いが現在の絶望に直結していることが多く、「全部自分のせいだろ」と言われたりもするが詐欺にあったり他人により絶望的状況にされることもあるのでこういう場合は一概に批判は出来ない。



以下、一例
  • テスト勉強をしなかった事により起こった悲惨な点数
  • 借金まみれ
  • 就職出来ず、ニート
  • 仮にできたとしても契約・派遣・バイト→ワーキングプア
  • 単位が足りない事による留年、又は除籍
  • 連帯保証人になった事による莫大な借金
  • 自分の子供じゃない
  • 詐欺にあう
  • FX敗北
  • オナニーを人に見られる
  • 一人きりのクリスマス&バレンタイン
  • ドンッ 0% 0% 0%
  • デロデロデロデロデロデーデン
  • 人生の八割がた
  • 大きい声で叫べば全て消化される
  • プラモ制作中、逆に嵌めたのを外そうとして…バキッ

等様々。あくまで人それぞれなので「俺はこんなの絶望じゃねぇしww」とかいう方もいると思うがその人にとっては笑えない状況だったりするのだ。



さて、上述は三次。
次は二次元における絶望について触れてみよう。


基本的には圧倒的且つ強大な敵によって味方サイドが敗色濃厚、もしくは敵の能力を攻略出来ない場合等敵側が圧倒的優位な場合は絶望的な状況であるといえる。



状況下の劇中のキャラクター達の不安や焦りは読者、視聴者側ドキドキハラハラさせる。


そしてその状況を打開する事で物語は最高に盛り上がるのである。


基本的にはラスボス等の最終局面において一番の絶望的状況がくる場合が多い。

最大の絶望を最高の希望へと変えてその勢いのままラストに流れ込めば作り手側も受けて側も清々しく、ひいては名作と呼ばれる可能性の高い作品が生まれるのである。
以下、絶望を与えてくれた、または関わりのある一例。


「私の戦闘力は530000です」
「変身をあと2回もオレは残している」
といった名台詞や、当時の悟空の全力の攻撃を余裕で耐える圧倒的な強さなど、数多くの絶望を見せつけた。
カリスマその1。

第一部第三部SBRで大暴れしたが特に第三部での暴れっぷりと真の能力が解明した時の絶望は強烈。
カリスマその2。

60%でこの強さかよ…

仲間達の記憶を消す事で孤立無援にさせる等最強でありながら策を張り巡らせた。

  • 地下労働施設送りの人達(カイジ)
三好等のクズの代表を筆頭に多額の借金を背負った者達。

激しい喜びはいらない、その代り深い絶望もない平穏な人生を求める殺人鬼。
しかし絶望することによる更なる能力を発揮するのは皮肉と言える。

「コロシアイ」と称されるデスゲームの主催者であるモノクマの目的は絶望
その正体は終盤で明らかになる。

絶望したっ!

絶望ラスボス…かと思ったら前座でした。かつて絶望を味わった人間の集大成。後に希望を持つ。絶望野郎。

老バーンでも完全復活バーンでも主人公達を戦意喪失状態にまで追い込み、絶望させた。

  • ルルタ=クーザンクーナ(戦う司書)
人類史上最強の人間。
神の力すら行使する世界の支配者。
世界を救った救世主にして世界を滅ぼす絶望の魔王。

絶望を受け入れ、流れるままに傍観と教唆を続けた真犯人。絶望を否定せず、それを力として希望の持ち手たる番長達を打ち砕こうとした。

Mass Effectシリーズの古代種族、プロセアン族最後の生き残り。
凄惨な戦いを乗り越えてきた過去を持ち、仲間が自暴自棄になりかけた際にも諦めず戦い続けるよう説いた。
「敵にとって"絶望"は奴らの最大の武器だ。奴らに使わせるな。」

ひいいいい!俺のペニスがぁ!ちんこがなくなっちまったあああああ

絶望せよおおおおおおおおおおおおおお!!

どうあがいても絶望
     ……絶望?

絶望を贈ろうか?」

  • 緋蜂
死 ぬ が よ い

絶 望 を 焚 べ よ 。

偶数巻(特に後半)が激鬱。

絶望がお前のゴールだ。

マルチバッドエンディング。


自分が好きなキャラが寝取られる。

  • Gilgamesh(アニメ)
ちょっとした希望もすぐに打ち砕かれるアニメ。
特に風子が出生から最期までダントツで不幸すぎる。

絶 望 君 !

ゼツボー的にかっけーじゃん!


等々。






さて、絶望の反対は希望である。
希望を生みだすのは


勇気である。


その強大な相手に対して勇気を見せる場面こそ、作品最大の見せ場であり、キャラクターが最も輝く瞬間なのではないだろうか。

「勇気」を持つポップバーンに対するラストシーンが良い例だと思われる。


勇者王が言うように勇気に不可能はないのだ。


まぁ、ウシジマくんの債務者状態のようになると話は別ですけどね。
それに勇気も使い方を誤るとそれは蛮勇という慎重さを欠いた無謀な自殺行為に繋がることがあるので注意。

太一が蛮勇と勇気を履き違えたことでアグモンを暗黒進化させ、自分のみならず仲間達の命まで危険に晒してしまったのが悪しき例と言えよう。

それ故に人間賛歌を謳った男爵も「勇気とはまず怖さを知ること、恐怖を我が物にすること」が重要と教えを説き、あの超一流A級スナイパーも「強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命を縮めるものだ」と称している。
立ち向かうばかりが勇気ではない。時には立ち止まったり、引き下がることもまた勇気である。

そして、その勇気を生み出すのに必要なのは


意思


である。


この場合の意思とは行動を起こすために必要な情動とされる気概…要はやる気である。
どんな絶望的な状況でも諦めず、意思を強く持つこと…やる気があればそれは困難に立ち向かうために行動する勇気へと繋がり、勇気から新たな望みとなる希望へと繋がるのである。


「他人に運命を左右されるとは、意思を譲ったということだ。意思無き者に文化無し。文化無くして俺は無し。俺を無くして俺じゃないのは当たり前!だから、俺はやるのだ!」


クーガーが語るように意思の無いもしくは弱い者に何かを成し遂げることはおろか何者にもなることはできないのである。


だからといってあまり意思が強すぎると超えてはならない一線を超えてしまったり、間違った行いをしていることを理解できているにも関わらず歯止めが効かなくなってしまったりするので程々で踏み止まるためにも自制心などを養うように…


最後にそうした強い意思を生み育むのに必要なものを紹介しよう。


それはこれまで示されてきた想いの原点ともいえるもの

即ち




である。


顔をしかめた人はちょっと待ってほしい。一見マイナスイメージを持たれがちで偏見が強い情動だが、食欲・睡眠欲・性欲の三大欲求を筆頭とした欲がなければ人は勿論どのような生物もその命を保ち続けることは出来ないので生命にとって必要不可欠なものである。


「欲望ある限り、何かが変わり、生まれる。今日という日を明日にすることさえ欲望だ」
「自分の欲を失くしちまったら、生きているとは言えない」
「赤ん坊は、生まれたときに『欲しい』と言って泣く。…生きるとは、欲することなんだ」


仮面ライダーOOOでもテーマの一つに取り上げられ、上述した欲望に関する多くの名言などが生まれたことから欲望について見直すことができた人もいるのではないだろうか?


「将軍と21のコアメダル」において欲望を己の哲学と信念に定めることで希望を抱いている鴻上は「欲望は世界を救う」ということをガラに対して啖呵を切ると共に証明してみせたシーンが良い例だろう。


欲望から意思、意思から勇気…そして勇気から希望へと全ての想いは繋がるのだ。彼の言うように欲望は時として世界を救うこともできるのだ。欲望が無さ過ぎたりもしくは頭ごなしに否定する者に真の意思や勇気…ましてや希望を生み出すことは決して出来ないであろう。


しかし、度が過ぎてのように欲望の奴隷となっては本末転倒なので注意しよう。事実彼は「過ぎた欲望は身を滅ぼす」という言葉を身を持って証明するハメになったのだから。彼の例は極端にしても欲望がマイナスイメージを持たれがちなのはそういう欲望の奴隷となって周囲に害を振りまく人々がそれだけ世の中に多いからであろう。そうならないためにはまず己の内面を省みることで欲望の在処を知ることでそれを飼い慣らすことが大切である。


???「約束する、俺がお前の最後の希望だ」


追記・修正はこの世に希望を抱く方にお願いします。

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最終更新:2021年03月29日 17:01