Buckshot Roulette

登録日:2024/06/21 Fri 20:14:00
更新日:2024/11/29 Fri 21:58:19
所要時間:約 9 分で読めます








AFRAID?




画像出典 :『Buckshot Roulette』 2023年12月28日リリース
Steamストアページ より引用
©2023 Mike Klubnika / Critical Reflex



免責同意書にサインしてくれ



「Buckshot Roulette」は Mike Klubnika によって製作された、PC向けギャンブルホラーゲームである。
インディーズゲーム頒布プラットフォームである itch.io にて2023年12月28日にリリースされ、翌2024年4月4日には Critical Reflex をパブリッシャーとしてSteamでも販売を開始した。

アップデートが頻繁に行われており、2024年11月1日にはオンラインでのマルチプレイヤー対戦モードが追加。さらには今後もコンソール版の開発などが予定されている。



概要


生死と大金を賭けたロシアンルーレットをショットガンで行うというスリリングかつ猟奇的なギャンブルゲーム。

一応ロシアンルーレットとは何か軽く説明しておくと、リボルバー銃に1発だけ実弾を込めて次に何が発射されるかわからない様によく回し、参加者が順番に自分の頭へ拳銃を突き付けて一発ずつ撃ちあうという危険な度胸試しの事。
マフィアやヤクザを題材にした作品や、ギャンブルものの作品でよくモチーフが使われるほか、テレビバラエティでもハズレが1つだけの運試しをロシアンルーレットと呼んだりするので知っている人は多い筈。


今作ではそのロシアンルーレットを"Buckshot"の名の通りショットガンを使い、"ハイローラー*1"となったプレイヤーとディーラーの1vs1で行う。
お互いに銃に何が入っているのかを知らぬまま、自分の頭か相手の頭に向けて1発ずつ打ち合い、先に死んだ方の負けである。

……え?ショットガンなんかブチこまれたら1発で死ぬだろって?そこはご安心を。
例え銃弾を受け倒れても会場に用意された除細動器のバッテリーさえ残っていれば、即電気ショックで蘇生させてくれるのだ。
よって除細動器のバッテリーが今作における実質のライフポイントで、それが無くなればゲームオーバーということになる。
頭ブチぬかれても電気ショックで復活できるとか化物かよだって?細けえことはいいんだよ!
本項では以下、除細動器のバッテリー残数を便宜上「ライフ」と記載する。


もちろんだが、こんな某帝愛銀行某カラス銀行じみたマジキチデスゲームギャンブルの相手となるディーラーがマトモな人間なワケがない。
闇の中よりぬうっと現れるそいつは、鋭い牙の覗く口をニタリと歪めた丸顔のナニカである。
そして実包で撃たれると顔が歪み、牙を剥き出しにして大笑いするような恐ろしい形相となる。
ノコギリで銃身を削る時はまるでケーキを切るかのようにスパッと一撃で切断したりと、明らかに人間離れした能力を持つ。
複数回撃たれても死なずに闇の中より再び顔を覗かせるソレは、きっと人外の悪魔か殺人ロボットの類なのだろう。



基本ルール

ラウンドの流れ

ゲームは基本的に以下の展開の繰り返しで進行する。

Ⅰ. 装弾シーケンス

まずはプレイヤーとディーラー双方に、ショットガンへ装填される銃弾の内訳(実包空包それぞれの個数)が開示される。
これを確認し終えたら、ディーラー自身も分からないよう順番をシャッフルした上で銃弾をショットガンに込める。
なお、ゲーム中銃身内に何が何発残っているかという情報は表示されないため、生き残りたいならば弾の数をしっかり覚えて自分でカウンティングするべし。

また、このタイミングでプレイヤー・ディーラーにそれぞれアイテム(後述)が支給される。支給されるアイテムの個数は同じだが内容はランダム。

Ⅱ. プレイヤーターン

シャッフルが終わったらプレイヤーのターンに移行する。以下の3つから1つを選んで行動する。
  1. (持っているなら) アイテムを消費して使用する。アイテム使用後は基本的に自分のターンを続行し、複数のアイテムを1ターン内で連続で使用してもよい
  2. ショットガンを相手に向けて撃つ。撃った弾が実包なら相手のライフが1減る。撃った弾の種類に関係なくターンは相手に渡る
  3. ショットガンを自分に向けて撃つ。撃った弾が空包なら自分のターンを続行。撃った弾が実包なら当然自分のライフが減り、その上ターンが相手に渡る

Ⅲ. ディーラーターン

ディーラーもプレイヤーと同じルールに則り、アイテムを使いショットガンを撃つ。
撃った後は再びプレイヤーターンに移行する。

これを繰り返し、銃弾が無くなったら再び装弾シーケンスを行ってプレイヤーターンに移る。
どちらかのライフが0になったら決着となり、そのラウンドは終了となる。

アイテム

銃弾の装填と同時に配られるアイテムは各々が自分のターンで利用可能。使用すると様々な特殊効果をその場で発揮する。
1ターン中の連続使用が可能なので、使い方によっては相手に一切ターンを渡さずにそのラウンドを制する事も可能
しかしこれはプレイヤーが相手取るディーラーも同様のため、ディーラーにターンを譲った時点でこちらの詰みが確定する場合もある
「ターンを渡すな」「1/2の運試しを押し付けろ」は攻略の鉄則である。

なお一度に持てるアイテムの最大数は8個で、手持ちが最大の時にアイテムが配られると新しいアイテムがそのまま廃棄される。

ちなみに一部アイテムは使用料がかかっているらしく、特定のアイテムを使った分だけ勝利した際の賞金額がキッチリ減額されるようになっている。

煙草 / CIGARETTE PACK

箱入りの紙巻きタバコ。一服して自分のライフを1回復
あくまで回復なので、ラウンド開始時の初期ライフ値を超えては増えない。
なお、このアイテムを使った回数は記録されており、ゲームクリア時のリザルトで喫煙数として表示される。

ノコギリ / HAND SAW

ショットガンの銃身を切り詰めて威力を上げ、次に撃つ銃弾の威力を2倍にする。一発トリガーを引くと不思議な力で銃身は元通りになる。
空包であれば当然効果は無いので、実包が出る確率の高いここぞという時で使いたい。間違えても自分に撃たない事
なお現実ではこうしたショットガンの銃身切り詰めは「ソウドオフ」と呼ばれ、有効射程が短くなる代わりに散弾の拡散範囲を大きく広げ、また単純に隠し持ちやすくなり強盗等の犯罪に使われがちになる事から違法とされる事が多い。

虫メガネ / MAGNIFYING GLASS

次に撃つ弾が実包か空包かが分かる。1手先の行動を確定させることができる強力なアイテムで、特に前述のノコギリと相性がいい。
プレイヤーもディーラーも何故か叩き割って使用する。というか薬室覗くだけなら要らないだろ。

ビール / BEER

Digitaという銘柄の330ml缶ビール。飲酒した勢いで1発排莢する
ノーリスク・ノーリターンで弾を1発撃ったことにできるので、確率が五分五分の時など判断しにくい局面で使えば次の手が打ちやすくなる。
早く銃を撃ちきって装弾シーケンス=アイテム補充に持ち込みたいときにも効果的。
なお、このアイテムを使った回数も記録されており、ゲームクリア時のリザルトで飲酒量として表示される。

手錠 / HANDCUFFS

手錠を相手にかけ、1ターン分の行動を封じる。複数所持していても連続使用による効果延長は出来ないほか、装弾シーケンスが発生すると自動的に解除される
アイテムを持っていればいるだけターン中様々な事ができるこのゲームにおいて、1手封じるというだけでも超強力なアイテムと言える。
逆にこれが相手の手持ちにある場合は要警戒。



シングルプレイモード

現在存在する1人用モードはメインとなるストーリーモードと、エンドレスに戦いを行いハイスコアを目指すダブル オア ナッシングモードの2つ。
どちらもCPUの操るディーラーと対戦し、生き残って大金獲得を目指すことになる。

導入パートは共通の展開となっており、どこかにある地下クラブのトイレからゲームが始まる。
そこから通路を通ってギャンブルルームへとなだれ込み、自分の身に何が起こっても一切補償しないという免責同意書への署名をディーラーに書かされて闘いが始まる。

ストーリーモード

メインゲームであると同時に、この後に控えるスコアアタックに向けたチュートリアルとも言えるモード。

全3ラウンド制で、全てのラウンドで生き残ることができれば大金を持って生還することができる。
万が一死んでしまった場合でも、部屋の外に待機している闇医者のような男が蘇生装置で叩き起こしてくれるので、途中のラウンドからコンテニュー可能

ラウンドⅠ

初期ライフ: 2 / 配布アイテムなし
まずは純粋な確率勝負。1回の装填で込められる弾数も多くないので冷静になれば問題ないはず。
とはいえ所詮は確率だけなので、当たる時は当たるし死ぬときは死ぬ

ラウンドⅡ

初期ライフ: 4 / 一度の配布アイテム数: 2
ここからアイテムが絡んで戦略性が増していく。しかし一度に配られるアイテムも少ないので一方的な展開にはなりにくい。

なお、このモード限定で演出用のハズレアイテムとして血に染まった免責同意書が配られる時があり、引き当てると破棄してもう一度アイテム引き直しになる。
この同意書はどうやらプレイヤーではなく、過去ギャンブルに挑んだ者が書いた物だと思われるが、その氏名欄には GOD の文字が…… 縋るべき神はもう死んでいるという訳である。
ちなみに免責同意書に氏名を刻むシーンで「GOD」を入力すると弾かれ、代わりに隠し実績が入手できる。これはダブル オア ナッシングモードでも同様。

ラウンド☠

初期ライフ: 4 + 1 / 一度の配布アイテム数: 4
いよいよ最終決戦。ここでディーラーの合図に応じて除細動器の制御装置に大きなハサミのついた切断装置が取り付けられる。
このラウンドのみライフの扱いが特殊になっており、通常の4ライフを失っても即座に決着にはならない。
しかしその瞬間、切断装置が起動して除細動器と蘇生装置の電源が切断され、以降はタバコを使ってもライフが回復しない文字通りの崖っぷち状態に。
そしてこの状態で1発でも実包を喰らえば本当に死ぬバッドエンドへ

逆にディーラー側も同じなので、4ライフを削りきっても安心はしないこと。
1回の装弾シーケンスで配布されるアイテムの数が多い為、惜しみなく使って5ライフ削りきるべし。


見事勝利すれば最大7万ドル(日本円にして1000万ほど。命を張るにしては端金感が否めない)の入ったアタッシュケースと、ロシアンルーレットで使用したショットガンのお持ち帰りとなる。

ただしこのモードのみ、一部のアイテム使用と蘇生コンテニューの回数に応じて賞金が減額される。
アイテム使用料はタバコが1箱 $220 、ビールが1缶 $495 。帝愛の地下帝国もビックリのぼったくり価格。
闇医者による蘇生は最初の1回は $4000 、2回め以降は1回につき $2000 となっている。
パーフェクトゲームを目指す場合この2つのアイテムを引いても使わず、かつ一度も死なずに切り抜けなければならない。

ダブル オア ナッシングモード

最初は遊べないが、ストーリーモードをクリアすると解禁。
地下クラブのトイレに謎の錠剤が置かれるようになり、調べると「判断能力を損なう恐れがある」と警告されるがこれを無視して服用することで突入する。

まずは3ラウンド勝負を行う。ラウンド毎の初期ライフ数や一度に配布されるアイテム数はストーリーモードとは異なりランダムになっており、その場に応じて戦略を切り替えるアドリブ力が求められる。
全て勝利すると一旦その時点の賞金(スコア)が清算され、賞金2倍をかけてさらにもう3ラウンド続行するか、ここで降りて賞金を確定しゲームを終えるかを選択することになる。
勝ち続ける限りは何度でも続行し賞金を積み立てることができるが、ストーリーモードとは異なり闇医者が不在のためコンテニュー不可。一度死んだら全てが無意味となる

このようにエンドレスにゲームを続けることができるスコアアタックモードとなっており、ハイスコアを叩き出したうえで生還すればその賞金額と名前がオンラインランキングに掲載される(負けて死んだ場合は0点)。
ちなみに、最初の3ラウンド分の賞金は決着がつくまでの経過時間が長いほど低くなるよう計算されている*2ため、最初の勝負をスピード決着させるとハイスコアが狙いやすいかもしれない。

また、配布されるアイテムにはストーリーモードのものに加えて新アイテムも追加されており、より戦略性に複雑さが増している。

ダブル オア ナッシングモードでのみ登場するアイテム


アドレナリン / ADRENALINE

針が何本も突き出た物々しい注射器。射つと覚醒し、相手のアイテムを1つ奪って即時使用できる
なおアドレナリンを奪う事はできないほか、あまりアイテム選択に時間をかけると薬の効果が切れて無駄射ちになる。
これの存在により、相手にアドレナリンが1つでもあると強力なアイテムを持ち続ける事が逆にリスクになるし、
タバコや手錠などを持ってても全く安心できなくなる(特に相手のタバコを無駄遣いしてもライフの余裕を奪うというアドが大きい)ので要注意。
ディーラーは射つ箇所が無いからか、注射器を適当に投げ捨てる。

インバータ / INVERTER

謎の反転装置。使うと次に撃つ弾1発だけ性質が反転し、空包が実包に、実包が空包になる
これを持っている場合、確率が実包か空包どちらかに偏っていれば高い確率で攻撃を通すことができるという事になるため
盤面の把握を怠っていると、空包が多いから安全と相手にターンを渡したら、インバータを使われて早々にトドメを食らう事態を招く。
効果が残り弾2発目以降に及ばないという点はゲーム内のテキストのみでは分かりづらいこともあり、
マルチプレイヤーでは相手のカウンティングを多少なりとも混乱させる可能性もある。
ちなみにプレイヤーが使った場合は普通に機械の電源を入れるのだが、ディーラーは何故か拳で叩き壊す。本当に何故?

使い捨て携帯 / BURNER PHONE

1回だけ利用できるボロボロの携帯電話。使うと謎の相手につながり、大量のノイズに紛れて1発分の未来予知をしてくれる
予知の内容は「……4発目……空包……」のように、この後撃つ弾を1発目として今から何発後に何が出るかというもの。
一見するとすぐには役に立たない効果に見えるが、既定順の種類が確定する事により次の弾の確率も絞り込むことができる。
例えば実包2発、空包2発のタイミングで「3発目 実包」と予知された場合、次に出る弾は実包1発分を除いた分なので 1/3 で実包が出るという事になる。
ちなみに残り2発のタイミングで使うと「残念だったな……」、残り1発のタイミングで使うと「未来が見えない」と返され無駄打ちとなってしまうので要注意。
逆に残り弾が多すぎても活用に困ることも多く、使い所が難しいアイテム。

期限切れ薬 / EXPIRED MEDICINE

消費期限の切れた錠剤薬。服用すると運が良ければライフが2回復し、悪ければライフが1減る
回復と減少の確率は 50% : 50% *3だが、二分の一というのは安心して当てに行ける確率ではない。
回復の期待値こそ大きめだが、ここぞという時に使うのはやめた方が良さそう。しかし相手がアドレナリンで奪い自滅してくれることを期待して、あえて残しておくのもアリかもしれない。
相手が使うと必ず回復して自分が使うと必ず死ぬって?それはマーフィーの法則というやつである



マルチプレイヤーモード

2024年11月1日のアップデートで追加。
最大4人まで同時参加する事が可能な対人戦モード。ただしランダムマッチ(パブリックマッチメイキング)は存在せず、ホストとなるプレイヤーが部屋を建ててそこに参加したいメンバーをSteamやロビーID共有で招待する形式となっている。※友達は付属しません。

また、ホストプレイヤーは以下のゲーム設定を自由にカスタマイズする事が可能。
このうち ※ マークがついているものは2024年11月16日の追加アップデートで設定可能になった項目。
  • ラウンド数
    • 1~3の間で設定可能。
  • 開始時ライフ数
    • 1~6の間で設定可能。また、今まで通りラウンド開始時にランダムで決まるようにする事もできる。
  • アイテム分配
    • アイテムごとに登場する/しないを任意設定可能。さらにそのアイテムを所持できる上限や、テーブルの上に置ける上限数(全プレイヤー合計の所持上限数)も設定できる*4
  • 装弾シーケンス
    • 1回の装弾シーケンスでロードされる実包空包の数、そして各プレイヤーに配布されるアイテムの数を設定。もちろん完全ランダムも可能。
    • なおシーケンスは4パターン登録できるようになっており、シーケンス1から順に実行されシーケンス4の後はまた1に戻る。
    • やろうと思えば特定の装弾シーケンスが来た時に全部実包の中をどうアイテムで切り抜けるかを試すような、尖ったゲーム性の設定にすることも可能。

ゲームの舞台はシングルプレイヤーモードとは異なり、
地下に用意された専用の部屋、そしてショットガンがセットされた円卓を囲む形で行われる。

ゲームルールは基本的にシングルプレイモードと同じだが、いくつか異なる点も存在する。
  • 各プレイヤーの行動ターンは時計回りで順番に移っていく。
  • ショットガンを撃つ時、銃口を向ける先は自分を含む生存中のプレイヤーの中から1人を選ぶ。
    • 自分以外のプレイヤーを撃った場合はターン終了となり手番が次のプレイヤーに移る(シングルプレイにおけるディーラーを撃った扱い)。
    • 自分を撃って空包だった場合のみターン続行実包ならダメージを受けた上でターン終了、手番が次のプレイヤーに移る(シングルプレイで自分を撃った場合と同様)
  • ライフをすべて失ったプレイヤーはその時点でラウンドから脱落。次のラウンドまでターンが来ない。
    • ただしその時点で残っていたアイテムはラウンド終了までテーブルの上に残ったままになる。よってアドレナリンを使用した際の強奪対象として選択可能
    • なお脱落したプレイヤーは視界がモノクロになるのだが、色弱モードと同じく実包と空包の色の区別がつきにくくなって観戦に不向きという欠点があった。そのためか2024年11月16日の追加アップデートで、脱落してもモノクロにならないよう設定可能になった。
  • 最後に残ったプレイヤー1人が賞金を獲得しラウンド終了となる。
    • 残りラウンドがある場合、脱落したプレイヤーが蘇生。机の上のアイテムはすべて回収され次のラウンドが始まる。

ホストプレイヤーが設定した数のラウンドが終了した段階でゲーム終了。
これまでのゲーム内容から以下の称号が対応プレイヤーに与えられる。
  • MOST DAMAGE DEALT / 最大ダメージ
    • 最も実弾を食らったプレイヤー。
  • MOST DEATHS / 最大死亡数
    • 最も多く死んでしまった、ゲーム最下位のプレイヤー。
  • THE CHIMNEY / 愛煙家
    • 最もタバコを吸った回数の多いプレイヤー。
  • LEAST CAREFUL / 無鉄砲
    • 最も多く自分に銃弾を撃ってしまったプレイヤー。誰も1度も自傷しなかった場合は空欄。
  • MOST RESOURCEFUL / 知恵者
    • 詳細不明。最も多くアイテムを使ったプレイヤー?
  • THE WEALTHIEST / 大富豪
    • 最も賞金を稼いだ=多くのラウンドを生き残った、ゲーム首位のプレイヤー。

マルチプレイヤーモードに登場するアイテム

手錠期限切れ薬 の2つを除くシングルプレイモードの全アイテムが配布対象。
さらにマルチプレイヤーモード限定として以下2つのアイテムが登場する。

ジャマ― / JAMMER

謎の妨害装置。自分以外のプレイヤー1人を指定して、そのプレイヤーが次に迎える1ターンを強制スキップさせる。
要はマルチプレイヤーモード版の手錠で、弾切れで効果がなくなるのも、連続で同じ相手をスキップさせられないのも同様。
ただしプレイヤー指定時にはアドレナリン同様に制限時間が存在する。なお、自分や退場済みプレイヤーを選ぶことはできない(選べる対象がない場合はアドレナリン状態時も含め手に取れなくなる)。

リモコン / REMOTE

円卓に仕掛けられた装置のリモコン。使うと順番が移る向きが反転する。これはラウンドが切り替わってもそのまま。
2人でプレイする場合は登場しない。
また、残り2人の段階で使っても特に意味はないこの手のゲームでよくある、代わりにスキップ効果が発動するなどは一切ない)ため、アイテムスペースを開ける意味でも早めに使ってしまうが吉。



余談

  • 現実離れした光景のゲームであるが、Steamで行われた作者によるQ&Aイベントによれば死後の世界ではないとのこと。さらに作者曰く「地獄はその後にやってくる」
  • ストーリーモードで待機している闇医者は「いたって普通の人間」で、耳が銃声でイカれてしまわないように外で待機しているとのこと。
  • 作中に登場するギャンブル用の機械等は「Volta Standard Electronics」という会社が制作しているという設定。ダブル・オア・ナッシングモードのスコアボードが表示されるPCの起動画面で確認する事ができる。
    • なお、その起動画面に表示されたヘルプセンター用のEメールアドレスには本当にメールを送ることができ、自動返信メールが返送されてくるようになっている。
    • また公式サイトにもアクセス可能で、2000年代初頭の雰囲気を持つ胡散臭げなページを閲覧する事ができる。さらにどうやらページの中には隠された秘密がある模様。




タマが残ってるだなんてツイてるな!
さあ起きろ、Wiki籠り。追記・修正はまだまだこれからだ……



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最終更新:2024年11月29日 21:58
添付ファイル

*1 カジノで大金を賭けるいわゆるギャンブル狂を指す俗語

*2 目分量ではあるが、満額7万$から経過時間3秒につき $200 分減額されるくらいのスピードで賞金が減っていく。

*3 当初は回復が40% : 減少が60%だったが、2024年4月10日のアップデートにより現在の確率となった。

*4 上限を超えた場合そのプレイヤーには該当アイテムが配られなくなる