登録日:2024/06/15 Sat 01:40:50
更新日:2025/06/07 Sat 14:44:42
所要時間:約 4 分で読めますよ。
ボク… いつもみんなからよわむしっていわれているんですけど…
もしゴンババをたおすことができたらおとうさんのようにつよくなれる気がするんです
ノコタロウとは2004年に任天堂にて発売された『
ペーパーマリオRPG』に登場するキャラクターである。
概要
ステージ1のドラドラ平原の近くにあるハナハナ村に住む
ノコノコで、本作にて2番目に
マリオの仲間になる。ゴンババ城へ行くために必要な太陽のカギと月のカギを手に入れ城へと向かうマリオと
クリスチーヌの元に現れ、自分を
ゴンババ退治に連れて行くよう頼み仲間に加わった。
フィールドではコウラにこもって突進して遠くのスイッチを押したり敵に先制攻撃を仕掛けることができたりと前作『
マリオストーリー』のカメキに当たるポジションでもあるが、
この他にもボタンを押し続けることでノコタロウをその場にとどまらせ、そのまま後ろに突進する「ホールド」が使える。
その後、マリオたちの協力もあって見事ゴンババを倒すことに成功。
更に10年前にゴンババに食われて死んでいたと思われていた父親とも再会できた。
ステージ1クリア後もそのまま
マリオの仲間になり、スターストーン探しの旅に加わった。
なお、エンディングにて
将来の夢はハナハナ村の村長になることだとクリスチーヌから明かされている。
容姿と性格
水色のジャンパーと青いズボン、白い靴と鼻に
絆創膏を貼った緑コウラのノコノコで、普段は片目が半開きになっている。
一人称は「ボク」で基本敬語を使って話す。
気弱な性格だが危険を承知で自分を連れて行くようマリオにお願いしたり、断られても折れずにマリオの気が変わるのを待ち続けたりと勇気と意志はそれなりに強く、彼のことを頼りなく思っていたクリスチーヌも見直していた。
というかノコタロウを仲間にしないとゴンババ城へ行く仕掛けを作動出来ないのでイジワルせずにちゃんと連れて行ってあげよう。
後述の通り、ノコリンというガールフレンドがいるのだが、旅の途中で度々出会う女泥棒
チュチュリーナに惚れるなど、意外と惚れっぽい部分もある。
リア充爆発しろ
ステータスと技
ランク |
初期ランク |
スーパーランク |
ウルトラランク |
HP |
10 |
15 |
25 |
コウラにこもって攻撃する技がほとんどのため、トゲや炎の属性の敵に対しても難なく攻撃することが出来る。また、全体攻撃も他の仲間と比べて消費FPが少ないため、敵が多い時には非常に有利に戦える。さらに、デフォルトで防御力を1持っている。
加えて、フィールドではシンプルに射程と弾速に優れる攻撃を出せるため、敵から先制を取りやすいという長所もある。上述のようにトゲや炎の属性の敵にも強いので、先制攻撃したはずがかえってダメージを受けるという心配もない。
リメイク版では必要BPが0になった「ヤッツケアタック」で弱い敵を蹴散らすもよし、先制でとりあえず一発ぶつかってもらった後「スバヤクカワール」の力で即他の仲間にバトンタッチしてもらうという当て逃げみたいな運用もアリ。
だがその一方で空中の敵には一切攻撃できない点と、空中もしくは地震系の攻撃を喰らうと敵キャラとして登場するノコノコ同様ひっくり返って防御力が0になり行動できなくなってしまう点が短所に上げられる。ガードに成功すればひっくり返ることはないため、転倒する攻撃はしっかりとガードしよう。
また、ランクアップによるHPの伸びも仲間の中で最低であり、防御力貫通の攻撃を持つ敵が多い終盤辺りではかなりキツイ。
コウラアタック
消費FP:0
アクションコマンド:スティックを左に倒し、左から右へ流れる縦線が中央の☆に重なったら離す
初期から覚えている技。
コウラにこもって前列(一番左)にいる地上の敵に体当たりする。
シュビビンコウラ
消費FP:3
アクションコマンド:スティックを左に倒し、ゲージが一番右の☆までついたら離す
初期から覚えている技。
コウラにこもって地上の全ての敵に体当たりする。
地上の敵にしか当たらないが、消費FPが少なく気軽に使える全体攻撃。
この手の低コスト技の例に漏れず「フラワーセツヤク」系との相性は良く、「フラワーセツヤクP」2個装備しての消費FP1シュビビンコウラ連発は強力の一言。
コウラのまもり
消費FP:4
アクションコマンド:「OK」と書かれた矢印が中央に来たらAボタンを押す
スーパーランクになると覚える技。
巨大なコウラをマリオに被せて、彼を敵に攻撃から守る。
コウラの耐久力はアクションコマンド時に矢印が中央に近いほど高くなる。
またコウラはどれだけダメージを受けても攻撃が終わるまでは残るため、単独で登場して1ターン中に連続攻撃をしてくるタイプのボス相手には特に有効。
つらぬきコウラ
消費FP:6
アクションコマンド:左スティックを何度も左に倒す
ウルトラランクになると覚える技。
シュビビンコウラの強化版で、コウラにこもって地上の全ての敵に防御力を無視した体当たりをくらわす。
地上限定といえど貫通属性の全体攻撃というのは貴重であり、ワンワン系やトゲダルマー系などに強い。
関係人物
ノコキチ
ノコタロウ これだけはわすれるな お前はわたしのむすこで… わたしはお前のおとうさんなのだっ!
ノコタロウの父親。
ノコタロウとは対照的に陽気で能天気な性格で常にニコニコしている。青いコウラと靴を履いており、ノコタロウと違って衣類は着ていない。
10年前ゴンババ退治に向かい、あと一歩のところまで追い詰めたがゴンババの誘惑に騙され(リメイク版ではゴンババの足の臭いに怯んだ隙をつかれて)食べられてしまった。
そのまま死亡したかと思われていたがコウラに閉じこもってゴンババの腹の中で10年間過ごしており、ノコタロウがゴンババを倒したことで腹の中から飛び出てきた。
10年間ゴンババの腹の中にいたためなのかそれかもしくは加齢臭なのかノコリン曰くちょっと臭いらしい。
その後、ノコタロウを上記の当たり前すぎる言葉で送りだした。
ノコリン
よわむしでもなきむしでもいじけむしでもいいじゃない カメむしだってあたしは平気よ
ノコタロウのガールフレンドでピンクの袖とズボン、白い靴を履いた
ポニーテールのノコノコ。
こちらもノコタロウとは対照的に強気ではっきりと言う性格。
ノコタロウがゴンババ退治へ行く際に彼を引き留めようとした。それでも行こうとするノコタロウに一度は幻滅してしまうが、ノコタロウの意志を理解し彼を応援した。
その後、旅に出るノコタロウに一人前になることを願いつつ見送った。
なおアートワークによると当初髪型はポニーテールではなく
ツインテールだった模様。
余談
ノコタロウ含め本作の緑ノコノコは全員が味方として登場するためか、敵として出るノコノコはグラサンに腕輪を付けて差別化している。
リメイク版ではHP0の仲間がいるときに一部のスペシャル技を使うと、倒れた仲間はブラックヘイホーに運ばれて舞台袖に連れていかれる。
ノコタロウの場合は、単に転ばされている状態でも連れていかれる。
スーパーマリオくんではマリオに付いていく主要キャラに選ばれる。
原作の気弱さはかなり鳴りを潜め、物凄いボケキャラクターに変化。
時にはマリオをツッコミに回したり一緒にボケたりと活躍シーンは多い。
ただ戦闘面はあまりいいとこ無しで基本はやられ役。
原作と違う点として、コウラのまもりは自分の甲羅を使っていた。
闘技場ではガンスに
「アンモニア・カメキ」というリングネームを貰った。
ちなみに
着太り。
そうですか… でもボクはあきらめません もうあきらめないってきめたから…
だからもし… ウィキこもりさんの気がかわったらボクのこうもくをついき・しゅうせいしてください
それまでボクはここでコウラをみがいてあたらしいこうもくさくせいのじゅんびをしておきます
- 100階ダンジョンじゃお世話になりました。 -- 名無しさん (2024-06-15 05:23:21)
- マリオくんだと確かにアホすぎた記憶がある。彼だけじゃなくてバレルも結構アホだったよね -- 名無しさん (2024-06-15 10:01:53)
- ↑バレルはレギュラー西川の気絶するネタやってたイメージ -- 名無しさん (2024-06-15 14:04:25)
- マホマホーンにつらぬきコウラが通るのが強いんだわ -- 名無しさん (2024-06-15 15:37:37)
- ジャンパーの上からコウラを背負ってるように見えるけど、攻撃時はコウラの腹部も現れる不思議 -- 名無しさん (2024-06-15 18:28:30)
- シュビビンコウラ以外の仲間全体攻撃はおおむね高コストなんで終盤でも割としょっちゅうぶっ放すことが多い -- 名無しさん (2024-06-16 19:48:36)
- フラワーセツヤクP2個付けの脅威のFP1シュビビンが圧倒的利便性 -- 名無しさん (2024-06-18 15:39:29)
- コウラのまもりもなかなかトチ狂った性能してるし、なんというか『痒いところに手が届く』よなって…… -- 名無しさん (2024-06-18 19:19:08)
- オリジナル版だと攻撃技のアクロバットが「二回の入力判定をクリアしてやっとアクロバット」になるのだが、Switch版だと「入力一回目の時点からアクロバット」と、マリオのハンマーと同じような感じに変更されてる -- 名無しさん (2024-07-03 18:58:07)
- のこりんを含め善人ノコノコはみんな体力10だという可能性はあります。のこりんが仲間になったらのこたろうより強かったという説です。 -- ほくとあきら (2025-06-07 14:44:42)
最終更新:2025年06月07日 14:44