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レディーデビモン

登録日:2025/12/05 Fri 11:50:08
更新日:2026/04/06 Mon 11:58:25
所要時間:約 9 分で読めます





焦土に微笑み血風に踊る、冷酷なる闇の女傑!


『レディーデビモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 完全体
タイプ 堕天使型
属性 ウィルス種
所属 ナイトメアソルジャーズ
必殺技 ダークネスウェーブ
コウモリのような暗黒の飛翔物を無数に放って相手を焼き尽くす。
プワゾン
相手の持つパワーをダークエネルギーと相転移し、敵を内から滅殺する技。
相手のパワーが大きいほどこの技は完全なものとなるという。
poison(プワゾン)”は「毒」を意味するフランス語で、英語で言うところの「ポイズン」と同義である。
得意技 ダークネススピア
腕を槍状に変化させて、敵を貫く技。
エンジェウーモンと並んで女性型デジモンの元祖でもある闇の貴婦人。
要は、女性版デビモンである。
初登場もエンジェウーモンと同じく『デジタルモンスターver.S デジモンテイマーズ』。
なお、当時は「レディデビモン」と長音記号が入っていない名称であった。
後述のデジアドやカードアリーナではそれに準拠している。

その姿は、ステッチ(縫い目)と鎖で装飾されたボディースーツを纏い、漆黒の仮面から紅い眼光が覗く妖艶で巨乳な美女。
仮面の下からは銀髪のロングヘアが伸びている。
左腕や左足はスーツを纏わず、白磁のような肌が露出している。
腕は左右非対称で、左腕がより長く、巨大な深紅の爪を備えた手をしている。
2対の翼を持つが、形状はボロボロになったスカーフかマフラーのような形。
また、左肩のスーツが変形して使い魔のような形状(目と口のようなものがある)になっている。
この使い魔(仮)はアニメの設定画によれば喋れるらしいが…。

その強力無比で高純度のダークサイドパワーのため、個人の端末で育て続けた例は限りなくゼロに近いといわれている。


【派生種】

◆レディーデビモン(X抗体)

世代 完全体
タイプ 堕天使型
属性 ウィルス種
必殺技 エンデブレッヘン
「ツェードルゥケン」で、敵のデジコアを直接握り潰す技。
得意技 グレイエム
チェーンで敵の肉体を内部から破壊する技。
『デジタルモンスターX2』において、X抗体を獲得。
より増幅した闇の力で、邪悪な一反木綿じみた 使い魔「ヴォーレ」を生み出した。
「ヴォーレ」は彼女の背後から常に周囲を警戒し続けるほか、睨みつけた者を即座に金縛りする能力も持つ。
また、左腕の動きをトレースする拡張武装「ツェードルゥケン」も生成。
一方、本体の容姿で一番目を引くのが、仮面に追加されたネコミミかマレフィセントかマスターガンダムか…というような大きな角。
また、その仮面や左手の甲、そして「ヴォーレ」にはデカデカと真っ赤なが刻まれており、X抗体であることをアピールしている。
その他、細かい差異としては髪に少しカールがかかるようになった。

上記の使い魔や武装、必殺技の名はそれぞれ以下から採られている。
  • Volée(ヴォーレ)”:フランス語で「飛翔」「鳥の群れ」の意味
  • Zerdrücken(ツェードルゥケン)”:ドイツ語で「押し潰す」の意味
  • Ende Brechen(エンデ ブレッヘン)”:それぞれドイツ語で「終わり」「崩壊」の意味
  • Gräme(グレイエム)”:ドイツ語で「悲嘆する」の意味

【関連種】

対として扱われることが多いエンジェウーモンが
 テイルモン→エンジェウーモン→オファニモン
というルートを当てはめられることが多いのに対し、
 ブラックテイルモン→レディーデビモン→リリスモン
というルートを充てられることが多い。
また、同じ女性型暗黒系デジモンという事でベルスターモンに進化することも。

◆ブラックテイルモン

世代 成熟期
タイプ 魔獣型
属性 ウィルス種
真っ黒な毛並みな、ウィルス種に変化したテイルモン。
堕天使型のデジモンへ進化する素養を持つ。
詳細はテイルモンの項目にて。

◆リリスモン

世代 究極体
タイプ 魔王型
属性 ウィルス種
"暗黒の女神"と呼ばれるほど美しい女性の姿をした七大魔王の一画。
詳細は該当項目にて。


◆マスティモン

世代 究極体
タイプ 天使型
属性 ワクチン種
デジタルワールドに未曾有の危機が訪れたとき、本来相容れない天使型デジモンと堕天使型デジモンが手を取り合い、ジョグレス進化を果たした姿で現れるという天使型デジモン。
ゲームデジモンストーリー サイバースルゥース』で初登場。
御神楽ミレイのパートナーデジモンであるエンジェウーモンとレディーデビモンがジョグレス進化した姿として登場を果たした。
詳細はエンジェウーモンの項目にて。


【関連作品でのレディーデビモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー

CV:永野愛(PSP版ゲームでは明坂聡美
第50話『女の闘い!レディデビモン』でアニメ初登場。
上述通り、名義が『レディデビモン』になっている。

ピエモン配下のナイトメアソルジャーズの一員。
スパイラルマウンテンに迫った子供たちを「失礼のないようにな、最上級のおもてなしをしてやれ」の命で迎える。

高笑いと共に表れ「ようこそいらっしゃいました、可愛いボウヤ達」と歓迎の挨拶を述べる。
この時点で女性陣からの印象は最悪で「なーんかヤな感じのデジモン(by=)」「“アレ”なんてデジモン?(byヒカリ)」と散々。

実力は高く、『ダークネスウェーブ』で(成熟期が大半とはいえ)パートナーデジモンらをまとめて吹き飛ばし、アンドロモンのスパイラルソードを含む必殺技も苦も無く薙ぎ払う*1
さすがに退魔特効の『ヘブンズナックル』は回避し*2、エンジェウーモンの『ホーリーアロー』が当たれば苦悶に顔を歪めるが、それでも即座に戦闘継続し反撃の一撃を彼女に食らわせている。
ヤマトらの探索のために空とタケルが離脱した後は、そのエンジェウーモンとほぼ1:1の状況になり、女の戦いを*3繰り広げた。
『ダークネスウェーブ』を放つ→相殺しているスキに後ろに回り込み、髪を引っ掴んでジャイアントスイングを決めるなど、基本的に有利に立ち回る。
その後、戦局はビンタの応酬に移る。
光子郎(&チビッコ)「怒ると怖いんですね、女の人って…」
ここでもレディーデビモンが一枚上手で、回し蹴りの一撃でエンジェウーモンを地面に叩きつけることに成功。
そこに追撃の『ダークネススピア』でとどめを刺そうとする……も、アトラーカブテリモンが割り込み、その甲殻で左腕を大きく損傷。

その間に体勢を立て直したエンジェウーモン「ちょっと邪魔、早くどいて!!」の、『ヘブンズチャーム』の直撃を食らい
「ピエモン様ぁぁぁぁぁぁ!!」
の断末魔を残し、消滅した。


アニメ『デジモンアドベンチャー02

別個体がデーモン軍団の一員として登場。
東銀座に出現し、向かったアクィラモンを『ダークネスウェーブ』で一蹴。
そんなアクィラモンを気遣うエンジェウーモンだったが、レディーデビモンは後ろから髪を引っ掴んで一言…
「スカしてんじゃないわよ」
思わず激高したエンジェウーモンのビンタからビンタの応酬、掴み合いに発展してしまう。
あわや前作の再現か…となったところで、ガルダモンとワーガルルモンの増援が到着。
形勢不利と判断したためその場は一時離脱したのであった。

再出現時はシルフィーモンとバトル。
「卑怯? それが私の生き方。加えて私は冷酷非情! 女子供とて、容赦はしない!」の名言を残す。
なお、最後はを襲おうとしたところに、背後からの『トップガン』を受けて消滅。
卑怯を是とした彼女は、パートナーの危機に際して容赦のなくなった非情なる一撃を受けて死亡したのであった。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ

対戦相手としてはピエモンが開催するアリーナの3番手として登場。
なお、このアリーナの1、2回戦の相手はメタルシードラモンピノッキモンと、どこかで見たメンツ
恐らくはムゲンドラモンがストーリー中に登場済のため、ピエモン配下の彼女に白羽の矢が立ったのであろう。
使用デックは『悪の華デック』。ボタンの読み合いが必要なOP多めのギャンブル志向な暗黒デック。

カードとしては暗黒属性のLv完として登場。
こちらも名義は『レディデビモン』。
必要進化P40でPOW20と、暗黒属性としては進化周りの値が非常に優秀。
暗黒属性は「進化が遅く完全体への進化が難しい」のがデメリットだが、これは「必要進化Pの高いカードが多い*4」のと「POW値が少ないカードが多い*5」という二つの要因から。
実際、POW20は暗黒属性のLv完でレディデビモンとヴァンデモンのみ、レベルⅣには「なし」というぐらい希少。
ただ、その分ステータスは控えめ。
×攻撃特殊効果が「すいとる」なので、OP等で強化して低めのHPを補うのが良いだろう。
なお、同じく暗黒Lv完の「すいとる」使いにはヴァンデモンファントモンがいる。
レディデビモンを含めたこの三体は攻撃力値もHPもほぼ同じなため、うまく差別化を図りたい。
援護能力はヴァンデモン・ファントモンとは大きく異なり「自分も相手も攻撃力+200」。
相手も強くなってしまうが、こちらが先行で倒しきってしまえば気にしなくて良い。
また、対抗馬であるヴァンデモンはリターンが少なく*6、ファントモンは山札へのダメージが看過できない*7のに対して、こちらは出しにくい局面というのが少ないのが魅力的。
POW20という数値も含めて、手札に来ても腐りにくいカードと言える。


アニメ『デジモンテイマーズ

レディーデビモン自体は登場しない。
しかし、第31話『ガードロモンとの友情! 僕も戦うテイマーヒロカズ』において、酒を飲んで狂暴化したオロチモン相手に、
ジュリが《St-209 レディーデビモン》のカードをスラッシュ。
レオモンは『プワゾン』を発動し、オロチモンを撃破した。


アニメ『デジモンクロスウォーズ ~悪のデスジェネラルと七つの王国~』(第2期)

第33話「背筋ゾワゾワ! 月光将軍のヴァンパイアランド」で複数体がネオヴァンデモン配下として登場。
CV:伊倉一恵、斉木美帆、斉藤佑圭

通常の黒い個体の他に少し赤黒い色の個体も存在し、ネオヴァンデモンの命でロップモンを捕獲していた。
配下全体に共通することだが、不死身の身体を持ちタイキらを苦しめる。
ただ、ロップモン・レディーデビモンにそれぞれ変装したキュートモンとタイキらを見破れないなど、オツムの方は今一つな模様…。


アニメ『デジモンゴーストゲーム

本編には未登場。ただ、オープニングの一コマに彼女と思われるシルエットが映っている。
屋内で妖しげに体をくねらせ、その直後に画面へ顔が大写し!!…という、分かりやすい部類。


ゲーム『デジモンストーリー タイムストレンジャー』

前述したとおり、定番のリリスモンらに加えてベルスターモンへと進化が可能となった。
「パートナーとして選べるピコデビモンが妖艶な人間美女であるベルスターモンへと進化できる!」ということで何かと話題になったが、ベルスターモンの記事にある通り、ピコデビモンからストレートに進化させようとするとやや工夫が必要なので注意しよう。
正統派なセクシー美女であるベルスターモンやリリスモンに比べるとかなり人外寄りのデザインではあるが、こちらはこちらで作りこまれたグラフィックやモーションが妖艶で中々色っぽいとなかなか好評。
シナリオ中で大きな出番があるわけではないが、タイタン族に占領中のセントラルタウンにモブとして複数名のレディーデビモンが登場している。
酒場で評判の踊り子として話題になっていたり、ショップ店員として快く接客をしてくれたりと、今までのような危険な悪女というよりは、見た目とは裏腹に明るいお色気お姉さんのような個体が多い。

しかし、一方でロイヤルナイツと人間の関係に亀裂を生みかけた恐ろしい事例にかかわっているレディーデビモンも存在した。
それは終盤に明かされるロイヤルナイツ集合イベントにて。
本作では珍しいことに大多数のロイヤルナイツメンバーが人間に好意的で協力的で、デジタルワールドも人間世界も守ろうとしてくれる聞き分けのいいデジモンばかりなのだが、数少ない例外の一角がガンクゥモン
本当にイグドラシルが正しいのかを疑問に思い「実は最近気の合った人間がいて、その男の運命を見届けて人間を救うべきかどうかを判断したい」と述べていた。
そしてかのロイヤルナイツが見定めることを決めた男の下へと向かうと……そこにいたのは……
+ レディーデビモンの恐るべき魔力
「ウェーイ!どれ飲みたい?ピンクでもゴールドでもおじさん開けちゃうよ!」

「わー、うれしー♪けどだいじょうぶー?かなりいるよねー♪一回お会計挟むー?」

「おっけーおっけー大丈夫!俺様大穴金持ちマンだから!ヒック」

「はーいここまでのお会計は48000デジになりま~す♪」

なんと女性型デジモンによるコンセプトカフェならぬコンセプトキャバクラ*8で散財する中高年男性と、愛らしく接客するレディーデビモンの店員であった。
なんでもこの親父、コロシアムで戦ってたガンクゥモンと意気投合して彼のおかげで賭けでガッツリ稼いだはいいものの、このキャバ嬢レディーデビモンにすっかりハマって有り金のほとんどを費やしてしまったという。
しかも種銭はなんと自分の子供の学費だとか。
流石にガンクゥモンも失望するかと思って弟子のジエスモンも慌てるが、あまりのダメ人間っぷりがウケて
「こんなに面白い奴らを消すなんてもったいないから俺達が救ってやらねばならん。」
はいいのだが
よしじゃあこの店は潰してしまおう
と、なぜか矛先がキャバクラに向かう。
こうしてロイヤルナイツの分裂は防がれて、ダメ親父もある程度は反省した。

…が、店が潰されたレディーデビモン達は……どうなったのかは不明。真面目にキャバ嬢として働いてただけなのに……




「こんな彼女の項目ですが、よろしければ追記・修正お願いしますね。」

「……チッ!! イイ子ぶって、こんなアニヲタどもに媚びてんじゃないわよ!!」
「なんですって!!」
「なによ!!」



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最終更新:2026年04月06日 11:58

*1 カブテリモンやバードラモンの攻撃は笑いながら撥ねのけていたが、同じ完全体の攻撃は別なのか、アンドロモンの攻撃は気合いを入れて弾いている。

*2 なお『ヘブンズナックル』は、同じ完全体のファントモンが余波だけで消滅し、直撃したヴァンデモンは即死こそしなかったが脂汗を浮かべて悶絶するレベルの技である。

*3 デジモンに性別はないが。

*4 Lv完14枚中、必要進化P50以上のカードが9枚。

*5 LvⅢを除いて、10か0がほとんど。

*6 戦闘で自軍デジモンがやられた場合に復活させる効果だが、試合に一敗したことは変わらない上、復活後のHPがたった500とほぼ一撃でやられてしまう数値であり、都合良く回復手段がないと二連敗になりかねない。

*7 ○攻撃にも△攻撃にも×攻撃にも「すいとる」の効果を付与できるというもので便利なのだが、その代わりに山札を七枚も捨てなければならない。しかもこのゲームの山札は30枚のみである。

*8 会計は普通に円で支払うのだが、それっぽい雰囲気を出すためにデジという名前にしている