七大魔王

登録日:2009/07/14(火) 23:23:12
更新日:2020/12/22 Tue 01:11:06
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デジモンシリーズに登場する所属の1つ。


●目次

【概要】

数あるウィルス種の中でも最強の魔王型デジモン達を総称して呼ぶ。
1体1体が他の魔王型デジモン達とは一線を画す力を誇っている。

全員が『七つの大罪』を1つずつ司っている。

ロイヤルナイツ並に人気のあるデジモン達で、デジモンアクセル「アルティメットゲノム」ではロイヤルナイツ対七大魔王が実現した。
カードやゲームでも最強の存在として描かれる。

数少ないロイヤルナイツと対抗できるデジモン達だが、前述の通りあくまでも「魔王型デジモンの中でも特に強い七体」をそう呼んでいるに過ぎず、イグドラシルの元に「組織」として集うロイヤルナイツとはかなり異なる。
デジモンクロニクルエックスの公式解説によると「基本的に彼らが互いに干渉することはなく、利害の一致・不一致に関わらず協力関係や敵対関係になることもない」とのこと。

……のはずなのだが「強い魔王型の総称に過ぎない」といった設定が守られることは殆どなく、様々なゲームで毎回セットで登場しては主人公の行く手を阻んでくる。
「相互不干渉」に関してもあまり守られず、作品によってはがっつり手を組んでいたり、お互いに利用し合ったり、利用し合う過程で仲間割れを引き起こしたり、と干渉しまくっていることが殆ど。
組織でもないのに出たら基本仲間割れのロイヤルナイツよりは統制が取れている気がしないでもない。

【七大魔王】

デーモン


司る大罪は【憤怒】
名前の由来は『デーモン(悪魔)』

全七大魔王中、最も悪魔のような姿をしている。
また、最初に登場した七大魔王でもある。

初登場は漫画「Vテイマー01」。
漫画版では超究極体へと進化する。

アニメでは02に登場。インペリアルドラモンに暗黒の海に閉じ込められたが、終始インペリアルドラモンを圧倒していた。

○必殺技
  • フレイムインフェルノ
地獄の業火で敵を焼き尽くす。

  • ケイオスフレア
巨大な爆炎。

  • アルゴルスフレイム
デーモン超究極体の必殺技。
暗黒の火球を放つ。

  • ダークウィルス
デーモンの特殊能力。
0と1の配列を操りデータを改ざんし、感情に影響を与えるウィルスを操る。
超究極体になると聖なるオーバーライトであるアルフォースをも無効化する。


ベルゼブモン


三つ眼を持った人型の魔王。
司る大罪は【暴食】

名前の由来は『ベルゼブブ』
群れることを嫌う孤高のデジモンでひたすらに強さを追い求める。

バイク「ベヒーモス」と愛銃「ベレンヘーナ」を装備。
翼が生え、新たに右腕と一体化した陽電子砲を装備した、『真の姿』たるブラストモードも存在する。

デジモンテイマーズ初出のデジモンで、インプモンの究極体として登場。
一時は主人公たちの敵に回ってしまうが、自身の行いへの後悔、かつてのパートナーとの和解を経てブラストモードへ進化し、味方として戦った。

○必殺技
  • ダブルインパクト
ベレンヘーナの弾丸で敵を吹き飛ばす。

  • ダークネスクロウ
鍛え抜かれた爪で敵を切り裂く。

  • カオスフレア
ブラストモード時の必殺技。魔法陣を描き、そこからレーザーを放つ。

  • デススリンガー

  • 獣王拳
レオモンを殺しそのデータをロードしたことで得た力。
アニメではベルゼブモン最強の技。


ルーチェモン フォールダウンモード


一対の白い翼と黒い翼を計12枚持つ最高位堕天使型の魔王デジモン。
司る大罪は【傲慢】
名前の由来は『ルシフェル』

デジタルワールドにおける天使の階級は翼の数によって決まるがルーチェモンはその中での最高位に属する。
ちなみに次点は10枚のセラフィモン

進化前はワクチン種の天使型ルーチェモン。

七大魔王唯一の完全体だが、戦闘力は七大魔王中最強であり、神の領域に達すると言われている。

さらに究極体のサタンモードも存在する。
この時は悪魔というよりは竜に近い姿をしている。

アニメではフロンティアでロイヤルナイツ2体を食うなど化け物ぶりを発揮。

○必殺技
  • グランドクロス
ルーチェモンの必殺技。
10の属性を持つ十字型の波動を放つ。
威力はセラフィモンの必殺技「セブンヘブンズ」を超えるといわれている。

  • デッドオアアライブ
光と闇の力で作った檻に対象を幽閉する。
対象は50%の確率で即死し、もう50%の確率で大ダメージを受ける。

  • パラダイスロスト
高速のパンチで敵をなぎ倒し、上に蹴り上げ、上に回り込みあしを掴み抑えたまま落とす。
フィニッシュがどう見てもキン肉ドライバー。

  • パーガトリアルフレイム
サタンモード時の必殺技。
すべてを浄化する破滅の炎。

  • ディヴァインアトーンメント
サタンモード時の技。
頭上にある七つの大罪の紋章から光を放つ。


リリスモン


唯一の女性型魔王デジモン。
司る大罪は【色欲】
名前の由来は『リリス』

妖艶な雰囲気を出していて、様々な悪魔デジモンをしもべにしている。

クロスウォーズに敵の幹部として登場。

○必殺技
  • ファントムペイン
対象を腐食させデータを破壊する吐息を放つ。

  • ナザルネイル
触れたものを腐食させる爪で攻撃。


リヴァイアモン


ワニのような姿をした魔王型デジモン。
司る大罪は【嫉妬】
名前の由来は『リヴァイアサン』

デジタルワールドを飲み込むほどの顎を持つといわれ、容量も竜帝エグザモンに次いで大きいため、従来のデジタル機器では確認不可能。

アニメではクロスウォーズにてデジメモリの一つとして登場。
その際には魔王であるにも関わらず、伝説の勇者扱いされ、事実、主人公たちの味方としてその姿を現した。

○必殺技
  • ロストルム
巨大な顎で丸ごと飲み込む。
クロスウォーズ版では何故か口からビームを放つ技に変わっていた。

  • カウダ
尻尾でなぎ払う。


バルバモン


老人のような姿をした魔王デジモン。
司る大罪は【強欲】
名前の由来は『バルバトス』

巨大な鉤鼻と長い白髪、そして腰元まで伸びる白髭が特徴的。
手に持った杖やファンタジーでよく見る黒魔術師のローブめいた衣装も合わせ、
全体的に「年老いた男性の(悪い)魔法使い」のステレオタイプのような見た目になっている。
財宝に目がなく、一欠片の財宝のために他のデジモンを躊躇なく殺す残虐な性格。

設定や携帯機以外では漫画「デジモンネクスト」のボスとして初登場。
人間に虐げられるデジモンの救済を謳い、イクドラシルと合意の上に同化。
新たな存在「NEO」を生み出しデジタルワールドの革命を目指す。
が、革命という目的ばかりが先走り気味で、その後のビジョンは微妙である。
デジモンストーリー超クロスウォーズでも黒幕として登場している。

○必殺技
  • パンデモニウムロスト
ダークエリアより召喚した闇のエネルギー波で対象を焼き払う。
ベリアルヴァンデモンの「パンデモニウムフレイム」と同じ原理だが威力は桁違いに高い。

  • デスルアー
手に持つ杖を使って対象を堕落させてしまう。


ベルフェモン


魔獣のような姿で暴れ狂う『レイジモード』と、巨大なぬいぐるみのような姿をした『スリープモード』の二つの姿を持つ魔王デジモン。
司る大罪は【怠惰】
名前の由来は『ベルフェゴール』

普段は鎖によって力を抑えており、1000年に一度目覚める。
そして鎖を破壊しレイジモードになる。
こちらの姿の方が有名かもしれない。

七大魔王の中では最後に発見され、その力は計り知れない。

アニメではセイバーズに登場。
第3クールのボスとして暴れた。

○必殺技
  • ランプランツス
自分を縛る鎖から闇の炎を放つ。

  • ギフトオブ・ダークネス
全てのエネルギーを解放し、魔爪で対象をズタズタに引き裂く


【七大魔王の上位】

オグドモン


七大魔王の上に立つとされる謎に包まれたデジモン。
変なタコ
詳細は当該項目参照

【関連種】

グランドラクモン

レベル 究極体
属性 ウィルス
種族 魔獣型
必殺技 アイオブザゴーゴン、クリスタルレボリューション

吸血鬼デジモンの王と呼ばれるデジモン。
七大魔王ですら手出しできないほどの強さを持ち、自信を討伐しに来た天使型デジモンを魅了の効果がある声で次々と堕天させた。
進化の一種「Death-X」の真相を知っていると言われているが、問いただそうとも彼はダークエリアに城を構えており、そこまでたどり着くことは容易ではない。


ダークナイトモン(X抗体)

レベル 究極体
属性 ウィルス
種族 暗黒騎士型
必殺技 アンデッドソルジャー、クルーエルトルネード、デッドリーブレイクロスト

ダークナイトモンがX抗体を取り込んだ姿。
力量が上昇したことで究極体に昇華した。
悪の感情も更に増幅し、世界のみならず、七大魔王の座をも狙っているとされる。


【ゲームでの活躍】

◆デジモンストーリーシリーズ(ニンテンドーDS世代)

第1作ではテイマーキングとなり、15体以上究極体を仲間にしていると、彼らから挑戦状が届き、デストロイドベルトに存在する七大魔王を一体一体倒していく事になる。
この話はパラレルワールドとはいえ、アニメ版デジモンセイバーズとリンクしたストーリーになっており、トーマの発言によるとベルフェモンが前よりも強くなっていると発言している事から、
時系列的にはシャイングレイモンバーストモードが登場した後の話であるらしいが、開発時期の都合上、トーマ達がDATSの制服を着ているなどの矛盾が起こっている。
尚、あの兄貴はというと、ストーリーの都合上ベルフェモンに敗北してしまっている。(ちなみに、シャイングレイモンとミラージュガオガモンが登場するのは次回作からである。そら負けるわな…)

ちなみに、DSで展開されたシリーズで7体全部登場したのは初代が最後。
デーモンとベルゼブモンは初代、リリスモンとルーチェモンFMは第2作、バルバモンは第3作、XW版リリスモンと成長期のルーチェモンは第4作でプレイアブル化するも、
ベルフェモン、リヴァイアモン、デーモン(超究極体)の三体だけは初代の敵専用キャラクターという扱いに終わっている。
彼らがプレイアブル化されるのはハードが一新されたサイバースルゥースからとなる。

デジモンストーリーの歴史において、広レンジに跨るNPC専用デジモン(例:スピノモンやガイオウモン)は、
後のシリーズでプレイヤーが使えるレベルにデチューンされて実装される傾向にあった為に、この扱いに嘆いたファンは多かったに違いない(実はグランドロコモンも同じ境遇である)。

特にリヴァイアモンはクロスウォーズでそれなりに出番があっただけに第4作に登場を期待する声もあったが、登場すらしなかった。
そのうえ、8番目の超魔王であるオグドモンに至ってはサービスカウンターでアイテムを渡して出番が終了するだけのキャラクターに終わっている…
とこの時代は七大魔王にとっては格差が激しい冬の時代だったのである。


デジモンストーリー サイバースルゥース

無料DLCにて、とんでもない設定が登場した。
それは、「全ての平行世界に存在する七大魔王は本来の力を等分された封印状態である」というもの。

果たしてどれほどの平行世界が存在するのか不明かつ全ての平行世界というのがどこまで該当するのかは不明だが、
各登場作品で甘く見ても全力の1割、下手をすれば万分の一も発揮していないことになる。
さらに、どこかの世界で七大魔王が滅ぼされると、別の世界の七大魔王の力が増す。

勝てるか、こんなもの。

しかも、その等分化の封印は誰が行ったというものではなく事象の摂理によるもので、
うっかり七大魔王を全滅させようものなら滅ぼした奴が摂理を乱したものとして罰を負うという嫌がらせの塊。

イベントでは別世界で七大魔王を滅ぼした罰でパートナーが消滅させられた某少女の贖罪として、力を増した主人公の世界の七大魔王を滅ぼすことになる。
特殊パターン満載の奴らを何とか全滅させると、今度は主人公が罰を受ける羽目に。
どうしろって言うんだ。一応、この罪は何やかんやで許された模様。

なお、この世界の七大魔王はストーリーには一切絡んでこない。

そう、彼らは誰も何の悪事も働いていないのだ。

むしろ適当なマイナー電脳空間に引きこもっていたのに、見つけ出されては殺されるという不憫な役回りとなっている。

ちなみにほぼストーリーと無縁なおかげで、ストーリー進行に一切関与することなく育成可能。
トコモンからいきなりルーチェモンとか作るといい(育成難度最大だが)。

平行世界丸ごと巻き込むこの設定が、今後生かされるかは不明。
一応、「ベルフェモンSMとか、放置せずにロイヤルナイツ他正義のデジモン総出でボコっちまえよ」とかの意見に対する返答としては機能する。


追記・修正は大罪にのまれた方に任せます。

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最終更新:2020年12月22日 01:11