邪神ちゃんドロップキック

登録日:2024/10/06 Sun 06:07:10
更新日:2025/03/28 Fri 21:15:11
所要時間:約 3 分で読めますの



概要

『邪神ちゃんドロップキック』とはwebサイト「COMICメテオ」で連載されているユキヲの漫画作品。既巻23巻。
神保町が舞台であり、可愛らしい絵柄にもかかわらず(ギャグ漫画とはいえ)グロテスクな表現があるのが特徴である。

アニメ版

2018年にはアニメ化され、第2期は2020年、第3期は2022年、2023年には「邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】」が製作された。
なんとアニメでは一期1話の時点でぺこらも揃って鍋パーティから始まり、完全に新規を置き去りにし、既存読者も「なぜここから…?」と困惑させる内容で話題だった。
邪神ちゃんとゆりねの契約の経緯もセリフでしか触れられておらず、ようやく1話の冒頭を再現したのは二期の1話
この変わった構成は良くも悪くも話題ではあった。*1一応OPを見れば何があったか大体察せられるが・・・。
一方で原作の複数の話を組み合わせてアレンジした構成も既存読者からは評価も高い。

他、公式のPRも本編並にカオス変わったものを行っており、「切り抜き動画」と言った違法アップロード対策として公式自ら放送前の最新話を切り抜きして投稿したり、 MADなどの二次創作への独自のガイドラインを設け、収益をクリエイター側にも分配するなど二次創作を公に認める 事で大きな話題を呼んだ。

また、3期目には初音ミクも準レギュラー的な扱いで登場。声はもちろん藤田咲

あらすじ

神保町のとあるアパートに住む花園ゆりねは、魔導書から悪魔を召還することに成功する。
その悪魔の名前は「邪神ちゃん」といい、ゆりねは魔界に帰す方法を知らなかった為、邪神ちゃんを自分の家に匿うことにした。
召喚者を葬れば魔界に帰れることを知っていた邪神ちゃんは、ゆりねをあの手この手で倒そうとするが、返り討ちにあってしまう。
こうしてゆりねと邪神ちゃんの奇妙な生活が始まった。

登場人物


邪神ちゃん 

Cv.鈴木愛奈
下半身がヘビの女の子の悪魔。全裸であるが、胸は長い金髪で隠されている。作中では目立たないがコラボ等で描かれた時は膨らみも意外と豊かになっていることも。
魔界の農林水産省的な機関で一番偉い人のお嬢様であり、語尾は「~ですの」「~ますの」調。もっとも実家との関係は・・・
顔は可愛いが、性格は悪魔そのものであり、自身より弱い立場のものをいじめたり、周囲の人間に意地悪やいたずらをしたりする。服を着ないのは「服は弱いやつが着る!強いやつは服を着ない!」という謎の持論から。なお胴体と蛇腹の境目部分はポケットになっているが、手を突っ込むと絵面が非常に危ないことになる
一方で、インフルエンザになったゆりねを看病したり、幼少期にメデューサを(出来心だったといえ)いじめた男子たちに制裁を加える、食べかけのおにぎりやサンドイッチを机の引き出しやクリアファイルにしまったり、といった優しい一面を持つ。
家事に関しては作中随一であり、ゆりねが大学に出かけている間に掃除洗濯をこなし、食事の献立も邪神ちゃんがほぼ全て考えている(たまにゆりねも作る)。天界で賞を取ったほどの腕前のぴのがライバル視するほどお菓子作りも得意。
そうした面をパチンカス、ソシャカス他なギャンブル好きなクズな一面で全て台無しにしているのだが。ゆりねやメデューサから預けられた生活費を博打で1日で使い果たすなんてのはザラ。
なおギャンブルの原資は基本メデューサにたかることで確保している。が、中にはクレジットカードを無断使用するといった笑えないものも。
タイトルの通り「ドロップキック」が必殺技だが、ゆりね相手には通じたことがなく*2、お仕置きされるのがお約束である。
ゆりねによって体を寸断される等、散々な扱いをされることがあるが、尋常じゃない再生能力を持っており、次の話では何もなかったかのように復活する。そうめんにされて食べられても復活したことがあった。
また、食べ物を粗末にする相手には容赦しない面があり、曰く「人の命は粗末にしていい!食べ物だけは粗末にするな!!」とのことで粗末にした相手(後述のぽぽろん)に激怒。
手近な大石で顔面を殴打し続けた。
本名は30分で言い切れないほど長い為、冒頭の「邪神」をとって邪神ちゃんと呼ばれている。
ぴのに「邪神さん」と呼ばれた際にも「“邪神ちゃん”さん、な?」と訂正を求めるほど拘りがある。
レベルは48だったがゆりねに敗北する等して下がっており、現在のレベルは3である。

花園ゆりね

Cv.大森日雅
赤のかかった茶色の髪をしたツインテールの19歳の女子大生。
邪神ちゃんには家事全般を任せる代わりに、家に住ませている。
普段からゴスロリファッションに眼帯といった目立つ服装をしている。これに見慣れているせいで後述のバイトの姿を見ても邪神ちゃんは全く気づかなかったほど。
中二を拗らせており、ホラーやオカルトが大好きであり、邪神ちゃんを召還するにまでに至る。(そして特に用も何もないのに召喚し、しかもそれに怒った邪神ちゃん相手に「悪かったわね!早く帰りなさいよ!」と逆切れ。しかも使った魔導書は上巻で下巻を所持していなかったために帰還させることもできなかった。)
なぜか一般人にもかかわらず戦闘力が極めて高く、様々な武器を使って銃刀法はどうした邪神ちゃんを返り討ちにする。実家が神職をしており本人もその手伝いで巫女を時折やっているので、曲がりなりにも魔族の邪神ちゃんを軽くいなせるのはそれが理由かと周囲は思っているが、本人は「それだけじゃない」とのことで何か他にも理由があるらしい。
笑いながら邪神ちゃんを嬲る様はもはやサイコパス日常系の鬼畜系ヒロインが可愛く見えるくらいである。邪神ちゃん「魔界にだってこんなキ⚫︎ガイ滅多にいねぇぞ…」
ただし、そのような手段を取るのは邪神ちゃんが周りに迷惑をかけたときだけであり、(たまに変な無茶振りをする以外は)普段は優しい女の子である。邪神ちゃんを帰す方法を知らずに召喚したことは反省しており、ちゃんと魔導書の続刊を探し続けている。
秋葉原の喫茶店「姫武者」でメイドとして働いており、邪神ちゃんを召還する前は1人暮らしをしていた。
邪神ちゃんのズレたギャグセンス(ぶっちゃけ親父ギャグ)に唯一反応している。なんだかんだで邪神ちゃんとはウマは合っており、お仕置き以外では仲がいいと言える。

悪魔

メデューサ

Cv.久保田未夢
紫色のショートヘアをした女の子。名前の通り目を見た者を石に変える能力を持つ為、普段は紙袋を被って顔を隠している*3
邪神ちゃんとは友達であり幼なじみ。魔界から時々遊びに来る。邪神ちゃんに度々お金を貸しているため、彼女からは「ATM」扱いされている。
邪神ちゃんにゆりねの殺害を諦めるように説得したり、説教したりと厳しく接することもあるが、彼女からの頼みは基本的に断れずなんでもしてしまう。ゆりねは「一見ハッピーエンドに見えるが、実際は邪神ちゃんのクズを加速させている」と評価している。
というかある出来事で邪神ちゃんの人格が変わって真っ当になった時は「こんなの邪神ちゃんじゃない…」と露骨にガッカリしており、共依存の疑いすらある。
しかし本気で怒った時は無表情と化して敬語で話し、邪神ちゃんでさえも心底恐怖を感じる程の威圧感を見せる。
邪神ちゃんよりレベルが高く53。

ミノス

Cv.小見川千明
青髪のショートヘアで頭に角を生やした牛の悪魔。巨乳であり、牛柄のパーカーと「ビーフ100%」と書かれたTシャツを愛用している。
明るく物事を深く考えない性格をしており、誰とでも隔てなく接する為、子ども達からの人気は高い。
初期のころは邪神ちゃんに騙されていたからか設定が定まってなかったのか今では信じられないほど喧嘩っ早く目付きも悪かった。
とてつもない怪力を生かして、リヤカーを引いて牛乳配達をする、工事現場で何人分もの仕事をこなしている。
戦闘力も高いらしく、巨大なクラーケン相手にゆりねと共に戦った。
メデューサと違って邪神ちゃんのクズさに呆れることも多いが、それでも見捨てないのは幼少期に種族のせいで孤立していたところを邪神ちゃんによって救われた過去があるため。
現在は後述のペルセポネ2世と共にゆりねの隣室で生活している。
頭のツノは千年ごとに生え変わり、生え揃うまで典型的なメイド喫茶のメイドのような性格、服装、語尾が「ニャン♡」になるなど激変する。
その間の記憶はあまり覚えていないとのことで、邪神ちゃんにスマホの録画動画を見せられて顔面蒼白、意気消沈し、生え変わりの時はいつもこうだと聞かされ赤面絶叫した。
実家は建築業を営んでいるが、「カチコミに行く」と言ったり父親が「組長」と呼ばれているなど、ヤのつく自営業疑惑がある。

グルメ系スピンオフ漫画『ミノスのビーフ100%』の主役(作者はユキヲではなく結希シュシュ)。

ペルセポネ2世

Cv.飯田里穂
本名は「ピコレッタ」。
邪神ちゃんの恩師「ペルセポネ」と冥界王「ハーデス」との間に生まれた女の子。
邪神ちゃんに真・ドロップキックを伝授する為に魔界からやって来た。本人もドロップキックの使い手だが、人間界の空気を吸うと吐血してしまうからとガスマスクを常備するほどの虚弱な体質の為、使用後は吐血をしている。
体力をつけるためにミノスのトレーニングやアルバイトを手伝っている。
純粋で子どもらしい一面を持つが毒舌であり、何気ない一言で邪神ちゃんがショックを受けることもある。
ぽぽろんとは種族を超えた友達と思っており、その純真さはぽぽろんも負けている。
漫画初期とアニメで最もキャラが違う。

遊佐

Cv.荒浪和沙
雪女の姿をした氷族という上級悪魔。氷ちゃん(浩二)の姉。ゆりねや天使であるぺこらと仲良くする優しい性格である。氷族は幼少期はモグラのような顔をしていたらしく、そのことを侮辱されるのは一族に対する侮辱なのでめちゃくちゃキレる。
特に妹をいじめていた邪神ちゃんのことは敵視している。
息を吹き掛けたり、吹雪を起こしたりして相手を氷漬けにすることができる。

氷ちゃん/浩二

Cv.寺田御子
遊佐の妹の氷族。まだ幼いので二頭身のモグラのような顔をしており、言葉も発せない(一応ある程度の意思疎通は出来る模様*4)。「氷ちゃん」というのも成長するまでの仮名。
自分より下の相手には強気な邪神ちゃんにはいじめられているため、毎度何かあるたびに仕返しをしている*5。なお実際は邪神ちゃんよりも強い
遊佐ほどではないが吹雪を起こすこともできる。
ちなみに「浩二」という呼び名は邪神ちゃんしか使わないため勘違いしがちだが、思いついたのはゆりね。由来はもちろん後述の悪魔の中の人。

悪魔A

Cv. 遊佐浩二
山羊の頭をした男の悪魔。でも胸はある。漫画ではコマの行間にのみ登場する脇役だが、アニメではセリフを与えられ、ナレーションや解説を行う。

キョンキョン

Cv. 山下七海
魔界中国出身のキョンシー。小柄の少女で少しイントネーションが怪しい言葉で喋る。
人間になることを目標としており、偉い人から「人間になるためには善行を積む必要がある」と教えられて人間界に来た。
死体なのですぐに全身バラバラになる程脆いが、ミノスと互角に渡り合えるほどの怪力を持つ。また悪人を見ると我を忘れてすぐに凶暴化してしまう。
普段は純真で素直な性格なので、本作の癒し枠でもある。

ランラン

Cv. 田中美海
キョンキョンの双子の姉。妹と違って賢くスラスラ話せる。
本来はキョンキョンに似た少女のキョンシーなのだが、現在は呪いでパンダの姿にされており、キョンキョンの服の胸の部分に収まっている*6
魔界動物園のパンダ(cv.小西克幸)を見学していた時に「笹だけ食べて過ごす気楽なパンダになりたい」と思っていたら、
そのパンダに呪いをかけられ*7、現在の姿になってしまっている。
飴玉を舐めたら元の姿に戻れるが、時間は短い。のちにペルセポネ1世がパンダに頼んで呪いを解いてもらっている。

ペルセポネ1世

Cv. 小森未彩
ペルセポネ2世の母親。魔界小学校で教師をしており、邪神ちゃんたちの恩師。
元は天界出身だが、冥界の王ハーデスと結ばれて魔界に移住したという経緯の持ち主。
人間界の子供の生活を学ぶためにリエールもいる児童養護施設に滞在することとなる。
リエールとは天界時代の友人。悪戯好きで現在の幼女形態のリエールを弄っている。
ちなみに偽名として「春日井花子」と名乗っているが、本名は「春日井ペルセポネ」。

エキュート

Cv. 朝ノ瑠璃*8
魔界トランシルバニアを治めるヴァンパイア族の姫。金髪ロングの小柄な「のじゃロリ」娘。
父親が仲間にしたいと評しているゆりねをスカウトするために人間界に来た。
一見傲岸不遜な性格に見えるが、実態は邪神ちゃんですら片手で勝てるほどのクソザコ悪魔で非常に我儘。
何かあるたびに従者のアトレに腹パンなどのお仕置きをされ、指詰めを強要されている。
一方でヴァンパイアの弱点のニンニクといったものは全て克服しており、再生能力も高いぶっちゃけ邪神ちゃん2号

アトレ

Cv. 長谷川玲奈
エキュートの従者。黒髪ロングのパッツンヘアー。
基本的に主人であるエキュートを敬った態度を取るが、度の過ぎた我儘な態度にキレると広島弁のような粗い口調になった挙句に、指詰めを強要するなど、完全にヤのつく職業のそれ。この時は一応は主人のエキュートに対して腹パンやら膝蹴りやら強烈なお仕置きを加える。
それが無ければ作中でも屈指の良識的な性格の持ち主であり、邪神ちゃんやゆりねとも関係は悪くない。

ベート

Cv. M・A・O
ゆりねが拾ってきてアパートで飼われている魔獣。
カバのような顔をした犬のような愛らしい姿をしているが、「ジェヴォーダンの獣」という本来は非常に凶暴な魔獣。
しかしゆりねや邪神ちゃんたちには懐いておとなしくしており(邪神ちゃんの片手を食ったこともあるが)、騒動に巻き込まれることも。

あずさ2号

邪神ちゃんが購入した魔界バンビ。愛らしい見た目をしている。
本当の目的は可愛いもの好きのゆりねの気を引くためであり、実際思惑通りには行ったのだが、ドロップキックが誤爆し死亡
以降ゆりねの部屋には遺影が飾られており、邪神ちゃんもこの一件は「ゆりねが避けたせい」と責任転嫁しつつも罪悪感を抱いている*9
アニメでは回想以外一切登場しない(しかも描かれたのは2期特別編)のに、この一件は何度も言及され、ゆりねの部屋にもちゃんと遺影が置かれている。

天使

ぺこら

Cv.小坂井祐莉絵
ベージュのショートヘアをした天使。
階級は天使長で、後述の「ぴの」や「ぽぽろん」の上司。邪神ちゃんとその関係者であるゆりねを葬ろうと天界からやって来たが、天使の輪を紛失したことから、本来の力を発揮出来ず撤退、人間界から帰れなくなってしまった。
ちなみに天使の輪は蛍光灯と間違えられてゴミとして捨てられた。
現在はアルバイトで生計を立てており、段ボールで作った家で生活しているいわゆるホームレスになっている。
元から三白眼で目にクマという陰気な不健康な見た目だったが、ホームレス生活で余計に悪化しており、芽依から薬物中毒者と間違えられたことがある*10
服も僅かしか持っておらず、そのうちの一着がバイト先の田尻さんから譲られたスク水で、そのせいで田尻呼ばわりされることも。
邪神ちゃんに貴重な食料を奪われたり、部下から陰ながらに馬鹿にされたりと不憫な一面を持つが、逆境に負けない健気な性格である。

ぽぽろん

Cv.佐々木李子
金髪緑眼の美少女。天使のえる(あまつかのえる)の名前で芸能界やラーメン屋の看板娘として生計を立てている。
ぺこらのことは様付けで呼ぶが、昇進の為に始末しようとするなど、腹黒い性格をしている。
また、自分の利にならないことは手助けをしない等薄情な一面もあるが、稼いだ金を施設の子ども為に使う等悪人ではない。
先述の出来事が原因でブチギレた邪神ちゃんにボコボコにされ、さらに後日復讐に来た際に返り討ちにされて天使の輪を食べられた為、また生えるまで人間界で暮らすことになった。
ペルセポネ2世のことは当初は昇進のために隙をついて殺そうと思っていたが、彼女の純真さに早々に絆され本当の親友となっている。母の方のペルセポネ公認の仲。

ぴの

Cv.山田麻莉奈
ピンクのツインドリルの巨乳美少女。ぽぽろんと同様ぺこらとぽぽろんを始末しようとする腹黒い一面を持つ。
メンタルが弱く、精神安定剤と思われる錠剤を飲んでさらに明らかにやばい注射を打っている描写がある。(あまりにアレ過ぎるからかアニメではかなりマイルドな描写にされた)
リエール登場以降は彼女に始末されるという被害妄想を抱いており、彼女を見るだけで取り乱す。そうでなくても勝手に被害妄想を広げて暴走し始める。
ゆりねのアパートの管理人をしており、彼女に守ってもらうために友好的な関係を築こうとしている。
天界お菓子作りコンテストのグランプリという経歴を持つほどの腕前であり、自分に勝るとも劣らない腕前の邪神ちゃんをライバル視している。

リエール

Cv.花井美春
ぺこら達を指揮する神。本来はぺこら曰く熟女らしいが、警戒されづらいという理由から幼女の姿をとっている。そのせいで明らかに中身が引っ張られているが...。
反逆者扱いされているぺこら達の抹殺を図る為に人間界にやって来た。
しかし、本心では彼女たちのことを気にかけている。
完全に事故だったがゆりねにワンパンで敗れてしまい、以降ゆりねに苦手意識を抱いている。
ペルセポネとは天界時代の友人なのだが、そのせいで現在の姿を肴に弄られている。
パトラちゃんという人気アニメのキャラクターが大好きで、それが絡むと完全に精神年齢が外見相応にまで落ちる。
ちなみに中の人は邪神ちゃん役の鈴木愛奈のリアル妹*11

その他の人物

橘芽依

CV.原奈津子
邪神ちゃんの天敵にして、婦警。
邪神ちゃんを勝手に「大蛇丸」と名付けて気に入っており、隙あらば持ち帰ろうとする。
その他にも氷ちゃんを誘拐する(遊佐から相談を受けた邪神ちゃんが芽依に電話したが犯人は警察という有様)、部屋の中にはお地蔵様をはじめ勝手に持ち帰ったもので溢れている*12
作中でも特に問題児として扱われており、邪神ちゃんに対するお仕置きとしてゆりねが身柄を預けることもある。

棚橋

CV.稲葉和彦
ぺこらのアルバイト先であるブラック企業の先輩。名前はアニメ版にて設定された。
「知性を感じない」と評される気だるい話し方をする。
ぺこらを「バイト」呼ばわりしており、本人から何度「ぺこらです」と言われても「名前なんか知らない」の一点張りで頑なに覚えようとしない。
他にもぺこらが見つけたバイト先に現れるが、同一人物なのか、顔が同じ別人なのかは不明。

アーサーバーシバル

CV.野沢雅子
某サイヤ人にそっくりなゴブリンの親。
CVはそのサイヤ人ご本人が担当している。
アニメ版はこうしたパロディが多い。

ケンシロウ

CV.河本邦弘*13
「世紀末編」に登場した熊本県の暗殺拳の使い手。
後継者を探しており、その広告を見た邪神ちゃんに一部だけ教えたが、「阿蘇の力がないと使えない」ということでほとんど役に立たなかったが……
冗談のようだが修正音も何もなく本当にこの役名で邪神ちゃんに呼ばれているし、スタッフロールでも伏字なしでバッチリ載っている

余談

アニメにも登場した邪神ちゃん行きつけ(そして負ける)の「人生劇場」は神保町に実在するパチンコ店だったが、2021年に閉店。
作者ユキヲ氏もTwitterでこのことに触れていた。

上記の通りカオスギャグを売りにした作品だが、劇中に登場した「パーツが前後二つしかないパンダ人間のプラモデル」が実際に販売されたり*14ネットの動画広告などでよく見る「線を引いて人命救助を行うゲーム『Save Them All』」のパロディである「救え!邪神ちゃんドロップキック」がリリースされるなど、グッズ展開もかなりカオスなものとなっている。

追記、修正は悶える本人を前に蛇肉を食べながらお願いします。

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最終更新:2025年03月28日 21:15

*1 ちなみに、「いきなり物語の途中や終盤から話を始める」というのは創作だとそれなりに使われている手法だったりする。主にこれとか。

*2 初期ですら当たっても全然効いておらず、「殺人ドロップキック」という自称が完全に名前負けしている

*3 ゆりねに効かないのは彼女が秋葉原で買ったパワーストーンのおかげ

*4 原作後期には読者には伝わるように翻訳されており、姉に対しても結構口が悪いことがわかる

*5 邪神ちゃんを助けた後に土下座を強要するなど

*6 一見「ど根性ガエル」のようにプリントだけのように見えるが、実は二頭身のパンダでどうやってか入り込んでいる

*7 パンダは「檻の中でずっと過ごさないといけないパンダの苦労を考えろ」と逆恨みし、「そんなにパンダになりたきゃパンダにしてやる」と呪いをかけた

*8 テレビアニメのレギュラーキャラをバーチャルYouTuberが演じた初の事例である。

*9 そっくりな鹿を見かけただけで「あずさ2号が復讐のために蘇った」と動揺しまくっている

*10 注射型ボールペンとパックに入れた洗剤が余計に誤解させた。この時の芽依はいつもと違って真面目に仕事をしており、本気で心配して連行している

*11 公然の秘密だったが、当時はまだ公表していなかった

*12 当たり前だが持ち主がわからなくても勝手に物を持ち帰るのは犯罪である

*13 パチンコ・パチスロ版での声優。

*14 邪神ちゃんのちゃんとしたプラモデルも同メーカーから販売されてはいる。