相楽左之助

登録日:2011/04/01 Fri 19:48:10
更新日:2021/05/05 Wed 09:54:07
所要時間:約 13 分で読めます




背中の悪一文字にかけて、俺は絶対に負けられねぇ!!


和月伸宏の漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の登場人物。
万延元年(1860年)2月生まれ。長野県出身。
初登場した時は19歳、剣心とは10歳近く歳が離れている。

CV:うえだゆうじ(幼少期:渕崎ゆり子)・関智一(集英社CDブック、幼少期:結城比呂) 演:青木崇高

【概要】

背中に「」と描かれた白い上着に
赤い鉢巻き、くわえた魚の骨がトレードマークの豪快な男。
ツンツンと逆立った頭髪から「トリ頭」と呼ばれることもあり
年齢・外見合わせて、剣心よりよほど「少年バトル漫画の主人公」っぽい雰囲気の持ち主。*1

荒事上等の職業柄着物は素肌の上から直にひっかけているだけで
前を閉じておらず下はズボンのような構造という
作務衣と甚平と道着を混ぜ合わせたような妙な作りをしており
手足と胴にはサラシを巻き、カンフーシューズのような靴を履いている。

プロフィール通り地方の出身ではあるが、語尾に「~でぇ」をつけたり
若い女性を「嬢ちゃん」と呼ぶなど性格や口調はどちらかというと
典型的な「いなせな江戸っ子」風である。
基本誰に対しても粗野で礼儀に欠けた言動を取り、デリカシーには無縁だが
その一方で弱者の心を酌んで動ける義侠心や優しさを持っている。

かなりの大食いで東京のある貧乏長屋に住んでいるが、よく神谷道場にたかりにくる。
牛鍋屋「赤べこ」にもたかっている為ツケはかなり溜まっており、
初登場時に至ってはツケどころかどさくさに紛れてしれっと食い逃げをかましていた。

元は後述の「喧嘩屋」で生計を立てていたが、廃業してからは名実共にプー太郎であり、これは作中地の文によるシリアスなキャラ紹介でも
はっきりと言われている。いわば公式ニート。
…ちなみにキネマ版では喧嘩屋は廃業しておらず、オチで観柳が持っていた大金を強奪した
(この後観柳は捕まったのだが、左之助はこの金について警察に何も言われなかったのだろうか…)
銀幕草紙変に至っては赤べこの用心棒に雇われる
結果、原作の左之助が一番生活力がないという事になってしまっている。

◆身体能力

長身痩躯・筋肉質ではあるが非常に細身な体格。
しかし自身の身長を軽く越す超重武器「斬馬刀」を軽々と振り回し
デコピン一発で大の男を後方に吹っ飛ばすほどの異常な怪力と、
眉間に寸鉄(先の尖った鉄製の暗器)を喰らっても微動だにしない打たれ強さを誇る(半分はやせ我慢にも見えるが)。
その生命力は負傷の治療を担当した恵曰く油虫(ゴキブリ)並み」。
ただし、刃物に対する耐久力は常人と大きく変わる物ではなく
刃傷を受けて戦線を離脱せざるを得ない事態にも度々遭っている。
幕末の修羅場を知る斎藤の目利きでは東京にいた段階では明らかに「弱い」と断じられており*2
事実確たる必殺技の「二重の極み」を会得するまでは
剣心組では間違いなくナンバー2の頼れる戦力ではあるが、ナンバー1の剣心とは
大きく実力に隔たりがある、という少々もどかしい力関係にあった。
メタ的にも派手な武器である斬馬刀がロストしてしまい*3
これといった名前付きの大技が無い東京編の左之助はゲーム等のメディア展開では
少し扱いが難しく、RPGなどでは修得するスキルにオリジナル技名が冠せられている。*4



◆斬馬刀

左之助の愛用していた、巨大な刀剣。
敵将を馬ごと斬る目的で作られた剣で、彼曰く「応仁の乱」(室町時代)の頃の骨董品。
ただし骨董品かつ手入れをしてない故に切れ味は最悪で、左之助はその重さとリーチを生かした打撃武器として使用していた。加減なんか無理だろ…絶対死人出してる
しかしアニメ版初代OPでは、周囲の木を斬り倒す切れ味の良さを披露している。

作中では刀というより長い柄を持った両刃の大剣染みた代物で
「ベルセルク」ドラゴンころし「FFⅦ」バスターソードに近いビジュアル。
だが、現実の斬馬刀は無駄に刀身が長いだけで、基本的には日本刀と形態は一緒である。

喧嘩屋時代、剣心との闘いに使用したが折られてしまい、以降左之助の闘いのスタイルはほぼ素手での徒手格闘オンリーとなった。

「人誅編」で雪代縁の一派との闘いに、無理矢理(かすがい)
打ち込んで修復された状態で再登場。
アームストロング砲の弾を打ち返すというムチャをしたせいで一発でへし折れ、直後に番神の手甲を破壊する為に叩きつけた衝撃で完全に粉砕されるが、
自身の通称にもなっていたこの剣に左之助はかなり愛着を持っていたらしく、破壊された際には心中でこの剣に詫び、番神の手甲が砕けなかった事に対し
(斬馬刀を)「無駄死にさせてしまった」と激昂している。

京都輪廻で葛藤モードでいきなり取り出すだけならまだしも、再閃ではデフォが斬左だった事にはプレイヤー一同絶句した。

後、実写映画では登場できたものの、キネマ版でも銀幕草紙変でもリストラを喰らっている。
実写版では、原作を尊重しつつも割と現実に近いデザインとなっている。
…が、やはり重すぎる上にアクションが単調になりやすい事情からか、割と早い段階で手放す事が多い。

二重の極み

彼の代名詞でもある必殺技。
刹那の瞬間(1/75秒)に打撃を二回連続で打ち込むことで
二撃目の衝撃が物質の硬度に関わらず完全に伝わり、あらゆる物質を粉砕するという技。
幼き日にマネしてやってみた人も多いのでは?衝撃うんぬんの理屈が分からないのは仕様です。
詳細は空想科学読本7を読んでね!

「京都編」の道中で偶然出会った悠久山 安慈に教わった。
安慈はこの技を教える際、左之助に「一月で身に付けねば死んでもらう」と言ったが、左之助は「一週間で覚える」と言い、
苦悩したものの、最終夜に会った相楽隊長の霊に助けられ、見事に身に付けてみせた。
これには安慈も驚き、「大した男だ」「最初はただのヒヨッ子だったのが今では巣立つ若鳥のようだ」と褒めた。

尚あくまで物質に100%の衝撃を伝達させるための技術であるため大前提として
・100%伝わることで物質を破壊しうるだけの威力
・それだけの威力を出す際にかかる負荷を耐えるだけの強固な肉体
の二つを満たしていなければろくに有効活用できず、身体を壊すだけである。
ゆえに痩せすぎの左之助にとってはかなり肉体にも負担がかかる技であり、京都編で拳を故障した後は医者である恵からもドクターストップをかけられていた。*5
しかしそれでも左之助は二重の極みを使わざるを得ない状況に幾度も追い込まれ、恵に呆れられていた。

人誅編にて、右手だけでなく左手も使うアレンジが加わる。以前のように連発することはできなくなったものの、
右手に掛かる負担を半分以下に抑えることが可能になった。

キネマ版ではなんと剣心との初対決でいきなり使用。それどころか左手でも出せる(連ね撃ちの際に左手だけで使っている描写がある)。
明らかに原作より強くなってねーか…


・三重の極み

志々雄のアジトで安慈と戦った際に即興で生み出した、二重の極みの発展技。
拳を握った状態から、さらに一気に五指を開くことにより、三度目の衝撃を与える。
この技により安慈を倒した後の、左之助のかっこよさは異常。

「和尚さんの血に濡れて…痛い痛いって泣いてるじゃねえか…」

【劇中の活躍】

◆過去

元は苗字を名乗る事も許されない貧農の生まれで、少年時、新政府により結成された「赤報隊」に憧れ、家出して入隊、親友の月岡克浩(後の津南)と共に、準隊士となる。
「相楽」姓はこの時、尊敬する赤報隊隊長の「相楽」総三にあやかったもの。
総三からは「変な名前になるから止せ」と苦笑半分で窘められていた。

…しかし、赤報隊は政府の掌返しにより「偽官軍」の汚名を着せられ*6、敬愛していた総三は斬首刑にされて、左之助は彼の晒し首を目の当たりにする。(アニメ版では左之助の目の前で部下共々政府軍に銃殺される形になっている。)
この事件を機に、左之助は身勝手な大義の為に自分たちを切り捨てた明治政府と維新志士を激しく憎悪するようになり、
現在は陽気で鷹揚な雰囲気の彼も過去を引きずっていた「斬左」時代は常にギラギラした雰囲気で
つるんでいたチンピラたちの間では一目置かれてはいたが同時に恐れられてもいた。

また、自由民権を掲げながらただ暴れるだけのチンピラのような
口先だけの「偽善者」も嫌悪しており、権力者やインテリに対する心のバリアは今も厚い。

緋村剣心と会うまでは、巨大な斬馬刀を手に「斬馬刀の左之助」通称斬左(ざんざ)として、裏社会における暴力沙汰の助っ人=「喧嘩屋」をしていた。*7

◆現代

神谷道場を巡る争いで剣心を逆恨みする小悪党・比留間兄弟
伝説の剣客「人斬り抜刀斎」こと剣心との喧嘩を依頼され、維新志士を憎む左之助は比留間の都合はさておき、一身上の怨みから「最強と謳われた維新志士をこの手でブッ倒してえ」という欲求に駆られ
剣心に挑戦する。*8
しかし、その実力差は圧倒的であり*9、加えて剣心の信念を戦いを通して知ったことで彼と和解。
「口先だけの連中と違うかじっくり確かめる」為付き合いをはじめ、剣心の最も信頼する「友人」となる。
この戦いで斬馬刀は真っ二つにされ、喧嘩屋も廃業した。

後に剣心は、かつて幕末で「抜刀斎」として死線を共にした戦友や同志は数多くあれど、純然と「剣心」として気兼ねない友情を結んだ相手は左之助がはじめてと語っており、
北海道編では唯一人「友」と呼べる男であるとも言っている。なので蒼紫とかは仲間ではあっても友人ではないらしい。剣心からは「左之」の愛称で呼ばれることが多い。

京都編からはやたらと馬鹿呼ばわりされているが
これは冷静な知性派である他のキャラ(斎藤とか)を立てるために、
あえて集団の中で若く血気盛んな左之助がピエロ役を振られるというメタ的な都合による部分が大きく、頭は普通に切れる。
喧嘩屋時代は戦う相手の事を調べつくした上で戦い方を考察していたりと用意周到な一面もあり、
決して教養があるわけでは無いが地頭が高いところを要所要所で見せている。*10

津南にテロ活動の同志として誘われた時も、
「東京でテロを起こせば各地の不平士族も立ち上がって明治政府は潰れる」という考えを
「その程度じゃ明治政府は揺るがない」と否定し、
後に具体的なビジョンを立てて改めて不可能という結論を出している等、大局的な視点も備えていることがわかる。

雷十太の真古流の理論についても、頭から否定する薫とは違い、「無茶苦茶な事を言っているが、一理はある」
能や歌舞伎の例と比較する事である程度の理解は示している。*11

しかしその一方で細かいことですったもんだするのが嫌いな若者なので
★故郷の信州(長野)から東京まで走って戻る
★京都に向かう際適当な打算で近道しようとして山中深くに迷い込む
★自分の体力などを顧みない行動をしてブッ倒れる
…など、無鉄砲というか考えが浅い所も確かにある。
気付かうべき他の対象がいない独りの時は無茶な近道に踏み切る傾向が強い。

情には篤いが、それに絆されて道を誤ることはなく、
剣心が戦意喪失して廃人同然になってしまった時はきっぱりと縁を切って違う道に進んでいるほか、
旧友の津南のテロ活動にも途中までは手を貸したが「あいつは現実が見えていない」という理由から溜まったものを吐き出させたところでその凶行を止めている。*12

アニメ版ではひらがなしか書けなかったが、原作でどうだったのかは不明。
少なくとも、剣心の悪筆を指摘する程度には書道の心得はあったと思われる。
キネマ版では(主に剣心との対決時に)アホの子発言しまくっていたが、洞察力の深さもちゃんと描写されていた。

なお、アニメのオリジナル回では剣心組が陸蒸気(蒸気機関車)に乗るに際し
汽車の走る原理を理解できずに「蒸気っつったら湯気じゃねェか!!」と目ん玉をひん剥いた迫真の主張で薫を圧倒したり
写真を「魂を抜く悪魔の機械」と拒絶しまくり記念撮影の時にガチガチに固まるなど
科学文明の利器に対する抵抗がかなり強い人物に描かれていた。
好奇心が強く新しい物好きな側面のある薫や、維新志士側で割とそういった
舶来の技術知識には理解のある剣心とは対照的である。
しかしそのアニメシリーズにおいても、劇場版では陸蒸気にはしゃぎまくっており、設定が一定していない。
更に原作漫画版の続編「北海道編」では、「魂を抜かれる」という迷信があることを理解したうえで写真に写るのを避けようとする剣心に対して、「意外と昔の人だねぇ」と内心でツッコんでいる。






◆世界に羽ばたいた『惡一文字』

原作ラストである事情により故郷に戻り、故郷と家族を救う為に悪徳政治家を叩きのめして敵に回した為、指名手配されてしまう。
仲間に迷惑をかけまいと、また兼ねてより日本という国に「狭さ」を感じていた左之助は、剣心らと別れて遥か海の彼方へと旅立っていった。
弥彦はこのとき、振り返らずに行く左之助の背中を見て「いつか必ず追いついてやる」と決意を固めた。
後に弥彦は左之助に習い、服の背に小さいながらも『惡』の一文字を描いている。

後日談「春に桜」では、世界各国を渡った後、モンゴルで馬賊をしている。
「もうすぐ日本に帰るから美味い飯を用意してくれ」と剣心らに手紙を出した。
この時の左之助はむさ…ワイルドな無精髭を生やしている。でも、トレードマークの魚の骨は相変わらずだった。

◆北海道編

その後、北海道編にて遂に帰還したところで諸事情で北海道編自体が休載してしまうという何とも間の悪い事に
「春に桜」の時よりもさらに髭が伸びまくっており、剣心ですら当人が名乗るまで左之助だと気づかなかったが、後で髭を綺麗に剃り落としてかつての容姿に戻っている。
まさか赤空も逆刃刀を髭剃り代わりに使うヤツが現れるなど夢にも思わなかったに違いない
なんと東京に戻るために横浜港へ上陸したはずが何故か函館港に到着。
横浜と思い込んだまま三日三晩彷徨い、一度港に戻って不貞寝していたところ、
偶然別件で函館を訪れていた剣心一行と闇乃武残党の小競り合いに救援に入り、
そのまま剣心の要請に二つ返事で応えて一向に合流することになった。

その後は新たな強敵、劍客兵器との闘いに向け、斎藤が招集した十本刀残党とも再会。
安慈和尚とは互いの再会と息災を喜び合い、味方として絶大な信頼を寄せている。





【左之語録】


「夢を語る時は胸張って高笑いしながらいうもんだぜ」

「同じじゃねェかよ、本当の新時代を夢に描いて戦った相楽隊長とこいつは同じじゃねェかよ
そして今なお戦い続けている、俺は絶望しあきらめちまって喧嘩に興じるコトで忘れようとばかりしていたってのに…
すんません相楽隊長、俺はこの男に完全に負けちまいましたよ」

「いいぜ命懸けてやらぁどの道チンタラ修行する時間はねェんだ
ひと月なんざいらねェ!一週間でこの“二重の極み”極めてやらぁ」

「俺はもうあの十年前の悔しい想いを繰り返したくない
そして誰にも二度と繰り返させはしない
だから俺は今こそ強くならなきゃならねェ
すべての理不尽な暴力を打ち叩ける力をこの手にして…!」
「夢でも幻でも亡霊でも…一目会えて…嬉しかったです」

「帰る場所のある奴が帰る覚悟なしに闘うんじゃねえ!
守るなら最後まで守り通す覚悟で闘え!!
自分がブチ壊れるまで「守って闘え」よ
そしたらそン時 後のコトは俺が引き受けてやる」

「別に今生の別れって訳じゃねェ。誰とだって会おうと思えばいつでも会える」


「行くぜ!」
「ああ!」


【実写版】

実写版キャストは『龍馬伝』で後藤象二郎役を演じた青木崇高氏。
基本シリアス一辺倒な映画における、数少ない癒し要員として存在感を見せる。
斬馬刀は実写版では折れておらず、剣心との対決以降も武田邸殴り込みの際にこれでもかと振り回しまくった。
敵と一緒に蹴り飛ばされて途中でフェードアウトするけど。
そして邸内では戌亥番神と喧嘩対決をするが、途中でのやり取りは必見。
左之「待て!待て!!」
戌亥「何待つんだよ?」
左之「コレ(ローストチキン)おめーも食うかうめーぞ」
戌亥「俺は菜食主義者だ…可哀想に」
左之「コレ(ワイン)はどーだ?」
戌亥「くれ」
…戦闘中である。

続編である『京都大火編』でももちろん登場。
剣心に置いていかれて苛立っていた所、入れ違いで現れた蒼紫に喧嘩を吹っ掛けるも逆に手酷くボッコボコにされる。
しかしすぐに復活、その足で京都へ向かい京都大火の真っ最中到着、志々雄一派相手に派手な喧嘩を繰り広げる。
なお斬馬刀はまたしても敵ごと殴り飛ばされ、今度は京都の川底に沈められる。

続く『伝説の最期編』では十本刀の一人安慈と対戦、とある奇策によって勝利する。
その後は志々雄と戦う剣心に合流、映像表現と尺の都合二重の極みこそ使わなかったが、その無尽蔵の体力で何度も立ち上がり志々雄を的確に妨害し続けた。
ちなみに斬馬刀はいつの間にやら回収され処刑場まで担いでいったが、使う前にその辺にぶん投げられた。*13


【余談】

父・上下ェ門(かみしもえもん)
母・菜々芽(ななめ)
妹・右喜(うき)
弟・央太(おうた)
から分かるように家族の名前がそれぞれ方向に関するものになっている。
他の家族(大根農家)は相楽ではなく、明治以降得た「東谷」姓。母は央太が生まれた後に他界。
右喜はお兄ちゃん子だったが、左之が家出した寂しさから新しい兄弟の央太に依存するようになる。
お互いに印象が大きく変わった為、右喜は久々の再会にも最後まで左之助が兄と気付かなかった。
央太に至っては左之と面識さえ無かったが、その強さに憧れ、「惡」一文字を背負うようになった。後に神谷活心流に入門する。

名前の由来及びモデルは新選組十番隊組長・原田左之助であり、
作中の新撰組イメージ図の原田は兄弟じゃないかってくらい左之に似ている。
ただしこの作品で新撰組がモデルになっているキャラは他にも多数おり
どれもお遊びの域を出ないネタであるため斎藤など当人との面識のある人物が
そうしたキャラクター(左之以外なら瀬田宗次郎とか)と顔を合わせても
似てる云々と言った方向の話はしない。

本編のその後で左之が大陸に渡って馬賊になったのはまんま原田左之助の伝承から来ている。

ニコニコ動画等に於いて「フタエノキワミ、アッー!!」「うんっ♪ゴブリンバット!ふぁ~w」等の空耳で知られる。

「キワミ検証シリーズ」では 主役 として多くの人間の心を鷲掴みにしたが、原作ファン等、好まない方もいらっしゃいます。
あまり関係ない場所でその手の発言等を多用すると、キワミ厨と呼ばれ、嫌悪される原因となります。気をつけましょう。
なお、当の和月氏本人は爆笑していた模様。

余談だが、ファンから名前を間違えられやすい人物。
佐之助や左ノ助、果ては「佐助」等と呼ばれ、作者が「忍者じゃないんだから」とツッコミを入れるほどである。

ちなみに「赤報隊」の悲劇は当時の研究に基づく史実を基にしているが、最近の研究では討たれた理由として
「相楽総三は幕府を戦わせるために江戸でテロ行為を行うように新政府勢に
利用されていた(ゆえにその裏工作を消す口封じとして討伐された)」
というあんまりな仮説もある。
この場合相楽総三の行動は、皮肉な事に左之助の嫌う「偽善者」と然程変わらなかった可能性がある(明治政府を恨む理由は増したろうが)。


冥殿の*が血に濡れて…痛い痛い…追記・修正しろって泣いてるじゃねえか…

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最終更新:2021年05月05日 09:54

*1 キャラデザのモチーフは作者の師匠にあたる小畑健氏の作品「魔神冒険譚ランプ・ランプ」の主人公を和式にアレンジしたラクガキとのこと。

*2 それでも初戦では「(幕末の京都では到底通用しないが)いい腕をしている」と評価している。

*3 式尉からは「斬馬刀のない左之助はたかが知れてる」と言われたことも。

*4 尤も、RPGについては薫や弥彦も殆どの技がオリジナル技なので左之助だけオリジナル技ばかりというわけではないのだが。

*5 一撃必殺の手段ゆえ制限をかけなければならないという都合もあり、このことからも二重の極み習得後の左之助は剣心と並んでバトル漫画のコマとしてはかなり扱いづらい部類に入るという分析もある。

*6 史実では相楽が「年貢半減」等「民衆にとってはうれしいが、戦争で財政難な新政府としてはやりたくない事」を勝手に触れ回って民の支援を受けようとしたのが原因とされる。

*7 基本依頼を受けて相手を潰す、という形式を取っており、左之助はこれを「買い」と呼んでいた。

*8 過去に直に会ったことはなく、剣心も赤報隊の一件には無関係なのでこれは八つ当たりに過ぎないということはもとより双方が理解していた。しかし、左之助の中の蟠りを祓う意味で剣心はあえて彼の挑戦を受けて立った。

*9 真剣勝負なら打たれ強さで粘るまでもなく左之助は剣心に何度も斬殺されていた。

*10 斎藤が初登場した回では薬売りに化けていた彼の竹刀ダコを見て薬売りではないと一目で看破しており、当の斎藤からも「なかなか鋭い男」と評されている。

*11 これもメタ的な事情だが、東京編では剣心組でそうした薀蓄を述べることのできる人物が彼しかいない、というのも大きい。

*12 アニメ版では大きく展開が変わり、剣心と直接対決に至っている。

*13 まぁ、煉獄まで斬馬刀を持って行ったら、下手したら煉獄と共に海の底に沈んでたかもしれないので、妥当ではある。