アットウィキロゴ

カリス・ノーティラス

登録日:2026/01/29 Thu 19:30:54
更新日:2026/07/24 Fri 14:57:11
所要時間:約 3 分で読めます




※推奨BGM:HUMAN TOUCH

その少年は、雪に閉ざされた町にいた。

名も無き人々の心の支えとして。

町を守る、大いなる力として。

少年の名は、カリス・ノーティラス。

ジャミルが探し求めていた、ニュータイプである──。


「僕がニュータイプだ」



カリス・ノーティラスとは、アニメ「機動新世紀ガンダムX」の登場人物である。

CV.水谷優子/遠藤綾(EXVS2他)*1

概要

フォートセバーン市出身の15歳の少年。金髪碧眼で、中性的……を通り越して女性と見紛うほどの美貌を持つ。
市長のノモア・ロングによって開発された人工ニュータイプ(以下、人工NTと表記)。

理想主義者であり、人工NTになったのも「フォートセバーンを守りたいから」というもの。
人工NTとなってからは専用モビルスーツ「ベルティゴ」に乗って自警団を率い、市の安全を守っていた。

人工NTとは、速い話従来のガンダムシリーズにおける強化人間
今までのシリーズでも見られた記憶の欠落や性格の急激な変化、闘争本能の暴走といった精神異常は起こらないが、その代わり月に一度、シナップスシンドロームと呼ばれる耐えがたい激痛に襲われるという欠点がある。
この激痛は投薬などで軽減することはできるが、完全に治すことは不可能。

この欠点を持ってしても、ノモアは「私の最高傑作です*2と言うほどであり、実際にガロードにとって序盤最大の壁として立ち塞がった。

活躍

第10話で初登場。
ノモアの命令でティファを誘拐するためにフリーデンを襲撃。フリーデンを守るためにガンダムXで出撃したガロードと対峙するも、ベルティゴのビットを使用して完封し、ガンダムXを大破させた。
この時にサテライトシステムを破壊しており、結果新兵器「ディバイダー」の登場につながる。

そのままトドメを刺そうとするも、ティファが自ら誘拐されることを選んだため、そのまま彼女を連れ去った。

後日、ティファ奪還のために単身乗り込んできたガロードと再び対峙。この時、自らの意志で人工NTになったことを明かした。そして、ティファも自分と同じ存在だと言うも、ティファからは天然のニュータイプであると告白され「ニュータイプは自然に発生しない」というノモアの教えに反する事実に動揺、その隙を突かれてガロードにティファを奪還された。

「ノモアが嘘をついていた」ことからノモアへの忠誠心が揺らぎ始め、彼の心読んで自身が彼の野望のための道具に過ぎないということを察し、深く絶望する。

後日、ガンダムXディバイダーを駆るガロードと再び対峙。最初こそ、かつてのようにビットで圧倒するも、次第にガロードに動きを読まれ始め、ビットをすべて撃ち落とされてベルティゴの右腕を切断され敗北した。

敗北したことで自身の存在意義を見失ったカリスは、マガジンを抜いた拳銃を構え、助けに来たガロードにわざと撃たれて死のうとした
なんとか救助されテクスの治療を受けて一命を取り止めるも、病室から抜け出してそのまま外で死を待っていたが、追いついて来たガロードに「生きろ」と叱咤されて初めて笑顔を見せる。
しかし、そこをエニル率いるMS部隊が急襲。拉致されてしまい、ノモアが開発した巨大MAパトゥーリアに生体ユニットとして組み込まれてしまう。
望まないままにフォートセバーンを攻撃するなか、フリーデンチームが到着。ガロードの呼びかけで意識を取り戻し、駆けつけたガロードに救出された*3

すべてが終わった後、ガロードとティファに人工NTとしての宿命を背負いながら生きることを告げ、フォートセバーン復興のために帰っていった。

これで出番は終了と思われたが………











※推奨BGM:銀色Horizon

フロスト兄弟とガロード。

宿命の戦いが宇宙を舞台に繰り広げられる。

一方地球では、新連邦政府によって拘束されていたフリーデンのクルーの前に

かつて心を通わした、あの少年がやって来る…!


「希望の灯は消さない」



その後、35話でまさかの再登場。
新連邦に捕えられて処刑寸前のフリーデンチームの前に颯爽と登場し、彼らを救出した。
新連邦に抵抗する武装組織に市の代表として在籍しており、月に向かうフリーデン一行に新型宇宙船フリーデンⅡを託し、自らも同行した。
MSの腕もまったく衰えておらず、宇宙革命軍や新連邦のMS群を次々と撃墜し、事態の終息を見届けた。
ちなみに復活後はビットは使っていないが、それでも敵を寄せ付けない強さであった。

戦いの後、新婚旅行旅に出かけるガロードとティファを駅で見送る。

搭乗機


余談

  • 担当声優が女性であり、顔立ちも女性っぽいが上記の通りれっきとした男性である

  • 水谷氏は過去ガンダムシリーズで『Z』ではサラ・ザビアロフ、『ZZ』ではミリィ・チルダーの声を演じていた。

  • ガンダムシリーズにおいて、今も昔も「強化人間」は一種の死亡フラグと化しているが、カリスは『Gガン』のアレンビーなどと並びそのジンクスを打ち破った数少ない人物

  • ガンダムXではキャラクターの台詞がサブタイトルに採用されているが、彼の台詞は3回サブタイトルになった。
    第10話:「僕がニュータイプだ」
    第13話:「愚かな僕を撃て」
    第35話:「希望の灯は消さない」



追記・修正の灯は消させない!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月24日 14:57

*1 水谷氏没後の代役。

*2 第12話のサブタイトルにもなっている台詞

*3 この時同乗していたエニルは脱出したが、ノモアはその場で自殺した。

*4 ときた洸一のコミックス版にて、最終局面のみ登場。ラズヴェートにベルティゴのパーツを移植したもの?

*5 BD BOXとコミックス新装版に収録されているNEXT PROLOGUEにて搭乗。この頃には正式に新連邦軍の関係者となっており、NT能力を失ったのを鑑みて新設計のMSが供給された