商品 | 値段 | 備考 |
一日外出券 | 500000ペリカ | 24時間地上に解放される。許可されるには条件有り。必要日数分購入することで二日以上の外出もできる(正確には最低値が24時間なだけで、外出権利の販売自体は12時間ひと口で売買するシステム)ほか、手持ちのペリカを円に両替してもらうことも可能。 少なくとも「ハンチョウ」で描かれるような用途であれば、外出中に使う日本円はこの両替システムを使用して別途入手する。 解放地点は前もって指定するかたちで、日本国内に限られる。移動範囲も同じく日本限定であり、かつ発信機付きの腕時計と黒服による監視がつくため逃亡は当然不可能。 このルールに則る限りは移動・活動に制限はないようで、賭博、物品・サービスの購入、地上の人間との接触、公共交通の利用、他県への越境といった行為が特に咎められる描写はない。 また、抜け道があるのか『賭博黙示録』では大槻班長はハワイ旅行を構想している。 |
一日個室券 | 150000ペリカ(実写版では200000ペリカ) | 24時間労役を免除され、旅館風の個室での休養を許可される。 エアコン、ビデオ、浴室等を備える他、食事などの各種ルームサービスあり。冷蔵庫にあるビール(アソヒ・ハイパードライ)は缶と瓶の二種類あり、三本まで飲める。 食事サービスは有料で、下記のフルコースディナーの三種類+イタリアンの各30000ペリカ。 マッサージなどルームサービスの多くは無料だが、基本的に名ばかりのセルフサービス。ただしカラオケだけはまとも。自分の歌声が思い切り外に聞こえることを除けば。 『ハンチョウ』ではTV(ビデオ)に関しても帝愛制作のものしか番組がないと説明されるなどイマイチな部分が追加で描写された。少なくともこちら準拠の大槻にとっては地下基準でも割高なものの様子。 |
フルコースディナー | 100000ペリカ | 和洋中の三種類がある。作中に登場したのは洋食のみで、内容はTボーンステーキにサラダ、スープにライスと豪華な内容。 ただし肉はあまり良い物ではないらしく、『ハンチョウ』で登場した大槻の邪神(肉食欲の化身)には逆効果であった。 |
サービスランチ | 30000、20000、10000ペリカの三種類。 | 普段の昼食はおにぎり二つに漬け物というものなので弁当ではないかと思われる。 アニメ版『ハンチョウ』では高い方から順にポークステーキ+ライスorパン、オムライス、カレーライス(全てサラダとコーヒーor紅茶付き)。 |
ポテチ(うすしお味) | 3000ペリカ | カルビーポテトチップス |
ザッポロポテト | 3000ペリカ | バーベQあじ |
ホカホカ焼き鳥 | 7000ペリカ | きちんと電子レンジが用意されており、注文が入るとレンチンしてくれて、名前の通りホカホカで食べられるようになっている |
肉じゃが | 不明 | 値段は不明だが、カイジが焼き鳥と一緒に食べている。 |
チーズちくわ | 5000ペリカ | |
ビール250ml | 3500ペリカ | 漫画ではアソヒ・ハイパードライ。映画ではキリン一番搾り。 |
ビール350ml | 5000ペリカ | |
ビール500ml(ロング缶) | 6000ペリカ | ビール缶3種の中では最もコスパが良い。大槻の商才がうかがえる値段設定。 |
柿ピー | 1000ペリカ | |
柿ピー小袋 | 500ペリカ | |
柿ピー3粒 | 100ペリカ | |
いかくん | 8000ペリカ | 映画版で値段が判明。 |
オードリーヘップパーン | 3000ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。C班での映画『ローマの休日』上映記念のスペシャルあんぱん。…「アン」の焼き印が押してあるだけだが。 |
当りつききなこ棒 | 一回50ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。C班限定の品。値段が判明した物の中では最安値。 |
グリコ プリッツ | 2000ペリカ | 『ハンチョウ』で値段が判明。サラダ あっさり塩味 |
ブルボン ブランチュール | 3000ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。 |
チョコチップクッキー | 2500ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。 |
地下チンチロリン参加料 | 300ペリカ | なんと参加するだけでも金がかかる。 勝ちさえすれば元は取れるが、地下チンチロの実態を考えると…。 |
1ヶ月5000ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。上記の柿ピー1袋(1000ペリカ)が1ヶ月5000ペリカで最高10袋まで食べられる(実質半額)。 | |
6ヶ月30000ペリカ | 上記の柿放題を6か月分契約すれば柿ピー無制限で食べ放題。但し、ぶっちゃけ柿ピーだけだと飽きやすいのでお得かと言うと…。 さらに、途中解約は違約金として30000ペリカかかる。無料で解約するには契約してから丁度6ヶ月後の日のみでその日に解約しないと自動更新される。 つまり、その日に大槻が一日外出していると…。 | |
地下映画館 | 10000ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。 C班の班長・小田切によるタブレットを使っての映画鑑賞。 映画のフィルムについては先述の外出権を使い地上に出る→フリーwifiを使ってタブレットにDLすることで用意しており、実在作品だと先述の『ローマの休日』、『プリズン・ブレイク』及び『ロッキー』の一揃いはラインナップにあるとのこと。 |
スムージーパック | 10000ペリカ→非売品 | 『ハンチョウ』で登場。兵藤の機嫌が良い時に地下に提供されたミキサーに合わせて大槻が販売。 ミキサーでスムージーにする用のカットフルーツで、ラズベリー+リンゴ+オレンジのラズベリーロマンスなどの味が存在した。 地下映画館の人気を |
地下プロテイン | 100g 8000ペリカ | 『ハンチョウ』で登場。大槻が地下の筋トレブームに便乗して販売。フレーバーはチョコ、バニラ、バナナなど |
ブルボン アルフォート | 1枚1000ペリカ(転売価格)→取り扱い禁止 | ブルボンのお菓子の中でも特に人気であったが、その人気故にダフ屋行為が横行した為、現在は取り扱い禁止。 |
アングラモンスターズカード | 1パック5枚入り3000ペリカ→5000ペリカ →取り扱い禁止(終売) |
D班班長瀬戸内入魂の創作カードゲーム。生産体制としては同人ボドゲに近い。 大槻の介入もあって大流行となったが 既に流通していたカードも全て黒服に没収されてしまい(*2)、現在は取り扱い禁止。 |
コーヒーセット(C班) | 8000ペリカ | C班小田切こだわりのコーヒーと小さなクッキーのセット |
コーヒーセット(E班) | 5000ペリカ | E班大槻こだわりのコーヒー…という名の1kg1000円ちょいのインスタントコーヒーと厳選したアテ(ミニどら焼き、カントリーマアム、丸ぼうろ、オレオ、ベビーカステラ、ラスク、ミニクロワッサンから1種類選べる)のセット |
*1 連載当時(90年代)の大手チェーン店の牛丼並盛が400円前後。2000年代初頭には200円台を切ることがあったものの、直後のBSE問題や原材料費の高騰もあり2024年時点では400~450円程度。
*2 完成度自体は認めていたのか、子持ちの黒服を通して近所の普通の子供たちに無償配布された
*3 漫画などもあるが、帝愛によって刺激的と判断された部分は黒く塗りつぶされている。ただし『ハンチョウ』では映画館(?)において上述のように『プリズン・ブレイクシリーズ』が確認を得たうえでokを出される、スーパー戦隊らしき映画作品が同じくセーフなど基準があいまいな面も登場した
*4 外伝のハンチョウによれば、班長特権で内容は映画の上映会などある程度自由に決めることができるらしい。さすがに黒服の事前確認や裁定はいると思われるが
*5 特に『ハンチョウ』では時間厳守の点で黒服が施設のまわり方のアドバイスを出さざるを得なくなる(科博に行った回ほか)など、大槻たちに意地悪をする意図が無くても指示以上に干渉することになった黒服も登場している。こういったケースを考えると、債務者にトラブルを起こす気が毛頭なくともかなり大変な業務と思われる
*6 帝国の構造やルール上どうしても密が避けられない上、債務者たちが罹患者クラスターになった場合文字通り作業が止まる。また当時の規定ではクラスターになった場合地上の病院に届け出る必要が出かねないため、罹った債務者が出たらヘタすると帝国の存在そのものの漏洩リスクにもなりうる(医療関係は業務の性質上、社会通念や一般的な倫理から離れた判断・行為をしてはならないルールが明確に存在するため、制度の時点で金銭などでの買収が効かない医師が普通に存在しうる)。…まあ福本先生の漫画なので買収に応じる病院くらいすぐ見つかるだろうが。
*7 当該回ではこの理由による「しばらくは無条件で一日外出を不許可とする(から買わないように)」などが大槻に伝えられている。
*8 例として『闇金ウシジマくん』はほぼ無条件で、『ミナミの帝王』では別途介入しないと1円も回収できなくなると判断したケース以外は原則的にどのような事情があっても利息は提示した比率で取っているなど、漫画媒体で違法な部分があるにも関わらずこのようなルールを設定する金融業者はすごく稀である
*9 例としてダチレンジャー回のゲスト側メインキャラ・倉本が「連帯保証の相手と帝愛ファイナンス側で連絡が取れ、そちらに支払わせた」という経緯で完済扱い・解放となっている
*10 いくら元ネタになる作品があっても「パッと見紙幣に見えるクーポン券」をこれだけ刷って使うのは放映倫理上問題になった?
*11 少なくとも外出権を買った際の「地上で消費するお金」はペリカ→日本円の両替を別予算で受けることで入手していると説明されている
*12 これは労働対価以外でも同じことで、例えば生活保護システムなども少なくともルール上は原則(給付を受ける者のほうで柔軟に対応可能な)金銭での給付である。というか必要物資での給付にすると「雪かきがいる地域といらない地域が日本の中、ヘタすると同じ県の中に両方ある」や「食品アレルギーがあるのでそのまま一律なルールでの食事の給付をすると飯食っただけで死にかねない」といった必要な不平等に対応できないという事情もあり、結果としてよほどでなければこれ一つで法の下の平等性が実現できる金銭の万能性が求められることになる。
*13 やろうとした債務者が登場している。