ターレス(ドラゴンボール)

登録日:2012/04/22 Sun 22:00:25
更新日:2025/04/14 Mon 20:47:49
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「サイヤ人は、サイヤ人にふさわしい生き方をしろ!」


ターレスとは劇場版ドラゴンボールZ『地球まるごと超決戦』に登場するキャラクター。



【概要】

孫悟空と同じサイヤ人の生き残りで、その容姿は肌の色が浅黒いことを除けば悟空と瓜二つである。
が、別に血縁関係があるわけではなく、ターレス曰く「下級戦士は使い捨て故にタイプが少ない」とのこと。
スカウターの色は赤で、戦闘服は黒をベースにしている。髪も黒で肌も浅黒いため、視覚的にもダーク。

ベジータ同様フリーザ一味に所属しているが、組織内における立ち位置は不明。
もちろん心服しているわけもなく、自ら集めた部下である「クラッシャーターレス軍団」と共に宇宙を気ままに支配しながら回っていた。
性格は非常に冷酷だが同族意識はそれなりにあるようで、作中でも悟空や悟飯を同じサイヤ人の生き残りとして自分の軍団へ勧誘していた。
同じ顔の悟空やその父バーダックとは違い、冷酷ながらも冷静沈着で落ち着いた性格をしており、しっとりとしたしゃべり方をしている。意外に冗舌。

悟空と瓜二つのサイヤ人という外見や上述した印象に残るセリフの数々、ラディッツを討ち取った魔貫光殺砲を掌で受け止める、
更にはパワー不足だったとはいえ悟空の元気玉を真っ向から破ってみせるなどのインパクトからそれなりに認知度が高く、
某笑顔動画などでもネタにされていたりする。
大抵はクズロット素材としてだが。

名前の由来は野菜の「レタス」。


戦闘力

生まれは下級戦士であるものの神精樹の実を食べ続けてパワーアップしてきたためその戦闘力は下級戦士らしからぬ数値にまで成長している。
限られたサイヤ人しか作れないとされているパワーボールも作ることが出来る。

パワーアップ前の戦闘力に関しては18000のピッコロを余裕で撃破し、
30000の時点の悟空に苦戦していたことから30000未満と思われる。
現在の設定ではサイヤ人の上級戦士とされているラディッツでさえ数値1500であることを考えると確かに相当なパワーアップではある。

ちなみに、モヤットボール…もとい神精樹は実を食べると大幅に戦闘力が上昇するが、神精樹が育つにはその星の生命力を犠牲にする必要がある。
モチーフは畑の栄養分を吸い尽くして育つ朝鮮人参(高麗人蔘)であり、ここでも「カカロット」のあり得た未来の一つであることが示されている。
なお、作中の北の界王ゲームゼノバース2』の老界王神のセリフによると、本来は以外に食べることが許されないものらしい。
西遊記(中国古典)の孫悟空は天界で栽培されていた仙桃や神仙の宴席の仙酒仙肴、太上老君の金丹を食べ荒らして無敵の体となっており、ここでも悟空のあり得た未来の一つであることが示されている。


主な技

  • キルドライバー
巨大なリング型のエネルギー弾。大猿悟飯を始末するために放ったが直前に悟飯が元の姿に戻った為に命中しなかった。普通のエネルギー弾なら殺せてたろうに…

  • メテオバースト
ゲーム内での究極奥義。パワーアップしたターレスが悟空に対して使ったコンボ技。
アクロバティックな連続攻撃で相手を地面に叩き付け、トドメにエネルギー弾を連射する。ゲームではトドメの演出がピッコロに放ったエネルギー波に変更されている。

  • 墓を建ててやる!
レイブラ2で実装。連続攻撃で打ち上げた相手を叩き落として連続エネルギー波を放つ。
パワーアップ後に悟空に食らわせた攻撃の再現。

  • カラミティブラスター
レイブラ2で実装。両手を突き上げてエネルギー弾を放つ。劇中では2回使用し、元気玉を破った技の再現。
1回目は不完全の元気玉を打ち破ったが、2回目は逆に押し返されてしまった。


【劇中での活躍】

宇宙を旅する最中で地球に目をつける。カカロット(悟空)が送り込まれた星だと知っていたため、
未だに地球が平和であることに驚きを浮かべていた。
調査の結果、地球の土壌は神精樹を育てるのに適しているのを知り部下を送り込んで神精樹の種を植え付けさせる。

その後しばらくは宇宙船で部下達と駆けつけてきた悟空たちZ戦士の戦いを観戦していたのだが、
悟空の息子である悟飯の姿を見つけ自らも出陣し悟飯と接触。
出会って早々に悟飯を掴み上げながら自分の軍に勧誘。自由に宇宙を壊して回る楽しさを悟飯に説いていた。

当然悟飯はこの申し出を拒否、そのまま悟飯を絞殺しようとするも駆けつけたピッコロに妨害される。
しかし直後にピッコロごと悟飯を攻撃。そしてパワーボールを形成して悟飯を無理やり大猿化させて悟空と戦わせる。
子が親を殺すという光景をターレスは楽しげに観戦していたが、途中で乱入してきたハイヤードラゴンの姿を見て大猿悟飯は戦意を喪失。
その様に失望したターレスはハイヤードラゴンを吹き飛ばし、さらに自分に襲い掛かってきた悟飯を殺そうとするも、間一髪で悟空がシッポを切断して悟飯を元の姿に戻す。

そして悟空と戦闘を開始。最初こそ悟空の予想外の戦闘力の高さに驚き追い込まれていくも、
地球の生命力を吸って実った神精樹の実を食べることによってパワーアップし形勢逆転。
悟空を圧倒し界王拳10倍の状態でも全く寄せ付けない実力を見せつけ、倒れた悟空の顔を踏みつけて命乞いを要求。
拒否した悟空をエネルギー弾の連射でズタボロにしてのけた。
悟空を所詮下級戦士と見下した後、神精樹の実を更に食べてパワーアップをしようとする。

その後、駆けつけてきたZ戦士たちを一蹴。更には悟空が最後の力を振り絞って放った元気玉すらも撃破してみせる。
(地球の元気を神精樹が殆ど吸い上げていた為に元気玉に集まった元気も非常に少なくなっていた)

そして神精樹の内部に移動し大量に実った神精樹の実を見上げ、これだけあれば怖いものなしと歓喜する。
だが、最後には復活した悟空が放った「神精樹から集めた元気による元気玉」を受け神精樹ごと消滅した。


【クラッシャーターレス軍団】

ターレスが自ら率いる部下の宇宙戦士たち。クリリンやヤムチャ、天津飯や餃子などの地球人を倒してはいるが、ターレスに比べるとどうにも印象が薄い。
最後は全員纏めて悟空に倒された。
名前の由来は全員が豆類から取られている。

ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX』では、ターレスはバーダック一味と出会って彼らを仲間として迎え入れると、クラッシャーターレス軍団は見捨ててバーダック一味と共に始末を試みるという展開が起きる。
目的の達成後にターレスはセリパに「元々ワケのわからん異星人と徒党を組んでいたこと自体この俺が柄にもなく甘かったってだけさ…!」と説明しており、トーマが軍団を切り捨てたターレスの態度に何か思うところがあった一方で、パンブーキンは理解を示していた。
あくまでもこのゲーム独自の解釈ではあるが、ターレスからしてみればクラッシャーターレス軍団は出会ったばかりのサイヤ人数人よりも価値が低かったらしい。

◆アモンド

CV:銀河万丈
黒い長髪を後ろで束ねた、「・・でっせ。」が口癖の赤肌の大男。ウパの父ボラに似ている。ついでに中の人も同じ。クリリンの放った気円斬を体を高速回転させる技で弾いた。因みに冒頭でヤムチャが乗っていた15年ローンの新車を破壊した犯人。悟空の膝蹴りを腹部に受け即死した。
名前の由来は「アーモンド」。豆か?

◆カカオ

CV:里内信夫
「・・ンダ。」しか言わない無口なサイボーグ戦士。身体各所のバーニアによる高速移動によってヤムチャを圧倒した。最期は悟空の蹴り一発で破壊された。
名前の由来は「カカオ豆」。

◆レズン&ラカセイ

CV:内海賢二(レズン*1)&佐藤正治(ラカセイ)
紫の肌を持つ、小柄な双子の兄弟戦士。渋い声で「俺たちゃ双子の兄弟さー!」と自己紹介する。見た目では全く区別がつかない。
融合・分離能力を持ち、2人掛かりのコンビネーションを駆使して天津飯餃子と戦った。ラカセイは悟飯とも交戦するがあっさりと吹き飛ばされた。最期はそれぞれ悟空のパンチと蹴りを顔面に食らって死亡。
ちなみにフリーザに取って代わろうとする発言をしていた。
名前の由来はレーズン…とする説もあるが、多分「レンズ豆*2」と「落花生」。

◆ダイーズ

CV:真地勇志
5人の中で最も地球人に近い姿で、それなりにイケメン。それ以外に特筆することが無い。作中でも悟空に倒されるだけのほぼやられ役で、最終的に悟空のパンチを顔面にモロに受け死亡。
名前の由来は「大豆」。


【外伝作品での活躍】

◆ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画

『サイヤ人絶滅計画』にもゴースト戦士として登場。同族であるサイヤ人に殺されたということに非常に強い恨みを持っており
「貴様らサイヤ人に殺されたサイヤ人の気持ちがわかってたまるか」と言っていた。
恐らくナッパとラディッツのことを言ってるんだろうと思うが、その何百倍も殺しまくっていたフリーザとクウラがすぐ隣にいるのだが…。
それはともかく、超サイヤ人4人+神と融合したピッコロに通常のサイヤ人形態で挑まなくてはならなかった彼の心境や如何に。
アニメ版では主に悟飯と戦った。自らの誘いを断ったことを根に持っていたためだろうか。
FC版ではスラッグとともに襲ってくるが、HPが低く割と弱い。
また、量産型雑魚として緑色の『ターレスミラージュ』、ピンク色の『ターレスファントム』が登場。
ちなみにキルドライバーの名前の初出だったりする。

◆スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ

ビッグバンミッションの第3話から登場。キャラが微妙に被っているゴクウブラックが登場して以降、初の映像作品への出演となるが、しっかり演じ分けている。流石です…。
新宇宙の創成を企むフューによって、悟空に倒される寸前の時間軸から連れてこられて彼の仲間として活動することになった。
神精樹の実を癖のように食べまくっているが、この実はフューによって従来よりもパワーアップ効果が高められているので戦闘力上昇の効果が上がっている。
更にカンバーの物に似た気を発するようになっており、その戦闘力は超サイヤ人ブルーと殴り合えるまでに進化した。

設定的には劇場版の世界からいきなり『超』の設定が反映された世界に連れられてきた訳だが、初見の超サイヤ人ブルーに対しては事前にフューから話を聞いていたことに加えて、自身の戦闘力もフューの手でそのレベルに到達していたためか、特に動揺はしなかった。
また、この作品の悟空は『超』の世界の出身なのだが、何故かターレスのことを認識しているので劇場版か或いはそれに近い出来事を経由したらしいことが分かる*3

作中ではフューによる歴代の悪役の顔合わせの際にサイヤ人と言う理由でボージャックに絡まれ、いきなり喧嘩を始めるがフューに制止される。
その後、フューを探していた悟空一行にボージャックと共に現れ、雪辱を果たすべく悟空と戦いを繰り広げるが、フューがトキトキをパン:ゼノから回収することに成功したために撤退した。
撤退後はDr.ダブリューと合流していたが、暗黒王フューによって成長した宇宙樹のエネルギーの光に巻き込まれた。

新時空大戦編では第2話ラストから出現し、宇宙モドキに移動した直後は惑星ベジータモドキでベジータとカンバーと対面したようで戦闘に突入。
神精樹の実を食べ続けたことでカンバーと同格の「伝説の悪のサイヤ人」へと変身を遂げ、ベジータを圧倒しながらもカンバーとの激しい攻防を繰り広げる。
満身創痍なベジータを「王子様」と皮肉るターレスは、悪の心を思い出させるという名目でベジータに悪の気を与えて暴走するように仕向ける。
しかし、悪の気を逆に制御してパワーアップすることに成功したベジータを見て動揺し、大きくパワーアップしたその力に手も足も出ずに敗れ去った。

敗北後、サイヤ人の誇りが残っているならば再度鍛え直してリベンジをしてくるようにとベジータに言葉を掛けられる。
その発言を聞いたターレスは「ただの下級戦士に戻るとでも…?まぁ、それもいいか…」と自嘲するような口調ながらも笑みを浮かべて応じ、その返答にベジータも笑みを浮かべるという多少心が通じ合ったような雰囲気となるのだった。

その後、紅き仮面のサイヤ人(ゴクウブラック)が悟空との戦闘の末に惑星ベジータモドキの崩壊を試みるが、瞬間移動が機能せずに脱出に苦戦する悟空一行の救援に来たセルを攻撃しようとするゴクウブラックの邪魔をするために攻撃を仕掛ける。
そのターレスの攻撃はダメージこそ入らなかったが、気弾を受けたゴクウブラックに一瞬の隙が出来たことで悟空達の逃亡に貢献した。
妨害に憤ったゴクウブラックはターレスに向けて怒りの気弾を放つが、満身創痍である己の運命を悟ったらしいターレスは笑みを浮かべながら攻撃を避けることもなく爆散したのだった…。

BM2弾で登場したURがぶっ壊れと話題になった。アビリティはラウンド終了時に気力が少ない順から3人の気力を50%回復し、パワーとガードを+3000する効果だが、サポーターにすると気力全回復&パワーとガードを+5000する。さらにロックオンバーストも強力無比で、ガード7000以上の敵を狙うとそのラウンドで受けるダメージを2.5倍に出来る。おまけに復活ユニットもあり、当時新型コロナによって排出量が少なかったために高騰し、2022年現在は20000〜30000円と目玉が飛び出るほどの価格で取引されている。

◆ドラゴンボール ゼノバース2

『ゼノバース2』のストーリーモードでは別次元からトワに見出され、結託した戦士の一人。
途中、ドラゴンボールで不老不死化を目論むも同じ野望を抱いていたスラッグと対立するが、主人公を先に倒すために一時的に共闘。
スラッグ共々、生命力を削り限界以上の力を引き出すようにトワが作り変えた神精樹の実でパワーアップするが、主人公とトランクスに倒される。


【ゲームオリジナル形態】

ドラゴンボールのゲーオリ形態と言えば超サイヤ人のバーゲンセールが定番になっており、超サイヤ人になったバーダックに超サイヤ人3のラディッツやナッパなど、本編では超化していないキャラがゲームでは超サイヤ人が盛られる事もそこまで珍しくなかった。
そんな中においてターレスは、劇場版作品の大ボスという偉大な肩書きを持ったサイヤ人でありながらゲームオリジナルでも超化が実現していないという非常に珍しいキャラなのである。*4
超サイヤ人のバーゲンセールによりもはや超サイヤ人になれないネームドサイヤ人の方が貴重となった昨今では、ターレスを不遇とする声も上がる一方、「むしろ個性立ってる」という前向きな見方もある。

大猿に変身したターレス。
映画本編では理性が飛んでしまう事を嫌って変身しなかったが、Sparking! METEORやドッカンバトルで実現した。
ターレス特有の褐色は反映されておらず、黒い戦闘ジャケットを着用している点以外はごく一般的な大猿である。

  • 破壊王ターレス
『ヒーローズ』にて登場した、魔導師バビディに洗脳された姿。
額に「M」字が浮かび上がり、白目になってしまっている。

  • ターレス:ゼノ
『ヒーローズ』にて登場した、暗黒ドラゴンボールに寄生されてしまった姿。
胸の中央には悟空のそっくりさん繋がりか、孫家に縁のある暗黒四星球が埋め込まれている。
暗黒四星球の浸食がより深まった「暴走」形態も存在する。

  • 悪のサイヤ人
『ヒーローズ』にて登場した、神精樹の実を食らい続けた事による副作用で蓄積された邪心を逆に利用し、カンバーと同じ伝説の悪のサイヤ人へと覚醒した姿。
全身の筋肉が隆起して黒髪のまま超サイヤ人3のような長髪へと変貌し、目付きがアルティメット悟飯のように鋭くなった。
超サイヤ人抜きで超サイヤ人以上の大幅パワーアップを遂げた貴重な例である。


【主なセリフ】

◆映画本編

「地球が神精樹の実を育てるのにもってこいの星だったとは…これもカカロットがこの星を無傷で残しておいてくれたおかげだ」

「なぁ小僧、俺と一緒に来る気は無いか? 宇宙を気ままにさすらって、好きな星をぶっ壊し、旨いモノを食い旨い酒に酔う!こんな楽しい生活はないぜ」

「おいおい…そう邪険にするなよ……オレ達は生き残ったサイヤ人の僅かな仲間…。仲良くしようやっっ…!!!」

「丁重にお断りする」

「サイヤ人にはサイヤ人にふさわしい生き方をしろ!でなければ…その立派な尻尾が泣くぞ!」

「その正しい使い道を教えてやろう。自分がサイヤ人であることを、もっとも強く意識する使い道だ!」

「これがなんだか分かるか…? お月様さ!」

「はじけて、まざれ!」

「所詮裏切り者のカカロットのガキを連れて行こうとした俺がガラにもなく甘かったのだ!」

「その程度の戦闘力では今の俺の相手にはなれないぜ! 砂漠と化してゆくこの星のど真ん中に、お前の墓を建ててやる! 同じサイヤ人に生まれた俺からのせめてもの贈り物だ」

「所詮下級戦士、無様なもんだ。だがこの俺は違う! 神精樹の実で全宇宙を跪かせてみせる!」


◆ゲームオリジナルの台詞

  • Sparking! NEO
「なんだと!?あ…あれはまさか!?」
(超サイヤ人に対して。理由は分からないが超サイヤ人のことを知っていたようであり、超サイヤ人を恐れているような珍しい一面が見られる)

「残念ながら、人違いだ」
(カカロットと間違える相手に対して。)

「これはこれは……懐かしいお方だ」
ベジータ王に対して。ナッパやラディッツが動揺しているのに対して、さすがに落ち着いている)

「フン……お坊ちゃまとは、鍛え方が違うんでねぇ…」
(ベジータに勝利した際の台詞。後にヒーローズのアニメで「王子様」と煽るのを見るとその先駆と言えるかも。ちなみに、METEORでベジータを「王子様」と皮肉るのはバーダックである)

「そろそろ…目障りな化け物を消すとするか…」
(フリーザ兄弟に対する謀反の台詞)


【余談】

  • ターレスが大猿化させた悟飯がハイヤードラゴンを見て戦意を失ったことに関して「実の父親である悟空より会ったばかりのハイヤードラゴンの方が大事なのか…」と、ツッコまれることがある。獣同士になったため、分かり合いやすかったのだろうか。

  • 地球の神精樹の実を食べることによって一気に形勢逆転したターレスだが、そこまでの戦闘力の差を考えると地球の神精樹の実だけで少なくとも戦闘力が万単位で上昇していると思われる。
    パワーアップ前の予想戦闘力と、ターレスが今まで神精樹の実を食べ続けて戦闘力を上げてきたことを考えると、地球の神精樹にはかなりの栄養が詰まっていたことが予想される。
    ターレスが今までどの程度神精樹の実を食べてきたかは全くわからず、そもそも神精樹だけで戦闘力を上げたとも限らないので一概に言えることではないかもしれないが。

  • 当時は悟空、悟飯と合わせて野沢雅子が一人三役を演じ分けたことが話題になった。そして本作の脚本家が故意に野沢さんを困らせてやろうと悟空・悟飯・ターレスの会話の部分を増やしたが、全く困ることなく演じたことに大変驚いた、というエピソードがある。
    後に同じく野沢が声優を務める孫悟天やバーダックといったキャラも登場し、今では一部のゲームで一人五役なんてこともあったりする。(同じキャラの時期違いや合体キャラも含むと更に増える。)

  • ボージャック一味やギニュー特戦隊など今までリーダーしかなかなか出られないドラゴンボールのゲームの中で集団の全員総参戦を叶えてきたドラゴンボールヒーローズだが、ターレスやクラッシャーターレス軍団は新しくなったギャラクシーミッションの4弾になってようやく叶った。
    ドラゴンボールヒーローズが始まったのは2010年11月11日で、ギャラクシーミッション4弾は2012年9月13日などで他に比べると遅すぎる気が…。

  • ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』では、アニメでは変身しなかった大猿形態のターレスが登場している。上述の言及通り、ベジータやナッパと異なり理性を保つことはできない。

  • ドラゴンボール超の未来トランクス編で登場したゴクウブラックの正体がターレスではないかという期待があったが結局違った。
    未来トランクス編序盤で悟空が「レタス」を育てているシーンがあったがこれはスタッフのミスリードか遊び心だったのだろう。




「さぁ跪け…! 跪いて追記・修正をすれば許してやるぞ!」

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最終更新:2025年04月14日 20:47

*1 神龍と二役。

*2 日本では馴染みが薄いが、インドや中東、ヨーロッパでは日常的に食べられている豆。カメラやメガネなどでお馴染みの「レンズ」はこのレンズ豆に形が似ていることが名前の由来だったりする。

*3 後に悟空は同じ劇場版オリジナルキャラクターであるジャネンバや(ベジット状態ではあるが)旧ブロリーと対面しているが、ターレスとは異なって彼らの事は初見であるような態度を見せているため、こちらはちゃんと『超』の設定とはパラレルとして扱われているようなのだが…。メタな理由で推測すると、悟空とターレスが久々に対面するというシチュエーションでターレスの存在を『超』のパラレルとして扱うと、わざわざそれを説明しないといけなくなるなど作劇的に面倒な点が生まれるためだと考えられる。ましてやヒーローズアニメは尺が非常に短いという点もある。

*4 2022年現在