登録日:2025/12/19 Fri 13:15:03
更新日:2026/08/13 Thu 06:46:42
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『くまじろう!ちきゅうをすくえ!』(原題:熊出没·重返地球)は2022年に公開された中国のアニメ映画。
人気アニメシリーズ『熊出没』シリーズの映画化作品の1つである。
そもそも『熊出没』とは?
中国において2012年から放送開始しており、数ある長寿アニメ作品の中では比較的新しい作品ではあるが、
森林開発を目論む木こりのきょうさんと、そこに住まうクマ兄弟たちが対立して争い、
きょうさんがやられて退散するという『
トムとジェリー』のようなスラップスティックコメディ的な内容が人気を博し、
現在では同じく中国で放送されている『喜羊羊と灰太狼』というアニメに続く国民的人気子どもアニメとして親しまれている
(日本で言うと『
ドラえもん』に対する『
クレヨンしんちゃん』と言ったところか)。
なお、上記の作風はシリーズの初期までであり、後にクマ兄弟ときょうさんは和解し、
森は解放され動物と人間が共生する自然公園となり、きょうさんも自然保護官兼ツアーガイドに転身、
以降は森や街などで起こる様々な問題を協力して解決していくと言う大幅な路線変更をして今に至る。
2014年の第4シーズンに先駆けて劇場アニメも公開。以降、毎年春節期に公開されるようになり、本作は8作目にあたる。
劇場版ではTV版の舞台となる森から飛び出し、その年のテーマに沿った舞台や設定で冒険やバトルを繰り広げており、
クレヨンしんちゃんの劇場版を想像してもらえばわかりやすい。
ひろしが主人公の『
逆襲のロボとーちゃん』や、風間くんがメインの『
花の天カス学園』のように、
毎年ピックアップされるキャラクターが違うのもクレしんシリーズ同様。
前作『狂野大陆』ではきょうさんがメインとなって大活躍していたが、今回は
邦題通りくまじろうが主人公となっている。
ここまでざっくりと解説したが、どのような雰囲気であるかは
これまでのTVシリーズと劇場版が全て無料公開されているYouTubeの熊出没公式チャンネルを確認してみるのも手か。
ただし字幕は英語だけで、日本語対応はしていないのは注意。
このように日本では馴染みが薄いシリーズではあるが、2021年には7作目『狂野大陆』が『熊出没・ワイルドランド大冒険』の題で日本初上陸。
本作『重返地球』も『熊出没 バック・トゥ・アース大作戦』として
2022年に一部劇場のイベントで1週間限定公開という形で公開されており、今回はその作品に始めて日本語吹替えを施した物である。
概要
前述通り『熊出没』の劇場版第8作にして、TVシリーズの放映からの記念すべき10周年記念作品。
今回のテーマは宇宙人との交流とスーパーヒーローであり、
くまじろうが宇宙人のテクノロジーの影響で、様々なロボット作品に負けず劣らずの手に汗握る白熱のロボットバトルを繰り広げる。
劇場版はTVシリーズ以上の予算が掛けられているとはいえ、本作はあらゆる意味でクオリティが極まっている。
ポスターなどのルックはどちらかと言うとカートゥン調で日本ではあまり馴染みがないデザインなのだが、本編では
- 初っ端MCUパロディとして、くまじろうがヒーローとして活躍する
- 『アイアンマン』のようなナノテクノロジースーツを纏って戦うゲストキャラのアブ
- グリーンゴブリンのようにドローンに乗って空を飛んだり小型マシンを駆使するミセス・ブルに、サイボーグ技術の腕でパワフルに闘うミスター・ブルという魅力的なヴィラン
- ナウシカの巨神兵を思わせる巨大ロボットとのド迫力バトル
と、ディズニーに引けを取らない高クオリティな3DCGによって大人をも唸らせるSF超大作となっている。
2025年11月28日に全国のイオンシネマにて公開。
日本における配給はブシロードムーブ。
なお、本作以降も中国では『逆转时空』(2024年公開)や『重启未来』(2025年公開)と言った新作が製作されているが、
そちらの日本吹き替え版の公開は現状未定である。
ストーリー
森の動物たちと楽しく暮らすくまじろうは、
かっこいいヒーローにあこがれるおっちょこちょいでドジだけど心優しい熊。
ある日空から降ってきた謎の物体を拾ったことで、くまじろうは突然賢くなった。
そんな中で彼の前に謎の宇宙人・アブが現れ、彼のある目的のために協力を求められる。
最初はアブの生意気な性格が気に入らなかったくまじろうだったが、行動を共にするうちにお互いに絆を深めていく。
しかし、そんな二人の前に世界征服を目論む悪の武器商人・ブル社の魔の手が迫り、それはやがて地球全体の命運を決める壮絶な戦いに発展していく…。
果たして、くまじろう達は愛する仲間と地球を守ることができるのか!?
登場人物
吹き替え:
江口拓也
本作の主人公を務める黄色い毛並みの熊。
当然だがしまじろうでもとらじろうでもないし、前者と同名の褌一丁のおっさんも関係ない
甘いものが大好物でおっちょこちょいでドジだが優しい熊。森でみんなと仲良く暮らしていたが、
突如地球から飛来した謎の物体を拾ったことで、普段のドジっぷりから想像もできない程の超天才へと変貌。
そんな時に、謎の物体の持ち主であるアブと出会い、始めは衝突しあいながらも次第に友情を深めていく。
吹き替え:
七海ひろき
本作のゲストキャラクターにしてもう1人の主人公。
宇宙から来た猫のような生物で、ナノテクノロジー由来のスーツもあって戦闘力が非常に高い。
何処となくスーツのデザインがブラックパンサーに見えなくもない
一方、生意気な性格で最初は協力を拒んだくまじろうに対し、
様々な悪戯を行いその罪をくまじろうに着せて、アブ自身はみんなの前で猫を被って無害なフリをしてやり過ごすと言う意地悪をしていた。
…ぶっちゃけ陰湿極まりないが、これでも中国版よりはマシになっている(後述)
そんな訳で、くまじろうからはかなり嫌われていたが、次第に敵に勇敢に立ち向かっていくまじろうを頼りにしていく。
吹き替え:
福山潤
赤い毛並みが特徴のくまじろうの兄。
シリーズではくまじろう共々主人公の1人であるが今作ではサブキャラ。
弟とは対照的に頭の切れる熊で、
森の仲間たちから頼りにされているが、くまじろうを思う気持ちは本物。
中盤でくまじろうが行方不明になった時はミセス・ブル達に論され彼らの組織に入隊し、くまじろうを救おうと奮闘するが…
吹き替え:
杉田智和
禿げ頭で短気だが面倒見のいい性格の自然保護官の小男。
シリーズ初期はくまじろう達の住む森を伐採しようとしては、彼らに出し抜かれて痛い目に遭うライバルキャラだったが、
今ではすっかり仲良くなりくまじろう達の親代わりと言える人物となっている。
いつもドジばかり踏んでいるくまじろうには頭を悩ませているが、
くまたろう同様くまじろうを心配しており、仲間達と共にくまじろうを助けに向かう。
吹き替え:
小野大輔
くまじろう達の住む森の仲間でパイナップルを頭に着けている猿。
自らからを森の王様と名乗り、生意気な性格が目立つが彼もまた仲間思いである。
吹き替え:福西勝也
くまじろう達の住む森の仲間でティキに付き慕っている子ザル。
吹き替え:
日笠陽子
本作の悪役で、世界征服を目論む悪の武器商人ブル社のボス。
妖艶な雰囲気の金髪美女で、
自らの計画の邪魔する者には容赦のない冷酷な性格だが、夫であるミスター・ブルとは相思相愛の身で、
彼がくまじろうによってボコボコにされた際は普段の冷酷さを投げ捨て、凄まじいラブラブぶりを見せた。
戦闘時にはドローンに乗って空を飛び、小型ロボットを駆使して戦う。
ある目的のために、アブの種族が作り出した
とある兵器を奪おうと我策する…。
吹き替え:
森川智之
妻のミセス・ブルと並ぶブル社のボス。
片腕をサイボーグの義手に改造しており、それによって強化された戦闘力を駆使して戦う。
腕っぷしは強いものの少々ドジで憎めない悪役であるが、妻に対する愛情は本物。
余談
- 中国版の上映時間は99分だが、日本の吹替版は90分。
つまり、何故か9分ほど尺がカットされており、そのせいで本編の一部シーンの辻褄が合わなくなってしまっている。
くまたろう達がいつの間にかブル社製アーマーを身に付けてくまじろうを助けに向かう場面が、
吹替版では唐突に差し込まれているが、中国版ではその前に失意に暮れるくまたろう達がブル夫妻に捕らえられ、彼らに「アブが実は悪い宇宙人でくまじろうはアブに唆されて彼の配下にされている」と嘯かれ、ディズニー作品のようなコミカルなミュージカル演出を交えながら言葉巧みに仲間に引き入れられるくだりがある。
他には、アブがくまじろうの家に世話になっている時、くまじろうを孤立させるため様々な暗躍をするのはもちろん、
くまじろうの足に紐をひっかけて転ばせたり、
くまじろうが遊んでいたファミコンらしきゲーム機の電源を抜いたりと、意地悪の限りを尽くす場面も殆どカットされている。
- 2025年11月下旬から回転寿司チェーン「GENKI SUSHI」「魚べい」とタイアップキャンペーンが開催。
コラボ限定メニューの提供や声優による点内BGM、店内装飾などが実施された。
かけがえのない美しい故郷の地球に思いを馳せながら追記修正をお願いします
- 魚米でも告知されてたな。絵柄をみた途端、某中国産熊SCPを思い出した -- 名無しさん (2025-12-19 14:09:28)
- まさかこんな日本で馴染みが薄い中華アニメの劇場版の記事が出来るとは思わなかったので感動して追記しました。私は電影祭で前作と本作を観てから色々調べたクチなので、もし間違っているとことかあったらご指摘ください。 -- 名無しさん (2025-12-20 12:01:50)
- あとタイトルは公式サイトとか見ると『くまじろう!ちきゅうをすくえ!~熊出没~』で、本タイトルが最後につくみたいですけど、どうしますかね? -- 名無しさん (2025-12-20 12:04:43)
- よく見たらしまじろうじゃなかった… -- 名無しさん (2025-12-20 14:31:05)
- ↑2 この項目を建てたものです。この項目を充実した内容にしてくれて感謝しております!!そう言えば中盤の例のシーンってちゃんとくだりがあったんだ… どおりで唐突な感じだと思った… -- 名無しさん (2025-12-20 23:21:36)
- そんな映画あったんだ。これは豪華吹き替えのタグに偽りなし、ってことだけはわかった -- 名無しさん (2025-12-20 23:26:52)
- doterasumaruさん、編集頻度が多すぎて履歴流しになっているので、気をつけてください。 -- 名無しさん (2025-12-21 00:11:07)
- ↑に返信しないまま連続編集を行ったdoterasumaruさんを荒らし報告ページに報告しました。 -- kayuinemui (2025-12-22 22:32:39)
- ↑4 コメント時のルール -- 名無しさん (2025-12-22 23:44:32)
- >doterasumaruさん 「編集回数過多」「立て主アピール」はいずれも当Wikiのルールに違反している行為となります。今回は注意のみに留め、ペナルティはなしとしますが、以降は気を付けるようお願いいたします。参照:編集時のルール コメント時のルール -- Fina(副管理人) (2025-12-23 00:56:50)
最終更新:2026年08月13日 06:46