ドーガ四天王/ドーガボマー

登録日:2024/11/22 Fri 00:09:50
更新日:2025/05/18 Sun 14:50:15
所要時間約 5 分で読めるわよ





※推奨BGM:その名はキャプテン

「遂にダークアクシズの大部隊が侵攻してきた!」
コントロールホーンがばら蒔かれ、ネオトピア中は大混乱…!」
「次回、SDガンダムフォース!」

発動!キャプテンシステム




「ヘッヘッヘッ、この世界のヤツらは
いい兵士になってくれそうだぜ!」

「これでコマンダー様をお迎えする準備が整いそうだな」


ーガ四天とは、アニメ『SDガンダムフォース』に登場するキャラクターの総称。兵士のドーガボマーについても本項にて解説する。


概要

ダークアクシズのネオトピア侵攻部隊司令官コマンダーサザビー直属の精鋭集団で、親衛隊のドーガ四天王を中心に多数のドーガボマーからなるドーガ部隊で構成されている。

S.D.G.基地・ブランベースの陥落を皮切りに侵攻作戦の本格化に伴い四天王と共に投入され、一度はネオトピアを支配するまでに至るが、ガンダムフォースの抵抗により四天王は全滅。
ドーガ部隊は侵攻部隊壊滅後はプロフェッサーガーベラの配下として再編成・量産され、以降はダークアクシズ要塞の哨戒・他の幹部への伝令など、幹部の手足としてさまざまな任務を担うようになる。

主に侵攻活動の本格化や最終決戦など作戦の佳境で出撃することが多く、それを想定して性能や思考もより戦闘的なものとなっている。
飛行ユニットを装備する必要のある部隊長やザコソルジャーと異なり、ウィングを搭載したアーマーによって常時飛行を可能としており、更に下半身を変形させることで高速飛行形態に移行することもできる。また、四天王クラス(ブルーを除く)はウィングのパイロンに四天王毎に仕様の異なるミサイルを設置している。

モチーフ機体は四天王・ボマー共に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のヤクト・ドーガ、元ネタは『SDコマンド戦記 G-ARMS』のメッサードーガ。ドーガボマーに関してはヤクト・ドーガとしては何気に量産機体であるギラ・ドーガを差し置いての量産型としての登場である。まあ、『スーパーロボット大戦シリーズ』で量産型ヤクト・ドーガが登場してるしな~…
両肩のアーマーに搭載されているタービンエンジンも収納状態のファンネルにも見えなくもない。


ーガ四天



「ドーガ四天王…」

「死出の旅路の案内人として、覚えて頂きましょう…」


イエロードーガを筆頭にグレードーガ・ブルードーガ・パープルドーガの4人からなる親衛隊。

イエロードーガ


「あ~ら、何を急いでるのかしら?」

「ガンダムちゃん!!」

CV:宮田幸季

黄色い体の四天王のリーダー格。

魚雷としても機能する大型ミサイルを装備している他、固有武器としてガトリングシールドを所持している。また、凄まじい剣技の持ち主でもある。

オネエ口調が特徴の高飛車な性格。
海に沈んだ換装リングの許へと向かうガンダムフォースを襲撃し、ガンバイカーの迎撃も軽くあしらい逆にエンジンを破壊して行動不能に追い込み、キャプテンを執拗に追撃を掛けるが損傷を押して援護に来たガンイーグルと交戦。
双方互角の剣戟を展開するが、最期は相討ちとなる形で倒された。

実は四天王の中で出番はたったの1話しかなく、更にガンイーグルに倒される描写がないという不憫過ぎるキャラ。リーダーなのに……

グレードーガ


「ざっと4、5000人は集まったか…」
「ここも手に入ったも同然、簡単なものだ…!」

CV:中嶋聡彦(カオ・リンの声も兼任)

灰色の体の四天王メンバー。

イエローのミサイル以上の破壊力を持つ三連装ミサイルポッドを装備している。

ひたすら破壊を楽しみ、相手が子供だろうと容赦なく攻撃する四天王の中でも取り分け粗暴かつ残忍なクラッシャー。だがただ粗暴なだけでなく、彼の勢いが乗ればメンバーも活気づくなどムードメーカーの側面も持ち合わせている。

ドーガ部隊を率いてモビルシチズンの洗脳作戦を指揮、キャプテンシステムを発動させたキャプテンによって洗脳を解除された後はキャプテンのソウルドライブを奪うなどザコレッドのパートナーとして全面的にサポート。そのせいか彼がイエローより一番リーダーやってるっていう声も…
ネオトピア侵略達成後はソウルドライブ奪還に乗り込んだシュウトを執拗に攻め立てるが、シュウトの危機にソウルドライブがない状態で起動したガンビークル形態のキャプテンの攻撃を受け、仕返しとばかりに反撃するが最終的に左肩を破壊される。それでも尚キャプテン達に一矢報いようとコマンダーに忠義を示すが、コマンダーの「見苦しいぞ!」の一蹴と共に放たれたファイナルメガキャノンに無残に消し飛ばされ、その最期もコマンダーに「莫迦め…、高が虫けら共に手こずりおって……!」と吐き捨てられるという何とも報われないものだった……。

ブルードーガ


「へぇ~、コイツらがガンダム~?」

「弱っちそうだね~!!www」

CV:水島大宙

青い体の四天王メンバーで、四天王の中では最年少。

四天王の中で唯一ミサイルを持たず、それによる火力不足を補うようにビームライフルを装備しており、機動力も射撃力も四天王随一。

性格は善悪の判断が破綻しきった悪ガキそのもので、相手を「弱っちい」と決めつけ、遊び感覚で破壊・殺戮を楽しむ。
ガンダムフォースとの戦闘では爆熱丸と対峙、バルカン・ビームライフルによる銃撃の雨霰を展開するばかりか石化したネオトピア市民に「ほ〜らほ〜ら!石の像が壊れる壊れる〜!!www」と無邪気に笑いながらバルカン砲を発砲するというゲスの極み全開の残虐な舐めプを行うが、これによって完全にブチキレた爆熱丸の反撃を受け、ビームサーベルで応戦しようとするが爆熱丸の放った大回転天驚剣を喰らい倒されるという因果応報な最期を迎えた。

パープルドーガ


「そんな戦いでは、私の記憶には残りませんよ!」

CV:諏訪部順一

紫の体の四天王メンバー。

グレーと同じ三連装ミサイルを装備しているが、こちらはグレーと異なり高いホーミング性能を持つ。イエローにも勝るとも劣らない剣技の使い手。

過激揃いな四天王の中では比較的冷静で慇懃無礼な性格。ニャガニャガなんて言いませんよ
ガンダムフォースとの戦闘ではゼロと対峙、剣戟に加えミサイルを駆使してゼロを苦戦させるが、隙を突かれてゼロが放ったラクロアンクレセントの前に敗れ去った。


ドーガボマー

部隊を構成するヤクト・ドーガ版ザコソルジャーとも言うべき戦闘兵士で、四天王と比べて一回り小さい。
複数で活動する際は「ドーガボマーズ」とも称される。

上司の四天王や同じダークアクシズ製の戦闘員でも良くも悪くも個性豊かで人間臭いザコソルジャーと対照的に、最初から本格戦闘用として生み出されたことから感情や個性を一切持っておらず、任務を忠実にこなし戦闘能力も優秀。だが、最終決戦において兼ねてから離反を考えていた騎馬王丸軍はもとより元ダークアクシズの一員であるザッパーザク達に対して「組織に捨てられた奴が仲間面するな」と言わんばかりに容赦ない銃撃を見舞うなど組織の追放者あるいは裏切り者に対してはものすごく酷薄。
こういった思考からザコソルジャーに比べて心を持たない冷酷な殺戮マシンといった側面がかなり極端に表している。
ザコソルジャーと違って基本的に言葉を話さないが、ガンダムフォースの攻撃を受け「ドガーッ!」と断末魔を叫んでいることから人語機能を全く持たないという訳ではない模様。


武装

四天王・ボマー共通

  • ビームサーベル
両前腕部に搭載されている。
四天王の物はビーム刃の色が各四天王の色に準じている。

  • ビームライフル
四天王ではブルーが使用。
モチーフはヤクト・ドーガのビームアサルトライフル。

  • バルカン砲
頭部に搭載されている。

イエロードーガ

  • 大型ミサイル

「何を考えてるのか知らないけど…」

「ここでくたばりなさいなっ!!!」

両翼のパイロンに1基ずつ搭載。
コンクリートの壁を容易く破壊する威力を持つ他、魚雷としても機能する。

  • ガトリングシールド
前面に三連ビームガトリング砲が搭載されているイエローの専用装備。
モチーフはヤクト・ドーガのメガ粒子砲内蔵シールドで、元ネタはメッサードーガのガトリングシールド。

グレードーガ

  • 三連装ミサイルポッド

「面白いじゃねえか!」

「もっと踊ってみせろっっ!!!」

ポッド内に1基ずつ搭載されている。
パープルのミサイルのようなホーミング機能を持たないものの、イエローのミサイルをも凌駕する破壊力を誇り、先端も貫通性を重視して四角錐状となっている。

パープルドーガ

  • 三連装ホーミングミサイル
1基のミサイルが3つに収束された状態で設置されている。
威力は去ることながら、高い追尾性を誇る。

ドーガボマー

  • コントロールホーンキャリア

「よっしゃあ!プレゼントをくれてやれい!!」

ドリル状の大型ミサイルの周囲に簡易型コントロールホーンが嵌め込まれたミサイルランチャー。
発射と同時にコントロールホーンをクラスター爆弾の要領で広範囲にばら撒き、多数のロボットを洗脳する。最初からそうしろよ…とかツッコんじゃいけない


余談

  • イエロー・グレー どっちがリーダー問題
設定上ではイエローが四天王のリーダーとしているが、劇中ではイエローの出番が少なく、逆にグレーの出番が他の三人に比べて圧倒的に多く(ついでに劇中最初のセリフもグレー)まぁ、尺の都合上って言ってしまえばそこまでだが…。ブルーとパープルもそこそこ出番に恵まれてはいる、更にコマンダーのアバターであるザコレッドと行動を共にしていることや海外版公式サイトで他の三人よりも大きく出ているせいでグレーが四天王のリーダーというおかしな事態となっている。実際、ガンダム画報でも「グレーが四天王のリーダー」って説明されてるし…


「あ〜ら、私達の項目を追記・修正してくれるのかしら?ウィキ籠りちゃん!!」


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最終更新:2025年05月18日 14:50