ゴンババ/ブンババ/ゾンババ

登録日:2011/09/05 Mon 23:31:37
更新日:2024/09/22 Sun 13:42:08
所要時間:約 3 分で読めます




ゴンババブンババゾンババとは、ゲーム『ペーパーマリオRPG』に登場するドラゴン達である。
ペーパークラフトのような立体でできており、いずれも戦闘舞台に全身が入りきらないほどの巨体。

概要

ゴロツキタウンに伝わる伝説の魔物がかつて飼っていたペット達らしい。
魔物が封印される前の時代に存在していることから、(同名の別個体等でない限り)1000年以上もの時を生きていることになる。流石はドラゴンと言うべきか。

ゴンババ

ドラドラ地方にあるゴンババ城に住む赤いドラゴン。ステージ1のボス。
こう見えてメス。これまで何人ものノコノコが退治しに行ったが、帰ってきた者はいなかった。
「カ」ではじまって「ル」でおわる、ゲロゲロ鳴く生き物の鳴き声が苦手。かつて食べた時に腹を壊して以来大嫌いになったらしい。
ちなみに足の裏フェチ。

戦闘ではHP20、攻撃力5、防御力1。
攻撃方法は前衛に攻撃する前脚攻撃と噛みつき、前衛後衛両方にダメージを与える炎ブレス。

そのまま戦うと相当な強さだが、ゴンババ城の中で入手できるピッキョローンAを装備していれば、攻撃するたびに弱体化する。

ピッキョローンAを装備してレンゾクジャンプで攻撃すれば、1ターンで攻撃力を1まで下げることも可能。

なお一度倒すと交渉を持ちかけてくるが、応じると騙し討ちで5ダメージを受けてしまう。断っても合計三回にわたって粘り強く交渉してくる。
その後後退したと思ったら、観客を食べて回復し、バトル続行となる。これ以後は観客がいなくなり、スターパワーが回復できなくなるのに注意。

あえてピッキョローンAを装備しない縛りプレイで戦うと、ガチで序盤屈指の難関ボスと化す。
何せ攻撃力5、防御力1の上に一度回復するので実質的なHPはもっと上で、後半はスペシャル技が制限されるのだ。


倒すと、かつてゴンババ退治に行ったきり行方不明だったノコキチ(ノコタロウの父親)が吐き出され、彼が腹の中から持ち帰ったスターストーンを入手する。

ブンババ

ステージ8・やみのきゅうでんの奥にいる黒いドラゴン。ゴンババの兄。シスコン。
宮殿の最深部へと進むために必要なほしのカギを守っている。
妹とは文通をしていたとのことであり、マリオが妹の仇*1であると知ると激怒し襲いかかってくる。何故1000年のトビラが封印されてるのにも拘わらず文通が出来たのだろうかと思うのはプレイヤーの誰もが通る道。
ちなみにケツが好みのようだ。(性的な意味ではない。)

戦闘ではHP80、攻撃力8、防御力2。
ブレスにデフォルトで毒効果があったり、さらに攻撃力の高い地震攻撃を行う強敵。
体力を減らすと「あの方にあわせる顔がない」とチャージした後、攻撃力16という極大ダメージのメガブレスを放つのでビビアンのかげかくれで回避。
ブレスの毒はバッジで予防も可能。

妹と違って弱体化するギミックもないため普通は真っ向勝負となるが、こちらも相応に強くなっているため決して勝てない相手ではない。
そもそも直前のボスのブラックカロン+カロン×4は総攻撃力25、最高45だったし。
実は超低確率で即死が効く

倒した後、部屋の右端の壁をバレルで爆破でき、ウルトラキノコとロイヤルゼリーを入手できる。ここには天球儀の仕掛けを作動させると入れなくなるが、開発中は再侵入出来る予定でいたらしく、クリア後にこの隠し部屋を訪れると、ちょうどバツガルフ戦のあった玉座の部屋に落ちる穴が空いている…という没マップが存在する。*2つまり、クッパはここから落ちてきたことになる。
リメイク版では取れなくなっても問題ないようにか、じわじわシロップやキラキラおとしなどの当たり障りのないアイテムに変更されている。
その代わりにウルトラキノコとロイヤルゼリーはバツガルフ戦前の部屋に移動されて取り逃すことがなくなった。

ゾンババ

100階ダンジョンの最後、地下100階にいるドラゴン。ゴンババとブンババの姉らしい。つまりメス。しかし、ドイツ語以外の海外GC版やスーパーマリオくんではオスになっている。リメイク版はどの言語でもメスとなっている。
骨だけになっており、セリフは「オロローン…」としか言わない。ものしりリストでは一応「ホネだけになっても生きている」と言及されているが、生気をまるで感じさせず意思疎通も不可能なその有様はさながらゾンビである。
ちなみに前作のフラワーランドでも、井戸に物を投げ入れると喋る何者かが同じ口癖があったが、関係は不明。吹き出しはカゲの女王と同じ物を使用している。

戦闘ではHP200、攻撃力8、防御力2。ステータスはブンババと変わらないがHP200という値は本作でもぶっちぎりのトップで、長期戦は覚悟したい。100階ダンジョン自体ここまで来るのが難関なのに、最後にこんな裏ボスがいるのだからたまらない。当然ながら負ければ1階から潜り直しである。
様々な色のブレスで攻撃し、そのブレスには眠り、こおり、毒、混乱の効果がある。
また、体力が減るとHPを20ずつ回復するのでさらに厄介。
ただし弟が使ってきた威力10の地震を使わないので火力は微妙に下がっている。

攻略法としてはノコタロウで「コウラのまもり」を連打するのが安定する。「コウラのまもり」で受けると確定で状態異常が起きず、ノコタロウをひっくり返す地震を使ってこないゾンババはコウラのまもりを1ターン中に破壊して追撃する手段もないため、FP管理に注意してるだけで容易に完封できるのだ。
一方でコウラのまもり抜きで殴り合うと高い攻撃力と状態異常ブレスをまともに相手取る事になりかなり厳しい戦いとなる。ガード失敗時の保険としてイツーモゲンキがあると安心できるか。
例によってHP5でピンチ系つけまくれば瞬殺できるけど

倒すとダメージガエシのバッジを入手する。正直、苦労してクリアした割には合わないような……。
スターポイントも1つしか手に入らないし……。
ちなみにリメイク版では倒した後に999コインが手に入るようになった。最大容量も『9999』に増えてるのであぶれる心配はない。
なお撃破後には更なる裏ボスが追加されたため、前座扱いになってしまった

余談

スーパーマリオワールドヨッシーアイランドシリーズには、ウンババという似た名前の敵キャラが存在する。
直接の関係はないが、マリオワールドでは恐竜風のデザインという点で共通する。
一方、ヨッシーアイランドだと太眉のお化けのようになっており似ても似つかない。

また、続編のスーパーペーパーマリオでは、これまた直接関係はないものの巨大なドラゴンとしてズンババとザンババがいる。
ゴンババらが西洋のドラゴンの姿をしているのに対して向こうは東洋の龍のような姿。

リメイク版では、グラフィックの強化によって迫力が増したのは勿論、ブンババとゾンババ戦のBGMがステージの雰囲気に合わせ、ゴンババとは別のアレンジがなされるようなっている。
また、バトル全体の仕様として敵のブレス(と魔法、ビームなどの)攻撃が防御力を貫通するようになったので、ゴンババ系列も地味に強化された。


さあて 編集の 時間じゃ
どの項目から 追記修正してやろうかのう

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • マリオ
  • ペーパーマリオRPG
  • ドラゴン
  • ボス
  • 中ボス
  • 裏ボス
  • トラウマ
  • 紙曲
  • 長女/長男/次女
  • んばば
  • んばんば
  • 文通
  • ゴンババ
  • ブンババ
  • ゾンババ
  • 兄妹
  • 姉弟
  • ペット
  • マリオシリーズキャラクター項目
  • 悪役
  • ペーパーマリオ
最終更新:2024年09月22日 13:42

*1 対面したことあるクリスチーヌ、ノコタロウ以降の仲間はマリオから聞かされたになっているが城に忍び込んだチュチュリーナも戦いの顛末を目撃したのかセリフが異なる

*2 フラグは残されており、チートを用いれば確認可能。リメイク版では再侵入不可エリアということもあってか穴が空くフラグ自体が削除されている。