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カツサンド

登録日:2025/12/17 Wed 13:03:39
更新日:2026/06/22 Mon 10:24:29
所要時間:約 3 分で読めます







カツサンドとはとんかつをパンで挟んだサンドイッチ料理である。


+ 目次


概要

とんかつにとんかつソースを染み込ませ、耳を取った食パンでサンドすることで完成する。
形状は正方形の一口サイズでカットされたものが主流。
カツは柔らかく噛み切りやすいため、パンと一緒に食べやすい。

シンプルな工程ながら、ソースがよくしみ込んだ柔らかいカツとふわふわの食パンの相性は非常に良い。からしやマスタードとも相性が良い。
千切りのキャベツが用いられることも多い。

食べるときのお手軽さとコストパフォーマンスの良さから、駅や空港などのお弁当コーナーに置いてあることが多い。
カツサンド片手に外の景色を見るのも一興だろう。
残念ながら、物価の上がった近年では普通のサンドイッチよりも高価になりつつある。
2020年代ではスーパー併設のちょっとしたとんかつ専門小売店の商品としての印象が強いのではないだろうか?

とんかつの代わりにチキンカツや牛カツ、味噌カツをサンドしたものも存在する。


誕生

その生まれは1935年、東京のとんかつ店「井泉」の女将がハムのサンドイッチから着想を得て開発したもの。芸者が口紅を崩さずに食べられる料理として人気になっていったとされる。
全体のサイズが小さめのは、食べやすさを重視したからである。


主なカツサンド


  • 井泉
上述したとんかつ店。
カツサンド発祥の店として有名。

  • 肉の万世
カツサンドといえばこのお店。
カツは厚く、パンは薄めでしっとりしている。
カツにはソースとマスタードが豊富に入っており味わい深い。

  • コメダ珈琲
喫茶店チェーンだがメニューの一つとして絶賛提供中。
正式名称はカツパンで、2025年現在は大体1,000円前後*1で食べられる。
揚げたてでサクサクのビッグカツとキャベツを豪快に挟んでいる。
例によってデカい。
亜種に「みそカツパン」「カツカレーパン」「エビカツパン」がいる。

  • ニューカツサンド
工藤パンが販売していた菓子パン。
青森県ではチキンカツをコッペパンで挟んだカツサンドが主流であり、その代表例。
トースターで1分焼くとさらに美味しい。

  • まい泉
本業はカツを中心に扱うお惣菜屋だが、それだけにカツのクオリティは高い。

  • 新世界グリル 梵
関西では非常にメジャーな店舗で新幹線のお土産としても売られている。
東京の銀座にも支店がある。

各コンビニエンスストアも振るってカツサンドを提供している。
コンビニお馴染みの半切り食パンのサンドイッチにどっしりと分厚いカツが挟まっているのは目を引く。
もちろん弁当箱形に詰めたタイプなども様々。ハムカツやメンチカツタイプのものが多い。

ローソンの一部店舗で展開するまちかど厨房ではカツサンドが主力商品の一つになっている。
店内調理の本格カツサンドは非常に美味。

毎朝11時に焼き上がり昼下がりの13時にはすぐ売り切れてしまう程の人気を誇る杜王町の有名ベーカリーで売られているパンの一つ。
サンドとしては珍しく食パンでは無くバゲット形式のパンを使って挟んだ代物となっている。
出来立ての物はラップ越しに伝わる程に衣がサクサクでソースも濃厚で美味しそうなこだわりの高い一品。


余談

アメリカ合衆国には、切られていない一枚のカツレツをバンズで挟んだポークテンダーロインサンドイッチが存在する。
ドイツ系移民の多い中西部で人気を博していて、ドイツでもシュニッツェルブロートという似たような代物が古くから存在している。

サウジアラビアではフルーツサンドも卵サンドもツナサンド等もひっくるめて「カツサンド」というパッケージで売られている…、という画像を目にしたこともあるだろう。
どういうことかというと、これは「カツサンド(KATSU SANDO)」という名前のお店が展開しているもの。つまり、紛らわしいがこれはロゴ表記なのである。
創業者たちはサウジアラビアに日本の食文化を広めたいとして立ち上げたものの、イスラム教では戒律により豚肉を食べることはタブーであるため、日本人から見ると誤解が生じるのを理解した上で敢えて「カツレツ」としての「カツ」として店名を名付けたとのこと。
そのため、日本人から見れば「カツの入っていないカツサンド」という一見奇妙なパッケージになってしまったようだ。



追記修正はストリートバスケットボールを見ながらカツサンド片手にお願いします。

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最終更新:2026年06月22日 10:24

*1 コメダ珈琲は同じメニューでも店舗によっては値段が異なる場合がある。