登録日:2022/12/23 Fri 00:00:00
更新日:2026/07/22 Wed 20:45:14
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封じられていた邪神が、今、よみがえる。
かの名は古の支配者にして、アビスロイヤルの王
───アビスベル=ジャシン帝。
解説
| アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (4) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
| ブロッカー |
| W・ブレイカー |
| 自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる) |
| このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。 |
| 自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
アビスロイヤルを率いる王。
名前も「アビス」+「統べる」で「アビスベル」という、デュエマらしいネーミングになっている。
まず注目すべきはその基本性能。
コスト4という比較的軽いマナでありながら、その基礎パワーは
7000で更には
W・ブレイカーと
ブロッカーまで有している。
これだけ盛ってあるならそれと釣り合うようなデメリット効果も幾つか付属されている…と思いきや、ジャシンの場合は
メリット効果のみ。
従来のコスト論を大幅に逸脱したそのスペックは古参も新参も大いに驚かせた。インフレここに極まれりである。
効果面では
アビス・クリーチャーの展開を促す二つの能力を有する。
自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を付与し、更に墓地のクリーチャーの召喚コストを2少なくできる。
これによって本来一部のアビスのみが持つアビスラッシュを墓地のアビス全員に与え、全員を墓地から召喚可能な状態にしてくれる。
そしてコスト軽減による墓地からの大量展開とアビスラッシュの即攻撃可を合わせることで、相手プレイヤーへの総攻撃を仕掛ける事が可能となる。
また、手札2枚を墓地に捨てる事と引き換えに場を離れない除去耐性も兼ね備えている。破壊はもちろん、バウンスやシールド化も防げる。
場持ちの良さと同時に墓地も肥やせる効果であり、このカードの器用さを高めている。
まとめると除去耐性で自身を維持し、予め墓地に落としたアビス達を一斉展開して
1ショットキルを仕掛ける【アビス】デッキの核であるクリーチャー。
墓地が肥えていなくともそのコストの低さからアタッカー兼ブロッカーとして機能してくれるので、最低限の仕事はこなしてくれる。
これまでの主人公の歴代切り札と比べると、本人が決めるというよりは展開のための基盤といった趣きが強い。
深淵よりアビスロイヤル達を率いて戦うアビスの王に相応しい能力と言えるだろう。
なお、このコストから見ると信じ難いが、実はかなり重いという弱点を持つ。
というのも、このカードはアビスデッキ(=闇単、もしくは限りなくそれに近い構成)で使う事になる為、ブーストや踏み倒しの手段は限られてしまい、結果的にほとんど律儀にマナを1マナずつ貯めて召喚する事になる。
軽減や《邪侵入》といった早出し手段はあるものの、それでも3ターンは確実に必要。闇単における4コストという数字がかける負荷は実に大きい。
そして、最速で出してもcip効果は一切持っていない為、基本的に出したターンは何も出来ずに相手にターンを渡すしかない。
この1ターンのスキップは現代のデュエルマスターズでは中々に致命傷になりやすく、相手にジャシン帝を対策する隙を与えてしまう。幸いブロッカーを持つので、そのまま返したターンにアグロ戦術でキルまで持っていかれることは無いかもしれないが、それでも対アグロとなればかなり押し込まれる事にもなるだろう。
だからといってジャシン帝召喚+1アクション以上とる、という事にこだわりすぎて着地を遅れさせると、それはそれでデッキのパフォーマンスを下げる結果につながりがち(このカードを早期召喚した上で、軽減されたアビス達でアビスラッシュをガンガン仕掛けた方が動きとしては確実に強い)。召喚のタイミングは極めて難しい。
非常に高いスペックを持つが、それ頼りで振り回しても神が答えることはまずない。使い手の構築力や細やかな駆け引きといった実力を試してくるカードであると言える。
プロト版
| アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (7) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
| W・ブレイカー |
| G・ゼロ:自分の墓地にアビスが5枚以上あり、自分の《アビスベル=ジャシン帝》がバトルゾーンになければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
| 自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる) |
| 自分の墓地のカードを使うコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
デュエチューブで公開された開発段階のプロト版カード。
コストが7と高めに設定されている代わりに、墓地のアビスが5枚以上ある事を条件として
G・ゼロで踏み倒せる。
手札2枚と引き換えの除去耐性は設定されておらず、墓地のコスト軽減はカード全体と決定版より範囲が広く、呪文や
タマシードにも対応していた。
派生カード
| 深淵からの復活 ジャシン帝 P 闇文明 (3) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 6000 |
| アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| アビスが3つ以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。 |
コストが1落ち、準バニラ相当のスペックになったジャシン。
アビスラッシュ持ちなので墓地からの召喚と速攻ができる。W・ブレイカーはそのままなので攻撃できれば強力。
しかし場にアビスが3つ以上なければ攻撃できないというタマシード/クリーチャーに近い制限があるため、今一つ使い勝手が悪い。
| 深淵の支配者 ジャシン SR 闇文明 (4) |
| タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE 9000 |
| 自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。 |
| 自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
タマシード/クリーチャーとして登場したジャシン。
こちらは闇文明のクリーチャーor
タマシードが4つ以上なければクリーチャーとして扱えない。
しかし、タマシード状態でも場にある限り自ターンの始めに墓地肥やしと小型クリーチャーの展開が可能。
自身のクリーチャー化の条件を満たしながらクリーチャーの展開ができる。
| 漆黒の深淵 ジャシン帝 SR 闇文明 (3) |
| タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE 8000 |
| W・ブレイカー |
| このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャー1体またはタマシードを1枚、破壊する。 |
| 自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。 |
| このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。 |
ジャシン帝としては2枚目のタマシード/クリーチャーであり、《深淵の支配者》よりもコストが1軽くなった。
cipでは山札から1枚墓地に送った後、墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーまたはタマシードを破壊できる。
更には擬似シビルカウントを満たしてクリーチャーとなれば、アタックトリガーでコスト6以下の非進化クリーチャーを蘇生できる。
《アビスベル》の方からアビスラッシュで墓地より他のアビス達と共に出てくれば即座に起動でき、種族や文明の縛りもないため幅広いクリーチャーを展開していける。
似た効果を持つ《
ハンマ=ダンマ》と比較するとあちらよりコストが1軽く、更にはクリーチャーのみならずタマシードにも対応しているなど破壊範囲が広い。
一方でcipによって送れる枚数は3枚とジャシンより多く、
S・トリガーも備えている事から受け札にもなるなど、似た効果でも使い勝手は結構異なっている。
ヒーローレア版のイラストでは、アビスロイヤル使いである斬札ウィンと共に描かれている。
| 深淵大帝 ジャシン P 闇文明 (5) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
| アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
| スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
コロコロコミックの付録デッキに収録されたジャシン。
イラストではアニメのデフォルメされた形態「邪神くん」の姿で描かれている。
コスト5ながらパワー7000の2打点持ちと悪くない性能であり、ブロッカーと
スレイヤーの両方も併せ持つため、パワーで劣っていても攻撃してきた相手を道連れにできる。
そうして墓地に落ちても自前のアビスラッシュで即復帰でき、スレイヤーで再び狩れるのは結構バカにならない。
付録デッキのカードとしては悪くない性能の1枚である。
深淵に向け魔力砲が放たれたのを感知したジャシンは、雲を切り裂くほどのスピードで深淵の入り口へと舞い戻る。
さらにそこで止まらず、差し迫る魔力砲へ向けてトップスピードで突っ込んだ!
最速こそが最強……その名も、アビスベル=覇=ロード!
| アビスベル=覇=ロード OR 闇/自然文明 (7) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 11000 |
| 革命チェンジ:コスト5以上のアビス |
| 自分のアビスすべてに「マッハファイター」を与える。 |
| W・ブレイカー |
| 自分のターンの終わりに、コスト6以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地またはマナゾーンから出してもよい。 |
| 各ターン、相手のクリーチャーがはじめて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。 |
DM23-RP3「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」に収録されたジャシン帝の強化形態。
ジャシン関連のカードとしては2枚目のオーバーレアであり、蛸型の
バイクに跨ってライダースーツを纏っている。
新たに自然文明が追加されて
多色になり、それまでコスト4前後で抑えられていたジャシンとしては珍しくコスト7とやや重めに設定された。
代わりに革命チェンジで出しやすくなっていて、覇=ロードならチェンジ元としてコスト5以上のアビスが対応する。
墓地からアビスを攻撃可能な状態で展開できるアビスラッシュとは相性抜群であり、加えてアビスラッシュしたアビスを革命チェンジで手札に回収すれば山札下へと戻るデメリットも帳消しにできる。
効果に関しては主に三つ存在する。
一つ目は自分のアビス全体への
マッハファイター付与。アビスラッシュしたアビス達による攻撃の幅を広げられるのは勿論、アタックトリガー持ちを速攻で起動できたりと大いに役立つ能力である。
二つ目は自分のターン終了時のアビス踏み倒し。コスト6以下の指定があってタイミング的にマッハファイター付与を活かせないとはいえ、墓地とマナゾーンの両方から踏み倒し先を選べるのは心強い。ブロッカーなりを展開して相手の攻撃に備えよう。
三つ目に相手クリーチャーの攻撃誘導。各ターン最初の攻撃だけは覇=ロードへの攻撃を強制され、パワー10999以下のクリーチャーだと自爆特攻を余儀なくされる。革命チェンジから出せばタップして即効果を活かせるのもメリットである。とはいえ11000は絶対的に高いパワーでもないため過信は禁物。
このような《アビスベル=ジャシン帝》ともまた異なる強さのカードデザインにより、対戦環境では【黒単アビス】とも異なるデッキタイプの【黒緑アビス】における中核として活躍している。
例の絶望神と入れ違いになりながら2023年下半期の環境を駆け抜け、2024年上半期でも環境上位層で活躍を見せている。
シークレットレアのイラスト違いでは、フランスの画家であるテオドール・ジェリコーの手掛けた「エプソムの競馬」を
オマージュし、草原を《深淵の三咆哮 バウワウジャ》《
邪龍 ジャブラッド》と共にバイクで駆ける姿が描かれている。
「余の終極宣言だ!」
「支配を図る者どもに 究極の敗北をくれてやるわっ!!!!」
| アビスベル=覇統=ジャシン帝 OR 闇/自然文明 (10) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 17000 |
| 革命チェンジ:コスト7以上のアビス |
| T・ブレイカー |
| 相手のコスト10以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーは離れない。 |
| 自分のシールドがブレイクされた時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
| 終極宣言:自分のターンのはじめに、アビス・クリーチャーを好きな数、自分の墓地またはマナゾーンからコストを支払わずに召喚してもよい。ただし、それらが出た時にトリガーする能力は、トリガーしない。このターン、それらのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できる。(「終極宣言」は、ゲーム中に一度だけ使える) |
DM23-EX3「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」に収録されたジャシンの最強形態。
ジャシン関連のカードとしては3枚目のオーバーレアであり、愛馬の《邪騎 スベルニル》に跨って《邪鎧 デ=アムド》を纏い、とうとう本気を出した姿である。
コストは覇=ロードから更に跳ね上がってコスト10に上り、ジャシン史上初のT・ブレイカーと17000もの基礎パワーが加わった事で、あの《
覇王ブラックモナーク》と同じスペックに並んだ。
革命チェンジは引き続き搭載しているが、チェンジ元にはアビスとして重めのコスト7以上が求められるため、覇=ロードと異なり気軽にチェンジさせる事が難しくなっている。
DM23-EX3以前に成立しているコスト5以下のアビスを中心とした【黒緑アビス】とは噛み合わず、覇統も入れて組むならまた新しい構築を練る必要がある。
デザイナーズコンボとして優秀なチェンジ元も同時収録されているので、一応チェンジ元の候補には困らない。
効果は覇=ロードと同じく三つから成り立っている。
まずは相手の場にコスト10以上のクリーチャーがいる時に限り、場を離れなくなる鉄壁の除去耐性が発動される。相手が猛者であれば退かないという王の佇まいを感じさせる効果であり、場に留まる事で下述する終極宣言も発動しやすくなる。
次に、自分のシールドがブレイクされた時に相手クリーチャー1体も破壊する。攻撃を控えているクリーチャーを破壊すれば相手の攻めを鈍らせる事が可能で、防御性能としては比較的優秀な効果である。
最後に相手ターンを凌いで発動できる終極宣言。このクリーチャーの場合は墓地とマナゾーンからアビス・クリーチャーをノーコストかつ相手に攻撃可能な状態で召喚し放題という恐るべき効果を発揮し、効果が通ればそのターン中の決着はほぼ間違いない。ただしcipは発動できないという制約があり、召喚扱いとはいえ踏み倒しメタにも引っ掛かるなど、豪快さに反して意外と欠点も多い。また、同じアビスである《シス=魔=シャル》の終極宣言は踏み倒せる数こそ3体に限定されるがcipも使えるため、踏み倒したいアビスの種類によっては使い分けていく必要がある。
総じて最強形態らしい強大な性能に仕上がっているものの、覇=ロードほどの汎用性はなく【黒単アビス】でもそれ程採用されていない。
今後の研究次第だろう。
シークレットレアのイラスト違いでは、ジャック=ルイ・ダヴィッドの手掛けた『サン=ベルナール峠を越える
ボナパルト』をオマージュし、スベルニルに乗馬したジャシン帝が天を指差す姿が描かれている。
…バウワウジャのイラスト違いで既にやってるじゃねーか!は禁句。イラストを担当した人も同じMoopic氏な辺り、公式もネタ被り自体は意識してやっていそうだが。
「オオオオオ……!」
不気味な唸り声とともに三従士からエネルギーを吸収し、ジャシンの身体が徐々に実体化していく。
暗黒剣に斬られた影響で超化獣となり、ハイパーモードの力も手に入れていたのだ!
| 邪魂の王道 ジャシン帝 OR 闇文明 (3) |
| クリーチャー:アビスロイヤル/超化獣 4000 |
| 自分の墓地からアビス・クリーチャーを召喚してもよい。(コストは支払う) |
| OVERハイパー化:自分の他のクリーチャーを2体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く) |
|
| ハイパーモード 13000 |
| T・ブレイカー |
| このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、コストの合計が自分の墓地にあるカードの枚数以下になるよう、相手のクリーチャーを2体まで選び、破壊する。 |
DM24-RP1「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」にて収録されたジャシンの新たな姿。
突如現れた《
暗黒剣 フラヴナグニル》にブツ切りにされ肉体を持ち去られてしまったジャシンだったが、霊体となり復活、上記イラストを見る限り頭と左腕は無事だった模様。
効果の方は流石に《アビスベル=ジャシン帝》の頃からパワーダウンしており、コストこそ軽くなったもののアビスラッシュ付与からただの墓地召喚へと墓地の触れ方が変化しており、これだけなら一長一短なのだが墓地から召喚するクリーチャーへのコスト軽減も除去耐性も消滅している。
それを補うかの如くハイパー化を超えたOVERハイパー化を有しており、その場で攻撃出来る頭数こそ減るものの、攻撃時に3枚墓地肥やし&コスト合計が墓地の枚数以下になるように相手クリーチャーに割り振り火力を放つTブレイカーの化け物へ変貌する。
とはいっても召喚酔いしているクリーチャーをタップでもしない限りTブレイカー化を活かせる場面はあまり存在せず、真っ先に採用候補になるであろう【黒単アビス】にも元の《アビスベル=ジャシン帝》が真っ先に入る為、登場当初の時点ではあまり採用率を伸ばせていない。
墓地召喚もハイパーモード時の割り振り火力とアンチシナジー気味。
イラストの方は一見すると更に優雅な衣装にジャシンが身を包んだだけのように見えるが、シークレットレアで明かされたハイパーモード時のイラストはタコの化け物にしか見えない醜悪な姿に。
WedアニメやイラストレーターのSNSで明かされた変形イメージでは「ハイパーモード化前の状態から上顎から上が伸びていき、下顎が変形して割けた口のようになる」とのこと。
| 邪魂のジャシン帝 R 闇文明 (4) |
| クリーチャー:アビスロイヤル/超化獣 4000 |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
| 自分のターン中、このクリーチャーは破壊以外の方法で離れない。 |
| ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く) |
|
| ハイパーモード 7000 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| このクリーチャーが攻撃する時、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
月刊コロコロコミック付録でハイパーモード自体のプレビューカードとして収録された次の月に、コロコロ付録デッキの切り札としてハイパー化後のイラストで改めて収録されたジャシン。
耐性は自ターン限定とブロッカーとのかみ合わせは悪いが中々強力。
ハイパーモードではアンタップしているクリーチャーを破壊出来るが、これまた耐性とブロッカーとのかみ合わせが悪い。
よく言えば攻防一体でそつなく使いやすいスペック。
| ハイパー=暴=ジャシン帝 R 闇文明 (7) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 8000 |
| ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない) |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| このクリーチャーが出た時、クリーチャーを2体まで、自分の墓地から手札に戻す。 |
またしてもコロコロ付録デッキの切り札として登場したジャシン。
デュエチューブによると、夜の四天王に自らの切り刻まれた肉体が埋め込まれた事でハイパーエナジーの力が発現したのに連動して、本来の主であるジャシンの元にもハイパーエナジーの力が発現した状態の模様。
ハイパーエナジーによって最速3ターン目には着地可能であり、cipで2枚の墓地回収が可能。
それ以外には特筆すべき所の無いスペックだが、コストの高さを活かして革命チェンジに使ったりハイパーエナジーの更なる参照元に使ったりと応用の効く性能。
| 邪道の王道 ジャシン帝 SR 闇文明 (7) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 10000 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| ヨビニオン(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く) |
今度もコロコロ付録で登場したジャシン。
これまでのダークなイメージとは一線を画す、白いフードを被ったイラストが特徴的。
効果自体は単なるヨビニオン持ちの準バニラだが、文明と種族が違うとはいえ同コストで同じ能力構成の《ヨビニオン・トーテム》よりパワーが4000も高い。
これまでに登場したジャシンの殆どはコスト6以下の為ヨビニオンで踏み倒す事が出来、そうでない革命チェンジ持ちの二体もこのクリーチャーからチェンジする事で間接的に踏み倒せる。
アビスロイヤルだけでなく、自分自身…全てのジャシンをも率いる為の姿と言えるかもしれない。
| 淵魂 グレート=ジャシン帝 R 水/闇/火文明 (4) |
| G-NEOクリーチャー:アビスロイヤル 5000 |
| G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
| このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
| ▶カードを2枚引く。 |
| ▶このクリーチャーは、シールドを1つブレイクする。 |
コロコロ付録にてまたしても登場したジャシン。
王道Wからの新能力「G-NEO進化」を一足早く携えて登場した、下述する《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》のプレビュー版。
例によって、能力自体はcipの2ドローかシールドブレイクという控えめな内容となっている。
同じく王道Wからの新能力「超魂X」を持った《チェア=イーイッス》と共に収録された。
イラストでも初期の《アビスベル=ジャシン帝》が玉座に腰を下ろす構図を踏襲しつつ、イーイッスとの超魂Xを表現している。
| 至高の魂 アビスベル=ジャシン帝 OR 水/闇/火文明 (5) |
| G-NEOクリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
| G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| ブロッカー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を2枚捨てる。その後、コスト4以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。 |
| 各ターン、はじめて自分の、進化クリーチャーまたはアビス・クリーチャーをタップした時、それをアンタップする。 |
魂だけとなった後、とうとう至高の存在へと上り詰めたジャシン帝。
その姿は翼が片翼だけの天使のようにも見えるが、全体的に天使とも悪魔とも似つかないデザインに仕上がっている。
心境の変化も相まってか、文明にはこれまで派生カードにしか見られなかった水文明に加え、これまでアビスとほぼ関係なかった火文明も追加されている。
新たに登場したNEO進化であるG-NEO進化を有しており、自身と同じ文明のクリーチャーから進化が可能になっている。
基本スペックもガラッと変わり、お馴染みのブロッカーとWブレイカーに加えcipで2ドローからの2ディスカード後、墓地からコスト4以下のアビスを踏み倒す物に。
更に各ターン初めて攻撃するクリーチャーに、疑似的な2回攻撃を付与する事が可能に。
これまで通り配下との連携を前提としつつも、進化速攻と二回攻撃で単体でも充分に攻める事が可能になり、これまでにない「自らが勝負を決める」ジャシンへと変化している。
余談だがユーザーからの仇名は肩書を捩って「しこたま」。なんとも気が抜ける…
その剣の衝撃は、骨の髄まで響き渡る。
肉体が崩壊したとしても、その神髄は残り続ける。
| 片翼の魂 アビスベル SR 水/闇/火文明 (3) |
| G-NEOクリーチャー:アビスロイヤル 3000 |
| G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| ブロッカー |
| スレイヤー |
| 自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。その後、自分の墓地にあるクリーチャーを1体、その下に置いてもよい。 |
DM25-RP2「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ~ジャシン・イン・ザ・シェル~」収録のジャシン帝。
天使のようでもあった純白の片翼は黒く染まり、ハート型に割れた胸から骨の剣を取り出している。
後述の《
堕チシ八叉ノ蛇神》と対比してか、名前からは《ジャシン》が消えている。
コスト3のパワー3000と大幅に小型化した代わりに、NEOクリーチャーまたは進化クリーチャーが出る度にそのクリーチャーへの進化元の補充と墓地肥やしをこなせるように。
マナカーブこそ噛み合わないものの、NEOクリーチャーを進化元を用意せずにNEO進化クリーチャーとして扱え、墓地肥やしまでこなせるのは見かけ以上に強烈。
前弾で登場していた火の
ドラゴンでもある《
邪龍 ジャジーブラッド》にこのクリーチャーも加わった事で、あの《
超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が侵略条件を満たしながら
メテオバーンに必要な進化元を充填できるとして、アビスデッキにピン刺しで入るようにもなった。
| 至高の邪神 アビスベル R 闇文明 (4) |
| NEOクリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
| D・D・D[闇(3)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[闇(3)]支払って自分の手札から実行してもよい) |
| NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。 |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の墓地にあるカードを5枚シャッフルし、山札の下に置いてもよい。 |
またしてもコロコロ付録デッキの切り札となったジャシン。
デザインは変更されているものの、《覇=ロード》以来久しぶりにジャケットを羽織ってバイクに乗っており、胸の空洞も更に広がっている。
新能力「D・D・D」で1コスト少なくして出す事が出来る。
効果そのものはブロッカーとWブレイカーと耐性で手堅く纏まっており、墓地さえ肥えていれば不死身のクリーチャーと化す。
NEO進化なので非進化として頭数を増やすのに使ったり、攻撃中のクリーチャーに進化させて打点を増やすといった使い方も可能。
| 深淵の禁忌 アビスベル=ジャシン帝 VR 闇文明 (13) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 130000 |
| アビスラッシュ(このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、このターンの終わりに山札の下に置かれる) |
| タブー・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを13ブレイクする) |
| このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から13枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、闇のクリーチャーを13体まで、自分の墓地から出す。 |
DM25-EX2「王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025」に収録された超弩級のジャシン。
その基礎パワーは驚愕の130000。
他にもコスト13かつ、新能力タブー・ブレイカーにより13枚相手のシールドをブレイクし、cipで山札から13枚墓地肥やしして闇のクリーチャーを13体リアニメイトする等、どこまでも13尽くしなクリーチャー。
一応アビスラッシュは持っているものの、コストの重さから召喚によって出す機会はほぼ無い為、後述の《失われた世界》から踏み倒し《覇=ロード》のMF付与等で使ってやりたい。
敵対していた自分とすら、世界を守るために共闘するバクスザク。
その姿をみて、アビスベルは違和感の正体に気がつく。
これが愛なのだと。
| 禁忌の昇淵 アビスベル R 闇文明 (4) |
| クリーチャー:アビスロイヤル/フュージョナー 7000 |
| スレイヤー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。それがすべてアビス・カードなら、自分の山札の上からもう3枚墓地に置いてもよい。 |
| このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。 |
|
| 超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える) |
| このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にカードが13枚以上あり、このクリーチャーの名前が《アビスラブ=ジャシン帝》であれば、相手のエレメントと手札をすべて深淵送りにする。 |
DM25-RP4「王道W 第4弾 終淵 ~LOVE&ABYSS~」に収録された初のフュージョナー持ちジャシン。
後述する《アビスラブ》へ進化する際の中間形態で、デッキ内のアビス比率にもよるが、任意で最大6枚もの墓地肥やしが可能。
既に同コストには13枚肥やせて打点もTブレイカーの《堕∞魔 ヴォゲンム》等が存在する為、丁度いい墓地肥やし枚数で差別化したい。
何より、このクリーチャーは超魂Xによって真価を発揮するのだ。
そして巻き起こる愛・爆・発!
アビスベルは愛に目覚めし者、アビスラブへとなった。
深淵、それは闇より深い愛。
| アビスラブ=ジャシン帝 OR 水/闇/火文明 (5) |
| NEOクリーチャー:アビスロイヤル 9000 |
| S-NEO進化(墓地):バトルゾーンまたは墓地の、アビス・クリーチャー1体の上に重ねつつ出してもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体まで選び、深淵送りにする。(それを持ち主の深淵ゾーンに置く。この移動は妨げられない) |
| このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の山札の上から5枚を墓地に置いてもよい。 |
同じくDM25-RP4収録のジャシン最終形態。
ジャシンがこれまでの戦いを通じて「愛」に目覚めた姿。
デザインも漆黒で彩られた《しこたま至高の魂》以降から一転、蝶のような羽を生やした純白の姿に代わっており、とても元のジャシンとは似ても似つかない。
新たなNEO進化である「S-NEO進化」を持っており、墓地進化クリーチャーのような感覚でも扱う事が可能。
ただし、G-NEO進化と違いルール上の耐性は無い為、自前の耐性に頼るしかないのには注意。
そして攻撃するたびに、このカードの為だけに新設された新ゾーン
「深淵ゾーン」へと相手クリーチャー1体を送り込む。
深淵ゾーンは注釈文にもある通り、そこにカードを
移動する事を効果やルールによって妨げる事が出来ない。正真正銘の
確定除去である。
サイキックや
GRクリーチャーのような外部ゾーンから呼び出すカードも元の位置に戻せなくなる為、確実に敵の戦力を削ぐ事が出来る。
ただし、
ジャストダイバーを初めとするそもそも選べなくするアンタッチャブル効果持ちや、《「GG」-001》のような攻撃時効果を無効にする効果は普通に通用する為注意。
また、除去耐性として自身の代わりに山札の上から5枚を墓地に置くる置換効果を持つ。
後述の能力のサポートとして使える他、単純に元手が殆ど無いゾーンをコストに出来る為非常に強力。
効果の目新しさを勘定に入れなければ、スペックその物は「攻撃時に敵クリーチャー1体を除去できる、除去耐性持ち墓地進化」と、コスト5で3色のクリーチャーとしてはインフレの進んだ現代ではお世辞にも強力とは言えない。
しかし、上述した《禁忌の昇淵》を進化元とすることで、
墓地にカードが13枚以上あれば毎ターン手札とエレメント全除去と言う凶悪過ぎるスペックへと変化。
対の存在であるヴリドガルドが進化元に
三種の魔神器を揃える事で凶悪化するのと同じく、魂と器を揃えてこそ真価を発揮する、王道Wの終淵を飾るに相応しいカードと言える。
| 愛の終淵 ジャシン帝 R 水/闇/火文明 (8) |
| クリーチャー:アビスロイヤル 8000 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| このクリーチャーが出た時、カードを4枚、自分の墓地から好きな順序で山札の下に置いてもよい。そうしたら、名前に《ジャシン》とあるクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。このターン、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃でき、このターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
王道Wの終盤、コロコロコミックの付録で収録された最後のジャシン。
イラストでは
大先生による執筆の下、玉座に座る《アビスラブ》がウィン及び源さんと共に描かれている。
軽量級か重量級のどちらかに振り切れる事の多かったジャシンとしては珍しく、コスト8という半端に重たいクリーチャー。
効果の方はそうした重さに見合ったものとなっており、cipで墓地からカード4枚を山札の下に戻した後、疑似アビスラッシュで《ジャシン》1体を踏み倒せる。
上述したジャシン達の殆どに対応した踏み倒し能力であり、高コストの《覇統》や《深淵の禁忌》も出せるのはかなり魅力的。
更には《愛の終淵》自身も《ジャシン》を含むため、連鎖して踏み倒し続ける事も可能である。
欠点は、発動の度にそれなりの数のカードが墓地から山札へ戻ってしまう事。
性能を十全に活かすには入念な墓地肥やしが必須なジャシン関連において、墓地のカードがじりじりと減っていくのは地味に痛い。
半端な重さのコストも課題であり、
メクレイド等を駆使して踏み倒したいところ。
総じて、アビスラブとは異なる形でジャシンのもう一つの終淵を表している。
関連カード
世界が失われようとしたその時、深淵の主が舞い降りる。
| 失われた世界 UC 水/闇文明 (5) |
| 呪文 |
| カードを2枚引く。その後、名前に《ジャシン》とあるクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。 |
コロコロコミックの付録として付属し、 後にDM24-EX2「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」でも収録された呪文。
《ジャシン》を名称カテゴリ化した初めてのカードでもある。
効果はジャシン版《
希望と勝利の伝説》といった内容で、踏み倒し対象が《
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》から《ジャシン》に置き換わった。
上述した全てのジャシンが踏み倒しの範囲内であり、手札を補充しつつ場にジャシンを1体展開できる。
とはいえ、殆どの《ジャシン》は軽量級なので踏み倒しのアドバンテージが少なく、重量級の《覇統》辺りを狙おうにも革命チェンジによる踏み倒し手段を自前で持っているので、わざわざこの呪文から踏み倒す必要性も薄い。
また、王道篇までのカードプールでは【アビス】のデッキ構築にあたって水文明を混ぜるのが難しいという問題もある。
踏み倒しの効果自体は間違いなく強力なので、今後のアビス及び《ジャシン》クリーチャーのカードプール次第といった所だろう。
| インフェルノ・ポータル R 闇文明 (6) |
| 呪文 |
| 闇のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 |
《失われた世界》同様DM24-EX2にて登場。
かのプレ殿呪文《インフェルノ・ゲート》が1コスト増えた代わりに、非進化クリーチャーではなく闇のクリーチャーを蘇生させる効果に変化した。
イラストもそちらに描かれた《悪魔神ドルバロム》の代わりに、ジャシンと《ハンマ=ダンマ》が描かれている。
闇文明を含んでいればどんなクリーチャーでも蘇生出来るが、登場当初の環境では6コストのリアニメイト呪文が競合している事もあり、イマイチ活躍は出来ていない。
アビスデッキで使うにしても踏み倒したくなるような大型は殆どの場合自前で踏み倒す手段を持っていたり、上記《失われた世界》と似たような問題を抱えている。
深淵の主、ジャシン帝から発せられる禍々しき閃光。
その光を目にしたものは深淵へと引きずり込まれるという。
| 邪閃光 R 光/闇文明 (8) |
| 呪文 |
| S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
| 次のうちいずれかひとつを選ぶ。自分のアビスがあれば、両方選んでもよい。 |
| ▶相手のエレメントを1つ選び、持ち主の山札の下に置く。 |
| ▶相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
上記二つと同様DM24-EX2にて登場。
今度は《アルカディア・スパーク》のパロディ。
効果もそちらを踏襲しており、スパーク呪文お馴染みの全タップか相手のエレメント一つをデッキボトム送りにするかを選べ、更に場にアビスがいれば両方選ぶことも出来る同様のボーナス効果を持つ。
やはりと言うべきかイマイチ扱いづらい。
それこそ《アルカディア・スパーク》の他にも《S・S・S》など、全体タップ+αを持つSTが大量に登場している以上、どうしてもそれらと競合してしまう。
他の2枚と違い、登場時点ではそもそも光のアビスが登場すらしていないという点が痛い。
「キサマには、我が 邪悪発動 をくれてやろう」
| 邪悪発動 VR 水/闇/火文明 (5) |
| 呪文 |
| S・トリガー |
| カードを3枚引き、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカード以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体選び、破壊してもよい。このターン、こうして捨てたカード以上のコストを持つ相手のクリーチャーは、攻撃もブロックもできない。 |
地味に初めて登場したジャシン自身の必殺技のカード化。
捨てたカードによって効果が変化し、かなり柔軟な扱い方が可能。
| 堕チシ八叉ノ蛇神 SR 闇/火/自然文明 (4) |
| G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド/アビスロイヤル 6000 |
| G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。 |
| マッハファイター |
| W・ブレイカー |
| 自分のクリーチャーが出たターンに攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
| ▶︎相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
| ▶︎このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。 |
背景ストーリーにおいて、魔誕の後に残ったジャシンの肉体が究極の異形へと変貌を遂げた姿。
一応ジャシンの一部ではあるのだが、同じ存在と呼ぶには聊か疑問が残るのでこの枠に記載。
なお、カード名に《蛇神》と付いてはいるものの、読み仮名は《ナルガロッチ・ヴリドガルド》なので《ジャシン》名称カテゴリのサポートは受けられない。
背景ストーリー
「深淵」と呼ばれる異空間の支配者でもあり、圧倒的な力でもって数多の
アビスを従えていた。
スターノイドのような世界線を越えられる能力も持ち、幾つかの並行世界に干渉している。
◇邪神と水晶の華
ゼニス・セレスの王《
クリス=タブラ=ラーサ》が支配する並行世界に突如として現れ、タブラ=ラーサに戦いを挑んだ。
タブラ=ラーサが蓄えていた水晶の力によって一度は退けられたものの、これに怒ったジャシンは全力の解放を決意する。
深淵より呼び出した愛馬の《
邪騎 スベルニル》に跨って《
邪鎧 デ=アムド》を纏い、《
アビスベル=覇統=ジャシン帝》となって深淵の炎で焼き尽くしてタブラ=ラーサを塵とした。
しかしそれ以上は手出しする事なく、この世界を後にした。
また、タブラ=ラーサとは何らかの因縁があった事が示唆されている。
◇深淵への封印
クリス=タブラ=ラーサの撃破から遥かな時が過ぎた頃。
大公ボルシャックと《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》の協力により、ジャシンとアビス達は「深淵」に封印された。
エン・ゲルスは万が一封印が解かれた場合に備え、封印された場所の近くに監視目的でゴルギーニ・タウンを作った。
そして、ゴルギーニ・タウンを
光のゴルギーニ家と影の
シノビという二つの勢力にゆだね、後の時代に託している。
永らく封じられていたが、超獣世界を突如として襲った七日間に渡る天変地異を切っ掛けとして「深淵」が元の世界と繋がってしまい、ついにジャシンが目覚める。
覚醒したジャシンは手始めに配下のアビスロイヤルを呼び覚まし、騒動を受けて駆け付けた
光文明の護衛部隊を一蹴させる。
配下のアビスの一員である《
深淵の三咆哮 バウワウジャ》が破られると、ついにジャシン本人も戦いに乗り出す。
バウワウジャを撃破した《
ドラン・ゴルギーニ》に致命傷を与え、光文明の一団を撤退に追い込んだ。
続いて現れたのは、《ドラン・ゴルギーニ》の盟友にして
火文明を束ねる暴竜爵《
轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》。
拳のぶつかり合いの中でカイザーの身体をつぶさに観察すると、暴竜爵を模したアビスドラゴン《
邪龍 ジャブラッド》を生み出してけしかけた。
邪龍が破られると衝撃波でカイザーを動けなくさせ、剣で貫き再起不能へと追い込んだ。
暴竜爵を下したジャシンは、次なる標的である
自然文明へと向かうのだった…。
自然文明に辿り着いたジャシン達は、そこで妖精たちの歓迎を受ける。
少ししてやってきた自然文明の長《
首領竜 ゴルファンタジスタ》が放つ渾身のフルスイングをもかすり傷一つ負わずに受け止めきると、逆にグルグルパンチを放ってゴルファンタジスタを天井に吹っ飛ばしてみせた。
続けて「深淵」への入口を開くと、ゴルファンタジスタを内部へ放り込んで拉致してしまうのだった。
ゴルファンタジスタを連れ去った後、「深淵」の中にある無数のアビスで囲われたスタジアムで、ゴルファンタジスタをノワールアビス達が融合した存在《
邪闘 シス》と戦わせた。
左腕を失い満身創痍になりながらシスに勝利したゴルファンタジスタを、ジャシン自らが右手で容赦なく貫き、とどめを刺した。
自然文明を制圧した後、次のターゲットをUTA-AWASEフェスで盛り上がる
水文明に定める。
そこでは水文明屈指のビッグアーティスト《バンキシー》が指すショーギ、ゲーム・コマンド達と戦闘に突入する。
加速形態の《
アビスベル=覇=ロード》へと姿を変え、《
芸魔王将 カクメイジン》と超スピードの戦いを繰り広げた。
だがその戦いの最中、太陽を取り込み《
竜皇神 ボルシャック・バクテラス》へと覚醒したカイザーが強襲してきた事で水文明の襲撃は中断される。
これまで他文明の強者たちを圧倒してきたさしもの邪神も、ボルシャックの歴史が具現化したかの如き存在であるバクテラスには苦戦を強いられ、遂には両手両足を破壊されるという絶体絶命の危機に陥る。
このままでは不味いと判断したジャシンは一瞬の隙を突いて戦場から離脱し、深淵へ舞い戻ると本気の姿である《アビスベル=覇統=ジャシン帝》となって再びバクテラスに挑む。
かつて水晶の頂天すらも意に介さず、一方的に討ち滅ぼした壮絶極まりし邪神の力。
ジャシン帝は世界そのものに対する終極宣言とも言うべき究極の攻撃をバクテラスに浴びせるが、バクテラスはそれに対して反撃するのではなく、火文明を守るために受け止めるという選択をする。
ジャシンとの闘いによって強力に育った精神が覚悟を決めると、ふとバクテラスから禍々しい物体が飛び出た。
ジャシン帝は、それを決して見逃さなかった。
強者の持つ弱い心に取り憑き、精神を不安定にさせて闇の力を啜る忌まわしき異物。《
DARK MATERIAL COMPLEX》の破壊こそが、ジャシンが各文明を片っ端から襲撃していた最大の理由だったのである。
こうしてお目当ての獲物を見つけたジャシンだが、闇の力を吸収するCOMPLEXとジャシン帝では相性が悪く、中々撃破には至らない。
そこへ復活を果たしたゴルギーニ家の始祖《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》が降臨。
エン・ゲルスが放つ豊かな光によってCOMPLEXの闇が失われたその一瞬の隙を突き、COMPLEXを砕く事に成功した。
当面の目標こそ達成したが、よりにもよって火文明のトカゲとかつて己を封印した機械天使の力をはからずも借りてしまったことに、ジャシンは滅多に見せない複雑な表情を浮かべていた。
かくしてジャシン復活からの戦いには一つの区切りがついた。
しかし何故ジャシンはCOMPLEXを追っていたのか。そもそもCOMPLEXとは何だったのか。そして邪神が深淵へ封印された理由とは一体なんだったのか。
まだ世界には多くの謎が残されており、邪神の戦いは続く。
COMPLEXが倒されたのも束の間、突如として天から飛来した漆黒の剣こと《
暗黒剣 フラヴナグニル》がジャシンの身体を貫いて
バラバラに解体し、そのまま持ち去られてしまった。
情報判明時は出オチにも程があるやられ方にDMPは騒然とし、元々デュエマはパロディが多いのもあって「実質ミートくん」とまで言い出す者が現れた。
その後、暗黒剣はジャシンの肉体を
超化獣にさせ手駒にしようとする。
だが、魂だけとなっても尚圧倒的な力を持っていたジャシンは暗黒剣の支配を振り切り、逆に魂のみが超化獣と《
邪魂の王道 ジャシン帝》となって復活した。
その後、ゴルギーニ五兄弟にとどめを刺そうとしていた
夜の四天王の一角《光喜の夜 エルボロム》の前に黒い霧の状態で登場。
エルボロムがすぐさま放った熱線に悶えた…かと思いきや、ジャシンを助けるべく自らも霊体化したアビスロイヤル達からエネルギーを吸収し自らもハイパーモードに突入。
実体化したジャシンは、身にまとった深淵の瘴気だけでエルボロムの熱線を弾き返すと、腕を組んだまま堂々と優雅にエルボロムに近づいていく。
ついに互いの身体がぶつかり合うほどの距離となり、ジャシンとエルボロムのゼロ距離での格闘戦が始まる。
互いに一歩も引かないハイパーモード同士の戦いはすさまじい衝撃を生み、ゴルギーニ・タウンを半壊させた。
そうしてひとしきりジャシンと打ち合った後、エルボロムはゴルギーニ・タウンから撤退したのだった。
去り際、撤退していくエルボロムが何かを落としていくのをジャシンは発見する。
それは指、かつてはジャシンの一部だったものの、暗黒剣によってバラバラにされた、彼自身の指であった。
ハイパーモードの力を手にしたジャシンにとって、自身の肉体はもはや脱皮した抜け殻に等しかったものの、自分以外の誰かがその肉体を利用しようとするのは不愉快であった。
その後は深淵の奥深くで、暗黒剣が何を企んでいるのか思案していたジャシンだったが、暗黒剣が夜の四天王に自らの肉体の一部を埋め込んだのを察知したのか、自らの身体が何らかの原因によって魔力を帯びる前兆を感じた。
それが関係したのかは定かではないが、火文明から命からがら逃げ帰った《怒りの夜 アゲブロム・バイオレンス》の前に、無数の《ド:コータ》を引き連れて立ちはだかった。
いざジャシンと対峙したアゲブロム・バイオレンスはジャシンに向けて無数の火山を作り出して攻撃しようとする……だが力を込めた次の瞬間!体内から巨大な爪がアゲブロムの身体を突き破った!
暗黒剣によって体内に埋め込まれていたジャシンの爪に身体を突き破られたアゲブロム・バイオレンスは、わけもわからず激昂し、そのまま物言わぬ石像と化した。
暗黒剣の目的は、夜の四天王に埋め込んだジャシンの肉体に膨大な感情を浴びせかけ、《
悪魔世界ワルドバロム》を魔誕させる為の生贄とする事。
アゲブロムの末路を見てジャシンが気づいた時には既に遅く、魔法陣に自分の肉体が捧げられ、ワルドバロムの魔誕によってひび割れはじめた世界で、ジャシンは急激な「酔い」を感じた。
魔誕で自らの肉体に膨大な感積が注がれたことによるフィードバックに襲われたのだ。
ワルドバロムが放った「漆黒の虹」こと
ワルドバロム砲は時空にひずみをもたらし、深淵の入り口を歪めて強制的に巨大な穴を開けたほどであった。
ワルドバロム砲の直撃を受け負傷したアビスたちを、ジャシンはエナジーとして取り込んだ。だがそれにより、心の内に無意識に芽生えてきたものがあった。
自らの肉体が引き起こした魔誕という事態を目の当たりにしたことで、ジャシンの精神にはじめて変化が起ころうとしていた。
自身の肉体を魔誕の供物とされたジャシン帝は、忌まわしき悪魔神の魂から自らの体を取り戻すべく、ついに立ち上がった。
魂のみになってパワーアップしたジャシン帝と、ジャシン帝の肉体を器とした悪魔神。その二体が相対した時……驚くべきことが起こった!
ジャシンの魂に、ワルドバロムの器となっているジャシンの肉体が反応し……まだ不安定な状態だったワルドバロムの魂が押し出されてしまった。
押し出された魂は暗黒剣に回収され、戦いは終わった…かに見えた。
ワルドバロムの器とされていた自身の肉体にジャシン帝がゆっくりと近づいていった。
すると、魂無きはずのジャシンの肉体が動き出したのだ!!
独りでに動き出したジャシンの肉体は、究極の変貌を遂げて《
堕チシ八叉ノ蛇神》と化した。
その一方、残されたジャシンもまた魂を至高の領域に至らせ、《
至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》へと変化する。
その力はさらに増し、自然災害そのものとされてきた恐るべき原初のアビスすら配下として呼び出せるほどだった。
このシリーズからジャシンが二つに増えた事もあり、魂の側である従来のジャシン帝は「アビスベル」と呼ばれる事が多くなっていく。
ジャシンにとって、かつての肉体はもはや興味のない存在だったが、それがジャシンの名のもとに許可なく世界を破壊する存在となっているならば話は別だ。
深淵の邪神であるアビスベルと蛇神の様相を持つヴリドガルド、超獣世界の命運を左右する戦いが、今まさに始まろうとしていた……。
ヴリドガルドによって超獣たちの魂が次々と吸収されていき、アビスベルの配下のアビスたちまでもが捕食されていく。
それを見て、アビスベルは心境の変化も相まってか激しく憤った。
「我が配下を我の許しなく……無礼であろう!」
アビスベルが自身の体内から白い刀身の剣を生み出し、剣を構えると、大気は震え、幾条もの稲光が激しく鳴り響いた。
ヴリドガルドの手足を切り落としていく……しかし、切り落としたはずの手足は再生し、そしてなぜかアビスベルの方がダメージを負い続けるのだった。
手足を相手にしても意味がないことを悟ったアビスベルは、ヴリドガルドの本体を攻めるべく、その動きを観察し始めるのだった。
アビスベルは白き刀身の剣を振りかぶると、ヴリドガルドの本体を一発で貫いた!
本体を狙うアビスベルのスピードに、本能のままに暴れるヴリドガルドの手足では追いつくことができない……本体を白き刀身が貫くと、ヴリドガルドの体は一瞬でチリとなり手足だけが残った。
ヴリドガルドが自身の魂を持ち、八本の手足を連携させていたなら危なかった……と、初めてアビスベルは戦った相手の強さを称賛した。
散り散りに逃げるヴリドガルドの新たな八つの頭を追おうとするアビスベルだったが、その目前に宿敵、破壊されたはずのCOMPLEXが再び立ち塞がる。
ヴリドガルドの誕生と同時期に侵攻してきた
スチーム・ナイトの一団によって、負の感情を注がれたCOMPLEXは完全体の《
ARC REALITY COMPLEX》として再起動したのである。
復活したCOMPLEXを前にして、
「ふん、ちょうどいい。今度こそ我が力のみで倒してやる」と語るジャシン。
以前破壊した時は、暴竜爵とゴルギーニ・エン・ゲルスに不本意ながらも助けられた格好となったが、本来助けなど必要なかったのだ。
アビスベルはコンプレックスを白き刀身の剣で斬りつける!…が、ヴリドガルドすら退けた白き刀身の剣でもコンプレックスには傷ひとつ付かない。
今度は《
邪悪発動》を放たんとし、極限まで引き絞られた力がCOMPLEXへと向けられた。
しかし邪悪発動が放たれようとした瞬間、
テクノ・サムライの精鋭部隊である「ゼノテクソード」の
グラッサとタレットが割って入り、アビスベルを置いてCOMPLEXを追っていったのだった…。
宿敵との決着をゼノテクソードに奪われたアビスベルだったが、それ以上に決着をつけなければいけない相手…ヴリドガルドが真の姿を手に入れようとしていた。
スチーム・ナイトの暗躍によってCOMPLEXが完全起動してしまい、その力で散り散りとなったヴリドガルドの肉体も復活しかけてしまう。
ゼノテクソードも苦戦するCOMPLEXを一撃で破壊したジャシンだったが時既に遅く、暗黒剣は集まって来たヴリドガルドの肉体に
三種の魔神器を投入する。
これによってヴリドガルドは真の魂を得て、太古に深淵に封じられた際の原初の姿へと戻ったのだった。
太古の姿となったヴリドガルドを見て、ジャシンは懐かしさと違和感を覚えた。
魂だけになってからジャシンが感じ続けた違和感、それは自分とヴリドガルドは何が違うのか?と言う事であった。
その違和感を振り払うかのように、以前と同様白き刀身の剣を振るうジャシンだったが、その攻撃は通じず、逆にヴリドガルドにジャシンが吸い込まれていく。
真の魂を得たヴリドガルドを前に絶体絶命と思われたその時、暴龍爵が《永炎の竜凰 ボルシャック・バクスザク》として帰還、ヴリドガルドとの戦いに参戦する。
丸のみにされた所を助けられたジャシンは、バクスザクから共闘を持ちかけられる。
かつてコンプレックスを巡って敵対していた暴龍爵だったが、コンプレックス亡き今、寧ろコンプレックスを倒す為共闘した戦友ですらあると、お互いに感じていた。
ひとりでは歯が立たなかったヴリドガルドだが、アビスベルとバクスザクが手を組めば対抗できない相手ではなく、戦況は次第と均衡していった。
敵である自分とすら共闘を望むバクスザクの姿に、ジャシンは違和感の正体に気づく、これが「愛」なのだと。
そして巻き起こる愛・爆・発!
アビスベルは愛に目覚めし者、アビスラブへとなった。
そしてジャシンはバクスザクにあることを伝える。
「ボルシャックよ、余がヴリドガルドを深淵に送り返す。貴様は奴が再びこの世界に戻って来る前に、再び深淵を封印するのだ!」
そして深淵への扉を開くと、アビスラブは爆発する愛の力でヴリドガルドの巨体を強引に深淵へと押し込んだ。
それは持てる力の全てを込めた愛の力だったが、完全体のヴリドガルドには愛に目覚めたアビスラブでも互角がやっとだった。
愛に目覚め、アビスラブになろうとも、究極の魔誕によって完全体となり世界を覆うほどの巨体を手に入れたヴリドガルドを倒すにはまだ力が足りない……アビスラブだけであれば。
ヴリドガルドの巨体を押し込むのに苦戦するアビスラブを、配下のアビスたちが助けた。
アビスベルがアビスラブとなった時、配下のアビスにも愛が生まれていたのだ。
ついにアビスラブたちの愛の力で、ヴリドガルドは深淵に押し込まれた。
続けて、暴竜爵と富轟龍の血を受け継いだものによって深淵の入り口は封じられ、再び深淵は誰も出てくることのできない封じられた地となった。
それを見てアビスラブは満足げにほほ笑み、魂だけで愛に目覚めた代償として、燃え尽きて灰になってしまったのだった。
灰となったアビスラブをみてバクスザクは「最期の深淵か……」とつぶやき、さらに続けた。
「……だが、最後には貴様も友であった」
戦いが終わった後。アビスたちはヴリドガルドとともに深淵にとどまり、再び誰も出られない空間となった。その中で何が起こっているかを知ることは、もう誰にもできない。
長く続いたアビスベルの物語は、愛に目覚め、愛に爆発し、愛に散るという形で終わりを迎えた。
そして、また、全く新しい物語が始まろうとしている。
メディアでの活躍
1万年の時を経て復活した邪神であり、主人公である
斬札ウィンの切り札。
実体化して現実世界を破壊したり、「邪神デュエマ」なる命のやり取りが伴うデュエマを開いたりする危険なクリーチャー。
だが現在はカードの力で封じられており、平常時はジャシン帝をデフォルメしたような見た目の
邪神くんの姿を取っている。
その目的はカードに縛られない完全復活と人間界の支配。
…なのだが、ウィンの父親であるパパリンこと斬札ガッツのタコさんウィンナーを食べて以来そちらが大好物に。
ウィンからも目的そっちのけでウィンナーに釣られるというギャップを感じさせる一面も。
王道Wに当たる「世界大会編(仮)」からは、ワルドバロムとの闘いを制した事でウィンへの愛に目覚め、ウィンと積極的に触れ合うように。
余談
- 一部のアビスロイヤルはシークレットレアのイラスト違いとして有名な絵画をオマージュしたバージョンが描かれている。
第1弾のオーバーレアでもちろん選出された《アビスベル=ジャシン帝》の場合は『モナリザ』をモチーフにした優雅なジャシン様が拝める。
イラストを担当したあかぎうんど氏曰く「手先の人に近いデザインにしたのはモナリザのモチーフにするため」との事。
- 《アビスベル=ジャシン帝》のイラストの足下には寝そべるタコのようなビジュアルの女性型クリーチャーが描かれている。
このクリーチャーが何者なのかについては「女性的なモンスターがいる」程度のラフ指定しかされていなかったようで、現状正体不明。
追記・修正はウィンナーを食べてからお願いします。
- プロト版の化けモンみたいな強さから調整されたのが良く分かるというか(こういうカードがG0で飛ぶ時点でヤバイ)、それでもほんと強くて好き -- 名無しさん (2022-12-23 07:13:53)
- 4マナでこのスペックはマジでバケモン過ぎる -- 名無しさん (2022-12-23 09:39:18)
- 何の因果か「倒れた仲間達の意思を更なる自分の力としていく」姿は皮肉にも宿敵のボルシャックにも通じるというね。きっちり主役の伝統は受け継がれたのか。 -- 名無しさん (2022-12-23 20:33:44)
- ↑ そのボルシャックの名を正当に受け継いだ存在はより一層主人公ムーヴしてる割に亡き仲間の無念を力に変えるわけじゃなく今いる仲間たちの声援で奮起するっていうボルシャックと言うには少々コレジャナイ感があったのもある -- 名無しさん (2022-12-23 20:42:09)
- コスト論的には頭おかしいことしか書いてないのに、これを中核に据えてるアビスがなおTier1.5みたいなポジションで、このカード自身も記載コストが軽いから一部のメタに強いのは嬉しいけど出して即動けないしマナソース伸ばせるデッキじゃないから手打ちするにはちょっと重くて遅いってのが最近のデュエマの恐ろしさをよく表してる -- 名無しさん (2022-12-24 02:08:25)
- 4コスじゃなきゃキツイどころか5ターン目始動は遅いくらいだからな。だからこそブルームジャブラジャシンのムーブが強いんだが -- 名無しさん (2022-12-24 11:16:45)
- ゆうて環境でも活躍出来る強さだし、強くしまくってヘイト買うよりかは今の立ち位置のほうがいいんじゃない? -- 名無しさん (2022-12-24 19:29:16)
- ちとジョーカーズってかジョラゴンとジョー星はヘイト買いすぎた感あるしな -- 名無しさん (2022-12-25 15:08:48)
- 僅か2年足らずでブラックモナークと同じレベルのことを連続でやってのけてる地味にすげぇ奴。アーマード・ドラゴンを模して龍を生み出しアビスを合成してキマイラを造り出す。もうジャシンの正体は《深淵の覇王 アビス・モナーク》だったんだよってことでいいんじゃないかな -- 名無しさん (2023-07-05 23:54:17)
- 添付されている画像の内、《 邪魂の王道 ジャシン帝》の2枚目のイラストがガビガビの低画質になっているので一旦画像の削除申請をします。 -- 名無しさん (2025-05-01 20:03:30)
- エロイムエッサイム エロイムエッサイム ほら! ウィウィンウィウィウィンウィ 僕らの邪神くん -- 名無しさん (2026-01-08 22:35:46)
最終更新:2026年07月22日 20:45