キミとアイドルプリキュア♪

登録日:2025/02/16 Sun 00:02:44プリ
更新日:2025/07/13 Sun 17:59:48メロ
所要時間:約 26 分で読めます。


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歌って踊ってファンサして♡
キミと一緒に!キラッキランラン~♪

『キミとアイドルプリキュア♪』とは、『プリキュア』シリーズ第22作目である。
公式略称は『キミプリ』「アイプリ」と略してしまうと別の作品と被ってしまう。


【概要】

2025年2月2日から放送開始。
タイトルに音符が付くのは『スイートプリキュア♪』以来14年ぶり2例目。

メインモチーフは「アイドル」。テーマは「“キミ”がいるから輝ける、強くなれる!」。
アイドルとして活動するプリキュア変身者がいたり、プリティストアの限定商品のシリーズに「アイドルシリーズ」が存在したりしたものの、モチーフに選ばれるのは今作が初。タナカリオンこと田中裕太氏曰く、「今まで避けていた」らしい。

東映アニメーション側のプロデューサーは、『トロピカル~ジュ!プリキュア』や『キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』で同職を担当した村瀬亜季氏。
シリーズ構成は『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』の脚本を担当し、本作が本編初参加となる加藤陽一氏。
シリーズディレクターは『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』の監督やシリーズ本編の絵コンテ・演出を担当した今千秋氏。なお、第3話では「いなばちあき」*1名義で脚本を担当している。
サブライターは『魔法つかいプリキュア!』や『HUGっと!プリキュア』に参加していた井上亜樹子氏、『スマイルプリキュア!』や『スター☆トゥインクルプリキュア』に参加していた山田由香氏、『BanG Dream!』シリーズを手掛けており、本作がシリーズ初参加となる綾奈ゆにこ氏といった加藤氏が手掛けた作品に関わりのある脚本家*2。なお、井上氏は1時間後の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』でメインライターを務めており、同作と並行して参加しているため、週によっては30分後を挟んでスーパー井上タイム」になる事も。
ゲストライターは『ミュークルドリーミー』にて今氏と共同で脚本を手掛けた稲葉央明氏、同作や『魔法使いになれなかった女の子の話』を手掛けた金杉弘子氏、『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を手掛けた大河内一楼氏。3名とも本作がシリーズ初参加。
音楽は2作から引き続き担当する深澤恵梨香氏、「星座のチカラ」「Cheers!デリシャスパーティ・プリキュア」等のボーカルソングの作曲・編曲を担当した馬瀬みさき氏が共同で担当する。
キャラクターデザインは『キボウノチカラ』で総作画監督や作画監督、『わんだふるぷりきゅあ!』でOP原画を担当した杉本海帆氏。

前作では廃止されていた肉弾戦、敵組織の内情が第1話から明かされている、主人公が純粋な地球の人間等、近年では廃止されていた要素がいくつか復活している。
この他、次回予告の締め台詞が『トロプリ』以来4年ぶり、アバン前の挨拶パートが『デリシャスパーティ・プリキュア』以来3年ぶりに復活している。挨拶パートは『アイカツ!』のソレっぽくなっている。
『トロプリ』以降恒例のキッズコスメライン「Pretty Holic」は、例年より遅い第5話からの登場*3となり、例年では放送直前から発売されていた商品の方も、今回は第5話放送に合わせての発売開始となった。

CGが例年よりも用いられており、ライブシーンもCGで作られている。

アイドルという事なので、本作のプリキュアの声優オーディションでは選考にあたって歌唱も重視され、結果的には全員が大型音楽ライブの経験者で固められた。
また、本作の初期メンバーのプリキュア役の声優は全員既に『プリキュア』出演経験を持つという珍しいパターンとなった。
中でも紫雨こころ/キュアキュンキュン役の高森奈津美氏は『デパプリ』のコメコメ役で年間を通して出演した実績を持ち、妖精役でレギュラー出演を経験した声優がプリキュア役に抜擢された2人目の事例となった。

ひみつのアイプリ』と『プリンセッション・オーケストラ』も時間帯が日曜日*4となっており、女児向けアイドル作品が日曜日朝…中でもニチアサキッズタイムに当たる時間帯に3つも存在することとなった。『アイプリ』と『プリオケ』はテレビ東京系列放送かつBSテレ東では未放送なのでテレビでの放送が『キミプリ』しかない地域が多数あるが……
そのため、ファンからは「2025年は女児向けアイドルアニメ戦国時代の再来」と言われている。

【あらすじ】

はなみちタウンに住む歌うことが大好きな女の子・咲良うたが飼い犬のきゅーたろうと散歩をしていると、近くの川で桃のようなものがどんぶらこと流れていた。
桃を拾うと、中から伝説の救世主「アイドルプリキュア」を探しに来た妖精・プリルンが現れる。
世界を真っ暗闇に包もうとする「チョッキリ団」が人間界にも攻め込んできており、プリルンと共にプリキュアを探している中にはなみちタウンに現れる。

「キラッキランランにしたい!私の歌で!」と決意したその時、リボンとブローチが現れ、「キュアアイドル」に変身することとなる。
こうしてうたはアイドルプリキュアとして戦うことになる。…だが、しばらくしてネットにこの際のライブの動画がアップ・拡散されて有名になってしまうのだった。


【登場キャラクター】

アイドルプリキュア

例年通り、伝説の救世主。言い伝えでは「キラキランドが真っ暗闇に包まれた時、光で闇を照らす」とされている。
ライブの映像がプリルンによってネットにアップロードされてSNSでバズったため、有名になってしまった。果てにははなみち中学校に研究会ができる始末。
チョッキリ団との戦いのほか、Pretty HolicのCMへの出演やCDデビューを記念した握手会等のアイドルとしての活動も行っている。
チームとしての名乗りは「ウィーアー キミとアイドルプリキュア!」。

CV:松岡美里
本作の主人公。中学2年生。
家族で営んでいる喫茶店「喫茶グリッター」の看板娘。
歌うことが大好きで、自身の気持ちを即興で歌にすることも。
口癖は「キラッキランラン~♪」。
詳細は個別項目を参照。

CV:髙橋ミナミ
うたのクラスメートの中学2年生。
ピアノを弾くことが得意で、優しく賢い。
詳細は個別項目を参照。

CV:高森奈津美
うたやななの一つ下の中学1年生。
ダンスが得意で、熱さを内に秘めたしっかり者。
口癖は「心キュンキュンしてます!」。
中学校に入学直後に「キュアアイドル研究会」を立ち上げて会長に就任しており、行動力の強い性格である事が窺える。
詳細は個別項目を参照。

ズキューンキッス

カッティンダーとの戦いでピンチになったアイドルプリキュアの前に現れた2人組。

CV:南條愛乃
プリキュアを探しにキラキランドからやってきた妖精。語尾「プリ」をつけてしゃべる。
のんびり屋でマイペース、精神面ではまだ幼く泣き虫な所もある、本作屈指のトラブルメーカー
MOMOに入って、どんぶらこ~とはなみちタウンの川を流れていたところをうたに拾われた。
目をパチパチすることで、「キラキラ」を見ることができる。
詳細は個別項目を参照。

  • メロロン/キュアキッス
CV:花井美春
プリルンを追ってキラキランドからやってきた妖精。語尾に「メロ」をつけてしゃべる。
強気でおしゃまな性格でポエマー。誕生日は12月7日。
第10話まではOPとアイキャッチ、提供バックのみの登場だったが、第11話終盤にてハートの木から生えてきたMOMOから出てくる形で登場。
人見知りな自分に声を掛けてくれたプリルンを強く慕っており、彼女に対して激重感情を抱いている。「結婚するメロ!ねえたま!!」とか言いださない分1時間後の激重感情兄さんよりはマシだが。プリルンのことを「ねえたま」、ズキューンのことを「お姉様」と呼んでいるが、彼女の妹というわけではない。
反面、プリルンに対する独占欲の強さもあってアイドルプリキュアの事は一方的にライバル視しており、プリルンと特に仲の良いうたに対しては第15話で「ねえたま泥棒」と呼ぶ程に敵意を向けた事も。シリーズでは恒例といえる、新キャラがプリキュアメンバーと交流を深めて仲良くなるエピソードも現時点で用意されていない。こうした経緯もあってか現在もプリキュアには完全に心を許してない一方、街と人々を守るために懸命に戦う姿を目の当たりにしてからは考えを改め、自分なりに彼女達の事を認めるようになる。
個人技は投げキッスで発生させた巨大なハートで敵を痺れさせる「キッスショック」。

余談だが、演者の花井氏の実姉である鈴木愛奈氏も何度かゲスト出演しており、第4話の喫茶グリッターの客の一人やありす(第12話にてメロロンが出会った女の子)役を担当している。

キラキランド

本作の異世界。城より上には輝きの源となる「ビッグキラキラリボン」がある。
ダークイーネの手によってビッグキラキラリボンが切られたことにより、真っ暗闇に包まれた。また、妖精たちもクリスタルの中に閉じ込められている。

  • ピカリーネ
CV:大原さやか
キラキランドの女王様。
現在はダークイーネの襲撃により他の妖精共々クリスタルに閉じ込められているが、キラルンリボンを通じて思念体の様な形でプリルン及びプリキュア達と接触できる。
勝手にライブ映像をネットに流した言い伝えに則ってプリルンにお仕置きしたり、うたにもプリキュアの事をバラさない様に釘を刺す等厳格だが、自己紹介の際に名前をめちゃくちゃ強調しながら伸ばし、それと同時に眩い閃光を放ってアピールするお茶目な面も。
大原氏は『Go!プリンセスプリキュア』にて天ノ川ステラ、『HUGプリ』にてパップルを担当したことがあり、今回で3度目の出演となる。

  • 田中/タナカーン
CV:諏訪部順一
プリキュアたちの正体を知る七三分けに眼鏡をかけた紳士だが、その正体はキラキランドの妖精・タナカーン。本人の発言曰く、はなみちタウンでは人間態として活動しており、妖精態は第20話にて初披露*5。妖精態では語尾に「タナ」が付くようになる。ちなみに就寝スタイルは意外とダサい。
キラキランドとはなみちタウンの連絡係を務めていたが、ダークイーネの襲撃の際にはなみちタウンにいたため難を逃れていた。
アイドルプリキュアのマネージャーを務めることになるのだが、当初はプリキュアとしての活動のサポートをメインとしており、アイドルとしての活動は不用意に目立つ行為として難色を示していた。
喫茶グリッターで飲んだコーヒーフロートの味が忘れられなくなった結果、店で働かせてほしいと志願した事でバイトとして採用され、それと並行する形でアイドルプリキュアの補佐も続ける事になった。
諏訪部氏は『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!! パンプキン王国のたからもの』でウォープを担当していた。
なお、CVが諏訪部順一でアイドルの補佐をするメガネをかけたイケメンということで、一部で某スタイリッシュ・タフガイを彷彿するとか言われている。その某スタイリッシュ・タフガイも4月からそちらに再登場しており、スーパー諏訪部タイムになっている

チョッキリ団

本作の敵組織。組織のマークは「C」と「はさみ」をあしらったもの。
本編開始前の時点でキラキランドを襲い、暗闇に包んでいた。それに飽き足らず、はなみちタウンまでも真っ暗闇に包もうとしている。
「ダークイーネの手下」とも呼ばれるが、あくまでチョッキリーヌの部下であるという認識から、少なくともカッティーは良く思っていない様子。
拠点はビリヤードやダーツなどがあるバー。
成果を出したものに特別ボーナスが出たり、風邪でダウンした際は普通に休ませて貰えるなど妙に俗っぽかったりホワイト気味な面も。
デザインにははさみが取り入れられている。チョッキリ団のデザインはキャラデザ担当の杉本氏ではなく、『デパプリ』以降のモンスターデザインを担当している春山和則が担当。似たようなモチーフがこんなところで被るとは…
三幹部はどことなく某ギャグアニメシリーズに出てくる三人組の敵キャラを彷彿とさせる出で立ちである。
…というか、15話のカッティーが奇怪なポーズで飛び回りながら退散したりシーンチェンジの際組織のマークが使われたりと回を追うごとにだんだん隠す気がなくなってきている。

  • ダークイーネ

妾は全てを見通している…恐れるな、妾の力を与えてやろう。

CV:佐藤利奈
首領。キラキランドを襲った張本人。
12話にて3人体制で出撃してなお敗れた3人の前に現れ、自らの力を注ぎこみマックランダーの結晶をクラヤミンダーを生み出せる結晶へと強化した。
連敗の体たらくを責めずパワーアップアイテムを与える寛容な面もあるが、自身の嫌悪するキラキラを生み出し使命を拒もうとしたカッティーを直々にエネルギーを注ぎ込みカッティンダーへ変貌させ、戦意を喪失してもなお更にエネルギーを注ぎ強化するなど嫌悪するものや裏切りには一切の容赦が無い。
現時点ではスラッとした鬼女の様なシルエットと声のみの登場となっており*6、正確な容姿等は不明。

  • チョッキリーヌ

この世界にも溢れてるねぇ…目障りなキラッキラが。

CV:矢作紗友里
幹部にして実質的な纏め役。姉御肌な性格をしており、下の二人からは「ボス」と呼ばれている。「ッ」を抜いたら別の作品の敵幹部に初出撃は第11話。
…が、現時点での出撃はこの11話が最初で最後であり、アジト以外での出番がない為イマイチ影が薄い。
似てる3人組的には影が薄いのはカッティーの担当では…は禁句。
矢作氏は『Goプリ』にて(自称)トップコメディアンアイドルこと一条らんこを担当していた。

  • カッティー


手下?名前は自分、カッティー。
チョッキリ団所属ですぞ。

CV:山田浩貴
幹部。大柄な身体で、一人称は「自分」。
ガタイに似合わず慇懃無礼な口調で「~ですな」「~ですぞ」が口癖。
口調こそ丁寧なものの、はなみちタウンへの侵攻第1号として宣言と同時に有無を言わさずさっさと出撃したり、出撃しようとするザックリーを押し退けたりと行動の方はかなり強引。
ザックリーにも度々「自分勝手ィーなヤツ」とボヤかれているが、「自分、カッティーですから」と全く意に介していない。
また、巷で人気になったと知って有頂天になった結果ピンチに陥ったアイドルに駆け寄るプリルンに対して「こんな『イェーイ!』などと浮かれた者を頼りにするとは」「おぬしがこやつを選んだせいで世界はクラクラの真っ暗闇になるのですぞ?」と精神的な揺さぶりをかけたことも。
一方で、第1話での一件以来「研究」という名目でキュアアイドルの動画を繰り返し視聴するなどどこか憎めない一面もあり、第9話時点ではザックリーと一緒に楽しそうに視聴し、極めつけは第10話にて、CD発売記念を兼ねたアイドルプリキュアの握手会をやる事を聞いて念入りに爪の手入れをし*7、サングラスをかけて握手会の行列に並んでいた。結局人々のキラキラを前に我慢できずいつも通りマックランダーを召喚してしまったが。
その後も普通に上記のCDを購入してるわ相変わらずアジトでプリキュアのライブ動画を見まくるわ、とうとうプリキュアを「推し」と公言したり、半ばプリキュアを見る為だけに出撃したりした挙句、奪った鍵を咄嗟に返した際自分に向けられたキュアアイドルの笑顔の眩しさに消し飛ばされる等、もはやただのファンになってしまっている。
その際に「自分もプリキュアを応援したい」という思いからキラキラを生み出し戦意を失った姿をダークイーネに嗅ぎ付けられ、カッティンダーへと改造されてしまい………

名前の由来はおそらく「カット」と上記の台詞から「自分勝手」も含まれていると思われる。
山田氏は『映画 プリキュアオールスターズF』にてレッサーアークを担当した人物の1人である。

  • ザックリー

おーおー、目障りなキラキラ見つけたぜェ!

CV:佐藤せつじ
幹部。細身な身体で、一人称は「オレ」。初出撃は第3話。
「ザックリ言うと(or言って)」が口癖のどこか陽気でチャラいチンピラのような雰囲気をしている。
カッティーとは対照的に口調が荒く、我の強い彼にしばしば振り回されている。
3人目のプリキュアとなるであろうこころを誘き寄せるために「キュアアイドル&キュアウインクのなんかすごいライブ」なる嘘イベントで客を集めた上で、楽しみにしていた彼らの目の前で偽のステージをマックランダーに破壊させたり、こころの面前で彼女の母をクラヤミンダーにするなど、他人の大事な気持ちを平気で踏みにじる卑劣漢でもある。
一方で、上記の有様のカッティーと基本的に何もしないチョッキリーヌのツッコミ役を務めたり、意外と涙もろいのかこころの母に対する愛情を目の当たりにして「ザックリいい話じゃねえか…」と一人零すなど、カッティーとは別ベクトルで憎めない面がある。
カッティーがチョッキリ団を退団してからは、チョッキリーヌが出撃しないうえに新メンバーを雇う気もないということから毎回彼が出撃する羽目になっており、そのことをぼやいたことも。
12話現在、唯一プリキュアに対して名を名乗ってはいない。
名前の由来はおそらく「ザックリ」。

  • マックランダー
CV:矢野正明
本作の怪物枠。開いたはさみのような赤色のサングラスとリーゼントが特徴。
チョッキリ団によってキラキラを奪われた者が水晶に閉じ込められると、そこから生み出される。
ダメージを与えて闇を払い、取り込まれた人間にある程度希望を取り戻させる*8事で浄化出来るようになる。
浄化技バンクでは技の発動に合わせて出現するライブ会場の椅子に座らされ、技を撃つ前のプリキュアのライブをキラキライトを振りながらノリノリで鑑賞する。
浄化技を受けると「キラッキラッタ~…」と言い残し消滅し(この台詞は取り込まれた人物も同時に喋る*9)、破壊された街や物、取り込まれた人物は元に戻る。

  • クラヤミンダー
CV:矢野正明
本作の強化怪物枠。第12話から登場。サングラスの色が緑色になり、リーゼントの形も変化している。
ダークイーネに力を与えられて変化した水晶にキラキラを奪われた者が(ry
単独技ではライブを鑑賞させることはできず椅子から立ち上がって(=無効化)してしまう為、初期メンバー3人の合体技「プリキュア・ハイエモーション」とズキューンキッスの合体技「プリキュア・ズキューンキッスディスティニー」でないと浄化できない。
初登場回は単独技が効かない描写の直後に合体技でスピード浄化された。出るタイミング間違えたんじゃないかとかダークイーネ様何見てたんですかは禁句。
なお、閉じ込められた人物が何かしらの要因で抜け出されると、コントロールを失って暴走してしまう模様。

はなみち中学校

うた達が通っている中学校。
前述の通り、「アイドルプリキュア研究会」*10が存在する。

  • 富士見先生
CV:下妻由幸
うた達のクラスの2年A組の担任。
下妻氏も『オールスターズF』にてレッサーアークを担当した人物の1人である。

  • 東中みこと
CV:村上奈津実
  • 新橋わかば
CV:風間真裕子
  • 坂上るか
CV:東内マリ子

うた達のクラスメート。


その他周辺人物

(プリキュアの家族については本人達の項目を参照)

  • 響カイト
CV:佐久間大介(Snow Man)
歌の修行で海外留学に出ていた、活動休止中のレジェンドアイドル。
第4話でお忍びで喫茶グリッターに訪れたことが切っ掛けで、うた達と知り合うことになる。
ひょんなことからグリッターの手伝いをすることになった際は、その完璧な手さばきが多くの客を魅了させ、図らずも手伝い歴13年のうたに焼きもちを焼かせた。

  • 城蓮司
CV:西村知道
喫茶グリッターの常連客の老人。
西村氏は『ふたりはプリキュア』にてベルゼイ、『フレッシュプリキュア!』にて総統メビウス、『スマプリ』にて青木曾太郎を担当したことがあり、今回で4度目の出演となる。

  • くりきゅうた
CV:???*11
うたがプリキュアを捜索していた際に街で出会った力士。
プリキュアと間違われて一時プリルンと共にどうやって入ったか分からないMOMOに詰められてキラキランドへ向かい、あわや番組が1話のAパートで完結しそうになってしまった(放送時間にしてわずか7分で一旦「おしまい」と表示された)。
当然「プリキュア」と「くりきゅうた」と聴き違えただけでプリキュアではなかったため、すぐにプリルンと戻ってきた*12
作中でもツッコまれる程強引な展開や、うたの聴き違えが原因とはいえ、いきなり変な桃に詰められ異世界へ連れて行かれたにも関わらず、うたや喋るぬいぐるみプリルンに文句1つ言わずに帰っていった人の良さ、2話で明かされたキラキランドの惨状をプリキュアより先に見た事実等、出番こそ僅かであるものの視聴者に大きなインパクトを残した。
その後、第20話にて再登場。プリルンの記憶を取り戻すためにうた達が連れてきたが、思い出したことは「おやつに栗を持ってきたこと」で、失敗に終わった。

【用語】

  • はなみちタウン
本作の舞台。に面した町で、地形はの花のような形をしている。町中には桜の木が植えられている。

  • ハートの木
はなみちタウンのシンボルの桜の木。キラキランドとつながっている。

  • 喫茶グリッター
うたの実家である喫茶店。うたも店の手伝いに精を出している。
看板メニューはクリームソーダとナポリタン。それに加え、咲良家の愛犬で店の看板犬でもあるきゅーたろうを模した「きゅーたろうクッキー」なるものも売られている。

  • アイドルハートブローチ
本作の変身アイテムその1。ブローチ状のアイテムで、中心にはハート型のミラーボールが付いている。
上部にプリキュアリボンを付けて、両端のボタンを押すことで変身開始となる。
元々はプリルンが持つポシェットの中に入っていたが、資格を得た際にはその人物の元にブローチが飛び出していく。
普段は左腰に付けられている「アイドルハートブローチキャリー」に収納されている。

  • キラキラショータイムマイク
キュアズキューンとキュアキッス用の変身アイテムその1。
ハートキラリロックで願いを叶えた際に、うたがプリルンとメロロンにプレゼントしたスプーンが変化して生まれた。

  • プリキュアリボン
本作の変身アイテムその2であるリボン

  • ハートキラリロック
ハート型の南京錠と。メロロンが生まれた頃から持っていた。
使用することで2人の願いを叶えることができる伝説のアイテムだが、願いを叶えるにはそれぞれにとって1番大事なものをハートキラリロックに封印しなければならない。
第17話ではプリルン達がアイドルプリキュアを助けるためにこれを使用し、2人は1番大事なものと引き換えにプリキュアに変身する能力を得た。だが、プリルンにとって1番大事なものである「うたとの思い出」を封印した結果、はなみちタウンでうたと初めて出会って以降の記憶を失ってしまい、ななやこころ・タナカーン(人間態)の事も覚えてなかった。一方でメロロンが封印した大事なものは現在でも不明で、第17話のアフレコの際に担当声優の花井氏のみにその詳細が明かされた事がインタビューで語られている。
プリキュア変身時にはズキューンが鍵のもの、キッスが南京錠のものを個人技発動時に使用している。

  • キラルンリボン
マックランダーやクラヤミンダーを浄化した際に出現するリボン。プリルンが胸元につけることで、ファンサをすることができる。
正体はビッグキラキラリボンのカケラであり、集めることでビッグキラキラリボンを復活させ、チョッキリ団も消滅できるとの事だが、第17話ではプリルンがその時点で集まっていた分を収めるも、足りなかったために失敗に終わった*13
プリルンが胸元に付けているキラルンリボンは、ブローチに付けることでピカリーネとの通信を行うことができる。
呼び出し音は「女王です、女王です」というド直球なもの。
リボンは第15話までは「キラルンリボンブック」に収納されていたが、ズキューンキッス登場後の第17話以降はキュアキッスがリボンを回収する形になった為ブックは使われていない。

  • アイドルハートインカム
インカム型のアイテム。
普段は着けておらず、当初はライブ時にのみ現れていたが、第11話にてこれを着けた仲間同士で通信ができる事が判明。
戦闘中に離れた仲間と連絡する手段があるのは何気にシリーズ初。

  • MOMO
の形をしたカプセル。通称「桃」。キラキランドとはなみちタウンを行き来する際に使われている。

  • キラキライト
プリキュア達を応援する際に使用しているペンライト。作中でも店にて売られている。

  • グミうらない
はなみちタウンにて売られている占いができるグミ。
実際に「プリキュアグミ」として売られている。

【放送済みエピソード】


【主題歌】

  • 「キミとアイドルプリキュア♪ Light Up!」
作詞:六ツ見純代 作曲・編曲:広川恵一(MONACA) 歌:石井あみ・熊田茜音・吉武千颯
オープニングテーマ。冒頭ではCGも用いられている。
ラストカットではプリキュアたちがそれぞれの口上時のポーズをしている。ラストカットにプリキュアが映るのは『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』を除けば『スタプリ』以来6年ぶり。
第22話からは、冒頭にいたプリルンとメロロンはズキューンとキッスに、アイドルプリキュア3人がステージに立っているシーンはズキューンとキッスの戦闘シーンに変更されている。

  • 「Trio Dreams」
作詞:大森祥子 作曲・編曲:馬瀬みさき 歌:キュアアイドル(CV:松岡美里)&キュアウインク(CV:髙橋ミナミ)&キュアキュンキュン(CV:高森奈津美)
前期エンディングテーマにしてアイドルプリキュアの持ち歌。第1話から第21話まで使用。
プリキュア達による歌唱は『まほプリ2』を除けば、『HUGプリ』以来7年ぶりとなる。
プリキュア・ハイエモーション使用時にも歌っているが、その際は「Trio Dreams~プリキュア!ハイエモーション!~」としてクレジットされている。

  • 「キミとルララ」
作詞:大森祥子 作曲・編曲:馬瀬みさき 歌:キュアアイドル(CV:松岡美里)&キュアウインク(CV:髙橋ミナミ)&キュアキュンキュン(CV:高森奈津美)&キュアズキューン(CV:南條愛乃)&キュアキッス(CV:花井美春)
後期エンディングテーマ。第22話から使用。
ズキューンキッスを加えた5人のプリキュア達による歌唱。

EDの振り付けは前作に引き続きyurinasiaが担当。ステージのダンスの振り付けとキュアアイドルのダンスのモーションも担当している。
ED前の挨拶は前作同様に廃止されているが、次回予告後に「キミとファンサレッスン♪」が挿入されている。

【挿入歌】

特記がない限り作詞はこだまさおり、作曲と編曲は馬瀬みさきが担当。

『キミとアイドルプリキュア♪ デビューシングル』収録曲

  • 「笑顔のユニゾン♪」
歌:キュアアイドル(CV:松岡美里)(通常版)/咲良うた(CV:松岡美里)&プリルン(CV:南條愛乃)(第21話)
キュアアイドルの持ち歌にしてキャラクターソング。プリキュア・アイドルスマイリング使用時に歌っている。その際は、「笑顔のユニゾン♪~プリキュア!アイドルスマイリング!~」としてクレジットされている。
『わんぷり』最終回では猫屋敷まゆたちがライブを見ていた際に流れていた。
第21話ではうたとプリルンによるユニゾン版が使われた。こちらは現時点ではCD未収録。

  • 「まばたきの五線譜」
歌:キュアウインク(CV:髙橋ミナミ)
キュアウインクの持ち歌にしてキャラクターソング。プリキュア・ウインククレッシェンド使用時に歌っている。その際は、「まばたきの五線譜~プリキュア!ウインククレッシェンド!~」としてクレジットされている。

  • 「ココロレボリューション」
歌:キュアキュンキュン(CV:高森奈津美)
キュアキュンキュンの持ち歌にしてキャラクターソング。プリキュア・キュンキュンビート使用時に歌っている。その際は、「ココロレボリューション~プリキュア!キュンキュンビート!~」としてクレジットされている。

その他

  • 「Awakening Harmony」
歌:キュアズキューン(CV:南條愛乃)&キュアキッス(CV:花井美春)
キュアズキューンとキュアキッスの持ち歌にしてキャラクターソング。プリキュア・ズキューンキッスディスティニー使用時に歌っている。その際は、「Awakening Harmony~プリキュア!ズキューンキッスディスティニー!~」としてクレジットされている。

  • 「キミからのEcho」
歌:響カイト(CV:佐久間大介)
響カイトの持ち歌にしてキャラクターソング。

  • 「GARDEN」
作詞:青木久美子
第3話の合唱の練習のシーンや第4話の序盤の喫茶グリッターのシーンで使用。

  • 「GR∞VE L∞P」
作詞:六ツ見純代 作曲・編曲:EFFY
第6話と第7話のこころがダンスの練習をしていたシーンで使用。


追記・修正はキラッキランランなアイドルになってからお願いします。


21.わんだふるぷりきゅあ!←22.キミとアイドルプリキュア♪→23.???

この項目が面白かったなら……\ファンサ/

最終更新:2025年07月13日 17:59

*1ドキドキ!プリキュア』や『ハピネスチャージプリキュア!』に参加した際に使用していた名義

*2 井上氏:『妖怪ウォッチ♪』『デュエル・マスターズ』シリーズ他、山田氏:『アイカツ!』『妖怪ウォッチ』シリーズ、綾奈氏:『アイカツ!』

*3 『トロプリ』:1話、『デパプリ』:2話、『ひろプリ』:2話、『わんぷり』:1話(ただし開店は4話から)。

*4 前者は1期が10:00~10:30で2期が9:30~10:00、後者は9:00~9:30。

*5 第5話のプリルンの回想では落書きのようなイメージで描かれていた。

*6 登場した際も影から現れる様な描写となっている。

*7 因みに切った爪はその辺に飛ばしていた。汚すぎる。

*8 作中では「キラキラしてきた」と表現される。

*9 終始無言だったはなみぃちゃんのみ例外

*10 「キュアアイドル研究会」→「キュアアイドル&キュアウインク研究会」→「キュアアイドル&キュアウインク&キュアキュンキュン研究会」を経て現在の名称になった。

*11 セリフはあるのだがノンクレジットであるため、第1話と第20話に出演した男性声優の誰かが兼任していると思われる。公式サイトのキャラクター紹介でも担当声優は明かされていない。

*12 流石にうたにも「聴き違えにしても無理あるよね…」とモノローグでツッコまれている。

*13 もっとも、ピカリーネの話を最後まで聞かなかったプリルンにも非はあるが。