プロビナ

登録日：2012/01/14 Sat 15:34:35
更新日：2024/01/07 Sun 12:44:10
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DQ DQ7 チートボスドラクエドラクエ国家・都市・村ドラクエ観光名所ドラゴンクエストプラチナソードプロビナプロビナ山マラソンレブレサックの神父村涙腺崩壊石版緑の石版鬱展開黄金の女神像

プロビナとはドラゴンクエストⅦに登場する村である。緑の石版。
ゲームでは13～15番目に訪れる。ちなみにプロビナ、ルーメン、マーディラスの3箇所は石版がほぼ同時に揃うので訪れる順番は自由。
この3地方の前はハーメリア。次は聖風の谷。

山のふもとに出来た村で、山の中にある洞窟を辿って山頂に行くと教会があるのが特徴。

【過去の物語】
この村は3年ほど前に記憶喪失の神父が流れ着いたという。
彼は自分が神父だということ以外全く覚えていなかったが、彼の持っていた黄金の女神像はあらゆる魔物を寄せ付けず、神父自身の人柄もあって村の人気者となった。

しかしその女神像を狙ってラグラーズの国が侵攻しようとしていた。
ついにラグラーズの兵がプロビナにやってきた時、プロビナの長老オルドーの息子ラズエルは女神像を教会から持ち出し、兵の前で女神像を破壊した。
しかしラグラーズ兵は魔物が化けた姿で、女神像の力を失ったプロビナは魔物に攻め込まれる。

主人公達とラズエルは急いで神父にそのことを伝える。
そして神父がプロビナの燃える光景を見た時、神父の記憶が戻った。
神父はかつて魔物の侵攻で村を追われ、更に追撃されて海に落ち、プロビナに流れ着いたという。
そして神父は逃げる前に荷物を取ってきてほしいと主人公達とラズエルに地下の納屋に入れるが、その時神父は納屋の扉を閉める。

神父は魔物の狙いは自分だからと、主人公達を匿って命を捨てたのだ。

そして納屋から出ると教会は壊され、村人も魂を抜き取られていた。
落胆するラズエルであったが、神父の荷物を調べると中には鍵と女神像の絵が入っていた。
女神像の絵で教会近くの祠の聖なる泉で女神像が復活することを知り、主人公達は急いで壊れた女神像を回収し祠に向かう。
しかし祠の中には魔物の親玉が待ち伏せしていて、女神像を泉に浸ける暇さえ与えず苦戦するのだった。
その時ラズエルがようやく祠に到着し、女神像を泉に入れて女神像が復活した。
そうして魔物の力も弱体し、勝利するのだった。
しかし魔物は最後の力で女神像を道連れに自爆し、女神像はなくなってしまった。
魔物を倒したことで抜き取られた魂も村人に戻ったが、神父は亡くなっていたのであった。

【現代】
壊された教会も修復され、現在は村長自身が神父を務めるのどかな村。
接客上手な宿屋の娘や牛と話が出来る農夫に5人兄弟の子沢山の家など、地味ながらも印象に残る人物が多い。
また、かつての長老の家は老人の集会所になっている。

【教会】
プロビナ山の頂上にある教会。
過去では教会が神父もろとも魔物に破壊されたが現代では修復されている。
しかし現代ではずっと昔に死んだはずの神父の宝箱まで鍵付きで残っているのは何故だろう？
また、教会の近くには祠があり、その泉に身を浸すと体力が回復する。
山を登るには洞窟を通らなければならず、過去は魔物がいるため攻略に最低3往復する必要があるため非常に面倒。
現代では魔物が出ない。
魔王復活後は大量の魔物が洞窟内にいると村人が語るが、実際はいない。
村人が嘘つきなのかクリエーターがミスしたのかは謎である。

【神父】
多分かつてレブレサックで魔物に姿を変えられ、最終的に村を出て行った神父。
その後追撃した魔物に襲われ海に落ちて記憶喪失になってプロビナに流れ着いた。
再びプロビナで魔物に襲われてしまい、ラズエルと主人公達を匿って絶命した。
神様より神様みたいなお方。

ちなみにプロビナで絶命したのは神父以外に牛1頭、馬1頭、シスター1人である。
あと、レブレサックはプロビナより後に攻略することになる。

【ラズエル】
プロビナの長老オルドーの息子。
頭に血がのぼると衝動的な行動をおこし、複雑なことを考えるとパニックになる。
この性格は彼の子孫にもしっかりと受け継がれている。
ラグラーズの兵を追い払う為に女神像を壊すが、ラグラーズ兵は女神像を破壊させる為に魔物が変装していたものであり、魔物の策略に引っかかった。
ぶっちゃけこいつのせいで神父は死んだ。
とは言っても目の前に女神像なんて意味の無い人間の脅威が迫り、また壊れたからこそ女神像の効果が立証されたわけで、ただ彼のみを責めるのも酷というもの。
真に憎むべきは人の心を利用して狡い侵略活動をする魔王である。

【モブキャラ】
過去のよろず屋の親父は家宝のプラチナソードをくれる良い人。
彼の子孫はそのことを自慢している。
プラチナソードはこの時点ではかなり頼りになる武器で、なおかつかっこいいので武器として使わなくなった後も役に立つ。

過去の農夫は自分の牛と魂が入れ替わってしまい、何故かそのまま戻らなかった。
農夫(魂は牛)の子孫は牛と話が出来る。
牛になった農夫がその後どうなったって？……さあ？
せめて乳牛か耕作用の牛であった事を祈ろう。

現代の老人は年甲斐も無く老人集会所の世話役のベルルという女性の尻を追い掛け回すナイスな老人。

【りゅうき兵】
村を襲い神父を殺した魔物の親玉。
雑魚にも同じ外見と名前のモンスターはいるが、強さは段違い。
ただでさえ通常攻撃が強い上にバギクロスと爆裂拳まで使う強敵。
しかし6ターン耐えれば黄金の女神像復活で弱体化し、その後は楽に倒せる。*1
死の間際に黄金の女神像を道連れに自爆する執念深い敵である。
ちなみに竜騎兵とは鉄砲を持った騎兵の一般名詞である。

ちなみにラグラーズはマーディラスの北にある国で、主人公がマーディラスに訪れた時点ではマーディラスに戦争に負けた国。最終的にはマーディラスと友好関係になり、合併する。
しかし元々は剣の力を用いた強力な軍事力を持った国で、かつてはマーディラスに武力侵攻して支配していた時期があった。
それ故に魔物も名前を利用しやすかったのだろうし、ラズエルもあんなに慌てたのだろう。　

追記・修正は黄金の女神像を破壊してからお願いします。

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