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ベルスターモン

登録日:2025/11/21 Fri 12:08:58
更新日:2026/07/26 Sun 23:12:08
所要時間:約 8 分で読めます





二丁拳銃を操るベルゼブモンレディ!

出展:デジモンカードゲーム『エクストラブースターデジモンリベレイター【EX-07】』
🄫BANDAI
🄫本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション




『ベルスターモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。



【基本データ】

世代 究極体
タイプ 魔人型
属性 ウィルス種
必殺技 フライバレット
愛銃『リゾマデロート』から放たれる、敵の急所めがけてホーミングする弾丸。
なお、設定画では某ピストルズのごとく、チンマイ手足が生えていたりする。可愛い。
得意技 ダブルクロウ
リゾマデロートの仕込みナイフで敵を引き裂く技。
ハリケーンビスショット
俊敏な旋風脚でブーツの踵に潜ませた銃から弾丸を乱れ撃つ技。

【概要】

二丁拳銃を華麗に操り、その容姿から「ベルゼブモンレディ」とも呼ばれるデジモン。
直接の名前の由来はアメリカの西部開拓時代の女傑ベル・スター。
もちろん、それにベルゼブモンの名を掛けてあるのは言うまでもないだろう。

マグナキッドモンとガンドラモンと合わせて『三銃士』と称されるデジモンの一体。
また、そのマグナキッドモンを含む気の合う銃使いのデジモン仲間からは「ベル子」の愛称で呼ばれることもある。
設定画によれば、ベルゼブモンからもそう呼ばれるとか。
しかし、一種の同族嫌悪なのか、酷似しているデザインを持つ割にはベルゼブモンとは犬猿の仲らしい。

≪容姿≫

漆黒のレザースーツを身に着け、攻防に活用できる他に翼など用途に応じて変幻可能なマフラーを着用している。
スーツの上からロングコートを羽織り、その背中にはベルゼブモンマークが…。
なので、実はきっとベルゼブモン大好き。
ベルゼブモンと同じく3つの眼を持つが、その色は彼ほど深紅には染まっておらず、やや紫がかった色をしている。

愛銃のリゾマデロートは銃身3つを束ねた形状の三連装リボルバースタイルの銃。これを2丁装備している。
また、銃身下部に展開可能な小型ナイフを備え付けている。
なお、Raíz de loto(リゾマ デ ロート)はスペイン語で「レンコン」を意味する単語。
その他、コートの内側には拳銃型のナイフを6丁隠し持っている。
ブーツの踵にも銃を仕込んでいる。
ゲーム『デジモンストーリー タイムストレンジャー』では必殺技「ハリケーンビスショット」の際にブレイクダンス風に逆さまになり下乳が上乳になりながら足の銃を乱射して見せている。
このように全身に仕込まれた銃器で、敵を容赦なくぶち抜く。

そして、下乳丸出しの全身レザーに仮面を身につけた金髪ロングの美女という容姿でキッズの性癖もぶち抜く。
なお、下乳にばかり意識が行きがちだが鼠径部の露出もかなり際どい。
しかも、コートで隠れがちなため公式イラスト・デジモンカードではほとんど確認できないのだが、設定画によると実はコートを脱ぐとヒップも上部がモロ見えと全方位に隙のないデジモンである。
ちなみに初登場時はそこまででもなかったが、のちの渡辺けんじ氏によるデジモンカード〈BT6-112〉版では立派な腹筋が強調されており、筋肉娘として描かれるパターンも存在。
人間そっくりな見た目で、ゲーム版でもコスプレイヤーと勘違いされる場面があるほどだが、一応三つ目らしいことや、設定画によると腕が少し長めらしい。


≪進化ルート≫

進化ルートに関しては他の三銃士デジモン共々いきなり究極体としての登場だった為、特に定番となる進化ルートはない。
公式初登場のデジカにおいても、進化条件でなく『手札の「ベルゼブモン」カードを相手に公開する』『手札の「魔人型」か「堕天使型」デジモン1枚をダークエリアに送る』という“出現条件”が設定されていた。
ファンの考察では、ウィルス種で女性型銃使いであるにシスタモンノワールなどが候補で挙げられていた。

2020年版デジカでの初収録となった『DIGIMON LIBERATOR』では、三銃士デジモン共通の「三銃士記述を持つ」という特殊進化条件から同パック収録の赤色のメガドラモンと、黒色のギガドラモンから特殊進化可能であった。
ただ、当時は三銃士関係デジモンカード内にはベルスターモンと同じ色の紫を持つレベル5(完全体)が存在しなかった。

後に発売された「WORLD CONVERGENCE」において初参戦したアプモンの中で、銃関連のアプモン達が三銃士のサポート効果を持ちで収録。
その中でレベル5で完全体と同等の扱いの極クラスであり紫黒色でアニメ内で高い銃の腕前を持っていたサテラモンが登場した事で三銃士テーマ内で紫色同士で正規進化が可能になった*1
またカードイラストでは同弾収録のショットモンのイラスト背景でベルスターモンが描かれており、銃関係のアプモン達と共闘したようだ。

後述の「タイスト」ではベルゼブモンと同じルート(ピコデビモンやインプモン)を辿りながらもレディーデビモンで分岐する形での進化。
これ以外には女性に近い容姿のシルフィーモンや、ベルスター()モンというギャグなのか、ダークスーパースターモン等から進化できるという流れだった。


【派生種】

◆ベルスターモン(X抗体)

世代 究極体
タイプ 魔人型
属性 ウィルス種
必殺技 フライバレット・セグンド
本体と同じく翼が生えた強化版「フライバレット」。
戦場を縦横無尽に駆け巡り、予測不能な軌道で攻撃を仕掛ける。
ディスタンシア・セロ
翼から撃ち出した漆黒の羽で敵の視界を奪った後、不可視のゼロ距離射撃を打ち込む。
X抗体を得たことによる身体能力の向上により、どんな体勢からでも決して銃弾を外さない射撃技術を手に入れた。
また、背中には、鉤爪の付いた大きな1対の翼が生えた。
大きく黒い翼をひらめかせ、しなやかに踊るような体裁きから放たれる射撃は、もはや一種の芸術とさえ噂されるほど華やかで美しい。
銃器は「リゾマデロート」がショットガンに改造されたことに加え、小銃「ペピーノ」を操るようになる。
なお、Pepino(ペピーノ)はスペイン語で「キュウリ」を意味するが、広義ではナス科のペピーノ・ドゥルセのことを指す*2

初登場は2019年発売の『デジタルモンスターX Ver.2』。
また、同時期に公開されたサイドストーリー的なコミック『デジモンクロニクルX』でもチラッとだけ登場。

ちなみに、その下乳は健在。
ズボンも鼠径部の際どさそのままに左足がホットパンツになるなど、総合的な危険度は上昇している。


【関連種】

◆ガンドラモン

世代 究極体
タイプ マシーン型
属性 ウィルス種
『三銃士』の一体。
詳細はムゲンドラモンの項目にて。


◆マグナキッドモン

全身銃器のトラブルメイカー!
世代 究極体
タイプ 竜人型
属性 ウィルス種
必殺技 ハッピーバレットシャワリング
遙か上空に飛び上がり、腕組みをしながら相手目掛けて
両脚の銃口と両手の指先から雨を降らせるように弾丸を撃ちまくる超高度殲滅射撃。
ケイオストライアングラー
特別な条件が揃ったときに発動するという必殺技。
詳細は不明だが、デジモンカードゲームの同名カードに描かれたイラストから察するに
『三銃士』全員で一斉射撃を仕掛ける技と思われる。
得意技 バインドレッドトリッガー
腰部から伸びる弾倉についた小型マシンガンを相手に突き刺し、内部から敵の身体を直接破壊する技。
同じく『三銃士』の一体で、散り散りになった仲間達を捜してデジタルワールド中を旅する根無し草。
こう見えても竜人型デジモンだが、全身に銃器の機巧を備えている。
真っ赤な衣装とカウボーイハットに全身を包み、両脚はリボルバータイプの拳銃そのものになっている。
腰部からは弾倉が伸び小型マシンガンが付いている他、両手の指にはプラズマ弾の発射機構が備わっている。
もはやサイボーグ型だろ。
また、黒く長い翼がマフラーの様に伸びている。

行く先々で問題を起こしたり事件に巻き込まれてしまうトラブルメイカー。
一騎打ちが大好きで、一度勝負となると所構わず銃弾をぶっ放す重度のトリガーハッピー。
しばしば周りが見えなくなる自己中心的な性格だが、友情や恩義といったものには篤い。
各地のリボルモンを見つけては自分と同じ種族だと勘違いをして友達になっている。


【関連作品でのベルスターモン】

アニメ『デジモンクロスウォーズ

バアルモン関連エピソードで、彼が所属していた『女神の戦士たち』が崇める女神像が登場している。
緩やかなローブを纏って翼を生やした、長髪で巨乳な、ベルゼブモンの仮面をつけた女性という造形。
公開時期を見ればわかるが、登場はこちらの方が先なためベルスターモンとは全くの無関係ではあるのだが、仮面、長髪、翼、巨乳と類似点は多い。
ちなみに手を掲げて像と自身の身体が輝けば女神に認められたことになるのだが、手を掲げるタイキの姿が女神像のおっぱい揉もうとしてるように見えた人が多発したとか。

登場

2012年にプレミアムバンダイで受注された「デジタルモンスターカードゲームデジモン15thアニバーサリーボックス」には、渡辺けんじ氏によるベルゼブモンとベルゼブモン・レディが描かれたミニ色紙が購入特典として付属した。
これがベルゼブモン・レディ(後のベルスターモン)の初登場である。
その後、このイラストが描かれたTシャツがプレバンで登場した。
余談だが、As'まりあ氏描き下ろしの方のガイオウモンのミニ色紙も同じ流れとなった。

色紙に描かれた2年後の2014年には『デジタルモンスターカードゲーム*3 プレミアムセレクトファイルVol.2』で「ベルスターモン」の名を与えられてカード化。
同じ時期に展開されていた、アプリ『デジモンクルセイダー』でも登場を果たし、公式化する。

2018年発売の『デジモンペンデュラム Ver.20th』で育成ギア初登場。
ただし、パスワードでコピーデジモンとしての入手になるため、育成自体は不可能。
なお、ベルゼブモンとジョグレスさせることで、ベルゼブモン:ブラストモードにさせることが出来る。

更に2020年から始まったデジモンカードでも上記のX抗体やACEなどで何度もカード化されるなど
コンシューマーソフトなどへの大々的な出演がないにも関わらず、人気デジモンになっており、公式ポータルサイトの『デジモンジャーナル』においても
正式に商品として登場したのは「デジタルモンスターカードゲーム デジモン15thアニバーサリーボックス」である。いまだアニメやゲームなどのストーリーに登場したことはないが、根強い人気を誇るキャラクターだ。
とわざわざ「出番もないのに人気がある」ということを強調されるほどである。
だからこそファンからは「人気があるとわかってるならとっとと出番を与えてやれよ」という声も根強かったのだが……

ゲーム『デジモンストーリー タイムストレンジャー』

そして2025年……。本作において、遂に大々的に出演。

今までろくなメディア出演もなかった中で、デザインの良さとキャラ設定だけで一定以上の人気を得ていた彼女だが、デジモンゲームの中でもクオリティが高く好評を博した本作に出演を果たしたことで、とうとう人気爆発。
最初にパートナーに選べるピコデビモンから進化できる可能性*4・良質なモデリング・そして何よりも下乳に魅了された初見ユーザーが続出。

その衝撃からネット上では『シタチチモン』というあんまりな名前も与えられてしまったが……。
なお、話題になって以降は公式のデジモン図鑑で約1ヶ月近く連日1番のアクセス数を記録し、約2か月2・3位にとどまっていた*5
パートナーの終着点の一つとしてのイメージが定着したためか「スタイル抜群の美女に成長したにもかかわらずピコデビモンの頃の小動物チックなスキンシップを取って、テイマーをドギマギさせるベルスターモン」といった二次創作も流行。
それが影響してか「3体の内どのデジモンを最初にパートナーにしたか」という公式アンケートにて、ゴマモン(ワクチン種)・パタモン(データ種)という元祖デジアドレギュラーメンバーを抑えて見事ピコデビモンが1位に輝いた。
なお後の公式アンケートではベルスターモン自身も、劇中で華々しく活躍したデジタルワールド・イリアスらの住人達を始めとしたメインキャラクターや多くのアニメの定番デジモンらを押しのけて「オメガモン・アルファモン・ベルゼブモン」の不動の人気デジモントリオ枠に次ぐ高順位を記録している*6
こうした人気を受けてか、2026年バレンタインには公式Xにて、チョコをプレゼントするベルスターモンの書き下ろしイラストが公開された。

ちなみにフィールド上の連れ歩きCGモデルは、女性型デジモンの中でもかなり高身長な部類。
同じ女性型で例を挙げるとオリンポス十二神族の一角であるウェヌスモンなんかは男主人公よりもやや小さく、七大魔王の一角であるリリスモンは男主人公と同じくらいなのだが、ベルスターモンに関しては男主人公より顔一つ分大きい
そのため、フィールド上で一緒に並んでみると女体の圧が凄い。
なお、これはあくまでも自分が育成したデジモンはフィールドで連れ歩く際にはやや小さくなる仕様によるものであり、戦闘時やNPCとして接する女性型デジモンは殆どが主人公より頭一つデカくいろいろな意味で迫力満点である。ベルスターモンはどういうわけだかその縮小率の影響が少ないため、フィールド上でも妙に高身長になっている。

独自の仲間会話では前述のベルゼブモン嫌い設定通り「ベルゼブモンレディ」と呼ばれることを不本意と思っている一方で、主人公に対しては相棒と呼んで慕っており、
「ベルゼブモンが有名なのは認めざるを得ないから、自分もそんな名前を払しょくできるくらい活躍しないと」と語るなど、妖艶な容姿とは裏腹に真っすぐな性根の持ち主のようだ。

城木明日奈のパートナー

単なる育成可能デジモンの一角というわけではなく、シナリオでは主人公達の協力者の一人である公安の城木明日奈のパートナーデジモンとして登場している。
元々は彼女と仲良くなったブラックテイルモンだったのだが、明日奈と数年ぶりに再会した際にこの下乳丸出し痴女へとさらっと進化している様は多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
もちろんゲーム内でもブラックテイルモン→レディーデビモン→ベルスターモンのルートはちゃんと実現可能だが、回想シーンによると彼女を助けんとする明日奈の呼び声に応じたブラックテイルモンが一気に究極体まで進化を果たす、まさかのワープ進化を遂げている。

出典:デジモンストーリー タイムストレンジャー(2025/10/02発売),メディア・ビジョン,バンダイナムコエンターテインメント
明日奈も元々は出会った当初は公安らしくぴしっとしたスーツ姿だったのだが、再会後は本人も不本意な形で胸の谷間を露出したぴっちりしたライダースーツ姿で過ごすようになっている。
そのため、黒衣装痴女テイマーと黒衣装痴女デジモンという目に優しい名コンビである。
さらに彼女をその格好にした張本人であるモニカ・シモンズ博士も外見だけならダウナー系の金髪美人*7であり、その結果、本作後半は人間サイドの協力者として方向性の違うセクシーなお姉さんトリオと組む形になる何とも美味しい構図なため、その点も本作の人気の高さを手伝っているとかいないとか。

前述する通りかなり高身長なベルスターモンとやや小柄な明日奈が並んでいると、体格差が結構すごい。
ちなみに佇まいこそクールで妖艶で、口数も少ないが、
「彼女(明日奈)の言うことはできる限り叶えてあげたいの。彼女は私の相棒……いえ、人間で初めてできた私のオトモダチだから」
といじらしいことを述べるなど、可愛らしい性格をしている。
クールに見えるたたずまいも、元々ブラックテイルモンだった頃はカタコトでしか喋れないデジモンだったため、ベルスターモンへと進化してから明日奈と共に過ごすために頑張って言葉を覚えたという経緯があり、まだまだ口下手なせいで口数が単純に少ないからそう見えるだけ、という事情がある様子。つくづくいじらしいデジモンである。
ちなみに作中では人間とデジモンはかなり不安定な関係*8にあるのだが、明日奈のパートナーのこのベルスターモンに関しては一般人から「とんでもないクオリティのコスプレイヤーが二人並んでた!」と興奮しながらも勘違いされる場面があり、劇中でも人間にしか見えない扱いらしい。

育成ルート

育成可能デジモンとしてみた場合、攻撃と知力の両方が高く、必殺技も属性は同じ闇でありながら単体魔法攻撃の「フライバレット」と全体物理攻撃の「ハリケーンビスショット」の2種が使えるという所謂両刀型。

両方ともデフォルトでクリティカル率がやや高い。ハリケーンビスショットは全体攻撃にして多段技なので、とにかくヒット数が多くクリティカルを狙いやすいのも強み
カウンター技が強力な本作において相手の行動を見てから物理・魔法の技を使い分けられるのはかなり有用なので、ウィルス属性アタッカーとして育てる価値は十分にある。
基本性格「豪胆」で通常攻撃モーションは回し蹴りと、物理が基本のような印象も受けるが、両刀を強調するためかステータス的には若干「知力」の方が高く、レベルアップで習得する汎用技も魔法技である。

ただし、進化させるまでがやや面倒。
必要ステータス自体はそこまで高いわけではないのだが、基本性格が「豪胆」で進化条件に攻撃1600を要求される点がネック。
これまで定番の進化前として選ばれていたレディーデビモンは基本性格が「天啓」の知力が高い魔法アタッカーなため、普通にレベルを上げていても攻撃が足りないパターンが多い。
パートナーに選べるピコデビモンから進化できるのは事実なのだが、定番であるピコデビモン→デビモン→レディーデビモン→ベルスターモンのルートを辿ろうとすると、成長期~完全体までが全部基本性格が「天啓」で通っているのにベルスターモンで攻撃1600という物理アタッカー寄りのステータスを要求されるため、何も考えずにレベルを上げているだけだとまず到達はできない。
相方をシタチチモンにしたい場合、エージェントスキルで性格一致によるステータス条件の緩和を図った上で仲間会話やデジファームのトレーニングで性格を「豪胆」に変えるか、デジファームでステータスそのものを底上げするなどといった工夫が必要になる。
手間こそかかるが、それさえ乗り越えれば「天啓」のレディーデビモンまでに培った高い知力のおかげで物理・魔法両方こなせるベルスターモンの性能を活かした進化が可能となるので、決して悪い進化ルートではない。

余談だが、上記の「天啓」性格のピコデビモン~レディーデビモンルートを辿ろうとすると、ちょうどお色気デジモン古参のリリスモンには進化しやすいため、
シタチチモン(ベルスターモン)にするかウワチチモン(リリスモン)にするか悩むユーザーも結構多いとか。
前述の通り、スターモンつながりでダークスーパースターモンからの進化も可能。
一見ネタっぽく見えるがレディーデビモンルートに比べると攻撃が上がりやすいため、実は単純に進化させるならスターモン→ダークスーパースターモン→ベルスターモンのルートの方が進化自体は容易だったりする。そのせいでダークスーパースターモンへと進化ルートが開くヌメモンから進化できてしまったりする。
ただし、攻撃に特化してただ単に進化させるだけだと、今度は知性がさっぱりになってしまって物理も魔法もこなせるベルスターモンの長所を生かせなくなってしまう恐れがある。
そのため、こちらはこちらでデジファームの能力強化で補っておくといいかもしれない。

ちなみに、ウィルス種の究極体ということでピコデビモンの終着点の一つとして語られがちだが、実はワクチン種パートナーとして選べるゴマモンもアイスデビモン経由でレディーデビモンからベルスターモンへ進化が可能。
丈先輩も凸凹コンビの相方がこんなセクシー痴女になったらさぞ驚いただろう*9

デジモンカード

タイムストレンジャー発売前の時点でベルスターモン人気の高さを裏付けていた、あるいは人気を高めていたのが本作。
前述の通り、アニメにもゲームにも登場していない有象無象のデジモンの一つとして片づけられそうな立場の彼女だったが、その人気のおかげか、何度も新規カードが登場しており「三銃士」のカテゴリに属するマグナキッドモン・ガンドラモンと共に度々環境で活躍している。
……のだが、度々ネタにされるのが、他二体との圧倒的格差である。
まず、カードのレアリティや収録面におけるあからさまな待遇差が挙げられる。
初登場となったブースター第6弾(BT-06)の時点で、ベルスターモンは最高レアリティであるSEC(シークレットレア)に抜擢されたのに対し、マグナキッドモンとガンドラモンの2体はただのR(レア)という扱い。
その後もベルスターモンには「X抗体」「ACE」「URアルティメットレア」といった高レアリティや新形態のカードが優先的に追加され続けており、カードの種類数や露出の多さで明らかな差が存在している。

「じゃあ実際のゲーム内では対等だったのか?」というと、ここでも少々切ない事情が存在する。
三銃士デッキ自体は環境でも戦える強力なテーマであり、三体がそれぞれの個性を生かしつつも手を取り合って協力する設計にはなっているのだが、正直なところ、このカテゴリデッキ自体が「トラッシュの枚数に応じて低コストで着地し、強力なコスト7オプションをタダでぶっ放す」という強力無比な効果を持つベルスターモンを軸に回るデザインになっていた。
一方のマグナキッドモンやガンドラモンは「デッキをめくってオプションを探す」「トラッシュを肥やす」といったサポート性能が中心。
要するに、当初から「ベルスターモンが一番輝くために後の二人がサポートするデッキ」という構造で設計されていたのである。
勿論、二人がオプションを探したり耐えたりしてくれるおかげでベルスターモンが輝けるのは事実なのだが……

とはいえ、そういった三銃士デッキにも「中間ラインを経由するため重くて展開が遅い」「汎用初動を積みづらく事故率が高い」といった課題を抱えていた。
サテラモン等を経由して進化元にオプションを貯め、ガンドラモンで防御や手札補充をしつつベルスターモンX抗体で詰めに行く……という動きは熱く、三人それぞれの役割はあったものの、環境の高速化に対して速度面での課題は残っていた。

そしてそうした弱点を克服すべく追加された新規サポートが登場。
2026年発売のBT25『DUAL REVOLUTION』にて登場した新ギミック「DUALカード」により、『タイスト』のパートナーであるブラックテイルモンから、アーツ進化で直接ベルスターモンへ跳躍着地できるルートが開拓。
これによって中間進化ラインを経由せずとも高速でベルスターモンを展開可能になり、城木明日奈やパグモンなどの周辺カードだけでメモリー管理やコスト軽減が完結するようになったのである。

この結果、デッキの最適化が進んだことでベルスターモンが更に輝くこととなり、最終的には三銃士という括りすら飛び越えた「純ベルスターモンデッキ」という構築まで登場する事態に。
元からベルスターモン頼りだった構造に拍車がかかり、他2体は不憫にも「最適解からは外れがち」という立ち位置になってしまったのだった。
噛み砕いていえば本来の「三銃士」デッキは、
  • マグナキッドモンが山札から強力な弾丸(コスト7オプション)を探してトラッシュへ送り込み
  • ガンドラモンが相手の反撃を防ぎつつ手札を増やして戦線を維持
  • ベルスターモンがトラッシュに溜まった弾丸を一斉射撃してトドメを刺す
という、三人が役割分担をして順を追って下準備と防御を重ねて戦うデッキだった。
しかし、強化を重ねた結果、
「ブラックテイルモンから速攻で直接出られるようになったから、自分1人で弾を準備してそのまま連射した方が速くて強くない?」
という話になり、他2体の「準備する」「耐える」という役割そのものがショートカットされて不要になってしまい、
チームプレイを投げ捨てて1人で恐らくその巨大な下乳を揺らしながら早撃ち連射を決める超高速アタッカーへと変貌し、他二体は邪魔(事故要因)にならないように静かに射線上から抜けるということに……
現状、純ベルスターモン以外ではなくあくまでも三銃士として組む場合、どうしても三体が活躍するデッキにこだわりたい、という人向けのファンデッキと言った所。

今後のマグナキッドモン・ガンドラモンの巻き返しや強化に期待したいところだが……元々メディア露出が少ない時期から異例の人気を誇っていた彼女に、『タイムストレンジャー』の好評と大バズりという追い風が吹いたのが現状なため、今後もベルスターモンの勢いと躍進はまだまだ続きそうな気配であり、二体の今後は色んな意味で気になるところである。

追記・修正はベルスターモンに魅了された方、お願いします。

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最終更新:2026年07月26日 23:12

*1 サテラモンはアプモン内では神クラス(デジモンで言う究極体、超究極体相当)のアプ合体を持たないアプモンだったので互いの進化ルートの足らない部分を補い合う形になった

*2 キュウリ疎は当然ウリ科

*3 いわゆる「旧デジカ」

*4 他のデジモンでも進化させられる可能性はあるものの最初期に選べるパートナーということもあり愛着が湧きやすい

*5 本来は新規デジモンが公式発表される、もしくは何らかの形で注目を浴びた近年のデジモンがしばらくの間1位か2位を記録するようなサイトだったので干支が1周するほど前に生まれたベルスターモンが1か月近く1位に居座っている光景は同サイトとしてはかなり異様である。

*6 ちなみにオリンポス十二神で一番高順位だったのはウェヌスモンである。みんなそんなに色っぽいお姉さんが好きか

*7 外見や喋り方といった雰囲気はかなりダウナー系だが、実際の性格はむしろテンションは高く自己主張もはっきりする妙に濃いお姉さんである

*8 国としては危険で凶暴なデジモンによる被害が出ていることから、一律でデジモンへの接触を禁止しようとしている一方で、気のいい友好的なデジモンも数多くいることから市民にはデジモンを恐れるものもいれば親しむものもいる

*9 まぁ本シリーズは進化・退化を繰り返せば系統を超えて自在に進化できるため、パタモンを選んだとしてもパタモン→ケンタルモン→ナノモン→ウィザーモンに退化→ワイズモン→ウィッチモンに退化→レディーデビモン→ベルスターモンというかなり遠回りな進化もできることはできる