登録日:2025/10/20 Mon 05:46:45
更新日:2025/10/20 Mon 10:06:23NEW!
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近未来
思考や感情をエネルギー化した「E-パルス」は
AIデバイス「サポタマ」のエネルギー原として活用され、
人類は新たな変革の時を迎えていた
しかし、その陰で恐るべき怪物が現れる
E-パルスを喰らい進化するモンスター
その名も―
『DIGIMON BEATBREAK(デジモンビートブレイク)』とは2025年10月5日から放送中のTVアニメである。
概要
タイトルの正式名称がローマ字表記となるなど、
幼年層の新規視聴者の獲得を諦めたのか全体的にそれまでのアニメシリーズとは一線を画したスタイリッシュかつハイターゲットを対象とした深夜アニメのような雰囲気となった他、
近未来を舞台としオーバーテクノロジーが社会に浸透しているが、どこかディストピアめいた雰囲気も持つなど、『
デジモンストーリー サイバースルゥース』に近い世界観となっている。
一方で、『ゴーストゲーム』に引き続いて玩具などの商品展開に関しては控えめとなっている。
登場人物
グローイングドーン
主人公。新光ヶ浜高等学校に通う高校1年生。
ルールに縛られる事を嫌う年相応の斜に構えた性格であり、人並外れたe-パルスの持ち主。
それ故にサポタマを誤作動させてしまう事が多く、サポタマ(のAIナビ)も懐疑的に見ている。
ドラマー志望らしく、通学路でもドラムスティックを持ち歩いてビートを刻んでいる。
また、食べ物では
ブロッコリーが嫌い。
たぶんギルモンとは関係ない
何らかの理由で親元を離れて兄のアスカと共に古アパートで暮らしていた。
ある晩、野良ハイエモンの襲撃でアスカがコールドハートに陥った上にゲッコーモンの届出を拒否したことにされてしまい、グローイングドーンに身を寄せることになる。
アニメシリーズでは初となる高校生主人公であり、
大門大以来となる男性声優が声を務める二人目の主人公となる。名前や苗字が「た」から始まらない点も同じ(た行ではあるが)。
ただし、主人公伝統のゴーグルは眼鏡に形を変えて受け継がれたと言えなくもない。
トモロウのパートナーとなる爬虫類型のデジモン。成長期デジモンらしい、かなりヤンチャで陽気な性格。
主人公パートナーデジモン伝統の恐竜・爬虫類型…ではあるのだが、大きくて丸い瞳に大きな舌ベロとまさかのキモカワ路線であり多くのファンを驚かせた。
e-パルスをエネルギー源とするはずのデジモンにあって食事をするなど、変わった個体とみられている。
グローイングドーンの鉄砲玉であり、実際に気が強い性格をしている。
そのためか、第1話の時点で主人公よりも先に成熟期へと進化できるパートナーを持っている。
ちなみに身長170cmと結構な長身でトモロウよりも5cm大きい。
レーナのパートナーデジモン。
似てるけどメイクーモンじゃないぞ
姉御肌な性格でレーナが幼い頃からのパートナー。成熟期に進化するとウルヴァモンとなる。
10歳の小学生でレーナの弟分。グローイングドーンの分析及び「面倒くさい事」担当。
マコトのパートナーデジモン。ボソボソ喋る癖を持ち気になることをチェックしないと気が済まないオタク気質。
グローイングドーンのリーダー。最強クラスの実力を持つ天才クリーナーであり良き兄貴分。
アスカの友人であり、彼に託されてトモロウを迎え入れる。
キョウのパートナーデジモン。
普段はクーガモンの姿で過ごしているが、戦闘の際はムラサメモンに進化し敵デジモンに立ち向かう。
久しぶりの成熟期が基本となるパートナーデジモンであり、第1話の時点で完全体に進化出来るのも初。
その他の人物
トモロウの実兄。
1話でトモロウを助けるためにハイエモンに立ち向かうも、その流れで廃ビルから落下してしまう。
続く2話目ではe-パルスを吸い尽くされた状態で発見され植物状態となってしまった。
トモロウは彼を強く慕っており、アスカを助ける事が当面のトモロウの目標となる。
声の中井氏は『セイバーズ』の
ガオモンや『ゴーストゲーム』の
アンゴラモン役を担当していたが、本作で人間キャラの役となった。
また、作品冒頭のナレーションも務めている。
用語
人間が体内に持つエネルギーであり、思考や感情によって生み出される。
本作におけるデジモンの主食。『セイバーズ』でいうデジソウルのようなもの。
パートナーデジモンならパートナーの人間から供給されるが、野良デジモンの場合は人を襲って奪い取る。
e-パルスを失った人間が植物状態に陥った際の症状。この症状に陥った人間は身体が凍結したような状態となる(生命維持は保たれる)。
作中世界における生活デバイスであり、e-パルスを使用した携帯端末。
本作のデジモンはこれを介して現実世界に登場する。
今作における
デジヴァイス枠といえるが、形状はむしろ
たまごっち。
稀にサポタマから出現する生命体。公には一種のバグとして説明されており、出現して呼出がかかったら引き渡すか、共にクリーナーとなるかの2択。
いずれも拒否または無視すると野良デジモンとして懸賞金がかかり、クリーナーによる捕獲・駆除の対象となる。
野良デジモンやデジモンを使った犯罪者を食い止めるデジモン使い達の総称。
要するに一種の賞金稼ぎ業であり、時にはチーム同士の抗争も見られている。
主題歌
余談
- 主人公チームであるグローイングドーンは当初「ゴールデンドーン」という名前だったが、放送直前になって諸事情で変更となった。デジモンエキスポ2025においての先行公開ではこの旧名義が使われていた。
- 放送時期にはゲームシリーズ最新作である『デジモンストーリータイムストレンジャー』がリリースしており、奇しくも同時期にゲームとアニメの最新作が世に出る形となった。これが功を奏してか「動画サイトのタイスト実況配信で興味を持った視聴者がアニメのビーブレを見る」という現象もしばしば見られている。
ついでにベルスターモンといった女性デジモンがバズってる
- ゲームでもこっちでも田村睦心がヒロインのパートナーデジモンやってんのな -- 名無しさん (2025-10-20 07:33:44)
- 社会の裏側でデジモンと共に暗躍している感じは、何となくシーカーズにも近いものを感じる。 -- 名無しさん (2025-10-20 08:06:14)
- 日朝30分後のSI-VISも兄貴分が速攻で死んで、その復活が主人公の動機になってたな -- 名無しさん (2025-10-20 08:17:01)
- こっちの兄貴は死んでないからセーフ…いや相手が完全体なゴクウモンだし奪還には時間かかりそうだけど -- 名無しさん (2025-10-20 08:31:53)
- キャラも作画もいいし脚本も洗練されてるしアクションもぐりぐり動くし(特にゲッコーモンのベロ絡み)、ついでに言うと昨今のデジモンにありがちだった「(悪い意味での)デジモンシリーズのお約束」に囚われてない作風だし、裏番組が仮面ライダーでさえなければもっと話題になってる気がする。期待してるので頑張ってほしい。 -- 名無しさん (2025-10-20 09:43:42)
- ゲッコーモンの見た目から漂って来る忍空組一番隊隊長感が凄い。進化形が風技使い出したら多分確信犯。 -- 名無しさん (2025-10-20 09:43:50)
最終更新:2025年10月20日 10:06