日野下花帆

登録日:2025/05/22 (木) 00:46:32
更新日:2025/05/23 Fri 00:56:38NEW!
所要時間:約 47 分で読めるよ!




みんなを照らすおひさまガール!
笑顔のお花を咲かせます!

日野下(ひのした)花帆(かほ)は、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに所属するスクールアイドル。

CV. 楡井希実
所属 スリーズブーケ
メンバーアイコン うさぎ
メンバーカラー おひさま色
誕生日 5月22日
身長 155cm
趣味 カラオケ、読書
特技 食べ物の好き嫌いがない
好きな食べ物 りんご、ハントンライス
好きな言葉 なんにでも全力!
好きな教科 体育と音楽、かな!
好きな動物 動物全般、とくにうさぎ!

本シリーズの主人公。「花咲きたい!」という夢を抱いて蓮ノ空に入学してきた103期生。
長野県出身で、「大都会・金沢」での暮らしにずっと憧れていた様子。
青緑の瞳と、オレンジに近い茶髪のセミショートヘアをうさぎ形の髪留めで留めている。別作品で例えるなら後藤ふたりの髪型に近いか。
『りんくらいふ』ではヘアピンから細く飛び出している部分がアホ毛のように感情に応じて動く。
一人称はシリーズ主人公としては珍しい「あたし」
四コマ漫画『りんく!らいふ!ラブライブ!』でも主人公を務めており、そちらでは入学前の様子もうかがえる。

人物像

あたし楽しいと思ったことはなんでもできちゃうんです。
それ以外はなんにもできないんですけど!

主人公らしく活発かつ底抜けに素直な性格の持ち主で、お調子者な一面も。
その人柄を一言で表現するなら「ロケットエンジン」。
ひとたび「やる」と決めたら凄まじいエネルギーを発揮して目標へと突き進むが、時としてマイナス方面にも全力疾走する場面も度々見られ、落ち込む時は全力で落ち込むし一度暴走を始めると何かにぶつかるまで止まらない。その極端にも程がある振る舞いは、「オンとオフしかない蛍光灯のような人」「稲光みたいな子」「オンオフのわかりやすい人」と様々に評されている。
蓮ノ空入学2日目にして脱走未遂をしでかしたり、スクールアイドルクラブに加入してすぐの頃に「毎日ライブがしたい」と言い出して本当に1週間毎日ライブで活動を埋める、かと思えば自身の実力不足を目の当たりにして特訓の必要性を自覚……したはいいものの今度は卒業まで一切ライブせず練習に専念しようとするなどなど、その極端ぶりを示す逸話は枚挙に暇がない。
どんな方向へも常時フルスロットル。そんな暴走ロケットなのだ。

ただの思いつきで行き当たりばったりな行動を繰り返している……というわけでもなく、一度「こうしたい!」と思ったことはなんであれ実現しないと気が済まない節がある。
それもあってか妙に思い込みが激しい一面があり、一度こうと思い始めるとなかなか軌道修正を受け付けてくれずにそのまま壁に正面衝突……なんてことも。
舵がついてない上付けても効かないとは中々厄介なロケットである。
しかしその熱意が生み出す発想力・行動力は人並みはずれており、しばしば誰も予想がつかなかった結果を叩き出すこともあるまさしくクラブの「推進剤」「起爆剤」と言えよう。

スクールアイドルにかける情熱は熱く、活動に必要なことであれば何事にも体当たりで挑む度胸もある。
上手い下手ではなく「とにかく歌って踊ることが好き」であることが本人の様子や周囲の言動から窺い知ることができ、梢はそれこそが彼女の才能だと捉えている。
ただし体力はメンバー中最底辺で、練習中に一人ガス欠していたり梢に筋トレを課されてへばっている姿もたびたび目撃される。
もっとも、先輩たる102期生3人は既に1年分の実力がついており、同期もフィギュア経験者のさやかにスポーツ万能な瑠璃乃と周囲のスペックが優秀な上、花帆は朝練の存在を知らなかったなど今まで部活らしい部活に所属していなかった様子がうかがえるため、致し方ない面も大きいのだが。
……が、2年生に進級すると吟子にも加入時点から体力面で上回られてしまっていることが発覚するなど、先輩としての面子が少々怪しくなってきている様子……。

特にライブに向けたやる気は凄まじいものがあり、正式入部早々に「いっぱいライブがしたいです!」というだけで1週間連続ライブを敢行したほど、ことライブとなると桁外れのバイタリティを発揮する。
ライブのほかに配信も大好きであり、初期から「天性の配信者」と言えるほどの才覚を発揮していたほか、慈との期間限定ユニット「かほめぐ♡じぇらーと」としての活動では8時間耐久配信という企画をやり切ったことすらある。
一方、初期は地味でつまらないからか練習には消極的で何かにつけては練習時間を削ろうとしたりサボろうとすることもあった……というか実際に朝練を度々すっぽかしている
が、その辺はかなりキッチリやる性質の梢についてしまったのが運の尽き。
練習から逃げようとしたことを見抜かれて逆に練習時間を上乗せされたり、練習場所に文字通り引きずり出されたりすることになるのであった。体力問題のこともあるので、残念ながら当然である。
ただこうしたサボりがちな傾向は成長とともに徐々に見られなくなっていき、梢との「約束」を経た104期以降は基礎の大切さも心得たことで入部当初のような問題児ぶりはなりを潜めている。

とはいえ上述の通り一度「やる」と決めたら一直線な性質は練習においても言えることであり、きちんと目標を見据えている時は梢の練習メニューに加えて自主練までこなすことも。もっとも、今度はやりすぎて逆効果になってしまう事もしばしばなのだが……。

意外な趣味として読書が挙げられ、配信では読書をテーマにした雑談をすることも。
同じ読書家の国木田花丸とはまた異なるタイプで、特に海外文学をよく読むようだ。
中でも『ハリー・ポッター』シリーズがお気に入りとのことで、かなり読み込んでいることがその口ぶりからうかがえる。
その趣味の影響もあってか比喩表現を多用して話す傾向があり、特に花に例えて物事を話すことが多い。

その夢が"花咲く"まで


お花って、道を歩いても目に留まるでしょ。
羨ましかったの。好きなことをしてる友達とかが、とてもきれいに見えて。

あたしだって、自由に自分らしく生きられたら、
きっと花咲けるんだって思ってた。

花帆の物語は、彼女がしばしば口にする「花咲く」という言葉が最重要のキーワードとなる。
彼女の発言を総合するならば、その意味は「自分らしく、なりたいと思った通りの姿で輝く」といったようなものだと読み解くことができる。
その言葉の原点は、彼女の幼少期の体験にある。

実家は花卉(かき)農家で、ラナンキュラスという花を育てているという。
幼少期の花帆は病弱だったとのことで、そのためなのか本人曰く過保護な家庭環境だったとか。
そんな環境もあってか、花帆は自らの生まれ育った境遇……実家で育てている花のことや置かれた環境が、いまひとつ好きにはなれなかった。

育てられたお花って規則正しく咲いているじゃないですか。
でも、あたしって病気がちだったから、
学校でも遊びに入れてもらえないことがあって……。
自分は、あんな風にキレイには咲けないような気がしていたんです。
自分の名前も……なんか、ちゃんと正しく育つように、
って期待されているみたいで。ちょっとニガテでした。

そんなある日、双子の妹たちが花帆を山中のお花畑に連れ出す。
2人が花帆に見せたかったのは、育てられたものではない、一輪だけ咲いた自然のラナンキュラス。

ラナンキュラスって普通は温室で育てるから、
自生していることなんて滅多にないんですよ。

なのに、咲き誇っていたんです。
まるで『あたしはここだよ』って言うみたいに。
ただ自分のために、あんなにきれいに……。

それを見てあたし、思ったんです。
大事なのは、ちゃんと『花咲くこと』なんだって。

右に習えで咲くことでもなく、みんなと同じように咲くことでもなくて。
ちゃんと花咲くことが、いちばんすごかったんだ。

だから、山で育ったあの一輪の花だって、温室で育てられた花だって、
みんなみんな、すごいんです。

あたしだって、花咲きたい。
トクベツじゃなくたって、あたしだけの色で、あたしだけのお花を。

それが、「花咲く」という花帆の夢の原点だった。
「自分のことを心から誇れるような自分になりたい」。
その時点ではおぼろげでしかなかったその夢は、スクールアイドルというあり方と出逢ったことでより鮮明に、徐々にその輪郭をあらわにしてゆくこととなる。

活動記録



人間関係

上級生には「名前+センパイ」呼び、同級生以下には「名前+ちゃん」呼び。
上級生に対してはきちんと敬語を使うが、一方で下級生に対して形式ばったやり取りはあまり求めず、「友達のような距離感で」接する。
「誰に対しても壁を作らない」を通り越して「壁があっても壊しにくる」と形容できるような「ぐいぐい来る」タイプで、気になった人にはとことんまで近づこうとする。
その結果相手の地雷を踏んでしまったり逆効果なアプローチをしてしまうこともしばしばあるものの、それでも最終的にはなんとかなってしまうのが花帆の人徳と言うべきか。

特に悩みを抱えた人を見たら放っておけず、たとえそれが自分には理解できない類の問題であったとしてもできる限り寄り添って、時に本人以上に悩んで解決策を捻り出す「究極のお節介」。
とにかくなんにでも首を突っ込むため失敗することも非常に多いのだが、たとえ一回や二回アイデアが失敗に終わっても決してへこたれず、相手の笑顔を見るまで決して諦めないことこそがその問題解決能力に繋がっている。
その諦めの悪さの果てに誰も考えつかなかったような最適解を導き出すこともまた多く、彼女のお節介ぶりに救われた人物は数知れず。
たった今出会った誰かのために真剣に時間を割いて悩めることこそが、花帆最大の美徳と言えよう。


ふふふっ。花帆はね、ライブが大好きなのよ。
自分のライブだけじゃなくて、人のライブもね。


……スクールアイドルになるために生まれてきたような人……。

「先輩」としても、「スクールアイドル」としても花帆がはじめて出逢った存在にして憧れの人。
彼女と出逢ったことで花帆の学生生活は一変したと言ってもよく、梢が花帆をスクールアイドルクラブに引き込もうとしていなかったらそもそも花帆は蓮ノ空に通い続けていたかすらも怪しい。
機械に関すること以外はなんでもできると言っていいほどの万能ぶりに加え、その落ち着いていて「理想のお姉さん」然とした雰囲気もあってか出逢った当初より全幅の信頼を置いており、花帆が2年生に上がった際に抱いていた「理想のセンパイ像」が梢そのままだったことからもその影響のほどは窺える。
しかしお互いの性格や気質は大きく違うため、特に103期序盤はそれぞれを理解しきれずにトラブルを起こしてしまったり、思うように関係を重ねることができずもどかしい思いをする日々もあった。しかし大きく衝突してしまっても、お互いにそのことから逃げずに向き合ってこられたことこそが、現在までの強固な絆へと繋がっている。

『蓮ノ空』という物語が基本的に花帆視点で紡がれているため、花帆が梢に助けられている印象が強く残るが、逆に梢の方も幾度となく花帆に助けられている。
『DEEPNESS』の一件や103期ラブライブ!終了後のやり取りはその最たるものであろう。
彼女が花帆を誘ったのも表向きは「花帆の悩みを解決するため」ではあったが、実際には梢のほうからかなり強くアプローチをかけていたということも当初から明かされており、梢から花帆に向ける気持ちもかなり大きいことが窺える。
実際花帆の成長を誰より楽しみにしているのは他ならぬ梢であり、『Special Thanks』制作にあたっては花帆が作詞に挑戦するということでわかりやすく上機嫌になっている。

  • 百生吟子

いいんだよ、吟子ちゃん!後輩の面倒を見るのが、二年生の!
先輩の!あたしの!務めだからね!


うわあ暑苦しい……。

104期で新たに迎え入れた後輩。
彼女をスリーズブーケとして迎えることとなったのは完全に花帆の一目惚れと言ってよく、他の104期生2人がどちらも「所属先となるユニットの先輩に憧れて……」というパターンだったのに対し、彼女は花帆の側から猛アタックして口説き落としたという点で特徴的。ある意味この(センパイ)にしてこの(コウハイ)あり。
家柄もあって伝統工芸に親しんできた吟子は花帆とは趣味も性格も重なる部分のほうが少ないほどだが、花帆はその違いにすらも興味津々。
一方の吟子は今までの付き合いにはいなかったタイプの人ということもあって困惑させられることも多いが、悪い気はせず「ヘンな人」と思いながらも何だかんだついていっている……という、凸凹ながらも悪くない関係を築いている。

「さかさまの歌」の一件は吟子にとってそれまでの「伝統」に対する捉え方を大きく改めさせられることとなり、行き場を失いかけていた彼女の情熱を受け止めてくれた存在として、普段は表に出さないながらも花帆には深く感謝している模様。
当の花帆がその姿勢を失いかけてしまった104期ラブライブ!決勝直前のやり取りには、その想いが強く現れている。


花帆さんは明るくて、お話するだけで元気をくれる。
……どうでしょう。
それはきっと、あなたにしかない魅力ですよ。

同期として最も一緒にやってきた時間の長い、親友にしてライバル筆頭。
普段はどちらかと言えば「友達」としてお互いの背中を支え合っている印象の方が強いが、一方でどちらか一方だけが脚光を浴びている際はもう一方が危機感を覚えるといったこともあり、両者ともに「ライバル意識」も間違いなく持っている。

とはいえ共に過ごした時間の長さはそのままお互いの寄せる信頼の深さにも繋がっており、セラスからは「花ちゃんと、小学校からの友達だったりするのかな、って。」とコメントされるなど、傍からはまるで幼馴染みかのように息ピッタリな連携を見せている。


こずを助けてくれて、ありがとう。

ボクにはできなかった。
でもね、この1年間のこずを見てるのは、すごく、幸せだったよ。
きっと、かほのおかげだ。

梢がクラブを空ける際には彼女に練習を見てもらっているようで、その独特の言語センスにはやや困惑しながらもその指導には真摯についていっている様子が描かれている。
ただ2人だけで過ごしていることはあまり多くはないようで、周囲からも「珍しい組み合わせ」と見られることがある。

綴理はというとその人並み外れた発想力・行動力、そして一度エンジンがかかった際の爆発力はかなり高く評価している様子で、「こういうときのかほは、無敵だよ。」と全幅の信頼を置いて花帆に全てを委ねたこともある。
また上記の通り、花帆が梢のパートナーを勤め上げてくれたこと、その結果梢の笑顔が増えていることを「自分にはできなかったこと」だと彼女に対し深く感謝してもいるようだ。

  • 徒町小鈴

あの、いつでもキラキラしてて、まぶしくて、
目標に向かってまっすぐに突き進んでゆくみんなの憧れの、
花帆先輩が……徒町と一緒、だなんて……。


それどういうイメージ!?

本編上での絡みこそ多くはないものの、ところどころで「実は共通点の多い者同士」であることが判明している相手。
それゆえか小鈴の抱く悩みには花帆も心から共感することが多く、一方で小鈴はその自己評価の低さもあって思いの外共感してくれることに驚いている。

小鈴が梢とのコラボ配信で受けた心理テストでは、最初の問いはかつて花帆が出した回答と同じ結果になったとか。
その問いが示す「友達の相談の受け方」の他にも、「行動力の高さ」を示す回答など、実際に花帆にも通じそうな一面が窺える。

  • 大沢瑠璃乃

去年の今ごろ、朝練を代わってほしいと花帆さんにお願いされたのを、
急に思い出してしまって。


花帆ちゃんにもそんな時代が……!

花帆の思いつきとお節介さに救われた人物の筆頭とも言える存在。
一見どちらもパッション型で似たもの同士のようにも見える2人だが、実際には「たくさんの人といればいるほど活力が湧いてくる」タイプである花帆と「人とたくさん話したあとはひとりで落ち着ける場所が欲しい」というタイプの瑠璃乃という形であり正反対。
そのため瑠璃乃の抱く「充電切れ」の悩みは花帆には理解しきれないものであり、そのためなんとかしてあげたいとは思えども中々うまくはいかずに試行錯誤が続いた。
しかし最終的にはスクールアイドルクラブという「居場所」そのものに瑠璃乃は答えを見出すことができ、その「人々を受け止められる居場所」という考え方自体が瑠璃乃の抱くスクールアイドルの理想像に大きな影響をもたらすこととなる。
なお例のダンボールハウスもこの試行錯誤の過程で生まれたものであり、当初の瑠璃乃はどちらかと言えばドン引きよりの反応だったのだが、その後なんだかんだで結構使っているということまで含めて2人にとっても思い出でもある模様。もっとも、最近だと瑠璃乃が精神的に成長した結果あまり必要なくなってきているのだが。
この時の経験もあってか、瑠璃乃は花帆について「いざっていうときの発想力がすごいんだ」と語っている。

そんな彼女だが、時系列上きちんと練習を頑張るようになって以降の花帆しか知らないため花帆やさやかの語るそれぞれの思い出話には驚かされることもある様子。


第一印象が最悪すぎたせいでしばらくの間警戒する向きが強かったものの、一方で2人とも感覚派であり「輪の中心にいるタイプ」という点など共通点が多く、そのため一度意気投合してしまえば基本的に相性は抜群。
103期2月に結成した限定ユニット「かほめぐ♡じぇらーと」ではその相性の良さがこれでもかと発揮されており、後述の通り姫芽も羨むほどの名コンビっぷりであった。

他方、慈はどちらかと言えば「現実的な観点から問題を解決しようとする」のに対し、花帆は「とりあえずは思いついた端から実行してみてとにかく試行錯誤」と問題解決のアプローチは好対照でもある。

  • 安養寺姫芽

いくらめぐちゃんせんぱいとコラボしたかほせんぱいと言えど、
負けませんからね〜?


それいつの話!?かほめぐ♡じぇらーとのことだよね!?

くぅ……アタシもいつか……!

もう一緒のユニットでしょうが!

直接の絡みこそ少ないものの、その「ゆるくノリの良い」性格ゆえか第三者役を求められる企画などではしれっと配信にお呼ばれしていたりと、枠外での交流を感じさせる間柄。

しかし姫芽はというと実は密かに(主にるりめぐ関連で)ライバル心を燃やしている相手なのだとか……?


言ったろ?キミはもう、大丈夫。
あたしはキミのスクールアイドルパワーを、信じてる、ってね。

「生徒会長」としても、「スクールアイドルの大先輩」としてもたびたび顔を合わせ、活動に関しても少なくないアドバイスを貰っている。
沙知は花帆のまっすぐな姿勢や、誰かのために自分ごとのように真剣に悩んで答えを出すその姿勢を高く買っている様子。

……それはそれとして、描写こそないものの「学校にショッピングモールを建ててほしい」という花帆の突拍子もない希望を真っ先に聞かされ、彼女を生徒会室から叩き出したのもおそらく沙知ではあるのだが。
その後もたびたび花帆からは同じお願いを(冗談半分で)口にされることもあり、その度に「それは無理!」と苦笑している。

  • セラス・柳田・リリエンフェルト

ふふっ。
花ちゃんにツッコミ入れてもらうの、好き。


だってせっちゃんって、構ってほしくて、
わざと大げさに言ってるんだもんねー。

花帆がまだ病弱だったころ、よく病院で一緒になることの多かった……2人の言葉を借りるなら「院友」同士だった間柄。
花帆の体質が改善し、病院のお世話になることが減って以降は自然と接点もなくなってしまっていたようで、瑞河女子の中等部にいたセラスとは幼少期以来の再会だった様子。
しかし2人の空気感は当時からほとんど変わっていなかったようで、セラスのツッコんでほしいがためにわざと物事を大げさに言う癖もその時からのものだったようだ。

そんな彼女だが、104期においてはラブライブ!決勝大会で激突する「ライバル」であると同時に、「夢を信じる物語」たる蓮ノ空の物語に対するアンチテーゼと言える存在でもある。
「叶えられる夢」ばかりを見てきた花帆が、セラスの「本当の夢」を知り、彼女のために何ができるのか、その答えを見つけ出せるのかは、104期の物語における最大のクライマックスである。

余談

  • 登場時点では母校愛がないどころか転校すら考えていた
  • やる気はあるがやや不真面目
  • 幼馴染にあたるポジションの人物がいない
といったように、歴代の主人公達……というか歴代のキャラ全員と比較してもかなり個性的な人物でもある。

  • 配信終了時のお約束「ぽちっ♪」は彼女が発祥。

だったらあたし、やりたいこと、もう決まっています!
追記・修正です!追記・修正がいっぱいやりたいです!

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最終更新:2025年05月23日 00:56