登録日:2023/12/17 Sun 19:52:20
更新日:2025/04/01 Tue 09:03:24
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ポーラマンとは、漫画『
キン肉マン』に登場するキャラクター。
◆プロフィール
◆概要
2012年~2018年まで、週プレNEWSにてWEB連載されたシリーズに登場。
完璧・無量大数軍の第二陣として登場した、
『完力』の異名を持つ完璧超人。
名前の通りの白熊超人。ムササビのように広げてパラシュートのように使うこともできる白熊の毛皮を羽織っている。
異名の通り、無量大数軍の中でもかなりの巨体で圧倒的な怪力と超人強度を誇る。
また力任せの戦法だけでなく俊敏さもあり、関節技も使いこなす。
口癖は「パキャパキャ」「バキャバキャ」「ボッフォボッフォ」等。
無量大数軍の中でも古株のようで、
ネメシスとの付き合いも長い様子。
ネメシスからは「盟友」とも呼ばれ、敗北後の介錯をする時も別れを惜しまれていたことから、無量大数軍の中でも高く評価されているようだ。
無量大数軍として負けるまで戦い続ける宿命を重荷に感じていたのか、敗北した時はどこか安堵したような反応を見せた。
この時に敵である自分をも救おうとしたウォーズマンのことを「お前は機械野郎なんかじゃなかったようだな」と認める言葉を遺した。
◆劇中での活躍
ピラミッドの最上階に陣取り、ウォーズマンと対決。
ウォーズマンを格下と見なし、圧倒的な力でベアークローの爪を一本のみを残して機能停止に追い込むが
機能停止したにもかかわらずカウントが取られないのは勿論、試合終了も宣言されない事に文句を言っている間にウォーズマンは皆の声援で復活。
信じてみたいと思わせるような出会いが育んだ友情パワーを発揮し、
過去の未熟さとトラウマを克服し精神的にも成長したウォーズマンの
「パロ・スペシャル・ジ・エンド」によって敗れ去った。
不正は無かったと信じたい。
むしろこの対抗戦にカウントの概念があったのかと読者も驚いたとか…。
試合に敗れたポーラマンは、自害できないほどのダメージを負っていたためにネメシスの介錯を受ける。
この際にウォーズマンの実力を認める発言をし、僅かながらも彼との心の交流を見せたが、完璧超人らしさを貫き潔く散って行った。
死後に
プラネットマンの人面プラネットで呼び出され、
グリムリパーの正体を知る。
他の無量大数軍が事情を呑み込む前に人面を破壊されていく中、グリムリパーが武道と並び無量大数軍最古参であることを述懐して納得を見せる。
その言葉はあまりにも核心に近づいていたために彼の面も潰され、最後に残ったターボメンはプラネットマンからも問い質して
信じ難い真相に辿り着いている。
◆技
相手を左肩に担ぎ上げて大きくジャンプし、
空中で相手と背中合わせとなり両腕で相手の頭を、両足で相手の両足をクラッチした状態で落下する。
マッキンリー颪の完全版で回転しつつ相手を押し潰すような形で落下する。
両手の鋭い爪で攻撃する。しかもウォーズマンのベア・クローを上回っているため、劇中ではベア・クローをへし折ったり、ウォーズマンのスクリュードライバーを止めた。しかし白熊超人のため、ウォーズマンのクロー・ウォールで防がれた際には痛がっており、むしろ痛覚がある様子。
相手の四肢を自分の四肢で封じ背中に爪を突き刺した状態で固める。
ネメシスとのツープラトン技。
これはお互い背中合わせの状態で相手超人2人の脚を片方ずつ持ってキン肉バスターを発動するもの。
ただし、作中では彼らがタッグを組む機会はなく、
ピークア・ブーの処刑を妨害する手負いのザ・マシンガンズに対して使われたのみであり、
それも
バッファローマンと
スプリングマン「ディアボロス」の
「スプリング・バズーカ」による妨害で不発に終わった。
相手のマスクにポーラネイルで刺すことで、相手の仮面を剥がす。
◆余談
- 旧アニメでは「ホワイトベアマン」なるポーラマンに先んじた白熊の超人が登場している(原作未登場)。
- 2024年のアニメ版『完璧超人始祖編』におけるキャストは第二陣ということもあって当初公表されていなかったが、第2話のEDのクレジットにおいて松山鷹志氏の名前が表記されサプライズ的に判明した。
- マンモスマンとは「極寒の地に生きる大型の猛獣をモチーフとしている」「毛皮を被ったような外見」「パワーファイターの巨漢」といった点で共通しており、何よりウォーズマンと対峙したことから旧作の王位争奪編では公式戦として描かれなかった「ウォーズマンVSマンモスマン」へのセルフオマージュという見解を持つ読者もいる。
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- ポーラマンとターボマンは始祖でない無量大数軍の中ではネメシスの次に強い感じ -- 名無しさん (2023-12-17 20:43:36)
- 六鎗客レベルには強いかな -- 名無しさん (2023-12-17 23:17:13)
- 超人強度もさることながらコスチュームのデザインとウォーズマンとの対戦カードを見るに結構マンモスマンを意識した造形に思える。あわよくばマンモスかバッファローマンと闘わせてみたい -- 名無しさん (2023-12-18 14:27:11)
- ガンマンもそうだけど滅茶苦茶な強さで大暴れして「どうすんだよこいつ……」って思わせておきながら最期はしんみりとした感じで逝くのが心に来る -- 名無しさん (2023-12-19 08:37:01)
- 中の人はやっぱり白熊寛嗣? -- 名無しさん (2024-07-14 01:00:14)
- まだ正体を明かしていないのに、エンディングでバラされてて草。↑松山鷹志氏らしいよ -- 名無しさん (2024-07-22 03:43:58)
- ↑へー意外。始祖役でも合ってそうなだけに -- 名無しさん (2024-07-22 15:30:05)
- 完璧無量大数軍編と完璧超人始祖編で呼び名を分けても良かったんじゃないかという声もたまにあるが、そうするとラスボスはネメシスではなくコイツということになるのが何か微妙な気がする。 -- 名無しさん (2024-07-27 18:28:17)
- 分けると言うか「完璧超人編」で良かったと思うんだよな。無量大数軍は無量大数軍としての誇りを持って戦いに臨んだはずだし、始祖の話も完璧超人という広い括りの在り方に関わるものだし -- 名無しさん (2024-07-27 20:12:28)
- あとはネメシスとキン肉王家の因縁も「無量大数軍」や「始祖」ではなく「完璧超人」に因んだものだと思うし、そういう意味でもあの章は完璧超人そのものを題材にした話だと思うんだよな -- 名無しさん (2024-07-27 20:18:16)
- 他の無量大数軍が対戦相手より格上として描かれつつもなんだかんだ地力の範疇で倒されたことを考えると、ボワァしないと対抗できないポーラマンってやっぱ強かったんだな -- 名無しさん (2024-08-03 12:28:12)
- ウォーズマンと激闘を繰り広げ最期にしんみり別れたのにグリムに顔面砕かれるシーンがあんまりだ。 -- 名無しさん (2024-08-04 11:15:05)
- 不老不死も良いものばかりじゃない。永遠に生き続けなきゃならないってのも、ある意味拷問だよな。 -- 名無しさん (2025-01-15 21:25:31)
- 完璧超人始祖編というタイトルは「半端な所で終わりません。あの話まできちんとやります」というアニメ制作陣の宣言だと思ってる -- 名無しさん (2025-04-01 09:03:24)
最終更新:2025年04月01日 09:03