賭博黙示録カイジ

登録日:2019/12/23 Mon 18:36:06
更新日:2025/03/19 Wed 13:03:16
所要時間:約 12 分で読めます







生死を賭けた遊戯が始まる!




賭博黙示録(とばくもくしろく)カイジ』とは、福本伸行による漫画作品。


【概要】


週刊ヤングマガジンにて1996年11号から1999年36号まで連載。全13巻。

最初期は前後編の短編として構想されていたが、編集との議論の末に連載作品に変更される。
同時期に他雑誌で連載していた『銀と金』が実質的な打ち切りとなり、入れ替わる形で執筆に入った。

独特ながら理解しやすいギャンブル、福本氏の表現技法や心理描写、過激ながら一理ある理論に基づいた台詞回しなどが特徴的な作品。
これらの要素が大受けして瞬く間にヒットし、ヤングマガジンの看板作品の地位を確立した。
作者の福本氏もカイジ連載以前まではメジャーな作家ではなかったが、本作によって一般的な知名度も大きく向上させ、氏の代表作になった。
後世の漫画作品に与えた影響も少なくないとされ、日本のギャンブル漫画の金字塔とも呼ぶべき作品である。

『賭博黙示録』自体は一応完結しているが、主人公の物語は完結を迎えずに直接の続編である『賭博破戒録カイジ』が連載。
以後もタイトルを定期的にリセットし、『カイジシリーズ』として漫画の連載は続いている。

直前の作品だった『銀と金』の影響もあってか以後の続編と比べると全体的にかなりシリアスかつダークな雰囲気なのが特徴で、ギャグやコメディ要素はほぼ皆無。
文字通りの命懸けで戦う緊迫感はシリーズでも随一であり、続編の『破戒録』と並ぶ傑作と評される。

【あらすじ】


時代は1996年。上京するも、自堕落で生産性のない日々を過ごしていた青年・伊藤開司(カイジ)。

定職にも就いていなかったカイジの前にある日、金融業者を名乗る悪徳ヤクザ・遠藤勇次が現れる。
かつてカイジは友人・古畑の借金の連帯保証人になっていたが、彼が逃亡したせいで借金を肩代わりする事態になった現実を知らされる。

崖っぷちに置かれたカイジは、遠藤の策略に嵌められる形で負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込んだ。
そこで行われたギャンブルはハイリスクハイリターンの違法賭博であり、負ければ最悪命すら失う危険のあるゲームだった。
エスポワールでのギャンブルで人間の狂気や策略を体感するカイジだったが、ギャンブラーとしての才能を少しずつ覚醒させていく。

そしてカイジは、債務者の命を嘲笑う賭博を取り仕切る闇金融の『帝愛グループ』との戦いに身を投げていく…。

【主な登場人物】


◇主要人物

CV:萩原聖人
演:藤原竜也(実写映画版)
本作の主人公の青年。友人の借金を背負ったことから、ギャンブルの世界に入り込むことになる。
社会的には屑で役に立たない人間だが、その一方で甘く優しい人間性と賭博師としての才能で様々な人間にも影響を与えていく。

詳細はリンク先参照。

CV:内田直哉
演:天海祐希(実写映画版)
帝愛グループの傘下にある「遠藤金融」社長だが、悪徳ヤクザ。
借金を背負ったカイジをエスポワールに誘って違法ギャンブルの世界に導き、以後もギャンブルの話を持ち込んでくる。
しかし、カイジを誘った事が結果的に自身をドン底に落とす自爆行為となった事が続編で判明する。

CV:白竜
演:香川照之(実写映画版)
帝愛グループの最高幹部の一人の高齢の男性。エスポワールやスターサイドホテルでの賭博を取り仕切る。
過激だが世の中の心理を突いているようにも思える弁舌を使って、負債者達をギャンブルへの決心に誘導させる。
傲慢で冷酷無情なサディストであり、実際は正論に思える弁舌もよく考えて聞けば詭弁を話しているだけでしかない。

賭博黙示録のラストバトルでの相手ではないが、実質的には賭博黙示録におけるラスボスである。

CV:津嘉山正種
演:佐藤慶(実写映画版)
「帝愛グループ」の総帥である老人。カイジシリーズ全体のラスボスポジションの人物。
残虐で醜悪な恐ろしい人物だが、独特で凶悪ながらも理論的には一理ある価値観を持っている。
老人ながら驚異的なギャンブラーとしての天性の才能を持つ。

◇「希望の船」編の登場人物

  • 古畑武志
CV:松本保典(アニメ版)、山本兼平(BeeTV版)
カイジの元アルバイト仲間で、カイジが連帯保証人になった人物。つまり実質的なシリーズの元凶。
露骨な悪人ではないが気弱で他人に流されやすい性格で、所謂「愚図」の塊みたいな人物。
エスポワールでカイジと再会して共闘を図るが、その性格が災いしてカイジを裏切る
安藤よりカイジと面識があり、元凶である上に、助けられたにもかかわらず、裏切るという、安藤よりクズに見えるが、借金取りや安藤に唆されたり、カイジに「ごめん」と言ったり*1安藤ほどのクズで無いが、カイジや石田さんほどの聖人君子では無い。

CV:桜井敏治(アニメ版)、佐々健太(BeeTV版)
エスポワールでカイジや古畑とチームで共同戦線を組んだ肥満体系の男性。
状況的に多少は理解の余地があるとは言え、平気で仲間を裏切る策略を企むクズの体現みたいな人物。
ギャンブル漫画及びデスゲーム漫画全体の歴史でも屈指の屑キャラとして知られるが、以後のシリーズでは安藤すらマシに思える人物すら出てくる。

CV:家中宏
演:光石研(実写映画版)
多額の負債を抱える眼鏡をかけた中年男性。騙されやすく情けない人間だが、他人への思いやりと良識も持っている。
エスポワールでは仲間に騙されて絶体絶命の危機に陥っていたが、その性格からカイジに運良く助けられたことで彼と縁を作る。
自分だけではなく他人を思いやる心を持っていた石田の存在は、カイジの人生観に大きな影響を与えた。

CV:石川英郎
演:山本太郎
エスポワールに参加していた関西弁の男性。カイジが参加した回以前からも参加していたリピーター。
巧みな戦略でカイジの前に立ちはだかる。
実質的な希望の船編におけるライバルである。

  • 北見
CV:矢尾一樹
演:聡太郎
エスポワールの参加者。初参加者と思われるが、トネガワでは船井と同じくリピーターであるとされている。
カイジと同じくカードの買い占め戦略で場のコントロールをしようとした策士でもう一人のライバル的存在。

  • バランス理論の男/ハイエナ
CV:小野健一
エスポワールの参加者。氏名は明かされず、アニメ版では「ハイエナ」と名付けられた。
限定ジャンケンの仕組みを考察した「バランス理論」を展開して戦っていた。
だが、理論に囚われすぎた思考がカイジに弱点として突かれてしまう。

  • 高田
CV:髙階俊嗣
演:丸山智己
エスポワールの参加者
手持ちを知る特定の参加者を狙う作戦を取っていたが、船井のカードシャッフルの提案によって頓挫。
カイジに勝利してエスポワールを生き残り、絶望の城編でも登場する。

  • 岡林
CV:西村朋紘
エスポワールの参加者であり、カイジがエスポワールの別室で出会った男。
借金が多すぎるため一度は参加を断られた程の人物で、仲間と結託して勝ち抜く策略を練っていた。
を信じたカイジや石田の行動を笑うが、カイジに自身の秘密を見抜かれて利用されてしまう。

  • 坂井
CV:中村悠一
船井と同様にリピーターになっていた参加者。
石田を騙して別室に送り込み、自身は勝ち逃げに成功した。

◇「絶望の城」編の登場人物

CV:甲本雅裕
演:松山ケンイチ
カイジのバイト先の後輩の男性。カイジを利用してバイト先のを窃盗するなど屑なフリーター。
カイジの身分を察して彼に関心を抱いた後、借金はないが一発当てないと未来がないと思ったため、カイジの元に現れた遠藤に頼んでギャンブルに参加する。
ギャンブルに関するポテンシャルは非常に高く、素質的にはカイジに勝るとも劣らなかったが…。
絶望の城編においてのカイジのパートナーでもあり、準主人公的な要素もある。

  • 店長
CV:安井邦彦
氏名不詳。カイジのアルバイト先のコンビニの店長。
社会性を持たないカイジとの関係は良くないが、売上金を損失した際に真っ先に疑うなど人間としての程度が低い。
他人にネチネチとしている割には、いざとなると勢いの良さが出ないという「最底辺ではないがそこら辺によくいる屑」である。

  • 西尾
CV:阪本麻美
カイジのアルバイト先の同僚の女性。見るからに美人だからか店長にも贔屓されているような節がある。
性格も良いらしく、店長の金が紛失した際もカイジは真っ先に彼女の窃盗犯としての可能性を排除していた*2

  • 中山
CV:小山力也
鉄骨渡りに参加し、人間競馬ではカイジと同じ橋を渡る。
人間競馬ではカイジと揉め合う内に橋に手をついて失格になるが、余りチケットによる電流鉄骨渡りにも参加するも…

  • 太田
CV:小野坂昌也
人間競馬を突破し、電流鉄骨渡りにも参加した眼鏡をかけた男性。
電流鉄骨渡りでは先頭を歩くが、途中から突風に襲われる幻覚を発症して発狂する。
太田の様子は他の参加者にも影響を与え、連鎖的な転落死を招いた。

  • 秋川
CV:金光祥浩
電流鉄骨渡りに参加し、右の鉄骨のラストで渡っていた男性。
太田の最期を見たことで錯乱し、無謀にもスタート地点に引き返そうとしたがバランスを崩して感電した末に転落死。

  • 藤野
CV:河本邦弘
電流鉄骨渡りに参加した男性。ギブアップ宣言の一人。
バランスを崩した西田と支え合おうとするがバランスを崩す。

  • 西田
CV:松原大典
電流鉄骨渡りに参加した男性。ギブアップ宣言の一人。
バランスを崩した際に藤野と支え合おうとするが…。

  • 中村
CV:徳本恭敏
人間競馬を1位で渡って電流鉄骨渡りにも参加した男性。
橋の先頭を渡っていたが、藤野と西田のを見て錯乱状態に陥って橋の上を走ってゴールするという無謀な行動に出てしまう。

  • 小泉
CV:中村悠一
2本目の鉄骨渡りに参加した人物。多分この1コマだけが有名な人。

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  ・    /     /          /ヽ ┌─―┘|    |

  • 10番
CV:中村悠一
ゼッケン10番で人間競馬に参加していた男性。本名不詳。
人間競馬で脱落するが、運良く軽傷だったのか大きな怪我はなくEカードの観戦を行っていた。
Eカードの最中のトイレにてカイジが考案した利根川を倒す作戦に協力させられ、カイジの奇襲戦法に貢献する。

【行われたギャンブル】


限定ジャンケン

豪華客船エスポワール内のイベント*3で行われるギャンブル。
ジャンケンの手であるグー・チョキ・パーをカード化ものを各種類4枚ずつ持った状態でスタートし、他の参加者とカードを使ったジャンケン勝負を行うというもの。

一見して単なる運否天賦に見えるが、各カードが全体で何枚残っているかを示す掲示板、生命線である『星』のやりとり、そして全参加者に貸し付けられた大金の存在が参加者たちを泥沼の心理戦へと引きずり込んでいく。
詳細は単独項目を参照のほど。

鉄骨渡り

オープン前の高層ホテル「スターサイドホテル」で行われるギャンブル…というよりデスゲーム
Brave men road(ブレイブ・メン・ロード)と題されたこのイベントは、高さ10mほどの高台にかけられている細い鋼鉄製の柱のような橋を、参加者がレース形式で渡るというもの。
さらにこのギャンブルには観客がおり、高台の下で食事をしながら誰が勝つかの賭けに興じている。つまるところこれは債務者達を馬に見立てた人間競馬と言っても過言ではない。
  • 参加者は1組12人でレースに挑む。ただし参加者たちには事前に何を行うか説明されず、鉄製の棺桶のような箱に入れられてスタート地点まで運ばれる。
  • 橋の全長は25mで、幅は成人男性の片足分ほど。しかし先に進むにつれどんどん細くなっていき、バランスが取り辛いようになっている。
  • 橋から転落して地面に体が着けば失格。橋の下には申し訳程度にペラペラのマットしか敷かれていないため、落ちれば負傷の可能性は避けられない。
  • 1着の者に2000万円、2着に1000万円を得る為の引換チケットが与えられる。この為大金を得たいならばいち早く決断するか、さもなくば先を行く人間を落とすしかない。なお突き落とし行為はルール上で認められている。

Eカード

カイジ対利根川の勝負に用いられた、「皇帝」「市民」「奴隷」という3種のカードを使うカード勝負のギャンブル。
皇帝は市民に勝ち、市民は奴隷に勝ち、奴隷は捨て身の一撃で皇帝に勝つ…という兵藤曰く「この世の縮図」を再現した3すくみの力関係になっている。
限定ジャンケンと同じくジャンケンのカード化と言えるゲームだが、一対一の対人戦である事、そして手札の偏りが公平でない事により、また異なる心理戦を生むギャンブルとなっている。
  • カードの力関係は 皇帝 > 市民 > 奴隷 > 皇帝 > … の三すくみ。
  • プレイヤーは 皇帝1枚 市民4枚 の皇帝側と、 奴隷1枚 市民4枚 の奴隷側に分かれて対戦する。
  • 試合が始まったらお互いに手札から1枚カードを選び、伏せて場に出す。両者のカードが場に出たら一斉に開け、先述の力関係によってその手番の勝敗を決める。
  • 一度使ったカードは表にして場に捨て、再び勝負を繰り返す。お互いに手札が無くなったら*4一試合終了。
以上がカードゲーム自体のルールとなる。
皇帝側は奴隷側に悟られぬよういかに皇帝を出すか、奴隷側はそれを察知していかに潰すかという構図。
言うまでもなく皇帝側が圧倒的に有利な仕組みになっているため、カイジと利根川の対戦では公平感を与えるため性を期すため以下のルールが設けられた。
  • 12試合行い、3試合毎に皇帝側と奴隷側を入れ替える。
  • カード選択の時間は各々5分。奇数番手は皇帝側が先にカードを伏せて出し、偶数番手は奴隷側が先にカードを伏せて出す。
  • 完全な運勝負となってしまう事を避けるため、カードを出す際は必ずカードを一度見てから出す。
  • カイジが常に賭け金を設定する。と言ってもカイジは金を持たない為、負けた分だけ針が飛び出す装置を目もしくは耳に装着し、装置の針がどこまで進むかをミリ単位で賭ける。
    • 皇帝側で勝てば賭けた距離1mmにつき10万円獲得、奴隷側で勝てば1mmにつき50万円獲得。もちろん負ければ賭けた分だけ針が進む。
    • 初期段階で針と身体との間は30mmに設定されており、それ以上負けた場合眼球または鼓膜が針に刺されて潰される。

ティッシュ箱くじ引き

カイジが考案したギャンブル。空のティッシュ箱の中にペーパータオルで作った当たりくじ一枚とはずれくじ数十枚を入れ、交互にくじを引き先に当たりくじを引いた方が勝ち。


【アニメ版】


『逆境無頼カイジ Ultimate Survivor』のタイトルで2007年にアニメ化されている。マッドハウスが制作した。
細かい部分でアニオリ改変が見られる他、規制の影響で原作よりは一部の過激な描写が変更や削除を受けている。
と言ってもシナリオは原作に完全に沿ったシナリオとなっており、改変部分も話の大筋に大きな影響は与えていない。
また、アニメ版アカギのキャストやスタッフが多数採用されている。
ナレーションは立木文彦

後に賭博破戒録をアニメ化した第2期も放送された。

【実写版】


カイジ 人生逆転ゲーム

2009年に公開された実写版映画。藤原竜也がカイジを演じることで話題を呼んだ。
遠藤の性別変更などの大幅な改変が見られるが、原作でのギャンブルの基本的な要素は再現された。
ストーリーは賭博黙示録をベースにした映画化ではあるが、一部には続編である賭博破戒録の要素が混ぜられている。

シリーズ化しており、賭博破戒録をベースにした続編『カイジ 人生奪回ゲーム』も公開された。
シリーズが進むにつれて福本氏が脚本に参加した上でのオリジナル要素が増えており、最終作『カイジ ファイナルゲーム』は原作シリーズの要素と完全に分離している。

カイジ 動物世界

中国にてリメイク…というかリブートされた実写版映画。
カイジの母親が病を抱えている、カイジと両想いな看護婦などのオリジナル要素がある。
シナリオには福本氏も参加している。

人生逆転バトル カイジ

TBS系列で放送されたカイジシリーズを再現したバラエティ番組。『水曜日のダウンタウン』で知られる藤井健太郎が制作を担当。
ドキュメンタリー要素があるバラエティだが、鉄骨渡りなどのギャンブルはバラエティ番組故に安全仕様。
利根川も『人生逆転ゲーム』から再度実写化されており、名高達男が演じる利根川が登場する。

【外伝作品】


※本項ではあくまでも賭博黙示録のスピンオフのみに紹介を絞り、続編に関連するスピンオフの紹介はここでは省略する。

カイジ外伝

『ヤングマガジン増刊赤BUTA』に読み切り掲載された初のスピンオフ。
カイジがエスポワール乗船を選択しなかったパラレル世界を描いており、マカオを舞台とする。
賭博黙示録の話数上の扱いでは第0話になっている。

中間管理録トネガワ

賭博黙示録のラスボス・利根川を主役にしたギャグスピンオフ。
利根川の苦労を描くと同時に帝愛グループの掘り下げやギャンブルの制作秘話も語られる。
時系列的には賭博黙示録以前の設定だが、時代設定は本編とは異なる2010年代…と思ったらたまに本編の時代設定になったりと変動制。

ゲーム版】

何度かゲーム化もされている。家庭用ゲーム機専用ソフトを主に記載。

賭博黙示録カイジ(PSゲーム)

講談社がPlayStationで発売したゲーム。カイジ初のゲーム化作品。
エスポワールを舞台に限定ジャンケンを主題にしたオリジナルストーリーが展開される。

逆境無頼カイジ Death or Survival

ニンテンドーDSで発売されたゲーム。正確にはアニメ版のゲーム化。
発売・開発元はコンパイルハート。本作発売から少し後、カイジシリーズとはかけ離れた雰囲気の美少女ゲームがヒットする。
ゲームクオリティはコンパイルハートクオリティであり、2008年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点を受賞した。

カイジVR~絶望の鉄骨渡り~

PlayStation VR専用ソフトとしてダウンロード専売されたゲーム。鉄骨渡りをVRで再現した作品。
後にNintendo Switch用ソフトとして移植された。こちらもダウンロード専売。
更に後には、VRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO SHIBUYA」でのアミューズメントやスマホアプリとしても展開した。







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  • 実写映画化
  • 敵はブラック企業
  • 1996年
  • 名作
最終更新:2025年03月19日 13:03

*1 しかし、カイジが復帰した際は、ギリギリまで裏切らなかった事を理由に言い訳してた。

*2 余談だが、この時のカイジは西尾を犯人候補から除外した根拠を語っている。しかし、よくよくコマを見るとその根拠と噛み合わないと解釈できるため、カイジが西尾の人柄の良さから自然と贔屓にしていたとする説がある。

*3 正式名称は「第3回 クリエイティブ・クルーズ」

*4 ただし、勝敗に関係のある手札はお互い1枚づつのため「一度でも各手番で勝敗が発生したらその試合はその勝者の勝ち」「逆に4回目まで引き分け連続なら最後は奴隷VS皇帝で確定なので奴隷側の勝ち」となり、5回目の手番は実質行われない。